【トイレの上から】怖いコピペ総合【誰か覗いてる】
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#550 [(・´ω`・)]
仕事が休みで山に一人で釣りに行って変な物を見た。
去年、一昨年と何回か友人や嫁と遊びにその川へ行ったんだけど、昨日は暇を持て余してる友人もいなかった。
なので一人で逝く事に。
朝十時に家を出て昼頃から釣り開始。
夕方からかなり釣れ始めて、嫁には五時には帰るって言ってたんだけど、夢中になりすぎて気づいたら六時過ぎだった。
山奥なので木が生い茂り、薄暗くなってきたので
『帰り支度を始めようかなー。』
と思ってたら、急な寒気に襲われて
『やっぱり山は寒いわー。』
とか思って、脱いでた上着を着ようとした瞬間。
上流の方に気配を感じ、目を向けると小学生くらいの子供?
よく分からないが、とにかく人っぽい感じのものが立ってた。
俺は思わず目を擦って確認したけど、やっぱりいた。
服を着てないのか真っ白で、山林の風景に対して異様に浮いて見えた。
俺は幽霊とか信じてないし、その物体をそういう類の物と思いたくなかった。
:10/03/11 19:19 :SH001 :dGS8W6x.
#551 [(・´ω`・)]
しかし、それが何なのかうやむやなまま帰るのも嫌だったんで、恐る恐る近づいてみた。
その物体は上半分だけグネグネ動いてこっちを見てた。
手を上に上げてかなりの速度で動いてたんで、ワインの栓抜きみたいな螺旋に見えた。
何物なのかハッキリとは確認できなかったけど、この世の物とは思えない光景に鳥肌が立ち
『まじでヤバイ!』
と感じた。
その瞬間猛烈な吐き気に襲われて、意思とは関係なく嘔吐。
俺はその場によろめき、這いつくばって車まで行った。
もちろん、絶対に振り向かなかった。
なんとか車に辿り着き、時計を見ると夜七時過ぎ。
外から何やら
「オーイ!」
「オーイ!」
と、たくさんの声が聞こえた。
そこから俺は記憶がなく、嫁が心配して探しに来てくれたみたいで、記憶がない間寝ていたのか嫁に起こされて帰宅。
家に着いたのは十時過ぎだった。
今は脱力感が凄く、今日は会社を休んでしまった。
あれは何だったのか、今でも鳥肌と寒気が消えない。
最悪な事に、釣り具置きっぱなし。
取りに行くなら今日しかないんだけど、どうしても勇気が出ない。
道具、高かったのに。
End
:10/03/11 19:19 :SH001 :dGS8W6x.
#552 [(・´ω`・)]
くねくね関連だな
:10/03/11 19:20 :SH001 :dGS8W6x.
#553 [七氏]
あげる
:10/03/13 17:26 :831SH :C545HmEQ
#554 [(・´ω`・)]
貼る貼る^ω^
なんか「閲覧注意」って書いてあったやつだけど貼る
:10/03/13 18:53 :SH001 :☆☆☆
#555 [(・´ω`・)]
高校の時に「死神」って話が流行った。
それはある話を聞くと、その話を聞いた三日以内の夜中の三時に急に目が覚め、死神が自分の所に来るって話だった。
周りの友達やら先輩やら
「俺もきた!」
とか
「マジで三時に起きちゃった!」
とかいろいろ盛り上がった。
その噂を聞いてたんだけど、俺は霊感もないくせにそういうリアルな話や肝試しが嫌いで。
「この話を聞いたら死神がくる。」
という、その話自体は聞かない様にしていた。
でもある日の美術の時間。
俺の前の席のやつ二人がその話をしていて、俺はその話を聞く気もなかったのに、聞こえて内容を知ってしまった。
聞いた瞬間は若干へこむ程度でまだ
「やべ〜、聞いちゃったよ〜。」
くらいで余裕があったけどその日の夜。
普段は寝たら朝まで爆睡な俺なのに、夜中に突然目が覚めた。
で、目が覚めた瞬間、死神の話を思い出した。
「あっ、やべぇ。」
「これマジだ。」
と思って怖がってたら、居間にあるぼん時計?が
ボーン ボーン ボーン
って三回鳴った。
:10/03/13 18:54 :SH001 :☆☆☆
#556 [(・´ω`・)]
で、しばらくすると風の音もまったくしないのに、ずっと窓が
ギシッ……ギシッ……ギシッ………
って軋んでた。
金縛りとかはなかったけど、窓の方なんてとても見れなかった。
一時間くらい?するとその音は止んで、それ以外の事は何も起きなかったけど、死ぬ程怖かった。
で、俺は早速次の日の夕方、遊びに行った後輩ん家で後輩に死神の話を話す事にした。
死神の話は俺の通ってた高校で流行ってた話で、その後輩は俺と学校が違うため、その後輩は死神の話を何も知らない。
俺は
「『ある話』を聞くと死神がくる。」
とかそんな前置きは何も説明しないで、家から帰る間際、いきなりその話をその後輩に話した。
で、その話を聞かせたあとに
「いまの話聞いたら、死神くるから。」
と言って帰った。
後輩は
「はぁ!?まじかよ?」
くらいな感じで、その時は半信半疑みたいな感じだった。
:10/03/13 18:56 :SH001 :☆☆☆
#557 [(・´ω`・)]
後輩に会うやいなや、後輩は少しへこみぎみ。
若干切れぎみで後輩から
「マジで死神きたじゃん!」
と言われたので俺は満面の笑みで
「だろ?マジだろ?」と返した。
後輩の話では夜中にいきなり起きて、そいつの部屋は二階なんだけど、誰かが階段を上がってきて、ずっとそいつの部屋の前に何かが立っていたらしい。
俺は満面の笑みで
「だろ?マジだろ?」
と返した。
俺の話はこれで終わりなんだけど、これに出てくる「ある話」ってのは元々は沖縄の話らしくて。
その内容は俺は今はちゃんと覚えてないけど少女、森、本とかでてきて何か不気味な話だった。
沖縄の人知らないかな?
つ「多分これだ。」
:10/03/13 18:58 :SH001 :☆☆☆
#558 [(・´ω`・)]
ある昼下がり。
小鳥のさえずる森の中を、一人の少女が走っていた。
「お母さん!どこにいるの?」
叫ぶ少女。
だが返事は無い。
そのうち少女は、とある家の前に辿り着いた。
「ここね!ここにいるのね!」
そう言って少女は扉を開けた。
だがそこにあったのは、
たった一冊の日記帳。
何もない家の中心にポツリと置かれている。
少女はそっと手に取り、読み始めた。
「五月十六日。」
「明日は楽しい楽しいクリスマス。」
「プレゼントがいっぱい。」
「とっても楽しみ。」
「五月十七日。」
「サンタさんがこない。」
「サンタさんがこない。」
「サンタさんがこない。」
「五月十八日。」
「昨日はとっても楽しかった。」
「サンタさんにいっぱいプレゼントもらっちゃった。」
:10/03/13 19:00 :SH001 :☆☆☆
#559 [(・´ω`・)]
<font color="red">
「でもおかしいなあ。」
「そのプレゼントどこに置いたんだろう?」
「九月三十三日。」
「時計の針がね、ゆっくりゆっくり私に近づいてくるの。」
「十二月六十五日。」
「今日ね、お外に出てみたの。」
「そしたら人がいっぱい、いたんだよ。」
「いっぱい、いっぱい、いたんだよ。」
「でもみんな変な色だった。」
「なんでかな?」
少女は突然、日記帳を閉じた。
少女は気付いてしまったのだ。
そう。
少女は、気付いてしまったのだ…。
End
:10/03/13 19:02 :SH001 :☆☆☆
#560 [(・´ω`・)]
赤字失敗したあああああいやぁぁぁ/(^O^)\
:10/03/13 19:02 :SH001 :☆☆☆
#561 [(・´ω`・)]
:10/03/13 19:06 :SH001 :☆☆☆
#562 [毛CHARAー◆.LbsyLBJ9s]
全く分からない俺はどうすればいい?
:10/03/13 20:28 :W54S :fJ1R7ONo
#563 [七氏]
:10/03/13 20:47 :W56T :qALUg6T.
#564 [(・´ω`・)]
やれやれ…………
自分もわからない
:10/03/13 20:48 :SH001 :☆☆☆
#565 [(・´ω`・)]
お風呂で死ぬ思い
いつだったかは忘れたけど風呂に入った時、死ぬ思いをしたことがあります。
あまり思い出したくないので簡潔に書きます。
私は一人暮らしで、高級でもないがボロでもない普通なマンションに住んでいました。
その日の仕事が終わり家に帰ると、すぐ風呂に入り、1日の疲れを癒そうとシャワーを浴びていました。
なぜかその日の仕事はやたら疲れたのを覚えています。
湯船を入れ、頭を洗ってた時、突然シャワーの温度が下がり始めました。
2年ぐらいそこに住んでいたんですが、そんなことは今まで一度もなかったので、ものすごく嫌な感じがしました。
:10/03/13 22:51 :SH001 :☆☆☆
#566 [(・´ω`・)]
それでも気にせずシャワーを浴びてると、丁度人間の体温ぐらいのところで、温度が下がるのが止まったんです。
熱くもないしぬるくもない、一番嫌な温度で。
それで、シャワーを止め、湯船に入りました。
そしたらなんだか妙な違和感がするんです。
ついさっきまで湯気まで立ってたはずのお湯がなぜかぬるいんです。
血に浸かってるような感じがしました。
それで、いくらなんでも怖くなって出ようとしたんです。
その瞬間電気が消えました。
もう動けない。動けるわけがない。全身ガチガチに固まってました。
:10/03/13 22:53 :SH001 :☆☆☆
#567 [(・´ω`・)]
その時、窓をノックするような音がしたんです。
でもここは7階、ノックなんてできるわけがないんです。不覚にも小便チビりました。
いつまでも止まないノック音に、必死で『風だ風だ…』と自分に言い聞かせて、逃げるように風呂をでました。
その時、なんでかはわからないんですが、絶対に鏡を見てはいけない気がして、着替え中は鏡と目を合わさないようにして、パンツだけはいて髪も乾かさずに浴場をでました。
その日から一人で風呂に入るのが怖くなって、いつも銭湯にいっています。
End
:10/03/13 22:53 :SH001 :☆☆☆
#568 [(・´ω`・)]
:10/03/13 23:36 :SH001 :☆☆☆
#569 [七氏]
:10/03/14 00:24 :N04A :OIC431CM
#570 [(・´ω`・)]
どうだろう…投稿者の安否はわからない
一人暮らしだと奇妙なことありそうで怖い
:10/03/14 05:40 :SH001 :☆☆☆
#571 [(・´ω`・)]
あげー
:10/03/16 12:42 :SH001 :qH2ukYd2
#572 [七氏]
長くなりますが貼っていきます
673:本当にあった怖い名無し :2010/03/12(金) 13:05:20 ID:0Uee3mz50 [sage]
実際に体験したというより友達によると
そうらしいと言う話です。
それは自分が高校生で夏休みに入った頃。
友達と自分の二人で夜〜深夜にかけて部屋を真っ暗にして
怖いゲームをやるという肝試しがちょっとしたブームに
なっていて毎晩友達の家に通いつめてやっていた。
そしてある日の晩、いつものように部屋を真っ暗にして
ゲームをしていると、なんか妙な違和感というか視線を感じた。
部屋はテレビの画面以外の明かりは完全にて遮断されているので
よく見えないが友達のパソコン机の近くにある椅子付近から違和感を感じた。
その時の視線や違和感は、恐怖というものより『なんだろう?』
というな感覚で恐怖心はないものの、妙に気になったので
その場所付近にをチラチラ見ながらゲームをやった。
すると友達が『なんかさっきからそっちチラチラ見てるけどなんかあるの?』
と聞いてきたので『いや・・・違和感というか視線をあっちの椅子付近から感じるんだ』
と答えると友達はゲーム機近くに置いている懐中電灯を手渡し
『もしかしたら・・・もしかするよ』と冗談を言ってきた。
自分は『俺にもしもの事があったら・・・妻と子供を宜しく』
なんて冗談を言いながら懐中電灯を受け取った。
:10/03/16 13:08 :SH904i :HIdO/OKk
#573 [七氏]
674:本当にあった怖い名無し :2010/03/12(金) 13:07:44 ID:0Uee3mz50 [sage]
そして椅子付近に懐中電灯を向けると・・・
少し年季の入った和服を着た少女の人形が一体あった。
見た瞬間『!!!』とビックリしたが直ぐに
『ははーん、これは俺をビビらすためにこっそりを置いたんだな』
と思いその人形を手に取って
『こうゆう洒落にならん系統のジョークはやめろってw』
というと友達は『いや・・・俺はそんなの知らないぞ』と言った。
この時の自分は友達が脅かすために演技をしてるんだなと思って
『ああ、なんとかわいいお人形さんだ〜♪』と
ふざけてほお擦りをしてやった。
すると友達は『!!!』と驚いたリアクションをして
ゲームの電源を切って電気を付けて
『なんか・・・今お前から物凄い嫌悪感を感じる』といわれた。
そして真剣な表情の友達を見て『これは冗談ではないな』と感じてふざけるのを止めた。
ちなみにその時になって初めて聞かされた事なんだが
友達は幼稚園の頃は霊感がかなりあったらしく夜には
頻繁に霊が見えていた時期もあったらしい。
しかし小学校になってからその霊感は一気になくなり
全く見ないようになったとの事だが、今回の自分を見て
幼稚園の時と同じような感覚を覚えたとの事。
友達によるとほお擦りをするまでは嫌悪感は無かったので
嫌悪感の原因は自分が冗談でしたほお擦りらしい。
:10/03/16 13:09 :SH904i :HIdO/OKk
#574 [七氏]
675:本当にあった怖い名無し :2010/03/12(金) 13:08:25 ID:0Uee3mz50 [sage]
そしてその事があってその日のゲームは中止。
というより、人形にほお擦りした後は友達が
『お前に嫌悪感を感じる』『今のお前と一緒にいたくない』
と只管言うばかりで半強制的に帰らされた感じだった。
ちなみにその時の自分はそうゆう霊感は一切ないので
恐怖というものは一切無く全然ビビってませんでした。
また後日談によるとその人形は
○その人形は友達の姉が子供の頃にプレゼントしてもらった人形
○何年も前に家の地下倉庫に置いてそれっきり触っていない
○もちろん友達の姉を含めた家族全員が倉庫から出したなんて事はない
またその人形にまつわる特別なエピソードも一切ないとのことです。
ちなみに少しだけ続き(?)っぽい
エピソードがありますがこのエピソードとの関連性が
あるとはいえないでここで一旦話を終了します。
:10/03/16 13:10 :SH904i :HIdO/OKk
#575 [七氏]
676:本当にあった怖い名無し :2010/03/12(金) 13:25:42 ID:SqVWRWt20 [sage]
うぉいっ!!
聞かせてくれよー!気になるよー!
677:本当にあった怖い名無し :2010/03/12(金) 14:02:59 ID:DTfpqdel0 [sage]
『お前に嫌悪感を感じる』の意味がちょっと解らない
679:本当にあった怖い名無し :2010/03/13(土) 17:38:44 ID:7N1CdXf+0 [sage]
>>676 じゃあ続きを書きますね
>>677 友達によると『お前から嫌な雰囲気を感じる』との事です。
答えになってない漠然とした答え方で申し訳ないですが
友達自身もその時は『理由は分からないけど
そうとしか言いようがない』と言っていました。
:10/03/16 13:11 :SH904i :HIdO/OKk
#576 [七氏]
680:本当にあった怖い名無し :2010/03/13(土) 17:42:17 ID:7N1CdXf+0 [sage]
続き
最初は散々驚いていた友達だったが
数日経つとそれも薄れてきたのかゲームの肝試しが再開された。
ちなみに友達とは人形が出てきた次の日にも
会っていたが嫌悪感は無くなっていたとの事。
自分は当時、友達の言ってる事がイマイチ理解できない
&見事なまでに霊感がなくそうゆう経験が0なのもあって
事件の当事者(?)でありながら全く躊躇などは無かった。
その後はゲームが3日間ぐらい続いたが何事も無くゲームが終了。
そしてするゲームのネタが尽きたのもあって友達が
『そういえば少し前にお前に感じた嫌悪感は霊が入ったからかも』
『今真っ暗なこの部屋で写メ撮れば何か写るかも』
見たいな事を冗談半分の口調で言い出した。
自分はあんまり信じていなかったのもあって
『もし撮れたらストーカーとしてそいつを警察に突き出す』
『あっ、でも女だった場合は彼女として迎え入れるぞw』
みたいな冗談で返してして撮影が開始された。
と言ってもそんなもの撮ろうと思って撮れる物じゃない。
最初は真面目というかお互いちょっとだけ
ビビリながら撮影していたけど全く撮れず。
そして開始から10分足らずで趣旨がずれ
携帯のライトや懐中電灯やライターなど色々な物を
駆使して怖い顔や霊っぽい写真をを撮る遊びに変わっていた。
:10/03/16 13:12 :SH904i :HIdO/OKk
#577 [七氏]
681:本当にあった怖い名無し :2010/03/13(土) 17:47:28 ID:7N1CdXf+0 [sage]
そして1時間ぐらいしてそれにも飽きた頃に自分が
『最後に何回かもう一度霊が取れるかやってみようか』
『そういえば俺の携帯連射撮影機能あるから、それで撮ってみよう』
と言って連射機能を使った撮影が開始。
しかし当然の事に撮れず、数順回し撮りが続いて
友達が自分を取った時に一枚一枚確認してると
『あれっ?これって・・・』と言い出した。
自分は『えっ、なんか撮れた?』と言い見せてもらうと
自分の左肩付近に薄っすらほこり?ごみ?みたいな物が写っていた。
友達はと若干顔を引きつらせたが自分は
『こんなわずかな事を霊っていったらキリがない
よく分からんが偶然だろ』と一切偽りの感情なく言った。
友達は『まあ・・・そうかもな』と半分納得のいかない感じで頷いた。
そして若干引きつっている友達に自分は
『もう一度撮れ!もしかしたら今がチャンスかもしれない!』
と言って、若干抵抗を示した友達に無理矢理数回自分を撮らせた。
そして友達が再び写真を確認してると『・・・・撮れた』と一言。
自分は少し動揺したが確認はしていないのもあって冗談で
『男?女?どっち!?』と冗談を言いながら友達に詰め寄ると
物凄い力抑えられて『お前は見ない方がいい』
と言い即効で保存せずにアプリを終了した模様。
:10/03/16 13:12 :SH904i :HIdO/OKk
#578 [七氏]
682:本当にあった怖い名無し :2010/03/13(土) 17:49:20 ID:7N1CdXf+0 [sage]
友達によると
○写真は左肩付近に真正面に顔がぼんやり浮かびあがったような写真
○男か女かは分からない、顔の輪郭と目・鼻・口のみが写っていた
○顔の色は薄い白
との事、ちなみにその後は
『俺をビビらすためにそう言ってるだけやろ』
『どうせ嘘だろ?』などとと言っても友達は
『そう思うなら、そう思ってくれていい』
とのみ答えるだけだった。
そしてその後は自分がしらけるような形で解散。
写ったといわれる写真の真相は友達にしか
分からないけど正直自分は殆ど信じていないです。
あとこれはこぼれ話ですが
その数ヵ月後に同じ友達と一緒に学校通勤をして
いるときにトンネルに入った直後に
一瞬窓ガラスに自分の左肩に女性らしき人が
見えたとか言っていました。
友達はそれを見て
『お前・・・左肩に気をつけろよ』
『あの人形が全ての始まりっぽいな』
『でも悪い感じはしない』
みたいな事を言ってますが殆ど信じていません。
でも・・・未だに童貞で彼女が一度も出来ないのは
その左肩の女性のせいかなーとも思っていたりもしますw
以上でこの話は終わりです。
と言うよりそれから3年ぐらい経っていますが
特に目立った霊(?)体験は殆どないです。
:10/03/16 13:14 :SH904i :HIdO/OKk
#579 [(・´ω`・)]
うは…人形怖…
:10/03/16 13:48 :SH001 :qH2ukYd2
#580 [(・´ω`・)◆hF/FePK.YI]
これは四年前のちょうど今頃。
当時、大学生だった俺と三人の悪友A、B、C。
それとCの彼女であるDで、夏の恒例の肝試しと称して某県の廃墟に行った時の話です。
当時、Cが付き合い始めた彼女Dも少々霊感があると言うので廃墟ツアーに一緒に行く事となった。
廃墟に繋がる獣道に車から降りて入った途端に、急に彼女Dが
「変に空気が重い感じがする。」
とか言うんだ。
まぁ、俺達は霊と言うものを信じてなかったので
「マジ〜?」
とか言って、ワイワイしながら構わず廃墟に辿る道を進んで行ったのだが、急にBが
「寒くねぇ?」
とか言い出した。
Bの冗談だろう、と俺とAは軽く笑って
「ビビるなよ。」
とか言って、どんどん進んで行ったのだが、BとCと、その彼女のDは後ろで立ち止まっている訳よ。
俺とAは
「ビビるなよ、来い。」
と言ったけど、Cが
「無理、無理。」
とか返事して、来ようとしない。
:10/03/17 19:17 :SH001 :u1tQ2xO2
#581 [(・´ω`・)◆hF/FePK.YI]
俺とAは
「あいつらビビってるな。」
とか呆れて、二人だけで廃墟に侵入する事になった。
廃墟は三階建ての旅館で、入口は長い雑草で覆われていた。
ちょっと躊躇したけど、それでも俺達は構わずに入る事にした。
入口に入って辺りを見回したけど、当然廃墟なのでボロボロだった。
入って右側の廊下の突き当たりに二階に上がる階段があったので、とりあえず二階に上がる事にした。
その時、後ろからBが全速力で入ってきた。
一瞬ビビったが、俺達は
「どうした?」
って、Bに問いかけると
「Cの彼女が急に吐いたから、Cは彼女を連れて車に戻った。」
「だからC達と一緒に戻ろうと思ったけど、お前等にビビリとは思われたくないからな。」
と、ビビッた真顔で返してきた。
まぁ全力で走ってきたから、実際は一人残されるのが怖かったんだろう。
それで俺とA、Bの三人は二階に上がる事にした。
二階を探索してると、五つの客室と大風呂が確認できた。
:10/03/17 19:18 :SH001 :u1tQ2xO2
#582 [(・´ω`・)◆hF/FePK.YI]
怖い雰囲気はあったが、そのまま中に入る事はしないで、大風呂右の廊下の突き当たりにある階段を上がって三階に行く事にした。
しかし三階に上がる階段はパイプ椅子と机で埋め尽くされていて、上がる事ができないようにされていた。
仕方がないから、二階の各部屋を見て回ろうと言う事になった。
まず風呂とその斜め向かいの部屋を見たのだが、特に何もなかった。
そして少し離れた所にある隣り合わせの二部屋を見たが、また特に何もなかった。
「何もないな〜。」
とか言って、最後の部屋に入った。
その部屋は真ん中に大きな仕切り、キッチン、風呂と他の部屋の二倍ぐらいの広さだった。
部屋に入るや、さっそく仕切りの裏側に回ったAがいきなり
「ゲッ!」
と呟いた。
俺とBも
「なんだ?」
と言って、Aの所に駆け寄ってAの目線の先を見て唖然とした。
仕切りの裏には、おかっぱの少女のヒビ割れた遺影と、朽ち果てた菊の花が置かれていた。
状況から明らかに悪戯なんかじゃなく、供養である事が分かった。
唖然と見つている俺達の意識を戻すかのように、部屋のドアが風もないのに
ギイィイィ
と音を立てながら、ゆっくりと閉まった。
:10/03/17 19:19 :SH001 :u1tQ2xO2
#583 [(・´ω`・)◆hF/FePK.YI]
俺達は一瞬ポカンとしたが、その直後に
ガタガタガタッ!
と、三階へ上がる階段に積んであったパイプ椅子や机が崩れた。
もの凄い音が響いて、その音と同時にBが
「ヤバイんじゃないか!?ヤバイんじゃないか!?」
と取り乱し始め、Aは恐怖をかき消すような大きな声で
「偶然だろ!廃墟だし!廃墟だし!」
と怒鳴りだした。
そして俺は…俺の目線は、少し開いたトイレの隙間に釘付けになって声が出ない。
俺は、隙間の目線と目が合ってしまった。
その瞬間、体温がグンと下がるのを感じた。
実際に下がったかどうかは分からないが、とにかく寒気が凄かった。
固まっている俺に気づいたAも、俺の目線の方向を見て
「ヒィッ!!」
と一瞬甲高い声を上げて、完全に固まった。
Bの
「ヤバイんじゃないか!ヤバイんじゃないか!」
と言う声が、相変わらず聞こえていた。
:10/03/17 19:20 :SH001 :u1tQ2xO2
#584 [(・´ω`・)◆hF/FePK.YI]
しかしそれが、どんどん別の声に聞こえてきた。
いや、だんだんと言っている内容も声も別人に変わっていった。
「ヤバイんじゃないか!ヤ!なんで、な!」
Bでなく、女の声で
「なんで、なんで!こ!ここ!」
「ここここここここここここここここ。」
と、言っているように聞こえた。
Bの方を向きたいが怖くて、向けない。
Aも同じ様子だった。
Bの声はずっと「こ」が続きっぱなし。
しかしそれは、長い時間に感じたが、実際は数秒だろう。
その時、外からクラクションの音が聞こえてきた。
Cが呼んでいるのが明らかなのは分かるが、俺は怖くて動けない。
そしたらAが急に俺に
「動くな!待っとけ!」
と言って、全速力で走り出し部屋を出て行った。
数分後、Aが戻ってきて
バシン!バシン!
と、動けない俺とBに強烈なビンタをした。
:10/03/17 19:21 :SH001 :u1tQ2xO2
#585 [(・´ω`・)◆hF/FePK.YI]
俺とBが我に返ってAと目を合わすと、三人で全速力で部屋を出て車に向かった。
Aは走りながら
「大変な事になっている。」
「いいか?いいか!?これから直ぐに帰るからな!」
「車に戻っても、何も言うな!いいか?」
と、俺達に息を切らしながら言った。
車に戻った俺とBが、見たものは。
泣いているCの隣で、白目で泡を出しながら意味不明な事を叫んでいるDだった。
俺達は無言で車に乗り込み、廃墟を後にしてAの家に帰った。
Aの家の着く頃には、Dがいつの間にか眠っていた。
後日談になるが。
本当に最悪な事態になったのは、その翌日からだった。
また明日、廃墟に坊さんと行く事になっています。
廃墟に関して。
この話をここに書いたのは、廃墟に軽い気持ちで行って欲しくないからです。
俺達のように、最悪な事になる危険性があります。
この書き込みは、AとBとCの許可を得て書きました。
他の人に、俺達のようになって欲しくないとの想いからです。
明日の夜、Dとその両親も含めて坊さんと廃墟に行きます。
俺等にとって、またCの為にも。
そして…。
何よりDに、元に戻って欲しいからです。
:10/03/17 19:22 :SH001 :u1tQ2xO2
#586 [(・´ω`・)◆hF/FePK.YI]
:10/03/17 19:23 :SH001 :u1tQ2xO2
#587 [(・´ω`・)◆hF/FePK.YI]
:10/03/17 19:24 :SH001 :u1tQ2xO2
#588 [七氏]
あげー
:10/03/20 17:44 :831SH :OzY9UoM2
#589 [(・´ω`・)◆hF/FePK.YI]
なんか廃墟の続きあったから貼る
:10/03/20 21:39 :SH001 :MZyxA8xM
#590 [(・´ω`・)◆hF/FePK.YI]
御祓いに行ってきました。
御祓いは今回で十四回目で、私とA、B、Cにとっては最後の御祓いでした。
また、元凶となった廃墟(正確には跡地)での最初で最後の御祓いになりました。
後はDの回復を願うばかりです。
―後日談―
Aの家に着いた後、とりあえずDをベットに寝かせて俺達は床に雑魚眠した。
怖いので電気はつけたままだった。
どのぐらい寝たのかは分からないが、突然のBの
「ヒィッ!」
って叫び声にビックリして目が覚めた。
と同時に俺も
「アァ!!」
と、叫んでしまった。
ベットの上で、無表情に俺達を見下ろすDが立っていたからだ。
俺の声に気づいて起きたAとCも、Dを見て唖然としていたが、すぐにCが
「Dちゃん、大丈夫!?」
と聞くと、突然俺達を睨み付けるような目つきになり、甲高いダミ声まじりで首を上下に少し振りながら
「ヴヴ〜、ヴヴ〜…。」
一瞬、止まって
「ケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケ!」
笑い声でもない、抑揚のない「ケ」が延々と続く。
壊れた玩具のように、全く止まらない。
大きく横に不自然に開いた口からは唾が飛び出し、口端からは涎が垂れていた。
:10/03/20 21:40 :SH001 :MZyxA8xM
#591 [(・´ω`・)◆hF/FePK.YI]
それを見て、Cは泣きながら怒り
「ふざんけなんよー!!よー…。」
Cの声もそれなりに大きい声だった為、隣人が壁を蹴って苦情を言ってきた。
それでもDは「ケ」が止まらない状態で、俺達にもDを止められなかった。
結局俺達は救急車を呼び、Dの親にはCが連絡した。
二日後、Cから
「Dは入院する事になった。」
「明日、Dの親に全員で会って欲しいとの連絡があった。
」
翌日。
Dの親には色々と説明したが、親としては当然ながら俺達の事をとても許す様子はなく
「Dも悪いが、君達にも責任はある。」
「Dが回復しない限り、許さない。」
「こちらから連絡するまでは、Dへの面会はしないでくれ。」
と、言われた。
そして、夏休みが明けた。
DもCも休学していた。
十月に入ってから、Cが大学を辞めた。
そして、年末にCから連絡があった。
Dの親とCに付き添われ、俺達は、あの日以来始めてDと会う事になった。
:10/03/20 21:41 :SH001 :MZyxA8xM
#592 [(・´ω`・)◆hF/FePK.YI]
Dの家に上がり、大広間に通された。
真ん中の布団の上にDが座っていた。
周りにはいくつもの赤い毛糸の玉や、綺麗に隙間無く青や赤や黒色で塗りつぶされた画用紙が散乱していた。
Dは赤い毛糸を握り締めながら、なんかブツブツ呟いていた。
俺達は何も声が出せなかった。
Dの父が、俺達に泣きながら言った。
「もう、どうしようもないんだよ…。」
俺達はDを見つめたまま何も返せなかった。
Dの母も泣いていた。
Cは俯いて、黙っていた。
Dの父が
「おい、これを見ろ。」
って言って、写真を俺達に渡した。
写真は、布団の上に座るDを写した物だった。
そこにはカメラを睨みつけるDと、写真全体に広がる人の顔。
正確には、女性の輪郭が写っていた。
二枚目の写真には、Dの体を覆うような赤黄色い光。
三枚目の写真のDの顔は綺麗に半分に割れていた。
写真を見て唖然としている俺達に、Dの父が言った。
「分かるよね。」
俺達は溜め息と共に頷いた。
Dの父は、さらに言った。
「御祓いをしなくちゃいけない、Dの為にも。」
「君達の為にも…御祓い…分かるよね…。」
俺達の会話を、Dが赤い毛糸を握り締めたまま睨んで聞いていた。
:10/03/20 21:42 :SH001 :MZyxA8xM
#593 [(・´ω`・)◆hF/FePK.YI]
帰り際、Cが
「毎日夜中に、部屋の中をグルグル歩き回っているってDの親から聞かされた…。」
と、言っていた。
すみません。
少し、気分が悪くなってきました。
明日仕事があるので、今日はここまでにします。
後日談の続きは、また機会があれば。
Dが完全に回復したら、まとめて書きます。
元々、霊なんて信じてなかったけど、今でも自分の体験が理解できない部分があります。
これまでの御祓いの際に見た、Dの奇行。
いわゆるTVで見た事のある物と、大分違うなと思いました。
本当に恐ろしい。
悲しくなるし…。
Dの異変の原因が、本当に霊の仕業なら。
お坊さんの御祓いの効果で治って欲しい。
と、願ってます。
End
:10/03/20 21:44 :SH001 :MZyxA8xM
#594 [(・´ω`・)◆hF/FePK.YI]
この話を提供してくれたサイトの人が事故って入院中なので続きはわかりません^ω^
:10/03/20 21:50 :SH001 :MZyxA8xM
#595 [七氏]
続き気になる
:10/03/21 11:32 :831SH :ToiQCgAU
#596 [ドナルド]
らんらんるーw
:10/03/21 23:10 :PC :tYctfMKE
#597 [(・´ω`・)◆hF/FePK.YI]
自分も気になるけど続きがわからない。ごめん。
:10/03/22 22:34 :SH001 :GR28331o
#598 [(・´ω`・)◆hF/FePK.YI]
【自傷行為】
俺のこの書き込みをみた人、よく覚えていてほしい。
リスカやらODやらの自分を傷つける行為は絶対するな。
天罰ってものは本当に下るんだと思う。
中学〜高校まで(似非)メンヘラ全盛期だった俺。
部屋血まみれにしながらリスカは当たり前、自殺未遂を何回も繰り返し、心療内科から出た薬は1日で一気のみetc…とにかくやりたい放題だった。
高校を出てから何ヵ月かたったくらいか、バイト先で嫌な事があって帰宅後早速リスカでもしようかーとカッターを取り出した時だった。
:10/03/22 22:42 :SH001 :GR28331o
#599 [(・´ω`・)◆hF/FePK.YI]
文章にするとすごくわかりにくいんだが、テレビか何か見てるみたいに鮮明に俺が唯一の親友の腕を切り刻む映像が脳内で再生された。
人の肉を切る感触から血の臭いまでリアルに伝わってくる。
それ以来俺が何らかのメンヘラ行動を起こそうとする度この映像は頭の中に流れた。
窓から飛び降りようとした時はビルの屋上から落ちて肉片化したトーチャンが、首を吊ろうとした時は首を吊り息耐えてる妹。
必ず親い人間がその時俺が取ろうとした行動で死んだり苦しむものだった。
:10/03/22 22:43 :SH001 :GR28331o
#600 [(・´ω`・)◆hF/FePK.YI]
その度何故だかすごい不快感に教われて嘔吐。
そして徐々に漏れはメンヘラ行動を取ることはなくなった。
まぁ自業自得なんだが、毎回見るあの映像は本当に恐ろしかった。
親からもらった体。
粗末にするもんじゃないな…。
End
:10/03/22 22:43 :SH001 :GR28331o
#601 [七氏]
意味分からんσ(´・ω・`)
:10/03/22 23:39 :P03A :25i1jmAg
#602 [七氏]
あげる
:10/03/23 19:27 :831SH :OgvI3Kas
#603 [(・´ω`・)◆hF/FePK.YI]
今夜も憂鬱だ…
:10/03/23 22:47 :SH001 :☆☆☆
#604 [(・´ω`・)◆hF/FePK.YI]
[真夜中の着信音]
家は一軒家で、五人家族。
両親の部屋と、兄弟三人に一部屋ずつ与えられていました。
ちなみに私は長女です。
いつも通りに一日過ごし、いつも通りに自室で寝ていました。
私は、携帯の着信音を「ピリリッピリリッ」という音に設定していたのですが。
私が寝ていた時、携帯に通話の着信があったのです。
私は意識が朦朧としていて、手で携帯を探しているうちに鳴り止んでしまいました。
実は当時、朝、なかなか起きられなかった私は、携帯にアラームを設定していました。
そして、ベッドより少し離れた所に置いていました。
「アラームが鳴っても、止めて二度寝をしないように。」
と、していた事を寝ぼけて忘れて、手で探していたんだと思います。
「あ、切れたわ…。」
と思い、再び眠りに落ちようとした時にまた着信。
今度は意識も一気に浮上して、自室のリモコン式の電気をつけて、起き上がりました。
そして、離れた机に置いてある携帯を取ろうと手を伸ばしました。
しつこく鳴り続ける携帯を手に取り、画面を開いて
「あれ…?」
と。
着信画面が表示されておらず、待受画面は犬の画像のまま。
完全に目が覚めました。
:10/03/23 22:48 :SH001 :☆☆☆
#605 [(・´ω`・)◆hF/FePK.YI]
そして
ピリリッ ピリリッ
という着信音の音源が、自分が手に持っている携帯からではない、と気づきました。
変わらず鳴り続ける着信音に、かなり困惑しました。
「外で誰かの携帯が鳴っている?」
とも思いましたが、私の部屋は三階。
窓は開けていましたが、明らかに室内で鳴っているように聞こえました。
あれこれ私が焦っている内に、また鳴り止んでしまいました。
とりあえずパッと見、他の携帯は確認出来ませんでした。
私自身、携帯は一台しか所有していません。
私は完全に"???"状態。
そこで、朝方の四時半頃と時間を確認しました。
「なんだろう?」
と思いながらも、特に怖いとかオカルト的な思考には至らなかったので、再び眠りました。
しかし、その日から毎日、謎の着信音が続く事になります。
二日目は一度目の着信で完全に覚醒。
「まただ…!」
という感じで、やはり音源が自分の携帯ではない事を確認。
その時には、耳だけで音源を探す事は出来ませんでした。
「大体、こっちかな?」
という感覚が持てなかったのです。
音源を探して部屋中を探し回っている内に、音が鳴り止みました。
:10/03/23 22:49 :SH001 :☆☆☆
#606 [(・´ω`・)◆hF/FePK.YI]
私はさすがに怖くなり、その後はリビングで寝る事にしました。
リビングで確認した時間は午前三時頃です。
翌朝、リビングで寝ていた理由を母に聞かれて迷った末、事情を説明しました。
当時は仕事の人間関係、上司からプレッシャーや、今後の自分の方向性等で悩んでいました。
私はその為、少々疲れていました。
それらをちょくちょく相談していた母には、別の意味で心配されました。
「精神的にきてしまった事に依る、幻聴なんじゃないか…?」
と。
自覚はありませんでしたが、当時の私のやつれ具合は尋常じゃなかったようです。
:10/03/23 22:51 :SH001 :☆☆☆
#607 [(・´ω`・)◆hF/FePK.YI]
三日目。
心配した母が、私の部屋で一緒に寝ると言い出しました。
また変な音がして、私だけにしか聞こえていなかったら一度精神科に行こう、と。
母の顔が今までにないくらい真面目だったので、了承しました。
精神異常を疑われている事は、かなり不服でしたが…。
その夜、例の如く、着信音が鳴り響きました。
母は起こすまでもなく、着信音で目が覚めていたようです。
電気をつけ、私の携帯からではない事を確認してもらいました。
この時の時間は、朝方の四時頃。
以外と母は冷静でした。
着信音が鳴り止んでからも、部屋を丸ごとひっくり返す勢いで「携帯らしき物」を探していました。
しかし結局見つからず、突然部屋を出て行く母。
怖くなってついて行くと、他の家族の携帯の在りかを確認していました。
:10/03/23 22:52 :SH001 :☆☆☆
#608 [(・´ω`・)◆hF/FePK.YI]
家族の携帯は、それぞれ自室で充電中でした。
母は画面を開き、この時間帯に着信履歴のない事を確認していました。
翌朝、父にこの異常を母と二人で話しました。
父も大真面目な母の顔に、冗談だと笑う事も馬鹿にする事もなく、困惑していました。
四日目。
父が、一人で私の部屋で寝る事にしました。
私は両親の部屋で母と寝る事になったのですが、なかなか寝付けませんでした。
すると、今度は両親の部屋で同じ事が起こりました。
一瞬で覚醒した私は、もう怖くて怖くて仕方ありませんでした。
翌朝、父に報告した後、母が両親の部屋をひっくり返すようにして「携帯らしき物」を探していました。
家に帰っても安息の時がなくなってしまい、精神的にかなり辛かったです。
五日目の夜。
今度は父と私で、自室にて寝る事になりました。
この日は、布団に入ってすぐでした。
ウトウトする間もなく、連日と同じ事が起こり、もう私は半ノイローゼ状態でした。
:10/03/23 22:52 :SH001 :☆☆☆
#609 [(・´ω`・)◆hF/FePK.YI]
「怖い」という感覚を失い、イライラと着信音を鬱陶しく感じるようになっていました。
両親と原因を話していても、埒があきませんでした。
霊感ゼロの私達は、それが霊的なものなのか、それ以外のものなのか全く検討がつきませんでした。
次の日も寝不足で仕事に向かい、お昼休憩。
不在着信があったので、確認すると父でした。
かけ直しても繋がらず、もう少ししてから、またかけ直す事にしました。
休憩が終わる少し前に、発信履歴から父にかけ直そうとしました。
すると、その下に昨夜「あの着信」があったと思われる時間に、発信履歴が。
日付と時間だけが表示され、番号の表示される部分は空白でした。
私は焦って焦って、過去の発信履歴を見直しました。
四日目、三日目の「あの時間」にも同じ履歴がありました。
本当に訳がわからなくなり、父に電話しました。
一日目と二日目の履歴は、件数の限界を超えて消えている事も伝えました。
帰宅後、母にも同じ事を伝え、発信履歴を見せました。
父の帰宅後、この空白の相手先にかけてもらったのですが、発信履歴の画面から移行しませんでした。
:10/03/23 22:53 :SH001 :☆☆☆
#610 [(・´ω`・)◆hF/FePK.YI]
その日の夜。
父の提案で、隣の市に住む祖父母の家に泊まりに行く事にしました。
携帯は電源を切って私の部屋に置いて行き、扉の鍵をかけて窓も閉め切って行きました。
何かあった時の為に、と母の携帯を持たされて祖父母の家へ。
私は「携帯が」と言うより、音に付き纏われているような感覚だったので
「どうせまた、じーちゃん家でも鳴るんだ。」
と思っていました。
なので、二人と同じ部屋に寝かせてもらいました。
翌朝。
何もなく目が覚め、驚きつつも報告しようと母の携帯を開きました。
すると朝五時頃、自宅からの着信履歴が。
私はかけ直して
「なんだった?」
と聞くと、母が泣きそうな声で
「あんたの部屋で、音が鳴ってたよ。」
と。
「ずっと朝方から鳴りっぱなしだった。」
「今は止んでいる。」
と言うのです…
:10/03/23 22:54 :SH001 :☆☆☆
#611 [中村◆TbjlUtTwCg]
何?これで終わり?
続き気になるんだが
:10/03/25 07:04 :P02B :RJAkREZQ
#612 [(・´ω`・)◆hF/FePK.YI]
やべ
さーせん、貼っていきます
:10/03/25 07:39 :SH001 :n5OLy7jU
#613 [(・´ω`・)◆hF/FePK.YI]
どうやら私の携帯に原因あり?
という結論に至り、帰宅後、部屋に入り携帯と戸締りを確認しました。
戸締りは問題無し。
しかし発信履歴を確認して、体が固まりました。
発信履歴には昨日の父、その後にかけた友人。
そして、それ以降に例の空白の発信履歴が十五件ほど…。
一時間程、鳴りっぱなしだったようです。
午前四時頃〜午前五時十分くらいだったと思います。
母は怯えていて、それを見た私の兄弟は
「何があったの?なんなの?」
と騒いでいました。
私はすぐに携帯ショップへ行きました。
ショップの受付のお姉さんに発信履歴を見せると、困ったような顔で
「少々、お待ち下さい。」
と、裏へ行ってしまいました。
:10/03/25 07:40 :SH001 :n5OLy7jU
#614 [(・´ω`・)◆hF/FePK.YI]
結構、長い時間待たされた後
「故障で番号が表示されないのかも知れないから、預かります。」
と、言われました。
「いえ、掛けてないんですよ!」
と、私は言ったものの、受付のお姉さんは困ってるし、代用機を受取り帰る事にしました。
そしてその夜も同じ事が起こったので、寝る時は携帯を車に放置する事にしました。
その間、音は確認していません。
私は何故か
「霊的な何かではなく、心当たりはないけど、きっと誰かがやってんだ。」
「気が済むまで鳴らしてろ。」
という感覚に至っていました。
母も
「出掛ける時は、気をつけなさい。」
「会社に着いた時や会社から帰る時、逐一電話しなさい。」
と、神経質になりました。
私はそれを面倒に思っていたので、一度忘れてそのまま出掛けた事がありました。
その時は、母から
「何かあったの!?」
と泣きながら電話があったので、それからは心改めました。
:10/03/25 07:41 :SH001 :n5OLy7jU
#615 [(・´ω`・)◆hF/FePK.YI]
それから翌晩、翌々晩、朝、携帯を確認すると空白の履歴が。
最初の十五件から、十七、表示が限界の二十件と件数が増えていきました。
その後やっと携帯の修理が終わったと連絡が入り、ショップへ行きました。
「何らかの故障の為、中身を一新しておきました。」
と言われました。
番号、固体識別など何にも変わってないので
「なんだ…。」
という感じで受け取り、帰宅しました。
その日、一応携帯を側に置いて寝る事に。
母からこの話を聞いた、当時十七歳の弟が面白がって
「俺も、姉さんの部屋で一緒に寝る。」
と、言い出しました。
「ビビって、一人で寝れなくなっても知らないよー。」
なんて言いながら、少し心強かったので了承。
:10/03/25 07:41 :SH001 :n5OLy7jU
#616 [(・´ω`・)◆hF/FePK.YI]
そして、いい加減発狂してしまいそうになりましたが、例のごとく着信音が。
すると、弟も驚いたらしく私の携帯を見ながら固まっていました。
しかしフッと顔を上げて
「こっちから音がするよ。」
と言い出しました。
私にはいつもと変らず、「こっち」という感覚が持てなかったので
「え?どこ?」
と、弟に音源を探してもらいました。
弟が
「ここかも。」
と言って、耳を押し当てたのはベッドでした。
:10/03/25 07:42 :SH001 :n5OLy7jU
#617 [(・´ω`・)◆hF/FePK.YI]
私がベッドに耳をつけて聞いてみても、さっぱり理解できない状態でした。
でも弟は
「絶対、こん中だって!」
と言い張りました。
「なんで聞こえないの?」
と、二人で困惑してしまいました。
と、言うのも
「特に私が、聴覚の方向感覚が弱い。」
なんて言う事は、今までもなかったから。
そのうちに音は鳴り止み、ベッドが怖くなって二人でリビングへ行きました。
私が、なかなか寝られずにいると
「ベッドが鳴る訳、ないんだよ。」
「あれは、中に携帯があるんだよ。」
と、言う弟。
「あり得ない。」
「両親の部屋でも、着信音は鳴った。」
「だから、音源がベッドからなんて…。」
「でも、車に携帯を置いていた時も、このベッドで寝ていた。」
「と言う事は、音源は私の携帯からでもないし…。」
と思いました。
しかし、このベッド…。
中古で購入した物だった。
価格は、そこそこでした。
木の古い感じが気に入り、買い取った物です。
:10/03/25 07:42 :SH001 :n5OLy7jU
#618 [(・´ω`・)◆hF/FePK.YI]
そのベッドに、買ってきたマットレスをセットして使っていました。
と言っても、使い始めて二年は経っていましたが。
しかし、弟がそう言い張るのも気持ち悪く感じて、ベッドを手放す事に決めました。
ベッドを買い取ったショップに、買った時の三割程の値段で引き取ってもらう事になりました。
業者さんに来てもらいました。
私は仕事だった為、業者さんへの対応と支払いは母に頼んでいました。
夕方。
母より着信が入っていました。
仕事を終わらせた後、掛け直すと母は
「早く帰って来なさい。」
の一言だけ。
急いで帰って
「何かあった?」
と話を聞くと、母は
「ベッドがそのままでは運び出せなかったから、業者さんがバラしてくれていたの。」
「そうしたら、ベッドから携帯が出てきたんだよ。」
「折りたたみじゃない、傷だらけの古い携帯が出てきて、画面にヒビがあったの。」
「何より、電源が入らなくて。」
「本当に気味が悪かったから、携帯も業者に処分してもらうように頼んだよ。」
「あんたも、今、持っている携帯を処分しなさい。」
「今から携帯を新規契約しに行くよ。」
と言います。
:10/03/25 07:43 :SH001 :n5OLy7jU
#619 [(・´ω`・)◆hF/FePK.YI]
母からこれを聞いた瞬間、本当に驚きました。
と言うか、訳が分からなくなりました。
「その携帯が鳴ってたの?」
「電源が入らないのに?」
それに『ベッドから出てきたと』と言いますが、ベッドを持ち込んだ時も私の部屋で組み立てています。
その時は念願のベッドだったので、業者さんの迷惑承知で、ずっと組立作業を眺めていたと思います。
嬉しすぎて、帰りに業者さんに缶コーヒーを渡した事も覚えています。
本当に訳が分からず、気味が悪くなりました。
自分が使っていた携帯は解約、新規契約で別の物を購入しました。
番号、固体識別も一新されました。
あの携帯が発見されてから、ベッドを手放し。
さらに自分の携帯を変えてからは、現在まで二度と同じ事は起こっていません。
結局、何があったのかは未だに謎です。
しかし当時のトラウマで、一定のリズムで鳴る電子音が大嫌いになってしまいました。
車の鍵をさしたままでドアを開けている音や、時報、目覚まし、もちろん着信音。
それらの音を聞くと、気分が悪くなります。
:10/03/25 07:44 :SH001 :n5OLy7jU
#620 [(・´ω`・)◆hF/FePK.YI]
今では携帯の着信は、必ず誰かの歌に設定しています。
それと何があっても中古品は買わない、と誓いました。
話が長くなって、本当にすみません。
駄文、誤字ありましたら、お許し下さい。
つまらない、訳の分からない話をお聞きくださり、ありがとうございます。
m(_ _)m
:10/03/25 07:45 :SH001 :n5OLy7jU
#621 [(・´ω`・)◆hF/FePK.YI]
:10/03/25 07:46 :SH001 :n5OLy7jU
#622 [ちきくん]
携帯‥怖いo(*_*)o
:10/03/25 15:22 :PC :0f6KWC2s
#623 [七氏]
:10/03/25 16:50 :D905i :eX5NlcsM
#624 [七氏]
:10/03/25 17:52 :W61K :5NBk.PJ.
#625 [七氏]
あげとく
:10/03/25 20:36 :831SH :MOqI81Ec
#626 [Pechi◆hF/FePK.YI]
本気で兄貴の友達の色白美人なお姉ちゃんが、体験した話。
話は上手く書けないけど、気にしないで聞いてください。
結構近所で起きた事件で、新聞にも出た話。
隣町で三年前かな?
それくらいに起きた話なんだけど。
その町のある中学校で、受験生の男女五人が全員自殺で死んだんだ。
夏休み前に学校の友達六人で合宿をして、其処で起きた悲劇だった。
その中の六人目に、そのお姉ちゃんがいた。
お姉ちゃんはその日、クラスの男の子三人と親友の女の子二人と一緒に、学校にお泊りで受験勉強に励んでいた。
深夜一時。
「そろそろ寝るかー。」
ってなった時、その中の一人が
「学校の裏で肝試ししない?」
とか言い始めた。
「えー…危ないよ。」
と言うお姉ちゃんを無視して、親友二人は大はしゃぎ。
「あなたはどうする?ここに居るの?」
そう言われて、部屋に一人で残ってるのも怖かったお姉ちゃんは、渋々その後をついて行ったらしい。
:10/03/26 21:44 :SH001 :kGL/QCJY
#627 [Pechi◆hF/FePK.YI]
肝試しのルールは簡単だった。
『学校の裏庭にあらかじめ埋めておいた割り箸を取って、一周して戻ってくる。』
『それを次のチームに渡して、リレーのように1チーム二周する。』
そんな感じだったらしい。
なんせその学校は結構山の近くにあって、私も行った事があるけど。
昼間に行っても裏庭は軽い森のようになっていて、かなり薄暗くて気味悪い所だった。
だからお姉ちゃんはかなり嫌がっていた。
チームは三人ずつ。
Aチームは女、女、男で、お姉ちゃんの親友二人とお姉ちゃんの好きな人だった。
Bチームは男、お姉ちゃん、男と、そんな感じで別れた。
お姉ちゃんは
「どうせなら、好きな人と一緒に行きたかった。」
と思っていたが、男二人の方が心強いと黙っていたらしい。
いよいよ、肝試しがスタートした。
最初に、Aチームが出発。
両脇の女の子は真ん中の男の子にピッタリとくっついていて、お姉ちゃんは少し恨めしく思った。
:10/03/26 21:45 :SH001 :kGL/QCJY
#628 [Pechi◆hF/FePK.YI]
そして十分ほど経過した。
痺れを切らした男友達は
「遅えな、あいつら。」
「もう出ちまうか。」
と言って、まだ割り箸も受け取っていないのに、お姉ちゃんを真ん中に挟んで、出発してしまった。
でも、お姉ちゃんはその不可解な出来事を不安に思っていた。
「本来なら、一周五分ほどで帰ってこれる距離なのに、何故あの子達は帰ってこないのだろう?」
そう考えたら、一刻も早く帰りたくて仕方がなかった。
そう思ってるうちに裏庭に着いて、男友達は地面に刺さっていた割り箸を引き抜いた。
その夜は動物の死体のような、沼のすえたような臭いがしたらしい。
「くっせえーっ!」
「ヤベえ、超怖え―んだけど!」
テンションが上がってる男の子達。
泣きたい思いを必死に堪えて、お姉ちゃんは男友達を引っ張って、さっさと一周を終わらせてしまった。
そして見事ゴール。
「マジ、ヤベーっ!怖かったあー!」
「お前、結構足速えーなぁ、ついてくの大変だったし!」
「うるさい、怖かったの!」
お姉ちゃん達はそんな会話をしながら、Aチームを待っていた。
:10/03/26 21:46 :SH001 :kGL/QCJY
#629 [Pechi◆hF/FePK.YI]
でも、待っても待っても、Aチームは帰ってこなかった。
携帯の時計は三時を指していた。
何かがおかしい。
「まさか、何かあったのでは…。」
すると、男友達二人がお姉ちゃんに言った。
「俺達、様子見てくる。」
「あいつら探してくる。」
「もし俺達が二十分しても帰ってこなかったら、下町に降りて警察呼んで来い。」
「お前は今はここに居ろ、分かったな?」
お姉ちゃんは自分も連れて行って欲しかったが、さっきまでとは違う二人の真剣な顔に、泣きながら頷いた。
そして、男友達は裏庭へ。
お姉ちゃんは一人、その場で座って待っていた。
やはり、二人は帰ってこなかった。
携帯は圏外、夏なのに、寒い。
お姉ちゃんは、男友達に言われた通り町の交番に行こうとしたが
「ここで下手に動くのも危ない。」
と思って、ただひたすら夜が明けるのを待った。
そして、やっと朝日が上がって先生の一人が車で校門から入ってきた。
お姉ちゃんは先生を見つけるなり必死になって走り寄り、先生に泣きついた。
理由を聞いた先生はお姉ちゃんをなだめ、警察を呼んだ。
:10/03/26 21:47 :SH001 :kGL/QCJY
#630 [Pechi◆hF/FePK.YI]
警察が来るまでは、先生の車の中で待っていた。
そして数分後。
二〜三台のパトカーが到着し、お姉ちゃんに事情を聞いた。
「とりあえず、裏庭までついて来て下さい。」
「お願いします。」
お姉ちゃんは警察に頼んで、裏庭について来てもらった。
其処で、お姉ちゃんは、見てしまった。
戻って来なかった五人は、それぞれ首を吊って死んでいた。
皆どこから持ってきたのか、ボロボロの細い縄で首を括っていた。
そして、全員。
校舎を背にして何かを睨みつけるように、じっと森の方を見ていたらしい。
その事件は、校庭に集まったパトカーや救急車を見た生徒達の間でも、大変な騒ぎになった。
臨時PTA集会までもが行われた。
お姉ちゃんはその事件以来、登校拒否になった。
受験も落ちて、定時制の学校にも通わなかった。
今も週二ぐらいで精神科に通って、カウンセリングを受けている。
兄貴の友達が言うには
「俺もパトカー見たから、この話は絶対嘘じゃねーよ。」
「姉貴もあの事件以来、すっかり引きこもりになっちゃってさ。」
:10/03/26 21:48 :SH001 :kGL/QCJY
#631 [Pechi◆hF/FePK.YI]
「それで一人でいるのが嫌みたいで、ずっと俺とか母ちゃんと一緒に居ようとすんの。」
「お前もさ、姉貴ん所に行って話を聞いてみ。」
「俺から聞くより、めっちゃ怖えーからさっ!」
と言う事らしい。
この話は、兄貴の友達が恐怖投降か稲川さんかなんかに出したらしい。
他県でも知ってる人がいるそうだ。
これで私の話は終わりです。
怖くなかったら、ごめんなさい。
変に長い乱文、失礼しました。
:10/03/26 21:48 :SH001 :kGL/QCJY
#632 [Pechi◆hF/FePK.YI]
:10/03/26 21:50 :SH001 :kGL/QCJY
#633 [きぃ]
Pechiさん、怖すぎて泣きそうです。
実話なんですよね…お話ありがとうございました。
:10/03/27 03:08 :N04A :x.SPl2HY
#634 [七氏]
あげとこ
:10/03/27 15:59 :831SH :E6QHP8ak
#635 [Pechi◆hF/FePK.YI]
(゚ω゚)アゲー
:10/03/27 21:29 :SH001 :agXbPK7s
#636 [七氏]
あげーる
:10/03/30 13:11 :N07A3 :ohkkXAEg
#637 [七氏]
あげる
:10/03/30 19:23 :831SH :BDs6aLYA
#638 [Pechi◆hF/FePK.YI]
これを読んでしまったら、あなたは今後少しずつ霊感を持つようになります。
忘れる事ができず、一生恐怖を背負う事になります。
注意してください。
あなたが夜眠る時、必ず目を閉じますよね。
そうすると、嫌でもあなたのご自宅の入口の扉を想像してしまいます。
そして扉を開き、あなたの眠っている場所まで一直線に進む想像をしてしまいます。
そう、それがもう霊感です。
それが霊の目線です。
一階なら廊下を歩き、二階なら階段を上り。
そして最後の扉を開き、あなたが寝ている場所まで進みます。
最後に、あなたの顔を息がかかる程に覗き込みます。
その時がポイントです。
異常な程寒気がすると思います。
眠っている本当のあなたが、目を開けてしまってはいけません。
しかし、どうしても何故か目を開けてしまう事があります。
それはその霊の怨念の力です。
:10/03/30 21:22 :SH001 :zplaJYgU
#639 [Pechi◆hF/FePK.YI]
目の前には、この世の者ではない者があなたを正視しています。
見え方はあなたの霊感の強さによります。
そう、あなたの自宅の最寄で亡くなった霊が集まってしまうのです。
死を認められずに、あなたに目で確認を求める為です。
あなたが夜眠る時。
この話を思い出してしまった時。
その時こそ、実際に霊があなたの自宅に近づいている訳です。
大事なのは、その時決して無理に忘れようとしてはいけません。
余計その気の乱れを感知し、集まってしまいます。
素直に受け入れるしかありません。
あなたの所にやって来た時の対処法はありません。
:10/03/30 21:23 :SH001 :zplaJYgU
#640 [七氏]
:10/03/30 21:55 :SH03A :z3QaNycA
#641 [Pechi◆hF/FePK.YI]
だいじょうブイ^ω^
:10/03/30 23:39 :SH001 :zplaJYgU
#642 [七氏]
あげる
:10/04/03 01:06 :831SH :qHcqtg7s
#643 [七氏]
あげは
:10/04/06 22:35 :F03A :UeQ.JiKE
#644 [七氏]
あげとこ
:10/04/16 01:50 :831SH :vMv3vC6o
#645 [七氏]
リアルに友達に上から覗かれた小学2年の夏…。
:10/04/17 10:21 :N904i :vDefy8lk
#646 [七氏]
:10/04/17 12:18 :W62SH :jO8OgK2o
#647 [七氏]
あげる
:10/04/22 12:46 :831SH :rdg5/h/o
#648 [七氏]
あげ
:10/04/25 00:50 :831SH :H0WMpHNc
#649 [七氏]
あげる
:10/04/27 17:00 :831SH :2Vc69sc.
#650 [七氏]
あげる
:10/05/09 01:29 :831SH :Yy8S2QLs
#651 [七氏]
あげる
:10/05/25 18:25 :831SH :ReyV8oNQ
#652 [七氏]
あげ
:10/05/29 19:46 :831SH :LveCBnYc
#653 [七氏]
あげ
:10/06/02 14:24 :831SH :bVv8.wY2
#654 [オリマー]
:10/06/03 17:06 :N06A3 :qM9DYpaE
#655 [七氏]
あげ
:10/06/15 22:03 :831SH :CF0.uen6
#656 [七氏]
あげー
:10/06/21 19:49 :831SH :d38BdeY.
#657 [七氏]
あげます
:10/06/27 22:46 :S001 :Hbph5sic
#658 [キリ∽ルシファーゼ@植民地◆Rip...6jGI]
ツイッターより
稲川淳二の「つぶやき怪談」
怖・楽しい時間を、共有しましょう。何が起こっても、責任はとれませんが・・・・・。
これはとても懐かしい話なんですよねー、ずいぶん昔の話なんですが、うちのスタッフとか、ツアー関係の人、みんな好きな話なんですよ。怖いけど、なぜか、優しい話なんです。
6月と言えばジューン・ブライド。6月に結婚した花嫁は幸せになると言いますが、このお話は・・・・もう、ずいぶん、昔の話なんですけど・・・・・。日本テレビで番組を終えましてねぇ、スタジオ出ようとすると、「稲川さん、 稲川さん」と声をかけられたんで、ひょいっ、と見ると衣裳部のスタッフさんで、仲いい人なんですけど、その彼が来て、「稲川さん・・・・・・ちょっと、話聞いてもらえます?」て、言うんですよ。
ちょうどこの番組が、怖い話をあつかってたんで、「たぶん、そういう関係かなぁ」と思って、「いいよ。聞かせてくれる?」と言った。スタジオの隅のほう。セットがあったんで、そこに腰かけて、で、彼が隣に座った。もうスタジオにはだーれもいないんですよ・・・・・・。「稲川さんねえ、この話ね、私の叔父さんの話なんです・・・・・」って言う。
:10/06/29 02:19 :PC :rOqsqn2w
#659 [キリ∽ルシファーゼ@植民地◆Rip...6jGI]
この叔父さんって人は、彼より多少年が上なんですがねぇ。その頃っていうと、日本がちょうど活気づいてましたよねぇ。当時の流行りといえば、大きなリュック背負って、みんなあっちこっち旅に出る。なんだかそんなスタイルが、若者に流行ったんですよ。
その頃、前後してからかねぇ、「カニ族」なんて言葉があったんですよ。大きなリュック背負って、両手に荷物かかえて、まっすぐ前に歩けないもんだから、人の間をぬうように、横ばいで歩くわけだ。 で、「カニ族」なんて言葉がありましたよね。
当時ね、 「北海道に行きませんか? 夏の北海道でアルバイトしませんか? 北海道に来ませんか?」 ってキャンペーンがあったんです。で、なんとなくみんな「北海道、北海道」って、そんな時代がありましたね〜。その頃のことなんですが・・・。 叔父さんは、学生で、旅が好きですから、北海道に行った。
二か月間、牧場で働いたんですよ。そんなときに、牧場のお嬢さんと、親しくなったんです。都会から来た学生に、牧場のお嬢さんは、好意をもったんですねぇ。で、叔父さんの方も、何となくこの娘のことを、にくからず想うようになった。
:10/06/29 02:20 :PC :rOqsqn2w
#660 [キリ∽ルシファーゼ@植民地◆Rip...6jGI]
ひろ〜い草原があって。 地平線が見えて。 空が広がって。 まるでこの街とは違う。素晴らしい世界がある!気持ちのほうもぐっ〜と高揚してくるっていうのかなぁ。気分がやっぱり、違ってきたんでしょうねぇ。もう二か月もそろそろ終わろうという頃に、叔父さんがね、その娘さんに、「必ずまた来るから!」って、言ったんですねぇ。
で、東京に帰ってきて、大学を卒業して、社会人になった。こうなるとけっこう忙しいんですよね。時間に追われてる。毎日毎日が、ほんとうに慌ただしく過ぎていく。
そうこうするうちに、一年が二年、二年が三年と経ってしまった。「ああ〜、気がついてみれば、旅にもずいぶんと行ってないなぁ〜。どっかに行きたいなぁ〜。」て思ってた。で、友人に連絡してみたら、その友達の方も、「う〜ん、昔はね〜、あっちこっち行ったのになぁ〜。どっか行きたいよなぁ〜」ってことになったんで、「おい、どっか行ってみようか!休みとって、どうだ?」って話になった。
「うん、俺はかまわないけど・・・・・なんかあるのかい?」と言ったんで、「俺さ〜、学生の時に、北海道の牧場で働いた事があったんだよ。その時に、その牧場の娘さんと親しくなってねぇ。また来るって約束したんだ。かわいい子でね、どうしてるかな〜。結婚してなきゃ、まだいると思うんだけど。会ってみたいような気もするしね」と言ったんで「ああ、そんなことなら、いいんじゃないか。北海道にしようよ!」って、話がまとまったわけだ。 休みをとって、二人。大きいリュックを背負って行ったわけですよ。
:10/06/29 02:21 :PC :rOqsqn2w
#661 [キリ∽ルシファーゼ@植民地◆Rip...6jGI]
当時ですから、時間かかるわけだ。そして、北海道の大地に着いた。
ひろ〜い草原。 地平線がある。 空が広がってる
「おい、いいなあぁ! 北海道すげぇなあ」、「おう、広いだろ?」、「広いなぁ〜」、「俺ここでもってさぁ〜、二か月バイトしてたんだぜっ」、「へぇぇ〜」てなこと言いながら、二人、気持ちよーく歩いてた。
と、友達が「おい、北海道なぁ、広いのはわかるんだけど、さっきからまったく・・・・人に会わないなぁ・・・・」
「あぁ、それにしてもおかしいなぁ?いくら広い北海道だっていったって、そこに牧場があって牛がいるだろ? 番小屋はあるし・・・・誰かはいるはずなんだけどな??」
ってな話しながら、またずっと歩いてった。やがて丘の向こうのほうに、建物が見えてきたんで、「おい、あれだよっ、俺あそこにいたんだよ!」、「へぇ〜」、「ほらおまえ、サイロが見えるだろ?」、「あぁ」「あそこだよ、懐かしいなぁ〜、変わってないなぁ〜全然」言いながら二人、だんだんだんだんと近づいてった。やがて建物に着いたんで、「こんにちは! こんにちはー!ごめんくださーい!」声をかけるんですが、・・・・・・・・・・? 全然返事がない。
:10/06/29 02:24 :PC :rOqsqn2w
#662 [キリ∽ルシファーゼ@植民地◆Rip...6jGI]
「えっ?」 と思って中に入ってったんですが、人の姿がない。「えぇ?!お〜い、誰もいないなぁ?」 おおらかなもんだなぁ〜ってな話してて、「じゃあ、どうしようか?少し待ってようか。そのうち誰か来るだろ?」てんで二人が、てきとうにその辺のところに腰かけて、待ってた。
・・・・やがて
ブォォォォォォォォ・・・・・・・
自動車のエンジン音が聞こえて、見ると、向こうのほうから、軽トラックがやって来る。なだらか〜な傾斜地を、だんだんだんだんこっちに向かって走ってくるんで、「あぁ、こっちに来るな」と思ってると
ブゥウゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ・・・・・・ ・・・・・・ギッ!
・・・・・・・停まった。 ドアが開いて、男の人が降りてきたんで、「あ、どうもこんにちは! どうも、お邪魔します」というと、「おう!」ひょいっと見ると、その人、見覚えがある顔なんですよねえ〜。
「あ? お久しぶりです。・・・・覚えてますか??三年前にここでアルバイトしてた・・・・」と言うと「おう、おう、おぉぉぉぉ! あんた、おい、よく来たねえ!」、「ええ、あのぉ、しばらくぶりにお邪魔しました」、「ああ、そうか・・・・・ねぇ」
「ところで、あのぉ・・・・・、誰もいないんですね。今日、何かあるんですか?」
:10/06/29 02:25 :PC :rOqsqn2w
#663 [キリ∽ルシファーゼ@植民地◆Rip...6jGI]
「あ、あぁ・・・うん。いや〜世の中って、おかしなことあるもんだねぇ」、「・・・・・・えっ?」
「いや、ねぇ・・・・・。ほら、あんたと仲の良かった娘さんいるだろ?」「ええ・・・・」
「実はねぇ ・・・・・・・あの子、亡くなったんだよ・・・・・・・」
. 聞いて、 「えっ!」叔父さん、驚いた。少なからず、彼女と会えるのを楽しみにしてたんですよ。ところがやってきたならば、亡くなったって聞いたんで、そりゃショックですよ。
「・・・・・亡くなったんですか・・・・・・」
「あぁ、葬式がすんでねえ、実は今しがた、墓に埋葬してきたとこなんだよ。」
「・・・・・・はぁ」
「おかしなもんだねぇ〜。あの子が亡くなって、お墓に入ったその日に、あんたが偶然やって来る。こんなことってあるんだねぇ。」で「そのうちみんな帰って来るからさぁ、待ってなさいよっ」と言うんで、待っていると、そのうち、だんだんだんだん皆帰ってきた。
:10/06/29 02:27 :PC :rOqsqn2w
#664 [キリ∽ルシファーゼ@植民地◆Rip...6jGI]
「おー、しばらくだね!」
「ええ・・・・」、「よく来たね!」 知ってる顔がいくつもある。で、皆が、「はぁ、なるほど・・・不思議なもんだねぇ。こういうことがあるんだねぇ。あの子があんたを呼んだのかねぇ〜」ってな話になってきた。
そうすると、牧場のご主人が、「今日はうちに泊まっていきなさい。明日、あの子の墓でも行って、線香でもあげてやってくださいよ、・・・・・ね?」
「はい、・・・・・・そうさせていただきます」 なんだか急に寂しくなってきちゃって。気分がぐっーと落ち込んできちゃったんです。
それでも、なんのかんのと、昔の話に花が咲いた。そうこうしてるうちに、時間が過ぎて。「いや〜、そろそろ・・・・・休もうか」ということになった。
と友人が、「おまえさっ、いろいろと思うところもあると思うからさぁ、俺はみんなと一緒に寝るから、おまえは一人部屋で寝ろよ」と言って、・・・・・行ってしまった。
部屋んなかで一人黙って、あれこれと昔のことを思い出して。そのうちに、 うつら、うつら・・・・とし始めた。いつしか、眠ってしまったんですねえ。 夜中も過ぎた。 間もなくすれば、日も上がるだろうという、そんな時間、北海道ですからねえ、やっぱり冷えてくるんですよねぇ。
:10/06/29 02:28 :PC :rOqsqn2w
#665 [キリ∽ルシファーゼ@植民地◆Rip...6jGI]
“う゛っー” 目が開いた。 「ん? ・・・・・・・なんだろう?腕が重い。」
「う゛っ、いや・・・・・・・うっ、あれ・・・・・・・?」 “んん! うっ”
ひょいっ と、横を振り向くと・・・・・・・・・自分の腕の上に、黒い髪がのっている。 長い髪の毛・・・・・・・。
”ん? なんだろ??誰かが、自分の腕を枕に寝てるんだ?おいー・・・・・” と思って、 顔を、のぞきこんでみた。 瞬間っ!
「うわぁぁぁーーー!あぁぁぁーーーー!ーーーー!」
悲鳴を上げた!その悲鳴を聞いてみんなが来た。どどどっと来て、
「おい、どうした?」 「どうしたんだ!」 「なにがあった?」
「いや、あの・・・・・・・ ハアハア、ハアハアハア・・・・・・・う゛っ! ハァァァ」
みんなも驚いた!なんと、彼の腕の上で寝ていたというのは、 その亡くなった娘さんだったんですよね。 白い死装束に、薄い死化粧して、まるで眠っているかのよう・・・・・・・・。
:10/06/29 02:29 :PC :rOqsqn2w
#666 [七氏]
6
6
6
:10/06/29 02:31 :SH904i :CMbaij16
#667 [キリ∽ルシファーゼ@植民地◆Rip...6jGI]
「いや、寝てたら・・・・・気がついたら・・・・・彼女が寝てたんですよ・・・・・いやぁ」
自分でもなにがなんだか全然わからない。まわりも驚いた。一体こりゃ、どういうことなんだよって。。。。昼間確かに、埋葬したはずの娘さんが、彼の隣で寝てるわけだ。
「えっっ」 「なんだおい・・・」 「気味悪いなぁ・・・」 「いや?もしかすると、彼女があんたに会いたくて、やってきたのかもしれないねえ・・・」 って言う人もいて・・・・
翌日、昼になって、皆、彼女をまた埋葬しに行った。線香あげて手を合わせた。そのとき、叔父さんは無性に悲しかったし、辛かった。で、帰ってくると、牧場のご主人が、「あんたもこんなんで、気持ちも落ち着かないだろうから、もう一晩、泊まっていきなさいよ」
「はぁ・・・・・・ありがとうございます」
「うん、そうしたほうがいいや」
で、またみんなでいろいろ話をするんですが、なんだか今一つ、盛り上がらないんですねえ。やがて・・・・・時刻がどんどん過ぎて・・・・・。「さぁ、じゃあみんな、寝ようか」って話になって とまた、その友達が、叔父さんの気持ちを察して、「おまえ、どうだ? 今日も一人で寝るか? 俺は向こうで寝るから」と言って、行っちゃった。
:10/06/29 02:31 :PC :rOqsqn2w
#668 [キリ∽ルシファーゼ@植民地◆Rip...6jGI]
叔父さん、また一人になっちゃった。
神経がやたらピリピリとして、起きていたんですが、やがて疲れが出てきたんでしょうねぇ、いつの間にか眠ってしまった。夜中も過ぎて、かれこれすればもう夜明け。 ・・・・ゾクッと寒気がして。 “う゛っー”目が開いた。
“うん? ・・・・腕が重い!” 「えぇ?!なんだ、う゛っ、 うっ・・・・」
その時、 “待てよ??” なんだかみょーな気がしたんですが、ゆっくりと横を見ると、、、、、
“うっ! ・・・・自分の腕の上に黒い髪がのっている!”
”そんなぁ?!”と思って見る気はないんですが、わかっちゃいるんですが、もう一度確かめてみようと思って、 見た瞬間に、
「う゛っ!うわぁぁぁぁぁーーーー!」
悲鳴が上がった。またみんな飛んできて見れば、叔父さんがガタガタガタガタ震えている。皆も驚いた!一度ならず、二度なんですよねえ・・・・・・・。 腕で寝てる・・・・・。
:10/06/29 02:32 :PC :rOqsqn2w
#669 [キリ∽ルシファーゼ@植民地◆Rip...6jGI]
「おい、こりゃさぁ、ほっとくわけにいかないぞ!」 「一体どういうことなんだろ・・・・」
「いや・・・・あぁぁ・・・・あぁ・・・・。気がついたら、彼女が・・・・隣で寝てたんです・・・・」
見ると、黒ーいきれいな髪。 白い死装束。 顔には、うすーく死化粧。 きれいな白ーい顔してるんですがねぇ。これ、見ようによっては、白無垢を着た花嫁に見えた。なぜか顔が、安らかに眠っている、そんな感じがしたんですよね。
「これ、いちおう警察に言おうやっ」って話になった。で警察が来たんですがね、相手が死体ですからね。しかも病気で亡くなっている人間だ。事件と言っちゃ事件なんですが、警察もどうやっていいのかわからない。で、「様子を見ましょう」ってことになった。
と友達が、「おう、ちょっと待ってくれよ、俺に考えがあるから!」と言うと、牧場の人に頼んで、町へ出て行った。一方では、彼女をまた埋葬しに行った。でまた、牧場に戻ってきた。昼を過ぎたころに、その友達が帰ってきた。
友達は、結構カメラをいじれる人で、町へ行って、どうにかいろんなもの集めてきた。「これ、カメラなんだけどね。時間ごとにシャッター切れるようにしてあるから。だから、今晩また泊めてもらって、一応これ置いといて、どういう状況が起きているのか、俺、写してみようと思うんだ」
と、牧場のご主人も、「まあ、よかったら今日も、泊まっていってくれ」言うんで、「そうですか、じゃあ、そうさせてもらいます・・・・」ってことになった。で、叔父さんがいつものように、自分は一人で寝たわけだ。
:10/06/29 02:34 :PC :rOqsqn2w
#670 [キリ∽ルシファーゼ@植民地◆Rip...6jGI]
ところが、ほかの部屋に行った連中はというと、みんな布団に入ったり起きたりしてるんですが、実は誰も寝てないんですよねぇ。なかには、火にあたったまま、ずっと寝ずに様子を見ようという人もいるわけだ。みんな『その時間』、待ち構えるようにして、待機してるわけですよ。
叔父さんもなかなか眠れない。寝れるわけがない。時間ばかりがだんだんだんだん過ぎていく。 ところが、そうこうしてるうちに、やはりみんな昼間の疲れがあるもんですから、なんとなく、 うつら、うつら・・・・・・・し始めた。そのうち、みんな、寝てしまった。
夜中を過ぎて、まもなく夜明け。 “・・・・う゛っ?!”「来てくださーーーい! ううっーーー! んっっ! お願いします! ・・・・うっ!」 叔父さんの叫び声。
みんなハッ! と起き上がって、「あ! いけね!」走って行ってみた。部屋をパッ! と開けると、叔父さんが寝てるその横に、白い死装束の彼女が、横になってる。「どういうことだよ、こりゃいったい」皆目見当もつかない。いったい『誰』が何をしてる?!イタズラとも思えない。
と、その友達が、「・・・わかった。写真、撮れてると思うんで、現像してくるよ!」と言って、牧場の人間に頼んで、一緒に町に行った。で、あとの人たちでもって、また埋葬しに行ったわけだ。 そして帰ってきた。
昼を過ぎたころ、友達が帰ってきた。 ところがなんだか、すごーく緊張してる。
:10/06/29 02:36 :PC :rOqsqn2w
#671 [キリ∽ルシファーゼ@植民地◆Rip...6jGI]
「写真できましたんで、見てもらえますか・・・」かなりの枚数があるんですが、そこから、ひょいっと、つかんで、適当な枚数を、「こんな具合なんですよ・・・」牧場のご主人に渡した。牧場のご主人が真剣な顔つきで一枚ずつ見ていく。 やがて“・・・・・・・う゛っ!” うめき声ともつかない、驚きの声を上げた。 牧場の牧童頭が受け取って、眺めた“・・・ええぇ・・・!・・・!”やはり、同じような声を上げて、黙って、その写真を、叔父さんに手渡した。 叔父さんが写真を見た。
その写真、ふすまが閉まってる、部屋の様子なんですねえ。 一枚目、二枚目、ぜーんぶふすまが閉まってる。
ところが何枚目かで、ふすまが少し開いてる・・・!“・・・ん!” その次のも、ふすまが開いたまんま。 同じ状態。 その次のも、そんな感じ。
そしてその次の写真見て、叔父さん、 「う゛う゛っうううううっーーーー!」 声を上げた!
ふすまがかなり開いてるんです。 で、その下あたりに、足の先が少し見えてる・・・・。
:10/06/29 02:37 :PC :rOqsqn2w
#672 [キリ∽ルシファーゼ@植民地◆Rip...6jGI]
中段あたり、ちょうど横になる形でもって、白い死装束と、黒い髪が見える。 抱えられたような形になっているんだ。 で、その上!
“ ・・・・・・う゛っ!” ふすまからすこーし顔がのぞいてる。 「ええっーー!」 叔父さんは驚いた。
その、ふすまからすこーしのぞいているその顔。 “う゛うっ! あぁぁああああああーーーーーー!”
それ、その顔、 叔父さんだったんです・・・・・!
死体を運んできていたのは、 叔父さん自身だったんです・・・・・。
でも、はじめて牧場に着いたその日。叔父さんはお墓がどこにあるのか、知らなかったんですよねぇ?・・・・不思議ですよねえ。この話。私のまわりの人たちは、「北海道の花嫁」って言ってるんです。
怖いけど、何故か、優しいお話ですよね?
「つぶやき怪談」いかがでしたか?
:10/06/29 02:38 :PC :rOqsqn2w
#673 [キリ∽ルシファーゼ@植民地◆Rip...6jGI]
:10/06/29 02:38 :PC :rOqsqn2w
#674 [観客さんsごまちゃんs]
:10/06/29 17:53 :SH003 :DmuNRdHg
#675 [七氏]
あげ
:10/06/30 23:19 :831SH :Qjqp6zxc
#676 [七氏]
簡潔にかいてある怖いコピペがいい←
正直読んでてめんどくさいw
ある方貼りして下さい(・∀・)お願いします
:10/07/01 07:02 :SH06A3 :tnDKKdps
#677 [七氏]
あげ
:10/07/18 11:47 :831SH :U6wTNr6k
#678 [七氏]
あげ
:10/07/20 01:56 :831SH :XdsEzFhU
#679 [七氏]
831SHへ
あげんだったらてめー書けようぜーな
毎回『あげ』じゃねーよw
他力本願すぎんだろーがカス
:10/07/20 09:37 :SH03A :Q07x.B.g
#680 [七氏]
うざくて結構
糞スレ下げる為に他スレ上げてるだけ
:10/07/20 09:49 :831SH :XdsEzFhU
#681 [七氏]
:10/07/20 10:25 :N906i :2OHEwrGo
#682 [七氏]
:10/07/20 13:04 :SH03A :Q07x.B.g
#683 [七氏]
:10/07/21 05:01 :N706i :EVtUpY6k
#684 [七氏]
霊感つくやつ読んだらほんとうに霊感ついちゃうの?
:10/07/23 00:56 :P05B :mFgKKMQ2
#685 [(・´ω`・)]
つくわけ(ry
:10/07/23 12:56 :SH001 :bCWhUyXU
#686 [七氏]
>>685つくわけないのね!本当にありがとう!今日は電気消して寝れる^^!
:10/07/25 01:11 :P05B :lJj6wWa.
#687 [七氏]
:10/08/03 11:03 :W62SH :zABqUrQk
#688 [(・´ω`・)]
皆さん、こけしって知ってますか?
そう、女性を型どった可愛らしい木製の人形です。
では、こけしの由来、知ってます?
昔、貧しい寒村では男の子は働き手として重宝されてたんですが、女の子は食い扶持が増えるだけで働き手としては役に立たないと考えられていました。
なので、女の子は生まれて間もなく『口減らし』として殺されるのが常でした。
その殺された子の供養として、こけしは作られました。
だから、こけしには女性が多いんですね。
ここまで話すと、察しの良い方はお気づきでしょう。
そう、元々はこけしは子供を消すから『子消し』だったんです。
しかし、これではいくらなんでもあからさますぎるので、こけしは次第に『固芥』という漢字になったそうです。
前置きが長くなりましたが、本題はここからです。
時代はこけしが『固芥』となった頃まで進みます。
ここ数年、不作が続いたせいで大飢饉に襲われ、草の根、紙を煮て食べても足りないくらい村人達は追い詰められていました。
育ち盛りの子供らに食わせる余裕はありません。
やはり、そこで行われたのが『口減らし』。
今回は口減らしの方法が決まっていました。
:10/08/04 14:43 :SH001 :AvwO/kuU
#689 [(・´ω`・)]
対象となる子供を、美味しいものがあるからと言って倉に呼びます。
そこでその子の好きな食べ物を与えます。最期に少しくらい良い想いをさせてあげたかったのでしょう…。
そして、喜びに溢れている子供の後ろから、縄を持った大人が近づいて首に縄をかけて殺害します。
その後、一晩首吊りの状態にしておきます。
その間に供養の意味を込めてこけしを作るのです。
ところで、漢字には意味があるのはご存知ですよね?
さらさらロングヘアーの金○先生が『人という字は互いに支えあっている!』という名言を残したのは有名ですね(実際は一人が支えて、もう一人がもたれかかってるんですがw)。
当然ながら、『固芥』にも意味があります。
よく、見てください。
最初のこけしは、『子消し』でした。
今回もその本質的意味は失われてません。
…わからない?
首吊りなんですから、縦に見てくださいね。
固
芥
梁に縄をかけて首を吊ってる人間の姿が見えませんか?
:10/08/04 14:45 :SH001 :AvwO/kuU
#690 [KIRA◆Wg0380LFGI]
:10/08/04 17:33 :W54S :SPLiXhqI
#691 [七氏]
あげ↑あげ↑
:10/08/04 23:51 :930SH :SbsoVxGM
#692 [七氏]
あげなう
:10/09/14 03:23 :923SH :02oWKuKA
#693 [七氏]
:10/09/17 16:55 :840SH :Wf9Appa2
#694 [七氏]
:10/10/02 11:19 :W61P :☆☆☆
#695 [七氏]
:10/10/03 18:01 :SH08B :zQMGpxZE
#696 [七氏]
>>62 知らないおばさん=面識のない親戚の女性
2人分の遺骨=祖父の分と知らないおばさんの子どもの分
かくれんぼ=知らないおばさんの子どもも僕と一緒にしていて、棺桶に隠れた子
:10/10/03 19:09 :auCA3H :YoHbKI.Q
#697 [ダルビッシュ有田◆rb7ZL.QpjU]
gkbr
:11/01/09 17:21 :N06B :SD4eMgGE
#698 [ありサン]♀◆s8fp98fd5k]
あげます。
:11/01/12 12:34 :N07A3 :☆☆☆
#699 [七氏]
:11/01/17 06:09 :P08A3 :OGcWi/Mk
#700 [七氏]
あげます
:11/01/17 08:52 :SH03A :yHkOsQF.
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