【トイレの上から】怖いコピペ総合【誰か覗いてる】
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#600 [(・´ω`・)◆hF/FePK.YI]
その度何故だかすごい不快感に教われて嘔吐。
そして徐々に漏れはメンヘラ行動を取ることはなくなった。

まぁ自業自得なんだが、毎回見るあの映像は本当に恐ろしかった。

親からもらった体。
粗末にするもんじゃないな…。

End

⏰:10/03/22 22:43 📱:SH001 🆔:GR28331o


#601 [七氏]
意味分からんσ(´・ω・`)

⏰:10/03/22 23:39 📱:P03A 🆔:25i1jmAg


#602 [七氏]
あげる 

⏰:10/03/23 19:27 📱:831SH 🆔:OgvI3Kas


#603 [(・´ω`・)◆hF/FePK.YI]
今夜も憂鬱だ…

⏰:10/03/23 22:47 📱:SH001 🆔:☆☆☆


#604 [(・´ω`・)◆hF/FePK.YI]
[真夜中の着信音]

家は一軒家で、五人家族。
両親の部屋と、兄弟三人に一部屋ずつ与えられていました。
ちなみに私は長女です。
いつも通りに一日過ごし、いつも通りに自室で寝ていました。
私は、携帯の着信音を「ピリリッピリリッ」という音に設定していたのですが。
私が寝ていた時、携帯に通話の着信があったのです。
私は意識が朦朧としていて、手で携帯を探しているうちに鳴り止んでしまいました。
実は当時、朝、なかなか起きられなかった私は、携帯にアラームを設定していました。
そして、ベッドより少し離れた所に置いていました。
「アラームが鳴っても、止めて二度寝をしないように。」
と、していた事を寝ぼけて忘れて、手で探していたんだと思います。
「あ、切れたわ…。」
と思い、再び眠りに落ちようとした時にまた着信。
今度は意識も一気に浮上して、自室のリモコン式の電気をつけて、起き上がりました。
そして、離れた机に置いてある携帯を取ろうと手を伸ばしました。
しつこく鳴り続ける携帯を手に取り、画面を開いて
「あれ…?」
と。
着信画面が表示されておらず、待受画面は犬の画像のまま。
完全に目が覚めました。

⏰:10/03/23 22:48 📱:SH001 🆔:☆☆☆


#605 [(・´ω`・)◆hF/FePK.YI]
そして
ピリリッ ピリリッ
という着信音の音源が、自分が手に持っている携帯からではない、と気づきました。
変わらず鳴り続ける着信音に、かなり困惑しました。
「外で誰かの携帯が鳴っている?」
とも思いましたが、私の部屋は三階。
窓は開けていましたが、明らかに室内で鳴っているように聞こえました。
あれこれ私が焦っている内に、また鳴り止んでしまいました。
とりあえずパッと見、他の携帯は確認出来ませんでした。
私自身、携帯は一台しか所有していません。
私は完全に"???"状態。
そこで、朝方の四時半頃と時間を確認しました。
「なんだろう?」
と思いながらも、特に怖いとかオカルト的な思考には至らなかったので、再び眠りました。
しかし、その日から毎日、謎の着信音が続く事になります。
二日目は一度目の着信で完全に覚醒。
「まただ…!」
という感じで、やはり音源が自分の携帯ではない事を確認。
その時には、耳だけで音源を探す事は出来ませんでした。
「大体、こっちかな?」
という感覚が持てなかったのです。
音源を探して部屋中を探し回っている内に、音が鳴り止みました。

⏰:10/03/23 22:49 📱:SH001 🆔:☆☆☆


#606 [(・´ω`・)◆hF/FePK.YI]
私はさすがに怖くなり、その後はリビングで寝る事にしました。
リビングで確認した時間は午前三時頃です。

翌朝、リビングで寝ていた理由を母に聞かれて迷った末、事情を説明しました。
当時は仕事の人間関係、上司からプレッシャーや、今後の自分の方向性等で悩んでいました。
私はその為、少々疲れていました。
それらをちょくちょく相談していた母には、別の意味で心配されました。
「精神的にきてしまった事に依る、幻聴なんじゃないか…?」
と。
自覚はありませんでしたが、当時の私のやつれ具合は尋常じゃなかったようです。

⏰:10/03/23 22:51 📱:SH001 🆔:☆☆☆


#607 [(・´ω`・)◆hF/FePK.YI]
三日目。
心配した母が、私の部屋で一緒に寝ると言い出しました。
また変な音がして、私だけにしか聞こえていなかったら一度精神科に行こう、と。
母の顔が今までにないくらい真面目だったので、了承しました。
精神異常を疑われている事は、かなり不服でしたが…。
その夜、例の如く、着信音が鳴り響きました。
母は起こすまでもなく、着信音で目が覚めていたようです。
電気をつけ、私の携帯からではない事を確認してもらいました。
この時の時間は、朝方の四時頃。
以外と母は冷静でした。
着信音が鳴り止んでからも、部屋を丸ごとひっくり返す勢いで「携帯らしき物」を探していました。
しかし結局見つからず、突然部屋を出て行く母。
怖くなってついて行くと、他の家族の携帯の在りかを確認していました。

⏰:10/03/23 22:52 📱:SH001 🆔:☆☆☆


#608 [(・´ω`・)◆hF/FePK.YI]
家族の携帯は、それぞれ自室で充電中でした。
母は画面を開き、この時間帯に着信履歴のない事を確認していました。
翌朝、父にこの異常を母と二人で話しました。
父も大真面目な母の顔に、冗談だと笑う事も馬鹿にする事もなく、困惑していました。

四日目。
父が、一人で私の部屋で寝る事にしました。
私は両親の部屋で母と寝る事になったのですが、なかなか寝付けませんでした。
すると、今度は両親の部屋で同じ事が起こりました。
一瞬で覚醒した私は、もう怖くて怖くて仕方ありませんでした。
翌朝、父に報告した後、母が両親の部屋をひっくり返すようにして「携帯らしき物」を探していました。
家に帰っても安息の時がなくなってしまい、精神的にかなり辛かったです。

五日目の夜。
今度は父と私で、自室にて寝る事になりました。
この日は、布団に入ってすぐでした。
ウトウトする間もなく、連日と同じ事が起こり、もう私は半ノイローゼ状態でした。

⏰:10/03/23 22:52 📱:SH001 🆔:☆☆☆


#609 [(・´ω`・)◆hF/FePK.YI]
「怖い」という感覚を失い、イライラと着信音を鬱陶しく感じるようになっていました。
両親と原因を話していても、埒があきませんでした。
霊感ゼロの私達は、それが霊的なものなのか、それ以外のものなのか全く検討がつきませんでした。
次の日も寝不足で仕事に向かい、お昼休憩。
不在着信があったので、確認すると父でした。
かけ直しても繋がらず、もう少ししてから、またかけ直す事にしました。
休憩が終わる少し前に、発信履歴から父にかけ直そうとしました。
すると、その下に昨夜「あの着信」があったと思われる時間に、発信履歴が。
日付と時間だけが表示され、番号の表示される部分は空白でした。
私は焦って焦って、過去の発信履歴を見直しました。
四日目、三日目の「あの時間」にも同じ履歴がありました。
本当に訳がわからなくなり、父に電話しました。
一日目と二日目の履歴は、件数の限界を超えて消えている事も伝えました。
帰宅後、母にも同じ事を伝え、発信履歴を見せました。
父の帰宅後、この空白の相手先にかけてもらったのですが、発信履歴の画面から移行しませんでした。

⏰:10/03/23 22:53 📱:SH001 🆔:☆☆☆


#610 [(・´ω`・)◆hF/FePK.YI]
その日の夜。

父の提案で、隣の市に住む祖父母の家に泊まりに行く事にしました。
携帯は電源を切って私の部屋に置いて行き、扉の鍵をかけて窓も閉め切って行きました。
何かあった時の為に、と母の携帯を持たされて祖父母の家へ。
私は「携帯が」と言うより、音に付き纏われているような感覚だったので
「どうせまた、じーちゃん家でも鳴るんだ。」
と思っていました。
なので、二人と同じ部屋に寝かせてもらいました。
翌朝。
何もなく目が覚め、驚きつつも報告しようと母の携帯を開きました。
すると朝五時頃、自宅からの着信履歴が。
私はかけ直して
「なんだった?」
と聞くと、母が泣きそうな声で

「あんたの部屋で、音が鳴ってたよ。」
と。
「ずっと朝方から鳴りっぱなしだった。」
「今は止んでいる。」
と言うのです…

⏰:10/03/23 22:54 📱:SH001 🆔:☆☆☆


#611 [中村◆TbjlUtTwCg]
何?これで終わり?
続き気になるんだが

⏰:10/03/25 07:04 📱:P02B 🆔:RJAkREZQ


#612 [(・´ω`・)◆hF/FePK.YI]
やべ
さーせん、貼っていきます

⏰:10/03/25 07:39 📱:SH001 🆔:n5OLy7jU


#613 [(・´ω`・)◆hF/FePK.YI]
どうやら私の携帯に原因あり?
という結論に至り、帰宅後、部屋に入り携帯と戸締りを確認しました。
戸締りは問題無し。
しかし発信履歴を確認して、体が固まりました。
発信履歴には昨日の父、その後にかけた友人。
そして、それ以降に例の空白の発信履歴が十五件ほど…。
一時間程、鳴りっぱなしだったようです。

午前四時頃〜午前五時十分くらいだったと思います。
母は怯えていて、それを見た私の兄弟は
「何があったの?なんなの?」
と騒いでいました。
私はすぐに携帯ショップへ行きました。
ショップの受付のお姉さんに発信履歴を見せると、困ったような顔で
「少々、お待ち下さい。」
と、裏へ行ってしまいました。

⏰:10/03/25 07:40 📱:SH001 🆔:n5OLy7jU


#614 [(・´ω`・)◆hF/FePK.YI]
結構、長い時間待たされた後
「故障で番号が表示されないのかも知れないから、預かります。」
と、言われました。
「いえ、掛けてないんですよ!」
と、私は言ったものの、受付のお姉さんは困ってるし、代用機を受取り帰る事にしました。

そしてその夜も同じ事が起こったので、寝る時は携帯を車に放置する事にしました。
その間、音は確認していません。
私は何故か
「霊的な何かではなく、心当たりはないけど、きっと誰かがやってんだ。」
「気が済むまで鳴らしてろ。」
という感覚に至っていました。
母も
「出掛ける時は、気をつけなさい。」
「会社に着いた時や会社から帰る時、逐一電話しなさい。」
と、神経質になりました。
私はそれを面倒に思っていたので、一度忘れてそのまま出掛けた事がありました。
その時は、母から
「何かあったの!?」
と泣きながら電話があったので、それからは心改めました。

⏰:10/03/25 07:41 📱:SH001 🆔:n5OLy7jU


#615 [(・´ω`・)◆hF/FePK.YI]
それから翌晩、翌々晩、朝、携帯を確認すると空白の履歴が。

最初の十五件から、十七、表示が限界の二十件と件数が増えていきました。

その後やっと携帯の修理が終わったと連絡が入り、ショップへ行きました。
「何らかの故障の為、中身を一新しておきました。」
と言われました。
番号、固体識別など何にも変わってないので
「なんだ…。」
という感じで受け取り、帰宅しました。
その日、一応携帯を側に置いて寝る事に。
母からこの話を聞いた、当時十七歳の弟が面白がって
「俺も、姉さんの部屋で一緒に寝る。」
と、言い出しました。
「ビビって、一人で寝れなくなっても知らないよー。」
なんて言いながら、少し心強かったので了承。

⏰:10/03/25 07:41 📱:SH001 🆔:n5OLy7jU


#616 [(・´ω`・)◆hF/FePK.YI]
そして、いい加減発狂してしまいそうになりましたが、例のごとく着信音が。
すると、弟も驚いたらしく私の携帯を見ながら固まっていました。
しかしフッと顔を上げて
「こっちから音がするよ。」
と言い出しました。
私にはいつもと変らず、「こっち」という感覚が持てなかったので
「え?どこ?」
と、弟に音源を探してもらいました。

弟が
「ここかも。」
と言って、耳を押し当てたのはベッドでした。

⏰:10/03/25 07:42 📱:SH001 🆔:n5OLy7jU


#617 [(・´ω`・)◆hF/FePK.YI]
私がベッドに耳をつけて聞いてみても、さっぱり理解できない状態でした。
でも弟は
「絶対、こん中だって!」
と言い張りました。
「なんで聞こえないの?」
と、二人で困惑してしまいました。
と、言うのも
「特に私が、聴覚の方向感覚が弱い。」
なんて言う事は、今までもなかったから。
そのうちに音は鳴り止み、ベッドが怖くなって二人でリビングへ行きました。
私が、なかなか寝られずにいると
「ベッドが鳴る訳、ないんだよ。」
「あれは、中に携帯があるんだよ。」
と、言う弟。
「あり得ない。」
「両親の部屋でも、着信音は鳴った。」
「だから、音源がベッドからなんて…。」
「でも、車に携帯を置いていた時も、このベッドで寝ていた。」
「と言う事は、音源は私の携帯からでもないし…。」
と思いました。
しかし、このベッド…。
中古で購入した物だった。
価格は、そこそこでした。
木の古い感じが気に入り、買い取った物です。

⏰:10/03/25 07:42 📱:SH001 🆔:n5OLy7jU


#618 [(・´ω`・)◆hF/FePK.YI]
そのベッドに、買ってきたマットレスをセットして使っていました。
と言っても、使い始めて二年は経っていましたが。
しかし、弟がそう言い張るのも気持ち悪く感じて、ベッドを手放す事に決めました。
ベッドを買い取ったショップに、買った時の三割程の値段で引き取ってもらう事になりました。
業者さんに来てもらいました。
私は仕事だった為、業者さんへの対応と支払いは母に頼んでいました。
夕方。
母より着信が入っていました。
仕事を終わらせた後、掛け直すと母は
「早く帰って来なさい。」
の一言だけ。
急いで帰って
「何かあった?」
と話を聞くと、母は
「ベッドがそのままでは運び出せなかったから、業者さんがバラしてくれていたの。」

「そうしたら、ベッドから携帯が出てきたんだよ。」

「折りたたみじゃない、傷だらけの古い携帯が出てきて、画面にヒビがあったの。」

「何より、電源が入らなくて。」

「本当に気味が悪かったから、携帯も業者に処分してもらうように頼んだよ。」
「あんたも、今、持っている携帯を処分しなさい。」
「今から携帯を新規契約しに行くよ。」
と言います。

⏰:10/03/25 07:43 📱:SH001 🆔:n5OLy7jU


#619 [(・´ω`・)◆hF/FePK.YI]
母からこれを聞いた瞬間、本当に驚きました。
と言うか、訳が分からなくなりました。

「その携帯が鳴ってたの?」

「電源が入らないのに?」

それに『ベッドから出てきたと』と言いますが、ベッドを持ち込んだ時も私の部屋で組み立てています。
その時は念願のベッドだったので、業者さんの迷惑承知で、ずっと組立作業を眺めていたと思います。
嬉しすぎて、帰りに業者さんに缶コーヒーを渡した事も覚えています。
本当に訳が分からず、気味が悪くなりました。
自分が使っていた携帯は解約、新規契約で別の物を購入しました。
番号、固体識別も一新されました。
あの携帯が発見されてから、ベッドを手放し。
さらに自分の携帯を変えてからは、現在まで二度と同じ事は起こっていません。

結局、何があったのかは未だに謎です。
しかし当時のトラウマで、一定のリズムで鳴る電子音が大嫌いになってしまいました。
車の鍵をさしたままでドアを開けている音や、時報、目覚まし、もちろん着信音。
それらの音を聞くと、気分が悪くなります。

⏰:10/03/25 07:44 📱:SH001 🆔:n5OLy7jU


#620 [(・´ω`・)◆hF/FePK.YI]
今では携帯の着信は、必ず誰かの歌に設定しています。
それと何があっても中古品は買わない、と誓いました。
話が長くなって、本当にすみません。
駄文、誤字ありましたら、お許し下さい。
つまらない、訳の分からない話をお聞きくださり、ありがとうございます。
m(_ _)m

⏰:10/03/25 07:45 📱:SH001 🆔:n5OLy7jU


#621 [(・´ω`・)◆hF/FePK.YI]
長くてごめん
>>604-620

⏰:10/03/25 07:46 📱:SH001 🆔:n5OLy7jU


#622 [ちきくん]
携帯‥怖いo(*_*)o

⏰:10/03/25 15:22 📱:PC 🆔:0f6KWC2s


#623 [七氏]
>>1
既出て何

⏰:10/03/25 16:50 📱:D905i 🆔:eX5NlcsM


#624 [七氏]
>>623
既に出てるって意味^ω^

⏰:10/03/25 17:52 📱:W61K 🆔:5NBk.PJ.


#625 [七氏]
あげとく

⏰:10/03/25 20:36 📱:831SH 🆔:MOqI81Ec


#626 [Pechi◆hF/FePK.YI]
本気で兄貴の友達の色白美人なお姉ちゃんが、体験した話。
話は上手く書けないけど、気にしないで聞いてください。
結構近所で起きた事件で、新聞にも出た話。
隣町で三年前かな?
それくらいに起きた話なんだけど。
その町のある中学校で、受験生の男女五人が全員自殺で死んだんだ。
夏休み前に学校の友達六人で合宿をして、其処で起きた悲劇だった。
その中の六人目に、そのお姉ちゃんがいた。
お姉ちゃんはその日、クラスの男の子三人と親友の女の子二人と一緒に、学校にお泊りで受験勉強に励んでいた。

深夜一時。
「そろそろ寝るかー。」
ってなった時、その中の一人が
「学校の裏で肝試ししない?」
とか言い始めた。
「えー…危ないよ。」
と言うお姉ちゃんを無視して、親友二人は大はしゃぎ。
「あなたはどうする?ここに居るの?」
そう言われて、部屋に一人で残ってるのも怖かったお姉ちゃんは、渋々その後をついて行ったらしい。

⏰:10/03/26 21:44 📱:SH001 🆔:kGL/QCJY


#627 [Pechi◆hF/FePK.YI]
肝試しのルールは簡単だった。

『学校の裏庭にあらかじめ埋めておいた割り箸を取って、一周して戻ってくる。』
『それを次のチームに渡して、リレーのように1チーム二周する。』

そんな感じだったらしい。
なんせその学校は結構山の近くにあって、私も行った事があるけど。
昼間に行っても裏庭は軽い森のようになっていて、かなり薄暗くて気味悪い所だった。
だからお姉ちゃんはかなり嫌がっていた。
チームは三人ずつ。
Aチームは女、女、男で、お姉ちゃんの親友二人とお姉ちゃんの好きな人だった。
Bチームは男、お姉ちゃん、男と、そんな感じで別れた。
お姉ちゃんは
「どうせなら、好きな人と一緒に行きたかった。」
と思っていたが、男二人の方が心強いと黙っていたらしい。
いよいよ、肝試しがスタートした。
最初に、Aチームが出発。
両脇の女の子は真ん中の男の子にピッタリとくっついていて、お姉ちゃんは少し恨めしく思った。

⏰:10/03/26 21:45 📱:SH001 🆔:kGL/QCJY


#628 [Pechi◆hF/FePK.YI]
そして十分ほど経過した。
痺れを切らした男友達は
「遅えな、あいつら。」
「もう出ちまうか。」
と言って、まだ割り箸も受け取っていないのに、お姉ちゃんを真ん中に挟んで、出発してしまった。
でも、お姉ちゃんはその不可解な出来事を不安に思っていた。
「本来なら、一周五分ほどで帰ってこれる距離なのに、何故あの子達は帰ってこないのだろう?」
そう考えたら、一刻も早く帰りたくて仕方がなかった。
そう思ってるうちに裏庭に着いて、男友達は地面に刺さっていた割り箸を引き抜いた。
その夜は動物の死体のような、沼のすえたような臭いがしたらしい。
「くっせえーっ!」
「ヤベえ、超怖え―んだけど!」
テンションが上がってる男の子達。
泣きたい思いを必死に堪えて、お姉ちゃんは男友達を引っ張って、さっさと一周を終わらせてしまった。
そして見事ゴール。
「マジ、ヤベーっ!怖かったあー!」
「お前、結構足速えーなぁ、ついてくの大変だったし!」
「うるさい、怖かったの!」
お姉ちゃん達はそんな会話をしながら、Aチームを待っていた。

⏰:10/03/26 21:46 📱:SH001 🆔:kGL/QCJY


#629 [Pechi◆hF/FePK.YI]
でも、待っても待っても、Aチームは帰ってこなかった。
携帯の時計は三時を指していた。

何かがおかしい。

「まさか、何かあったのでは…。」
すると、男友達二人がお姉ちゃんに言った。
「俺達、様子見てくる。」
「あいつら探してくる。」
「もし俺達が二十分しても帰ってこなかったら、下町に降りて警察呼んで来い。」
「お前は今はここに居ろ、分かったな?」
お姉ちゃんは自分も連れて行って欲しかったが、さっきまでとは違う二人の真剣な顔に、泣きながら頷いた。

そして、男友達は裏庭へ。
お姉ちゃんは一人、その場で座って待っていた。
やはり、二人は帰ってこなかった。
携帯は圏外、夏なのに、寒い。
お姉ちゃんは、男友達に言われた通り町の交番に行こうとしたが
「ここで下手に動くのも危ない。」
と思って、ただひたすら夜が明けるのを待った。
そして、やっと朝日が上がって先生の一人が車で校門から入ってきた。
お姉ちゃんは先生を見つけるなり必死になって走り寄り、先生に泣きついた。
理由を聞いた先生はお姉ちゃんをなだめ、警察を呼んだ。

⏰:10/03/26 21:47 📱:SH001 🆔:kGL/QCJY


#630 [Pechi◆hF/FePK.YI]
警察が来るまでは、先生の車の中で待っていた。

そして数分後。
二〜三台のパトカーが到着し、お姉ちゃんに事情を聞いた。
「とりあえず、裏庭までついて来て下さい。」
「お願いします。」
お姉ちゃんは警察に頼んで、裏庭について来てもらった。

其処で、お姉ちゃんは、見てしまった。

戻って来なかった五人は、それぞれ首を吊って死んでいた。

皆どこから持ってきたのか、ボロボロの細い縄で首を括っていた。
そして、全員。
校舎を背にして何かを睨みつけるように、じっと森の方を見ていたらしい。
その事件は、校庭に集まったパトカーや救急車を見た生徒達の間でも、大変な騒ぎになった。
臨時PTA集会までもが行われた。
お姉ちゃんはその事件以来、登校拒否になった。
受験も落ちて、定時制の学校にも通わなかった。
今も週二ぐらいで精神科に通って、カウンセリングを受けている。
兄貴の友達が言うには
「俺もパトカー見たから、この話は絶対嘘じゃねーよ。」
「姉貴もあの事件以来、すっかり引きこもりになっちゃってさ。」

⏰:10/03/26 21:48 📱:SH001 🆔:kGL/QCJY


#631 [Pechi◆hF/FePK.YI]
「それで一人でいるのが嫌みたいで、ずっと俺とか母ちゃんと一緒に居ようとすんの。」
「お前もさ、姉貴ん所に行って話を聞いてみ。」
「俺から聞くより、めっちゃ怖えーからさっ!」
と言う事らしい。

この話は、兄貴の友達が恐怖投降か稲川さんかなんかに出したらしい。
他県でも知ってる人がいるそうだ。
これで私の話は終わりです。
怖くなかったら、ごめんなさい。
変に長い乱文、失礼しました。

⏰:10/03/26 21:48 📱:SH001 🆔:kGL/QCJY


#632 [Pechi◆hF/FePK.YI]
>>626-631

⏰:10/03/26 21:50 📱:SH001 🆔:kGL/QCJY


#633 [きぃ]
Pechiさん、怖すぎて泣きそうです。
実話なんですよね…お話ありがとうございました。

⏰:10/03/27 03:08 📱:N04A 🆔:x.SPl2HY


#634 [七氏]
あげとこ

⏰:10/03/27 15:59 📱:831SH 🆔:E6QHP8ak


#635 [Pechi◆hF/FePK.YI]
(゚ω゚)アゲー

⏰:10/03/27 21:29 📱:SH001 🆔:agXbPK7s


#636 [七氏]
あげーる

⏰:10/03/30 13:11 📱:N07A3 🆔:ohkkXAEg


#637 [七氏]
あげる 

⏰:10/03/30 19:23 📱:831SH 🆔:BDs6aLYA


#638 [Pechi◆hF/FePK.YI]
これを読んでしまったら、あなたは今後少しずつ霊感を持つようになります。
忘れる事ができず、一生恐怖を背負う事になります。
注意してください。

あなたが夜眠る時、必ず目を閉じますよね。
そうすると、嫌でもあなたのご自宅の入口の扉を想像してしまいます。
そして扉を開き、あなたの眠っている場所まで一直線に進む想像をしてしまいます。

そう、それがもう霊感です。
それが霊の目線です。

一階なら廊下を歩き、二階なら階段を上り。
そして最後の扉を開き、あなたが寝ている場所まで進みます。
最後に、あなたの顔を息がかかる程に覗き込みます。
その時がポイントです。
異常な程寒気がすると思います。
眠っている本当のあなたが、目を開けてしまってはいけません。
しかし、どうしても何故か目を開けてしまう事があります。

それはその霊の怨念の力です。

⏰:10/03/30 21:22 📱:SH001 🆔:zplaJYgU


#639 [Pechi◆hF/FePK.YI]
目の前には、この世の者ではない者があなたを正視しています。

見え方はあなたの霊感の強さによります。

そう、あなたの自宅の最寄で亡くなった霊が集まってしまうのです。
死を認められずに、あなたに目で確認を求める為です。

あなたが夜眠る時。
この話を思い出してしまった時。
その時こそ、実際に霊があなたの自宅に近づいている訳です。
大事なのは、その時決して無理に忘れようとしてはいけません。
余計その気の乱れを感知し、集まってしまいます。
素直に受け入れるしかありません。


あなたの所にやって来た時の対処法はありません。

⏰:10/03/30 21:23 📱:SH001 🆔:zplaJYgU


#640 [七氏]
>>638-639
怖くて読めない(:_;)

⏰:10/03/30 21:55 📱:SH03A 🆔:z3QaNycA


#641 [Pechi◆hF/FePK.YI]
だいじょうブイ^ω^

⏰:10/03/30 23:39 📱:SH001 🆔:zplaJYgU


#642 [七氏]
あげる  

⏰:10/04/03 01:06 📱:831SH 🆔:qHcqtg7s


#643 [七氏]
あげは

⏰:10/04/06 22:35 📱:F03A 🆔:UeQ.JiKE


#644 [七氏]
あげとこ

⏰:10/04/16 01:50 📱:831SH 🆔:vMv3vC6o


#645 [七氏]
リアルに友達に上から覗かれた小学2年の夏…。

⏰:10/04/17 10:21 📱:N904i 🆔:vDefy8lk


#646 [七氏]
>>001-100
>>101-200
>>201-300
>>301-400
>>401-500
>>501-600
>>601-700
>>701-800
>>801-900
>>901-1000

⏰:10/04/17 12:18 📱:W62SH 🆔:jO8OgK2o


#647 [七氏]
あげる     

⏰:10/04/22 12:46 📱:831SH 🆔:rdg5/h/o


#648 [七氏]
あげ    

⏰:10/04/25 00:50 📱:831SH 🆔:H0WMpHNc


#649 [七氏]
あげる    

⏰:10/04/27 17:00 📱:831SH 🆔:2Vc69sc.


#650 [七氏]
あげる     

⏰:10/05/09 01:29 📱:831SH 🆔:Yy8S2QLs


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