【トイレの上から】怖いコピペ総合【誰か覗いてる】
最新 最初 全
#50 [七氏]
ある結婚式での話。新郎には他にも女がいて、式の直前に別れましたが、捨てられた女性は自殺してしまったそうです。
結婚式はトラブル続きで、キャンドルサービスの炎が急に強く吹き出したり、マイクに変な雑音が混じったりしました。
そして新婚旅行から帰ると、今度は写真撮影に失敗したと、責任者が謝罪に訪れました。新郎は当然怒りましたが、あまりの剣幕に責任者が「あなたにも心当たりがあるのでは」と写真を出しました。
すると、全ての写真に花嫁の姿がなく、かわりに自殺した女性がウエディングドレスを着て写っていたそうです。
:08/11/22 23:19 :W61SH :VJhpdr2U
#51 [七氏]
:08/11/23 09:32 :W62SA :jmCescHA
#52 [にょ]
:08/11/23 10:10 :SO905i :eQM2OdGk
#53 [七氏]
:08/11/23 12:02 :N906imyu :.YJBZ45A
#54 [七氏]
>20
やったらどうなんの[詳細求ム
:08/11/23 14:06 :W53T :PX4VJmuE
#55 [複雑骨折◆rb7ZL.QpjU]
>>53どーにかなるのかなww
>>54昨日の今日だからまだ何も…
だから寝る前にもう一回言ってみようと思う
:08/11/23 16:33 :SH904i :Fep.RDLc
#56 [◆2732RMTNx.]
おいルイズあれはなんだ
:08/11/23 18:10 :P905i :Jh5IKo1A
#57 [七氏]
>>55ん〜…待ってる~
俺っちもやってしまったが実際声に出しては言ってないんだが…
何かあった人いってよ>>20のやつ
:08/11/23 20:48 :W53T :PX4VJmuE
#58 [七氏]
怖い話が聞きたい(´・ω・)
:08/11/24 21:25 :SH903i :☆☆☆
#59 [七氏]
>>55どーにもなんないでほしいけど
なったらなったで怖いよねw
:08/11/24 21:37 :N906imyu :Hh8GHs1U
#60 [七氏]
あげちゃうよ(´・ω・`)
:08/11/25 15:54 :P905i :na1Ebta2
#61 [複雑骨折◆rb7ZL.QpjU]
>>57まだ4日しか経過してないが何もない
ただのガセネタなのかな
試した日から毎日音読してんのに…
>>59でもどーにかなってくれなきゃ、何か腑に落ちない…
:08/11/26 18:44 :SH904i :6qF2C85.
#62 [疾]
「もうすぐご出棺なんだからじっとしてなさい!」
おじいちゃんのお葬式が退屈だったから
同い年ぐらいの親戚の子たちとかくれんぼしてたら
お母さんにひどく怒られた。
親戚の子と言っても大勢いて
何回か会った子もいたけど全然知らない子もいた。
他の子も怒られてる。
みんなでしゅんとしてたらバスがやってきた。
「うちは兄弟だけで10人もいる大家族だからね。バスで火葬場までいくんだよ」
ってお母さんは言う。また怒られるといやだから素直にバスに乗った。
一人だけバスに乗らないおばさんがいる。
なんかあわてたように誰かの名前呼びながらそこら中走り回ってた。
でもバスは出発しちゃった。
お葬式っていっつもこんななのかなぁ?
僕らにはじっとしてろと言うくせに
大人は大騒ぎするから嫌いだ。
なんでお葬式にでただけなのにお巡りさんにいろいろ聞かれるんだろう。
火葬になったおじいちゃんの遺骨が2人分あったとか、
そんなことボクに言われても分けわかんないよ。
:08/11/28 18:29 :PC :daFjXRoc
#63 [疾]
126 :本当にあった怖い名無し:2008/10/26(日) 03:50:11 ID:yc1kFRhM0
長文になりますが体験を書きます
かなり文章が下手なので長文が駄目な方、
下手な文章に苛々してしまう方はスルーしてください。
それでも見てやるか。って方だけお願いします。
高校時代、俺は10階建ての団地の10階に住んでいた。
その団地は凄く有名で別名が「ヤンキー団地」とか
「自殺団地」とあまり良い名前がついてなかった。
団地は10階建てと13階建てがあり、
友人が知り合いから聞いた噂で
夜中3時ごろに13階建ての方のエレベーターで
7階へ行き、その後あることをして5階に行きさらに
あることをして3階に行き、階段で4階に上ると幽霊が見れるという
ので学校帰りに盛り上がっていました。
そんな簡単に霊が見れるのであれば今まで幾度と無く行った
心霊スポットはなんだったんだ。と笑いながら話ていると
自宅の1階のエレベーターホールに到着したので
その話は終わり友人と別れを告げてそのままその日は帰宅しました。
そんな話も忘れたある秋の日に、友人が
「知っとる?あそこ又自殺したってさ」と話かけてきました。
自分が住んでる10階の方ではそんな話は聞いて居なかった為に
13階のほうか聞いてみるとやはりそうでした。
:08/11/28 18:30 :PC :daFjXRoc
#64 [疾]
127 :本当にあった怖い名無し:2008/10/26(日) 03:52:23 ID:yc1kFRhM0
帰りに友人達と5人で13階建ての団地の近場を通ると自転車置き場
の横の砂利のところに花束が2本置いてあり、少しゾクっとなった。
その時友人の一人が
「なぁ、あれやらんか?」と言って来た。
「あれって?なん?」と聞き返すと幽霊を見ようと言い出す。
彼以外皆流石に花束を見た後すぐだった為に乗り気はしなかった。
それでも彼は
「ねぇ、いいやん。怖いん?この前の霊園とか滝に比べたら
屁でもないって。だって人が住んどるとこやし」と煽る。
やめておけば良いものの、何故かイラッとしてムキになって
「おう、いいぞ。そんかわりお前が言い出したんならアレは全部お前がやれよ?
俺らは着いて行くだけ。それでいいか?」と言い返して彼も了承し
日にちを話し合い、その次の土曜日の夜に決行する事に。
土曜日に集まったメンバーは、決めた時にいた5人とあとで話を聞いて加わった
友人2人で合計7人。言いだした彼をSとします。
S以外の3人(俺もあわせて)は皆、10階建ての団地に住んでおり3人は
直ぐ近くの別のマンションに住んでいる。Sの家は少し離れた場所の一軒家。
一応親には、「Sの家に泊まりにいく。」とだけ言っており、肝試しを終了後は
実際にSの家で泊まる事になっていた。
:08/11/28 18:30 :PC :daFjXRoc
#65 [疾]
128 :本当にあった怖い名無し:2008/10/26(日) 03:54:07 ID:yc1kFRhM0
20時過ぎに集まって、0時過ぎまで外の公園(広場)で缶けりをしたり
花火をしたりして遊び、時間を潰した。
0時過ぎに一度Sと俺ともう一人の友人でSの家に儀式に必要なものを
取りに行った。
儀式に必要なものは2つ。塩と酒。
それとは別に懐中電灯も持って行く事に。
結局1時過ぎになり、全員で13階建ての1階のエレベーターホールへ。
まずは、エレベーターに乗り7階へ行く事で始まる。
その為エレベーターを呼ぼうとボタンを押すも作動しない。
何度押しても作動せずにエレベーターは全く動かない。
「あれ?なんで?」と思っていると、エレベーターの横の紙に注意書きで
【1時から5時までの間は鍵を使ってエレベーターを作動してください】
といった感じのものが。
鍵を回して呼ぶとの事なので10階の方の鍵でも合うか試してみると、鍵は入った。
そのままエレベーターを呼ぶ。
3基のエレベーターのうち左側の1基が動き始めた。
都合よくそのエレベーターだけがドアの部分がガラスで出来ている為に
向こう側を見ることが出来る。
:08/11/28 18:31 :PC :daFjXRoc
#66 [疾]
129 :本当にあった怖い名無し:2008/10/26(日) 03:55:52 ID:yc1kFRhM0
到着と同時に7人が乗り込みSはドア付近に。
まずは、7階を押して上へ上がる。
エレベーターホールは電気がついてるところもあれば
点滅しているところもあり、7階は電気が消えていた。
少し気後れしながらもSに「おい、ついたぞ」と言う。
先ずは、7階で
「おーい、おーい。今から行くよ。」と囁きでも良いので話しかける。
その後、言った本人が「はーい。追いかけておいで」と言う。
次に5階へ向かう。5階も電気は消えている。
5階に着いたら
塩を撒く。そして酒を数滴エレベーターホールから下に垂らす。
流石にSも怖がって、「おい、ついて来いよ。」と前の方に居た
友人二人を連れて行く。その間俺を含めた4人はドアを開けて待っている。
兎に角、怖い。S達はエレベーターを降りて前にある階段付近の
スイッチを押す為に前に進む。
少し経つとピ、ピン。と音がなり電気が点く。
小走りで酒をたらす為に一度横の方へ。
そしてS達が戻ってくる。
彼らがのりこみ、3階のボタンを押して3階へ。
:08/11/28 18:31 :PC :daFjXRoc
#67 [疾]
130 :本当にあった怖い名無し:2008/10/26(日) 03:57:11 ID:yc1kFRhM0
その瞬間。
「ドーーーン・ドーン・トン」と遠くから音が聞こえる。
エレベーターが4階付近を通る。
流石に怖くて目を向けれない。外を見ることが出来ない。
そしてウィーーンという音と共に3階へ。
最後に、3階で降りたら
「どこだー。上かな」と言って4階に階段で上れば
全てが整う。
ただ、Sが降りない。
というか誰も降りれない。ここも電気が消えてて怖すぎる。
誰もSに「いけよ。」とは言えない。
その時、友人の一人(K)が
「あのさー、気付いてる?」と言い出す。
「何が?」と聞くと彼は真っ青になりながら
「いや、気付いてない?」とさらにいう。
そうするともう一人が「俺わかったかも・・・。」と言い出す。
分からない俺やSや他の友人は少し攻めた口調で
「何がかって?」と聞く。
するとKは「俺らはじめに7階にいったやろ?」と言う。
「俺らが7階に行くまでに通る階数は5やろ?んで、
そのうちに電気が消えてるとこが何階あったと思う?」
とKは今にも泣きそうな声で言う。
正直もう聞きたくなかった。
「えっとね、0やったんね。最後に4階にって言っとったやろ?
それで3階も4階も5階も気にして外見とったけど、4階だけ点滅で
他は全部点いとったんよ。」と言い出した。背筋が一気に伸びる。
サーっと血の気が引きだす。
:08/11/28 18:31 :PC :daFjXRoc
#68 [疾]
131 :本当にあった怖い名無し:2008/10/26(日) 03:59:04 ID:yc1kFRhM0
続けてKは「しかも・・。4階は点滅してたって言ったけど、
何かスイッチの所に人影が見えた。連打して点けたり消したり
を繰り返してるように見えた・。」と話す。
「お前いい加減にしろって。怖がらすなや。」というも
Kは青白い顔で首を振る。
「もう一つ。ここ3階のはずなのに、2階にとまっとる。」
とKが指をさす。表示を見ると2階で点滅してる。
Sが「い、いや、間違えただけやって。ビビッて3階じゃなく2階押してしまった。」
というも、他の友人が「いや、確かに3階押したのを俺見たよ・・・。」といった。
その最中にSがいきなり、「ひっ」と声を漏らす。
エレベーターホールに向かって誰かが来てる。
トン、トン、トーン、トーン、と音が近づいてくる。
怖くなり直ぐに閉めるボタンを押すも行き先を押してない為移動しない。
怖くて誰もドアの外を見れない。
「早く1階おせ!」と言うとSが焦ってボタンを押す。
その瞬間
ドーン!!!ポン。ドーン!ポン。ドーーーン!ポン。と音が大きくなり近づいてくる。
エレベーターが動き始めたが心臓がバクバクして皆顔を見合わせるのみで外は見れない。
1階に着いた瞬間に一斉に逃げるようにホールへ出る。
でも何かおかしい。
1階のはずなのに、何か違う。
急いで降りたそこのホールのプレートは3階の表示。
Sは「あれ?俺1階おしたよ。ねぇ、俺1階おしたって」と半泣き状態。
KはKで「なんで?なんなん?」とパニック。
:08/11/28 18:32 :PC :daFjXRoc
#69 [疾]
132 :本当にあった怖い名無し:2008/10/26(日) 04:02:11 ID:yc1kFRhM0
とりあえず、エレベーターを呼ぼうと鍵を差し込むも、エレベーターは上の階に
行き始め、一度4階で止まったのか、4階の表示が長く続き再度上へ。
そのため戻るのを待つはめに。他のエレベーターは動く気配なし。
待っていたその瞬間、
ドーーーーーン!!!ポン。ポン。ポーン。といきなりの音。
階段付近から何かが音を鳴らして来てるような音。皆怖くて動けない。
Sが「あーー、来るなー。来るなー」と気が狂った様に言い出す。
俺は「おい、兎に角向こうの階段から逃げるぞ!」と言いSの肩を引っ張った後に
走り始めると全員そこに向かい走る。
3階から2階へ。
そこで上から何かが落ちてきた。
ヒュンと上から落ちてきたモノと目が合った。
人だった。
一瞬の事だったけど、全員が見た。
ニヤっと笑ってるように見えた。
そしてドーーーーン!!!!!!!
と下で音がなった。
もう動けなかった。
下には行けない。上に行こうとは思わない。
どうしようも無い状況で2階と3階の階段の間で
立ち尽くしてた。
:08/11/28 18:32 :PC :daFjXRoc
#70 [疾]
133 :本当にあった怖い名無し:2008/10/26(日) 04:04:48 ID:yc1kFRhM0
するとポーン。ポーーン。という音が2階の方から近づいてくる。
再度パニックに。
明らかに音は2階から近づいている為、急いで3階へ上り逆の棟の階段へ。
そこから一気に降りて1階へ。
1階に着いたら、すぐに明かりを求めて何故かエレベーターホールへ。
そして出口へ向かおうとした瞬間、
俺を含めて4人だけが見た。
ホールの階段で人の生首の様なものを手毬のようにしながら
グチャグチャの何かが降りてきてるのが見えた。直ぐに外へ逃げ出す。
とりあえず走りコンビニへ逃げ込む。
知り合いのバイトの兄ちゃんに
「人が飛び降りたかもしれん。警察呼んだ方がいい?」と伝える。
「おまえら高校生がこんな時間になにしよるかってなるぞ?」と言われる。
「とりあえず、本当に落ちたか見たか?それとも落ちた後のか?」
と言われると友人の一人が「もういいって。関わらん方がいいって」と
全員に向かって言い、無視することに。
その後明るくなるまでコンビニで漫画を読んだりしながら
明るくなったと同時にSの家に向かう。
その後昼過ぎまで寝て、起きた後、その話になった。
「本当に怖かったわ。出口で見た奴が気持ち悪すぎた。」と話をしていると
残りの3人は全く気付かなかったらしい。
ただSが「あれ、ブサイクやし俺やったんかもしれん」と少し笑いながら言い皆を笑わせてた。
その1年後の受験勉強真っ只中の時に13階建ての団地からSは自殺した。
:08/11/28 18:32 :PC :daFjXRoc
#71 [疾]
134 :本当にあった怖い名無し:2008/10/26(日) 04:07:02 ID:yc1kFRhM0
Sの葬式にはいったけど、Sの母親は遺書に何か書いてあったのか
俺たちにはとても冷たく、「アイサツしたら直ぐに帰りなさい」と言われた。
他の人たちにもそのような様子だったが、Kは「アイサツって・・・。」と言いながら
「俺らがSと仲良かったのに助けになれんかったのは悔しいな」と泣き崩れた。
俺は高校卒業し大学進学でそこを離れ、大学2年の時に親はそこから引越したので
高校卒業以来全くそこには近寄ってない。
最近Kともう一人の友人に会った時にその話を思い出した。
俺とKとその友人とSが、階段から降りてくるナニかを見ていた4人だった。
そこで3人で話していると、4人が全く同じものを見ていたことを知った。
Sは死ぬ前に「俺かもしれん。」と冗談のように言っていたが、
俺を含めた3人も、ポーンポンと手鞠のようにつかれていた生首がSの顔に
そっくりだったと思っていたようだ。
結局遺書は見てないから何が原因かは分からないけども、
Sは自殺する前日まで俺らと普通に遊んでるし何も変わったことは無かった。
面白半分で始めた肝試しだけど、アレが原因だったならやるべきじゃなかった
と思わずに居られない。
それとあの時に上から落ちてきた人は本当に自殺だった。
もしかしたら3階で逃げ出そうと思った時に、
エレベーターが勝手に上がり4階で一度とまり再度上にいった
エレベーターの中にその人が乗ってたのではないか。と思うと二度とあの場所には
近づきたくない。
長文失礼しました。
もう少し文章書く能力があれば分かりやすくかけたのに
分かりにくい+説明ベタで本当にごめん・・。
:08/11/28 18:33 :PC :daFjXRoc
#72 [疾]
94 闇男爵。 sage 2006/07/08(土) 00:23:44 ID:kXRn28xCO
穴
暗い……。
俺はどうしてこんな所にいるんだ?
遡る事、数時間前…。〇〇山の法面保護工事に、
新現場監督として、
一人の男がやってきた。
仮に、岩田とする。
岩田は社長の甥で、
新卒の割にいきなり、好待遇で、
現場の指揮をする事になった。
無知な彼は、
土地を鎮める儀式を省き、(神主に祓いをしてもらう儀)
工事を開始した。
岩田が、
設計図を片手に、
掘削場所を下見していると…
急に地面が下がり、
岩田は古い穴に落ちてしまった。
:08/11/28 18:33 :PC :daFjXRoc
#73 [疾]
95 闇男爵。 sage 2006/07/08(土) 00:46:25 ID:kXRn28xCO
>94 の続き
岩田は真っ暗な穴の中で、
助けを求めたが、
何故か、誰も助けに来ない。
まわりに作業員もいたのに…
数時間、叫び続けている。
何の音も聞こえない。だが、、
暫くすると……
「…ア ……ヨ」
と微かだが人の声がした。
やっと助かる!
と安堵した瞬間!!
「あつい〜〜!」
「助けてくれ!」
「いやだ!母さん〜!」
「死にたくない」
何十人もの人のうめき声、悲鳴、断末魔が聞こえてた。
岩田は恐怖に震え、
耳を塞いだ…
その時、上から
「大丈夫ですか〜」と作業員の声がした。
助けられた岩田は、
「何ですぐに助けなかった!」と怒る。
「…すぐに助けたじゃないですか、監督落ちてから数秒しか経ってないですよ?」
:08/11/28 18:34 :PC :daFjXRoc
#74 [疾]
96 闇男爵。 sage 2006/07/08(土) 00:48:07 ID:kXRn28xCO
>95 の続き
馬鹿な…確かに数時間は経っていたはずなのに…
岩田は穴に落ちた時に、違う時間をさまよっていたらしい。
後に、調査報告書に目を通すと…
〇〇山は戦時中、焼夷弾の集中を受け、
防空壕の中にいた人が何十人も蒸し焼きにされ、命を落としたという。
すぐに神主を呼び、
土地を鎮める儀式が行われた。
一部、脚色、仮名を使用しましたが、これはノンフィクションで、この穴は北関東に実在します…。
:08/11/28 18:34 :PC :daFjXRoc
#75 [疾]
861 名前: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:2001/04/23(月) 02:57
祖父が亡くなった。祖母は正直言って、老人特有の症状が出ていて
記憶がとんじゃってるのか、祖父が亡くなったときもなんの悲しみも
みせずに(とても仲良しの夫婦だったのに)祖父が亡くなった事に
さえ気がついていないように、ぼんやりとしていた。
当時、もう、まともに歩けない状態だったので葬式にもでられず
入院したままだった。
葬式から月日がたったある日、祖母を見舞いに行った母を迎えに病院に
行った。帰りの車の中で母が涙ぐんで言った。
病室で祖母が久しぶりにはっきりと口を聞いたそうだ。
「朝、おじいちゃんが、笑って、玄関から出て行った。おじいちゃん、
あっちの人になっちゃんたんだねぇ」
と言って泣いたそうだ。
その日は祖父の四十九日の法要の日だった。
最後の挨拶でおばあちゃんに気づいてもらえてよかったね、
おじいちゃん……。
:08/11/28 18:35 :PC :daFjXRoc
#76 [疾]
170 名前: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:2001/02/26(月) 01:29
霊体験でも実体験でもないけれど、動物好きの友人から聞いた話です。
15歳になるその猫は、家族中の愛情を受けて暮らしていました。
非常に賢く、まるで人の言葉が解るような猫だったそうです。
特にその家のおばあちゃんに良くなついていて、寝るときはいつも一緒
起きているときはいつもおばあちゃんの膝の上。
ところがある日、急におばあちゃんが倒れ病院に運ばれましたが
様態は回復することなくそのままお亡くなりに...
家族の人が猫に向かって「おばあちゃん死んじゃったよ..」と言うと
その猫は目から大粒の涙をポロポロとこぼし
お通夜の間一晩中、遺体のそばから離れなかったそうです。
:08/11/28 18:36 :PC :daFjXRoc
#77 [疾]
24 名前: あなたの横にも名無しさんが・・・ 投稿日:2001/02/13(火) 10:07
知っている方も多いかと思いますが、書き込みします。
これは毎日新聞の記者さんが実際に聞き、掲載したお話です。
ある日の雨の降る夜、会社から家路を急いでいたAさんが田んぼのあぜ道で何かを探している人に気付きました。
「どうしました?」Aさんが問い掛けるとその男性は消え入りそうな声でこう言いました。
「長男に買ってきた消防車のオモチャが見つからないんです。」
「そうですか・・・一緒に探してあげましょう。」とAさんも泥がつくのもイヤがらず一緒に探しました。
でも、どんなに探しても全然見つかりません。
二人で泥だらけになりながら、雨の中必死で探しました。
「無いですねぇ・・・。」と何気なく男性の横顔を見たAさんはおかしな感覚を覚えました。
「・・・あれ?、この人どっかで見た様な・・・。」
でも、そんな気にも留めませんでした。
「無いなぁ・・・困ったなぁ・・・。」そう言う男性を慰め、ほんのちょっと下を向いた時に、
男性の気配が無くなりました。
「あれ?」周りをいくら見渡しても男性の姿は見えません。
「おっかしいなぁ・・・」不思議と怖さも無く、泥だらけの姿で家に帰りました。
:08/11/28 18:36 :PC :daFjXRoc
#78 [疾]
その泥だらけの姿を見た母親から「どうしたの?」と尋ねられたAさんは今あった事を母親に話ました。
みるみる内に母親の顔色が変わって行きます。
「どうしたん?」そう言うAさんの前に母親は古いアルバムを持って来ました。
「その男の人って・・・この人かい?」
Aさんがアルバムを見ると、そこには幼いAさんを抱いたさっきの男性が写っていました。
「あ・・・・・。」
Aさんは言葉を失いました。
母親はAさんが小さかった頃他界した父親の話をしてくれました。
おもちゃの消防車を買って帰る途中で車にはねられる事故で他界した事も・・・。
「あんたが一緒に探してくれて良かった。」と母親は号泣したそうです。
以上がそのお話です。
これは全てウソの話です。
毎日新聞の記者もウソだと知って掲載したそうです。
その記者はこの文章を、こうくくっています。
「これはウソの話ですが、僕はこのおもちゃの消防車を探す幽霊が大好きです。」
:08/11/28 18:38 :PC :daFjXRoc
#79 [疾]
602 本当にあった怖い名無し sage 2006/10/09(月) 17:00:01 ID:Tl7VgTEj0
下男びっしりの私ですが、ちょっとまじめに書いてみた
ある10代の女性が肌を小麦色に焼くために日焼けサロンに通っていた。
早く肌を焼きたかった彼女は何件もの店を掛け持ちでまわり、
サロンの決めた限度時間を無視して一日に何時間も日焼けマシンにその身をさらした。
結果、望んだ通りの小麦色の肌を手に入れたが、彼女は体の異変に気づいた。
体調がすぐれず、体から変な臭いがする。体をいくら洗っても臭いはとれない。
彼女は病院で検査を受けることにした。
医者は驚いた様子でこのような症状に陥った際に心当たりはないかと彼女に尋ねてきた。
彼女が全てを正直に話すと、医者は悲しい顔でこう告げた。
「あなたの内臓は日焼けサロンで焼かれたために“調理”されてしまったのです。
今のあなたの内臓は、生焼けの肉みたいになっているんですよ」
青ざめた彼女が「治るのですか?」と問うと、医者は少し考えてから紹介状を書いてくれた。
紹介状をもって指定された場所に行くと、そこは何かの工場らしかった。
工場の中から従業員らしい年配の男性が現れ、彼女を中に招き入れた。
それ以来、彼女の姿を見かけたものはいない。
最後に彼女が訪れたはずの食肉加工工場も、そんな女性はこなかったと口をそろえる。
:08/11/28 18:40 :PC :daFjXRoc
#80 [疾]
493 1/3 sage 2006/09/27(水) 14:50:00 ID:gDgXNai6O
ある日のこと、男女3人(♂2♀1)が山のコテージへキャンプに出掛けた。
夕方になり、3人は夕食の準備をしていたのだが、ガスボンベのガスが切れてしまったので麓のスーパーまで買い出しに行くことに。
誰か1人が車で買いにいけばいいのだが、そこのところは実に複雑な男女関係の思惑があって、男女2人を残すわけにはいかない。
かと言って3人で出掛けて夕食の準備の途中をほっぽりだすわけにもいかないし、その彼女に関してはそもそも免許を持っていなかった。
こうなると必然的に男性2人が買い出しにでることに。
そして残された彼女は引き続き夕食の準備をすることに。
行楽のシーズンではあったが、平日のせいかこのキャンプ場には他の人影は見当たらず、秋の夕日はどんどんと落ちていき彼女を闇に包んでいく。
ときおり吹く風が木や落ち葉を揺らしてはざわめき、どうにも心細くさせる。
‐どうせならあたしも行けばよかった。
:08/11/28 18:41 :PC :daFjXRoc
#81 [疾]
494 2/3 sage 2006/09/27(水) 14:51:16 ID:gDgXNai6O
キャンプ場から麓のスーパーまで往復でだいたい30分。
それまで彼女は不安に押しつぶされそうになりながら、黙々と手を動かし続けた。
…車がキャンプ場を出ていってもうすぐ2時間になろうかという時、1人の男がコテージに足を引きずりながら近付いてきた。
買い出しにでた男の片割れのAである。
なんと、買い出しの帰りに運悪く事故を起こしてしまい、ケガした足を引っ張りながらも必死にコテージまでやってきたのだ。
「おい、開けてくれ!」
彼は思い切り木の扉を叩く。
間もなく扉が開き、青ざめた表情の彼女が戸口に立って顔を出した。
「ねえ、どうしたの?」
「いいか、落ち着いて聞くんだ!実は…」
Aはさきほどのことを話した。
さらに一緒にいたBは出血がひどく、呼び掛けてもぐったりしたままだったと…
:08/11/28 18:41 :PC :daFjXRoc
#82 [疾]
495 3/3 sage 2006/09/27(水) 14:52:45 ID:gDgXNai6O
「とにかく携帯で助けを…」
…おーい。
まさか…はるか後ろから血まみれのBが手を振りながら走ってくる!
「そんな、あいつは死んだはずだ!に、逃げなよう!」
しかし、その言葉に反して2人の足は持ち上がることすらなかった。
不意に彼女はAにすがりついた。
すぐ近くまでBは迫ってくる。
B「おいおい、置いてくなよ!」
A「た、たのむ成仏してくれ…」
B「バカか、勝手に殺すなよ!確かにあの血の量には俺もビビったけど気ぃ失ってただけだよ!」
A「え」
B「縁起でもない誤解すん…」
Bが2人の目の前に立った瞬間に、絶叫しもときた道をころげるように走り出した。「ちょ、おいB‐?!」
彼女の回した手に力が入り、Aの体をきつく抱き締める形になる。
「く、苦しいだろ!こんな時にいったい…」
尋常ではない力がAの腰と骨を砕き、みぞおちから上と下の2つにわかつまでそう時間はかからなかった。
Bは蛙をひねりつぶしたような悲鳴を背中に聞きながら、溢れ落ちる涙も気にとめずにひたすら走った。
Bは確かに見た。
あの時2人の肩越しに見えた“彼女”のなれの果てを…
:08/11/28 18:41 :PC :daFjXRoc
#83 [疾]
説明
AとBは無事だったが、待っている間に彼女は何かに殺され、Aを殺したものがすりかわっていた、って感じにしたかったんです。
で、Bは彼女の死体を見て逃げ出したと…
:08/11/28 18:42 :PC :daFjXRoc
#84 [疾]
855 本当にあった怖い名無し sage 2006/11/11(土) 19:09:21 ID:knhknrlu0
自殺者だ。
いつもの散歩道で首吊り死体発見。
・・・と思ったら、その男はぶらさがったままでまだ生きていた。
「死なせてくれ」
と頼むので、足にぶらさがって体重をかけてやった。
・・・すると、ロープをかけた枝が折れてしまい、一緒に落ちてしまった。
とたんに怖くなり、男をほったらかしたまま帰宅。
・・・したつもりだったのだが、玄関ドア前にくだんの男が倒れているのを発見。
また「死なせてくれ」と頼まれる。
殺しても殺しても死なない男。
刃物でメッタ突きにしたあと、ノコギリでバラバラに切断しても、まだ生きている。
なんてやつだ。
「ちょっと君、いいかな」
声に振り向くと、警官が数人。
血の海の現場から強制連行。こんな時だけ、男は死んだ振りしていた。
時々、独居房の窓に男の首がちょこんと乗っていることがある。
「まだ死ねないんだよねえ」
・・・いや、あんた俺がちゃんと殺したから。
:08/11/28 18:43 :PC :daFjXRoc
#85 [疾]
961 【残念ですが】 sage 2006/11/24(金) 16:03:33 ID:0vOlgupLO
三人の女の子の写真を見せられた。
真ん中の、亡くなった女の子だけが、ミイラのような状態で写っている。
とても言いにくい事だが、母親は私の言葉を待っている。
『残念ですが、あなたの娘さんは地獄に落ちました。
病苦に耐え、短い生を全うした娘さんが、なぜ地獄などに落ちることになったのかは、わかりません。
皆様が手厚いご供養をなされば、きっと浄土への路が開けましょう』
母親は暫くうなだれていたようだったが、顔を上げ、笑顔でこう言った。
『娘は、地獄に落ちたのではありません。・・・落としたのです。』
:08/11/28 18:43 :PC :daFjXRoc
#86 [疾]
947 本当にあった怖い名無し sage 2006/11/21(火) 22:06:15 ID:tNOblJ230
「はあ〜い」
夕方遅く学校から帰ってくると、家の中が暗い。
「おかあさ〜ん」と呼ぶと、2階からか小さな声で「はあ〜い」と
応える声がする。もういっかい呼ぶとまた「はあ〜い」。
2階へ上がったところで、誰かが玄関の戸を開ける音が聞こえた。
「しゅんすけ、帰ってる〜?」母だ。
なあんだ。さっきの声は気のせいか。
下へ駆け下りると、誰も居ない。
「・・・おかあさん?」呼んでみると、「はあ〜い」。
風呂場の方だ。
洗面所をのぞいても、誰も居ない。
風呂の戸を開けて入る。「・・・おかあさん?」
「・・・はあ〜い」
すぐ後ろから声がした。
母の声じゃない。怖くて振り返ることが出来ない。
:08/11/28 18:44 :PC :daFjXRoc
#87 [疾]
987 【9】(埋めネタで、すみません。稲川淳二) sage New! 2006/11/27(月) 02:29:53 ID:1jFFLzbKO
実際ねぇ、マンホールの蓋ぁなんてぇ、
女の子が一人で持ち上げられるわけぁないんですよ〜。
えぇえぇ。多分ねぇ、はじめから蓋を開けておいたんじゃぁ、ないかとねぇ、思うんですよ。
最初の何人かを落とした時にはね。
それでもってねぇ、蓋の上で跳びはねながら、
落ちた人の数をねぇ、数えるんですよ。
『1 1 1 1 1・・・』ってねぇ・・・。
でねぇ、実際落とす所を見た人がいたもんでねぇ。
『8 8 8 8 8 8・・・』ってねぇ、跳びはねてるところへ、来たんですよ、別の女の子が。
でねぇ、その子と替わって、マンホールの上で、跳びはね始めたんです。
そしたらねぇ、元からいた女の子がねぇ、マンホールの蓋をねぇ、
・・・こう・・・『さっ』とねぇ、開けちゃったんですよぉ。
えぇ、軽々と持ち上げたそうですよ。
跳びはねてた女の子は、落ちちゃいまして。
結局、そこで見ていた人が警察に通報しましてねぇ。
9人もの女の子をねぇ、マンホールに落としてたことがわかったんですよ〜。
でもねぇ、なんで道具も使わずに、あんな重たい蓋が開いたのか・・・
警察も首をひねってましたねぇ。
でもねぇ、蓋を調べた時にねぉ、・・・こう、ね、ひっくり返すとねぇ・・・
蓋の裏に、手の跡がたぁ〜くさんついていたんだそうなんですよ。
先に落とされた女の子が、仲間を増やそうとして開けるのを手伝ったのか、
マンホールから出たかったのか・・・
えぇ、わかりませんけどねぇ
:08/11/28 18:44 :PC :daFjXRoc
#88 [疾]
950 【既出モ〜ロモロ】 sage 2006/11/22(水) 00:58:57 ID:Nyh9iGNeO
友人の体験した怖い話。巧く伝えられなかったら、ごめんなさい。
友人Aは、幽霊をよく見るんだって。
でも、有名な都市伝説やコピペみたいのばっかりで、全然怖くないんだよ。
『落ちていく人と目があった』とか
『外から自分ちのベランダをみたら、首吊りしてる人影が』とか
『隙間に人がいる』とか、そんなんばっかりね。
ありがちな怪談ばっかりで、全然怖くないって言ったらさ・・・
『オレの母親、先月自殺した』って。
(こっからマジ話だから、リアルに怖えよ)
『オレが家出てから、ずっと一人だった。
遺書には『夫と息子を恨みます。私は独りで逝きます。』って書いてあってさ。』
『自分の辛さ訴えたいのかさ。
オレが見る幽霊、全部母親なんだよね。』
ふと視線を感じると、箪笥と壁の隙間に、こちらを窺うAの母親の姿が・・・
虚ろな目付きでニヤニヤ笑いながら、包丁を首に当てた。
『目をあわすなよ。見ると母親は、死に様再現するから。
飯食えなくなるぞ。』
かなりやつれたAが、苦笑しながら言った。
ネタのヒントは、私自身の体験です。実際には、夢に見るだけなんだけど・・・。
:08/11/28 18:46 :PC :daFjXRoc
#89 [疾]
948 送り狼 ◆weJoc1mo9Y sage 2006/11/21(火) 22:56:52 ID:vzaOQodo0
【電池】
まだ小学校に上がる前の、ムシキング好きの男の子がいた。
ある日、その子が大切に育てていたカブトムシが死んでしまった。
男の子は動かなくなったカブトムシをじっと見ていたが、
おもむろにカブトムシのお腹を引き裂いた。
「何をやっているのっ!?」
息子の異様な行動に母親が鬼の形相で怒鳴る。
「動かなくなったから電池を換えようとしたんだ。」
母親は悲しい顔をして、もう死んでいるのだと言い聞かせた。
すると息子は不思議そうな顔で母親を眺めて言った。
「だってママはパパが動かなくなったときにお腹を切ってたでしょ?」
次の日母親は、警察に息子の捜索願いを出した。
:08/11/28 18:46 :PC :daFjXRoc
#90 [疾]
904 【おんぶ】 sage 2006/11/15(水) 16:59:19 ID:1KqIMWcPO
あれからちょうど1年。妻の命日に、証拠不十分で不起訴になった。
今日、妻の両親に預けた息子を迎えに行く。
髭をそり、顔を洗う。1年でずいぶんと老けた。
頬がこけて、目の下には青黒いくま、瞼が痩せていて、まるで病人のようだ。
・・・・・・・・・車で妻の実家へ行く。
息子は元気だろうか?
ピンポーン
『パパ?』
息子の顔をみて、安心した。元気そうだ。
『おじいちゃんとおばあちゃんから、きいたよ。パパは【むじつ】だから、もういっしょにいられるんだよね〜』
無邪気に笑う息子の頭をなでてやる。事件が終わったのを実感し、俺も自然と笑顔になった。
妻の両親は、家から出て来ないようだ。顔を合わせづらいのは、こちらも同じ。だか、挨拶はしておかなければ・・・。
窓から、無表情な目がこちらを伺っている。気が重いが・・・、行かないとな・・・。
『ママも“パパをゆるしてあげる”って。よかったね、パパ』
『!?』
肩が重みがかかり、目の端に腕が見える。ちょうど俺の肩に、おぶさっているような・・・。
左指には見覚えのある指輪。俺の左指にはまっいるのと同じ指輪。
交差された腕がほどかれ、指輪を外し、再び抱きしめられる。
ミシミシと肩の骨が軋む。
声が・・・でない・・・
ゆ・・・る・・・して・・・くださ・・・
『よかったね、パパ。ママわらってるよ』
息子の無邪気な笑顔が
:08/11/28 18:47 :PC :daFjXRoc
#91 [疾]
885 【雨の音】 sage 2006/11/13(月) 06:42:43 ID:+6FyniKcO
(略)・・・『だから、あの音を聞かなかったのかよ!!』
『あの音って、何だよ?』
『雨の音だよ!!あの時トンネルにいたのに、何で雨の音が聞こえるんだよ!!』
・・・すると友人は、窓の外に目をやって、『そうだな。外はずっと晴れていたのにな』
月は雲に隠れて、やわらかい光を放っている。・・・『だろ?』
驚いて友人を見ると、笑っていた。
薄気味悪い。
食事は食べかけだが、ファミレスを出たくなった。早く家に帰りたい。
友人は、頬杖をついて笑っている。俺の気持を察したのか、
『なら、もう行くか?』
『そうだな。早く帰りたい』荷物をまとめ、伝票を手にとる。
テーブルにあるのは、俺の食べかけの食事が1人分。
あれ?他の2人は、どこにいった・・・?こいつは、何でメシを食ってないんだ?
見回すと、店内には静まりかえっている。店員すらいない。誰もいない。
『ほら、もう分かったろ?行こうぜ』
雨の音が、聞こえた気がした
:08/11/28 18:47 :PC :daFjXRoc
#92 [疾]
834 ぽんぽん 2006/11/10(金) 22:14:09 ID:ussGkdJA0
友達
私の通っている学校には「旧校舎」と言うものがある。今使っている校舎を建てる際に壊されるはずだったのだが、解体作業中に事故が起こったりと、
色々あってその作業は有耶無耶になり、こうして残っている、と言うわけだった。
事故の原因は相変わらず謎のままだ、その所為か、周りでは色々と憶測を立てている、「幽霊が出る」だの、「単なる操作ミス」だの・・。
しかし私は、「真実を見ていないのに色々と言う」と言うことが嫌だったので、どうせならいってみれば?と心では思っていた。
そんなある日・・・・。
友達と帰っていると、教室に財布を忘れてしまったことに気づいた私は、心配する友達をよそに戻ってしまった。
先生や用務員さんがたまたま校内にいて、教室まで案内してもらったので財布はあえなく見つかった、が、しかし。
ポーーーン・・・・・ポーーン・・・・
旧校舎のほうから「音」が聞こえてくる、音からすると、どうやらボールのようだったが、私たちの学校は女子校だ、こんな夜中にボールを突く生徒などいないはずである。
しかも、解体作業後、あそこには鍵がかけられていて、入れないはずだ。まあ新校舎の方は、カードやら機械やらだし、先生もたまたまいたのだからは入れたのだが。
もちろん校庭には誰もいない、念には念を、と言うことで、案内してもらった先生から懐中電灯を借りて、旧校舎のほうへ歩いていった。
:08/11/28 18:48 :PC :daFjXRoc
#93 [疾]
835 ぽんぽん 2006/11/10(金) 22:15:38 ID:ussGkdJA0
鍵がかけられているはずの扉は、鍵が壊されていた、それも乱暴に、暴力的に、しかし、入るための問題が解決したので、そのまま中へ入っていった。
中はとても暗かった、このときばかりは懐中電灯を持って来て良かった、と思った。
「中に誰か入ったのかな〜?だからボールの音がしたのかなあ?」
ギシ・・ギシ・・ギシ・・・足音が廊下に響き渡る、もちろん私のだ。
教室を何室か調べ、ついでに、定番の、トイレも調べた、が、特に何もなかったので拍子抜けしてしまった。
「はあ〜、なんだかそんなに怖くなかったな、でもこれならみんなの肝試しに使えるかな、この調子で2,3階も調べちゃうか」
と、そのとき
ギシ・・ギシ・・ギシ・・
足音が私の耳に入った。鍵が開けられてたからその人かな?と思ったので、合流しようと、足音の方へ歩いた。
(2,3階は後回しだな、まずは人集めか)さすがに一人は怖かったので、人数が増えると思いちょっと嬉しかった。
:08/11/28 18:49 :PC :daFjXRoc
#94 [疾]
。
836 ぽんぽん 2006/11/10(金) 22:17:10 ID:ussGkdJA0
廊下を音のした方に歩いていくと、「キャー」と言う叫び声と共に、何かが私に突っ込んできた。そして私を見るや否や、「キャー」と叫ぶ。そして私も「キャー」
落ち着いてみると、女の子のようだった、服装も時代錯誤というわけではない、私服だったが。とりあえず一緒に行動することになった。やっぱり怖かった、一人は。
辛気臭い雰囲気も嫌だったので、話しながら校舎を回った、どうやら彼女は美紀という名前で、この学校の生徒ではなく、付近の家の人だそうだ、たまたま噂を聞いてやってきたらしい。
と言っていた、信じようが信じまいが同じことだ、私は電車通学だったので、付近の家は知らない。
:08/11/28 18:50 :PC :daFjXRoc
#95 [疾]
「ところで美紀ちゃんは、ここについて何か知ってるの?」
「う〜ん、強いて言うなら、友達をほしがるって言うのは聞いたことがあるかな」
「なに?それ」
「そのままの意味よ、一緒に行動した人を無理やり友達にしちゃうってやつ」
「なった人は?どうなるの?」
「さあ、知らない、ママが『あそこには行くな』って言ってたからわからない」
「ふ〜ん、そういえば、ここに来る前、ボールを突いてるような音がしたんだけど、それって美紀ちゃん?」
「いいよ、美紀ちゃんなんて、美紀で。えっと、ボール?突いてないよ?聞き間違いじゃない?」
「う〜ん、確かに聞いたんだけどなあ、ほかに人がいるとかそういうのは?」
「それも駄目だよ、だって見たのは君だけ・・・、そういや名前なんていうんだっけ?まだ聞いてなかったよね。」
「あ〜、うん、そうだね。えっと、私の名前は裕子、まあ好きなように呼んで」
「そうするわね、えっと、祐ちゃんでいいかな?」
「祐ちゃんか〜、うん、いいよ」
その後私と美紀ちゃんは校舎を調べまわった、特には何かあるように見えなかった、2階にも行ったが何にもなかった。
:08/11/28 18:50 :PC :daFjXRoc
#96 [疾]
837 ぽんぽん 2006/11/10(金) 22:18:15 ID:ussGkdJA0
「なんにもないわね〜、なんか拍子抜けしちゃうなあ、そう思わない?美紀ちゃん」
「うん、確かにそうなんだけど、この先には・・・なんか・・・」
「なんか・・・・、何よ」
「なんか・・・・・・・行きたくない、なんか不味いような感じがしちゃう」
「そんな事言ってちゃだめでしょ〜行っちゃおうよ〜、ね〜、美紀ちゃん」
「あ、ちょっと!!祐ちゃん」
3階への階段を荒々しく上り、教室「6−2」で、私は・・・・・・地獄を見た、というのは少し大げさだろうが、酷いものを見た。
「6−2」は教室と言える物ではなかった。
元は教室だったのだろう、机や教卓、掃除用具庫などはちゃんと置いてある。しかし、しかし、しかしそんな者は目に入らなかった。
人が、人が、人が吊り下げられているのだ。まるでタロットカードの一つの様に、腕を縛られ、逆さづりに、しかも吊り下げられた人間たちには生気が感じられなかった。
「な、な、な、な、な、」私は何も言えなかった、この光景はさすがに限度を越えている。
「あ〜あ、見つかっちゃいましたか、祐ちゃん」
「な、な、な、なにを・・・・・」
「彼らが、彼らが、彼らが、拒否したから・・・」
「何をよ!!、何を!!」
「私と友達になることを・・・・・だから・・・せめて一緒になろうと・・・・」
:08/11/28 18:50 :PC :daFjXRoc
#97 [疾]
838 ぽんぽん 2006/11/10(金) 22:19:51 ID:ussGkdJA0
そのとき私にはすべてがわかった、何しろもともとヒントはたくさんあったのだ。
友達を欲しがる、こんな夜中にこんな女の子が一人、しかもこの近辺には農業を営んでいる人しかいないのだ、周りは畑、怪しむ余地はたくさんあった。
ママの言うことなどいくらでも作れる、ボールなんてどうにでもなる。たしかに、これじゃあ何が起こっても外には漏れない。
「私は・・・・あなたの・・・・友達?」美紀は滔滔と語りかける。
「私はあなたの・・・・・友達?」また同じことを・・・・。
「私は・・・・・あなたの・・・」
「友達なんかじゃないっ!!!!!」
私はそう叫ぶと、手近にあった掃除用具の箒を取り、振り上げて、下ろした。
ゴシャア 鈍い音が旧校舎に響く、何回も、何回も、何回も、何回も。
:08/11/28 18:51 :PC :daFjXRoc
#98 [疾]
「ハア、ハア、ハア、ハア、ハア、ハア、さすがに、これだけやれば、大丈夫かな?」
既に美紀と名乗っていた女の子は人としての原形をとどめていなかった、腕は折れ、肩甲骨は割れ、膝は逆に曲がり・・・こんなことがよく女の腕で出来たかと思うと少し恐ろしかった。
「と・・・・も・・・・・・だ・・・・・・・・ち・・・・・・?」
「何で?何で?何で生きてるの?」
「み・・・・・・ん・・・・・・・・な・・・・・・・こ・・・・・・う・・・・・し・・・・・た・・・だ・・・・・・・・か・・・・・・・・ら・・・
で・・・・も・・・・・な・・・ん・・で?・・・・み・・・ん・・な・・・避け・・・・・る・・・・・の・・?」
美紀を残して私は逃げ出した、階段を駆け下りる、楽に逃げ切れるはずであった、が、しかし、後ろから、「何か」が迫ってくる。
「まっっっっっってよう、祐ちゃーーーーーーーん!!!」美紀だ。美紀が、あんな形でも追ってくる。
:08/11/28 18:51 :PC :daFjXRoc
#99 [疾]
839 ぽんぽん 2006/11/10(金) 22:21:04 ID:ussGkdJA0
私は夢中で走った、もう後ろなんか見てられない、見たら追いつかれ、追いつかれたら・・・・・・・・。
「やった、入り口だ、あっ!!」
入り口までもう少しのところで、転んでしまった。見ると美紀が私の足をつかんでいる。
「つ〜か〜ま〜え〜た〜、えへ」
「いやあああああああああああああああああ!!!!!!離してえええええええ!!!!!!!!」
笑顔をひしゃげた顔に浮かべた美紀、骨が覗く腕で私の足をつかんでいる、人として不完全な組織になっているはずなのに、力は緩むことはない。
「こ・・れ・・で・・い・・っしょ・・・だ・・えへ・・さ・・・い・・こ・・・う・・よ」
既に私は声が出せなかった、目の前にある恐怖とこれから起こる恐怖に屈した所為で、ただ、心の中で、(誰かっ誰か、早く来て)としか思えなかった。
だが・・・・その時・・・
「裕子!?どこにいるの?裕子!いたら返事して!!!」
「落ち着いて夏美、ほら、鍵が壊れてる、たぶんここだわ、裕子怖いものが好きだったし」
「過去形にしないでよ!!貴子、絶対裕子は生きている、ほら、行くよ!!」
ドバン!!!
:08/11/28 18:52 :PC :daFjXRoc
#100 [疾]
840 ぽんぽん 2006/11/10(金) 22:22:58 ID:ussGkdJA0
落ち着かない声と共に入ってきたのは、「先に帰っといて」と言ったはずの、夏美と貴子、私の姿を見て、それから私を引きずるモノを見て。
「貴子、そっち持って!!こいつから離すわよ」
「うん、せーの」
二人掛かりでも美紀の腕一本にはびくともしない、それどころかどんどん私達を引きずり込もうとしてくる。
「と・・・も・・だ・・・ち・・・・ふ・・・・え・・・・・る・・・?い・・・っしょ・・に・・・・」
「友達〜?ちょっとあんたねえ」
「ちょっと貴子、危ないよ!!」
「ちょっと黙ってて、夏美、
そこのあんた、友達を傷つけておいて、何でそんなことがいえるのよ!!!!傷つけるだけじゃ、悪い関係しか生まないんだよ!!」
美紀はその一言が刺さったのか、腕の力を緩めた、その隙に、夏美と貴子は私の体を美紀から離し、旧校舎出口まで行った。
と言っても私は動けるような状態ではなかったのだが、それでも出口まで行った。
:08/11/28 18:52 :PC :daFjXRoc
★コメント★
←次 | 前→
トピック
C-BoX E194.194