怖い話総合
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#1 [野沢]
建てとくッス
:08/10/25 00:38
:D903i
:OUvEzhoc
#2 [七氏]
乙です
:08/10/25 00:43
:N905i
:PD7yVZyA
#3 [野沢]
ありがとッス
:08/10/25 00:44
:D903i
:OUvEzhoc
#4 [けり]
怖い話聞きたい(^ω^)
:08/10/25 00:46
:P905i
:/2kRbd12
#5 [ごまちゃん]
野沢ww
:08/10/25 00:52
:SH905i
:IsRkZq9U
#6 [最高のペカり◆u/T/0/BAKA]
すっぱい話のがいい><★★★★★★★★★★★★★★
:08/10/25 00:53
:W52SH
:NNxL4kL.
#7 [ちゃこ]
怖がりが
きましたよ-っ(^ω^)w
:08/10/25 00:56
:P904i
:e.m5lc/o
#8 [にょ(`∀´)]
コピペでいいなら拾ってくるー?
それともコピペは別にスレがあった方がいいのかな…。
:08/10/25 01:01
:PC
:OqFk6ekw
#9 [野沢]
コピペでもいいッス
:08/10/25 01:03
:D903i
:OUvEzhoc
#10 [野沢]
:08/10/25 01:04
:D903i
:OUvEzhoc
#11 [にょ(`∀´)]
:08/10/25 01:05
:PC
:OqFk6ekw
#12 [けり]
:08/10/25 01:05
:P905i
:/2kRbd12
#13 [にょ(`∀´)]
647 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:02/09/05 16:52
去年の話なんですけど。
春先の夜、1時過ぎくらいだったかな?
この季節になるとウチの周り、猫がサカるんですよ。
その夜も俺の部屋すぐ側にある家の屋根あたりで、フィーバーしてるらしく
「ヴャーン、ヴャーン」て、やかましかったんです。
最初は『うるせえなァ』くらいの事思いながら我慢してたんですけど、
ホント気が散って眠れなくなっちゃって。
丁度ペットボトルの水が枕元にあったから、上からブッ掛けてやったら
静かになるかもって思って実行する事にしました。
で、起き出して勢いよく窓を開けたんです。
そしたら屋根の上にいたのは猫じゃなくて。
…赤ちゃんだったんです。裸の赤ちゃん。
それがこっち向いて「ヴャーン、ヴャーン」って泣いてたんですよ。
俺もうビビッちゃって。
速攻で窓とカーテン閉めて、布団を頭から被るとガタガタ震えてました。
そうしてる間も、窓の外からは「ヴャーン、ヴャーン」て声は聞こえてるんですよ。
『頼むからコッチに来んな』ってお祈りする事2時間。
気付くと泣き声が聞こえなくなっていたので、ようやく眠る事が出来ました。
次の日、朝9時くらいに恐る恐る隣ん家の屋根見たけど、当然そこには何も無かったです。
…結局何でそんなモン見ちゃったのかは判らないんですけど。
その日以来俺の部屋の窓は、雨戸を閉めて完全封鎖。
夏とか暑いし部屋が暗くなっちゃいましたけど、2度と窓は開けたくないです。
長文失礼しました。
:08/10/25 01:06
:PC
:OqFk6ekw
#14 [ちゃこ]
眠れなくなりそうれすw
:08/10/25 01:11
:P904i
:e.m5lc/o
#15 [にょ(`∀´)]
728 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:02/05/09 23:38
これは私の少年期の体験です。
実話ですので、人名地名は一切省いて書かせていただきます。
小学校の時、よく神社で遊んでいた記憶がある。
神社は町の高台にあり、同じ敷地内に公民館や駐車場などの公共設備もあった。
私はよくそこを友人達と遊び場にしていた。
ある日、小学校からの帰り道に友人と二人で神社へいったところ、
神社の建物の斜め向かい、つまり公民館の正面にプレハブで出来た家が建っていた。
いつの間に建築したのかわからなかったが、結構立派だった。
別に何の気にもならず、無視して友人と公民館の周りを駆け回っていると、
突然友人が立ち止まり、プレハブの窓から誰かがこちらを見ている、と言った。
私には確認できなかったが、確かにガラス窓のカーテンの隙間が開いている。
それは私達が騒いでいたから、怒って睨み付けているのかな?と思い、
その日はさっさと友人と帰った。それからしばらくは、神社には近寄らなかった。
続く
:08/10/25 01:12
:PC
:OqFk6ekw
#16 [にょ(`∀´)]
729 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:02/05/09 23:39
私達は中学生になり、よく学校帰りに買い食いをするのが日課だった。
その日も友人と駄菓子屋で低料金のお菓子やラムネ等を買い、
ドコで食おうか迷ってると、高台の神社を思い出し、そこへ行く事にした。
同行していた友人は私とともに神社で遊んだ事を思い出した。
そういやぁ、あのプレハブから誰かが覗いてたんだよなぁ、
実はあの時、子供心に少しビビッって帰っちまったよなぁ。
懐かしい。あれから何年か経ってるのに、まだ小屋は健在だった。
小屋の窓はカーテンが開いており、ガラスを通して中に障子が見えていた。
まだ夕方なのに部屋には明かりが煌々とついているのが障子越しにもわかり、
誰かが居るのは明らかだった。
私達はなんとなくそこの住人が事が気になり、二人で窓から覗こうと近寄った。
小屋の床は地面から半メートル近く空間があり、玄関には怪談が設置されており、
窓枠は私達の首から上あたり、少し高めに位置していた。
奇妙な事に窓ガラスはとても新しくツルツルで、中が非常に良く見えた。
障子の中に人影は無く、ただ部屋の蛍光灯がついているだけのようだ。
大して面白くも無く、帰ろうとすると友人が窓ガラスに
ペタペタ指紋をつけて遊んでいた。面白そうだったので、私もペタペタつけてみた。
続く
:08/10/25 01:13
:PC
:OqFk6ekw
#17 [にょ(`∀´)]
730 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:02/05/09 23:40
それから三日後、友人が学校の屋上から飛び降りた。
救急車とパトカーが数台。クラブ活動していた私は他の生徒とともに、
強制下校させられた。友人は木の枝や茂みのクッションにより一命を
取り留めたようだった。彼は私の隣りのクラスであり、
私に知らない人間関係やイジメに悩んでいたのかも知れない、と私は考えた。
それは学校中の話題になり、私は見舞いに行くのにも神経を使わなくてはいけなかった。
病室のドアを開けると、そこには中年の看護婦さんと、
全身を包帯で巻かれ、眠っている友人の姿があった。看護婦から聞いたところ、
彼は全身打撲と内出血、多数の擦り傷によって今は安静が必要だという。
私はその顔まで覆われた姿に恐怖を覚えたが、平静を装ってベッド脇の椅子に座った。
見ると、友人の両手が念入りに包帯で五指ともにグルグル巻きにされていた。
気になった私はそれを看護婦に尋ねると、数日前に、彼は自分で指の表面を
ぐちゃぐちゃに食いちぎったのだという。きっとノイローゼなのでしょう、
とだけ言って看護婦は退室していった。すると、友人が目を開き、こちらを見た。
彼は何かしきりに、包帯で包まれた手の指を動かしているようだった。
「頼む、カーテンを閉めてくれ」と私に言った彼は、予想以上に落ち着いていた。
安心した私に、彼はきつそうに口を開いた。
続く
:08/10/25 01:13
:PC
:OqFk6ekw
#18 [にょ(`∀´)]
731 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:02/05/09 23:40
「罰が当たったんだ。きっと。悪くない。俺達は悪くない。多分、もう大丈夫」
私は結局その意味をわからず、彼はもう学校には来なかった。
それから私達は会う事はなかった。それから私は平々凡々とした生活を送った。
20歳を過ぎて、大学を卒業した私は久しぶりに実家に帰って来た。そして、
古い知人達の口から、その友人は無事に県外の学校を卒業して就職できたようだ、
と聞いて、肩の荷が下りたように感じた。彼が無事に人生を送っている事は
何よりの朗報だった。
この文を書く事にしたのは、昨日、久しぶりにバイクで神社を見に行ったからです。
私の願いも空しく、小屋はあり、窓にはカーテンが閉まっていました。
あの小屋を見て、当時を思い出すたびに、私は友人に深い感謝の念を感じます。
彼に何があったがわかりませんし、あの小屋に何がいるのかもわかりません。
ただ私には、彼に救われた、という感覚のみが残りました。
続く
:08/10/25 01:13
:PC
:OqFk6ekw
#19 [にょ(`∀´)]
736 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:02/05/10 01:21
似た怪談を聞いたことがある。
実話かどうかは知らない。
オレの知っている話はこうだ。
中秋過ぎた秋の夜、神社の傍を通ると鳥居の脇に
なにかがうずくまっていることがある。
なにせ夜なので遠近がよくわからずどのくらいの大きさなのか
わからない。
ネコにしては大きいなと思い近づくと、昔流行ったMA-1を羽織り、
黒いジーンズにサンダル履きの男が膝を抱えている。
「おまえ神社の中に入るのか」と男が尋ねる。
入りません、というと、そうかといって男が
サングラスをはずして追ってくるらしい。
男はとてつもない形相で見ると絶対に腰を抜かしてしまう
ので、逃げるのであれば絶対後ろを向いてはいけない。
追いつかれると男とおなじ顔にされる。
続く
:08/10/25 01:14
:PC
:OqFk6ekw
#20 [にょ(`∀´)]
神社は入り口が二つ以上あるので神社の中に入って
裏から抜けられれば逃げられる。
走っている最中、境内で灯りが見えても
絶対にその方に寄ってはいけない。
灯りのほうに走って逃げると、それは小さな社で、
社には窓があり、
中は三畳の畳が敷いてあり、
その向こうは障子になっている。
障子は10センチ空いていて、人のよさそうなおばさんが
座って横を向いて談笑しているのが見える。
やれ助かったと思って窓をバンバン叩くと、
障子の左側がすごい勢いで開いて、白装束で白目の大男が
灯りの下をこちらに3歩であるいて来て、
すぐにつかまってしまう。
神無月の神社には気を付けよう。
そういう話。
終わり
:08/10/25 01:15
:PC
:OqFk6ekw
#21 [にょ(`∀´)]
:08/10/25 01:23
:SO905i
:imZ4Wd0U
#22 [野沢]
ありがとうッス
:08/10/25 01:24
:D903i
:OUvEzhoc
#23 [にょ(`∀´)]
528 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:03/05/13 03:31
私、毎年同じ時期に風邪をひくんです。
1月末〜2月頭にかけて。それも39度を超える。
こんな習慣がはじまったのも、6,7年位前。
あの出来事が起きてからでした。
あの日私は、夜中突然の吐き気で目が覚めました。
今までに味わった事の無い、猛烈な吐き気。
朦朧とする意識の中、トイレへ駆け込み、そして気づけば朝でした。
当時学生だった私は学校を休みました。
高熱で行ける状態ではなかったのです。
風邪には強かったため、ここまでの高熱は初めての経験でとても辛かったです。
それからまる2週間、自宅で点滴の日々が続きました。
体力は落ち立つ事さえもままならない状況で、それは起きました。
続く
:08/10/25 01:26
:PC
:OqFk6ekw
#24 [にょ(`∀´)]
529 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:03/05/13 03:32
その日も自宅で点滴を済ませた後、布団の中、体の痛みにじっと耐えていました。
ただじっと。私には何かをする体力は残されていませんでした。
そんな時、ふっと。ホントに何気なくふっと自分の左肩に目をやったのです。
そこには手がありました。
あるはずの無い手が、そこにはありました。
重さをまるで感じないのに、私の左肩に触れる感触は実際のもののように感じました。
記憶では若い女の人の手だったように思います。それがポンっと置かれていたのです。
・・・こんな状況に置かれたら、みなさんどのような行動にでますか?
私は大声を上げてしまい、その手を肩から振り払ってしまいました。
そのせいで母親が何事か、と私の部屋に大急ぎで駆けつけてしまうのですが・・・
その手を見てから、急激に熱の下がり、体調も日に日に回復していました。
母親には、その手はご先祖様の物で、お前を助けてくれたんだよ。そう言われました。
私自身もそう信じていたのですが・・・
その後、霊感の強い知人にこの話をしたところ、こう言われました。
「お前、その手を払わなければ、死んでいたんじゃないか?」
毎年、この時期になると不安になります。
猛熱のなか朦朧となりながら、今年は大丈夫だろうか・・・と。
終わり
>>22いえいえ
:08/10/25 01:26
:PC
:OqFk6ekw
#25 [ちょおこわい◆Posada/XcU]
タンスの上とか、高いところに落ちてる陰毛
:08/10/25 01:50
:N904i
:Jw4PUQ4Q
#26 [野沢]
あげげッス
:08/10/25 08:42
:D903i
:OUvEzhoc
#27 [七氏]
朝だから読めた...よ
:08/10/25 08:53
:N905i
:a9IK7Kss
#28 [七氏]
もっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっと
:08/10/25 10:55
:PC
:0XtzBtpg
#29 [にょ(`∀´)]
ちょw荒らしかとオモタw
今外出中だから、帰宅したらまた貼るよ
それまでは誰かよろしく
:08/10/25 10:57
:SO905i
:imZ4Wd0U
#30 [にょ(`∀´)]
よし
一旦帰宅したから貼ってくよ
:08/10/25 13:50
:PC
:Ge2rt2rk
#31 [にょ(`∀´)]
32 :ネコ○ :2006/12/16(土) 22:20:01 ID:Sq6GiuQN0
003/100
黒い影
母の同僚の体験を又聞きした話で申し訳ないのですが…。
クネクネってご存知ですよね?
2chオカ板では知らない人はいないというほどのあの有名なクネクネです。
母の同僚のNさんと言う方の体験談です。
彼女Nさんが学生だった時代、学校をサボって5・6人くらいの仲間と山道のような人気の無い場所で騒いでいたら、
仲間の1人が遠くの方の電柱を指差して「あれは何だ?」と。
その仲間の指差した方を見ると、上半身だけの黒い人型の影がNさん達の方を向いてクネクネと体を動かしていたそうです。
Nさんは一瞬見てすぐに目を逸らしたそうなのですが、その場の全員が「やばい!!」と騒ぎ始めて急いでその場を離れようとしました。
ですが、Nさんのバイクだけエンジンがかからず(ただ、焦っていたせいなのですが)
背後にクネクネ動く[何か]の存在を感じながらなんとかバイクのエンジンをかけその場を逃げ出しました。
NさんはPCオンチですし、怖い話もどちらかと言うと好きじゃないほうなので、
まさかネットから知っては無いはずです。
そして、その話を聞いた後、母に「まさか、この中のメンバーが頭おかしくなったりしてないよね?」
と半分冗談で聞いてみたら、1人は急に首つって自殺してしまったそうで、
また1人は妊娠した事を家族には告げず自宅のベランダで出産して放置。
死んだ赤ちゃんの傍で笑い続けている所を家族に発見されそのまま精神病院に入院したそうです。
:08/10/25 13:53
:PC
:Ge2rt2rk
#32 [にょ(`∀´)]
85 :かつこ :2006/08/11(金) 22:54:13 ID:pLZ0+eEs0
カーテンのあれ
これは、私が大学に入ったばかりのころの話です。
私の大学は、毎年1年生だけでの合宿があります。
合宿場はとても古く、隣接して地下一階地上一階の体育館がありました。
係りの人が
「体育館の地下には行かないでください。実は昔、この近くにある工場で爆発事故がありまして。たくさんの人が亡くなったんです。
そのとき、遺体を体育館の地下に並べていたんです。それで何がある訳じゃないですが、気持ち悪いので。」
と言ったんです。
ただ、そう言われてると行きたくなりますよね。行ったんです。夜中に友達と私も合わせて4人で。
地下は、なんかかび臭くて、変な染みとかあったんです。でもそれだけであまり怖くはありませんでした。
地下を出て、どうしようか話し合ったんですが、今度は爆発事故のあった工場に行ってみようという事になりました。
工場は宿泊場のすぐ近くにあり、すぐに見つけることができました。そこはボロボロで窓は全て破れ、柱も焼き焦げていました。
続く
:08/10/25 13:53
:PC
:Ge2rt2rk
#33 [にょ(`∀´)]
しかし、部屋に戻ると、友人の一人が「・・・あのさ。あそこにカーテンなかった?」と聞いてきたのです。あるわけありません。
だって、すべて焼けてたんですから。「でも、なんか人の顔みたいだった。」友人は話しますが、誰も信じません。私も信じてませんでした。しかしその夜です。
私たちの隣の部屋に誰か来たそうです。それは引きずるような音をたてながら寝ている友人(探検に行ってない人)に近づいてきました。
・・・ずる ・・・ずる・・
そこにカーテンを見た友人が遊びに来たそうです。友人が部屋に入ってみると、寝ている人の顔を
老人が覗き込んでいたそうです。 「違う・・・これも 違う・・・ これも 違う」
友人が驚いていると、老婆が友人に近づいて きて、友人の顔を覗き込んで言ったそうです。
お ま え だ !!!!!!
友人が目を覚ますとそこは体育館の地下室前だったそうです。 あれはなんだったんでしょうか?
終わり
:08/10/25 13:54
:PC
:Ge2rt2rk
#34 [けり]
怖い(´;ω;`)ブワッ
特に白い手のやつが
:08/10/25 14:12
:P905i
:/2kRbd12
#35 [にょ(`∀´)]
253 名前: 名無し君 投稿日: 2000/08/11(金) 16:02
松谷みよ子「現代民話考」にでていた話。
終戦から幾らもたってない頃と思われます。
当時の家は、台所が土間のままってのいうのも多かったんですね。
記憶を頼りに書いてるので細部はちがうかも。
タクシー運転手の奥さんが、まだ五才になったばかりの子を
残して亡くなった。
父親は仕事ででかけている時間が長く、そのあいだ隣の家に子どもを
預けていたのだけれど、深夜になっても帰ってこないのものだから、
親切で面倒をみていた隣人もさすがにしびれを切らして、子どもを
ひとりの家に帰してしまうことも多かった。
子どもは寂しくて、父親が帰ってくるまで、親の名を呼んで
泣いていたそうだ。
ある晩、子どもの泣き声がぴたっと止まり、笑い声が聞こえてきた。
隣人は、「ああ父親が帰ってきたのだな」と納得したのだけど、
そのしばらくあとに父親の帰宅する音が聞こえてきて、
「父ちゃんおかえり」と子どもが出迎えている。
そうした夜が何晩かつづいて、不審になった隣人はある晩、子どもの
様子をみにいった。
子どもは、暗い部屋でひとりで喋っては笑っている。
その様子が、だれかと話しているもののようなので、翌日、父親に
そのことを話した。
父親は、子どもに毎晩だれと話しているのか、とたずねた。
「母ちゃんだよ。おいらが寂しくて泣いてると、母ちゃんがきて、
だっこしたり、頬ずりしたりしてくれるの」
「それで母ちゃんはどっから入ってくるんだ?」
子どもは、土間の縁側を指さした。
「あの下から、にこにこしながら這ってでてくるよ」
それから父親は仕事をかえて、早く帰宅するようになったそうだ。
:08/10/25 14:15
:PC
:Ge2rt2rk
#36 [†キリ∽ルシファーゼ†◆Rip...6jGI]
3年位前の話。私は今でも、バイク好きで乗ってるんですけど
3年前は俗に言われる、走り屋って奴だったんです。
その時行ってた峠の近くに湖があって、そこに大きな橋がかかってるんです。
その橋は自殺の名所で、枯れた物や新しい物まで
常に橋の歩道には、花束があったのを覚えています。
で、ある週末の夜私は走り仲間達と飲んでました。
そのうち、仲間の一人が「今から峠行ってみない?」って言い出したんです。
皆も乗り気で、車にワインやらビールやらを積み込んで出かけて行きました。
普段は家から峠に向かうのに、その橋は渡らないのですが
道中でもビールをあおり、ワインを飲みながら目的地に向かってましたので
捕まらないように、遠回りでも大通りを避けながら車を走らせてました。
なので、おのずと湖の反対側から来る形となり
その橋を渡ら無ければ、目的地に着かなくなってしまうのです。
しかし、自殺の名所と言う事は知っていましたが
怖いと感じた事も無く、橋を渡るのに躊躇い等は特に感じませんでした。
そして橋に差し掛かろうとしたときに、友人の一人が
「小便がしてぇ」と言い出したんです。
:08/10/25 19:17
:PC
:QXYzUaLA
#37 [†キリ∽ルシファーゼ†◆Rip...6jGI]
そこで橋の脇にあるスペースに車を止め、皆で用をたす為に車を降りました。
その時、 他の友人(仮にKとしておきます)が飲み終わった
ビールの空き缶や、空のワインビンを橋の上から捨て出したんです。
特に私達も止める事などせず、車の外で暫らくの間話をしていました。
どの位そうしていたでしょうか。
「ドカーン」という凄い音で私達は一様に話を止め、
音のしたほうを振り向きました。
しかし私達の目線の先には、我々の乗ってきた車が
エンジンのかかった状態で止まっているだけです。
「???」皆が何が起こったのかわからずにいました。
そのまま皆が動けずにいると、車のフロントガラスの上を何かの破片が
ずり落ちてくるのが見えたのです。
え?何?」とその車の持ち主で、ここまで運転してきた奴が車に駆け寄り
フロントガラスあたりに散らばった、破片を拾って皆の元に持ってきました。
それは緑色をしたワインビンの欠片であり、
そのラベルは我々が車で飲んでいた物のでした。
しかしそのビンはKが我々の目の前で、橋の下に投げ捨てたはずです。
そして、誰が言い出したと言うわけではなかったのですが
皆同じ事を考えたんでしょうね。
橋の下にキャンパ−等、人がいたのか?って。
そして、Kがビンを捨てた場所まで行き、皆で橋の下を覗き込んだんです。
:08/10/25 19:18
:PC
:QXYzUaLA
#38 [†キリ∽ルシファーゼ†◆Rip...6jGI]
そして下を覗き込んだ私達はもう一度、一様に黙る事になりました。
橋の下には、湖に流れ込む川が闇の中飛沫を上げ、
ゴウゴウと唸っているのです。
流れは急であり、人が居るとは到底思えません。
それでも私達は信じられない思いで、黒い川を見つめ続けていました。
そんな硬直した雰囲気を破ったのが、Kの
「何でここに投げ捨てたビンが、戻ってくるんだ?」と言う言葉でした。
そして低い声で「やばくないか?」と続けたのです。
それにはその場にいた皆が感じていたことでした。
運転をしてきた友人が「急げ!車に乗れ!」と発した事により
私達は一目散に車に乗り込みました。
急いで車を発進させ、その場を離れる事だけを考え
運転をしている友人を「急げ急げ」とせかしました。
そして橋を中腹ほどまで渡ったときでしょうか
車の屋根の上に何かがあたり音がしたんです。
「カツン」「カン」「コン」って。
もう何も言わなくても屋根に何が当たってるのかわかりました。
ビンと一緒に捨てたビールの空き缶!それ以外考えられません。
皆酔いなんかとっくに冷め、
真っ青な顔でまんじりともせず、事が過ぎるのをただただ待つだけでした。
そして橋を渡りきる頃にその音も止み、我々もほっとする事が出来たのです。
:08/10/25 19:18
:PC
:QXYzUaLA
#39 [野沢]
あげッス
:08/10/26 07:02
:D903i
:ODaK5lzI
#40 [さ]
:08/10/26 13:25
:N906imyu
:hDuhJaH6
#41 [野沢]
あげッス
:08/10/29 23:03
:D903i
:s1avYK8w
#42 [七氏]
:08/10/29 23:12
:F704i
:dWS3ZrPg
#43 [後ろの名無し]
コピペじゃない総合?
:08/11/28 21:37
:D905i
:☆☆☆
#44 [七氏]
「ジョン、お誕生日おめでとう。プレゼントよ」
「うわーい、パパ!ママ!ありがとう!」
ジョンに贈られたのは、本物そっくりのポルシェのゴーカート、最新パソコン、アニメDVD30本。
「よかったね、お兄ちゃん」
「ジョニー、お前の誕生日には何をもらった?」
「ボクはミニカーが1つだったよ。手に乗るようなちっちゃいやつ」
「そんなケチくさいものだったのか?へへ、うらやましいだろーっ」
「ううん。そうでもない」
「やせがまんするなよ!うらやましいくせに!」
「でもボクは癌じゃないからさ…」
:08/12/01 18:31
:W62SH
:klHt0GMo
#45 [どん]
意味が分かんないです。
:08/12/01 18:34
:PC
:LEbDXH36
#46 [モナカ]
小説意味不〜」
:08/12/01 18:37
:W61T
:nwvbD1Is
#47 [どん]
ジョンゎ癌だったってことか
:08/12/01 18:44
:PC
:LEbDXH36
#48 [七氏]
ワロタ\(^O^)/
理解できないやつ乙
:08/12/01 22:16
:D705i
:SfEuMLqw
#49 [七氏]
:08/12/02 03:03
:N905imyu
:dPflfSLc
#50 [七氏]
あれは私が18歳の頃地元でも有名な心霊スポットへ行った時のことでした
当時私は同じ学年の男子と付き合っており、その他のカップル達とグループ交際をしていました
3組のカップル、計6人で山の中にある古いトンネルに向かいました
トンネルの前にあるスペースに車を止め、静かに中へ
中は驚くほど静かでした、私はあまりにも恐かったので彼の腕にしがみ付き眼を閉じていました
私たちの前では他のカップル(仮にAとBとします)
A「やだ〜B、恐いよー」
B「大丈夫だって、いざって時は俺が守ってやるから・・・」
A「B・・・私Bがいれば恐くない!」
などとバカップル振りを発揮し、ずっとイチャイチャしていました
A「んーBがキスしてくれれば恐くなくなるかも・・・」
B「えーしょうがねーなー・・・」Bがキスしようとしたその時
「オエエェェェ!!」誰かが吐くような声が聞こえて来ました
みんながシン・・・としていると今度は明らかに私たちの後ろから
「ッチ!」と舌打ちする音が聞こえてきたのです。
私たちはすっかりパニックになってしまい急いで車に飛び乗り家に帰りました
その後霊感の強い知り合いに話を聞くと
「あそこは危ない、特に女性を連れてるとその人は大体不幸な目にあうから『雌殺しトンネル』って呼ばれてるんだ」
と教えてくれました。
幸い私たちは全員男だったので事無きを得ましたが、もし私が女性だったら・・・と今でも鳥肌が立ちます。
:08/12/09 07:40
:PC
:☆☆☆
#51 [あゆみ]
:08/12/09 07:50
:auCA3C
:GBwyPjsY
#52 [七氏]
:08/12/09 13:41
:P906i
:HaNmy/ho
#53 [ぶん]
七氏ホモかいw
:08/12/09 14:29
:W54SA
:j8d/A3kk
#54 [七氏]
:08/12/09 15:40
:auMA34
:PAMd3Rg2
#55 [七氏]
:08/12/09 15:53
:D704i
:U6kxEVgI
#56 [†キリ∽ルシファーゼ†◆Rip...6jGI]
あげる
:08/12/12 23:40
:PC
:8kO4yfhc
#57 [2代目八代aki]
飛び降り自殺する人って何で靴を脱ぐんですか?
:08/12/16 23:22
:SO704i
:jKcsYlIU
#58 [七氏]
私が中学の頃の話。
当時テレビをタイマ-にして寝てました。
その日も同じようにタイマーかけてたけどなかなか寝つけなくて…
タイマーにしてたから当然テレビが切れるよね。
午前2時頃だったかな。
部屋は真っ暗で怖いな〜って思った時…
:08/12/17 09:55
:SO903i
:☆☆☆
#59 [七氏]
>>58続き
私のベットの右側は壁。
左側から…
「ヒック…ヒック…グス…」
すすり泣いてる子がいた。なんだかわからないけど
女の子だってすぐわかったの!
あり得ない〜!!って思って一生懸命タヌキ寝入りしてた。汗ダラダラかいて…
静まれ静まれ!ってお祈りしたら聞こえなくなって
:08/12/17 10:01
:SO903i
:☆☆☆
#60 [七氏]
>>58>>59続き
何も聞こえなくなったから何も見ずに
素早く布団ガバってやってドアまで全速力!
その日は母と寝ました。
今も1人では眠れません。
占い師に見てもらったら
家の2階はちょうど霊の通り道かも、と言われた。
そういうのが何回もあります…
兄は今2階の部屋ですが、何もないそう…
私は霊感が強いのかも…
:08/12/17 10:10
:SO903i
:☆☆☆
#61 [痛∽風◆.Shunbin/M]
>>60占い師に何が分かるんだって突っ込んじゃいけないのか?
:08/12/18 02:36
:D702i
:☆☆☆
#62 [七氏]
:08/12/21 00:12
:P705i
:CDinbWgE
#63 [七氏]
ある日
家に帰ってきて
くつ見ると誰もいない
家族出かけてると思い
とりあえず部屋で音楽聴いてた
だんだんノッてきて歌いはじめた
すると部屋の窓が
コン コン
なった
カーテン閉めてたため
カーテン開けた
誰もいない
気のせいだと思い
音楽聴いてたらまた
コン コン
また見るといない
おかしい
と思った
その時
『コン コン』
背後から聞こえた
見るとそこには
:08/12/23 01:00
:W52S
:☆☆☆
#64 [七氏]
:09/05/07 16:54
:P01A
:/jJKmjzo
#65 [エリンギ◆EriNgiy2dQ]
友達からの話失礼しますよ。
友達のAは、Aのおじいちゃんがやっている神社のお手伝いのバイトをよくやりに行ってるんだ。
おじいちゃんがなかなかしっかりした力?をお持ちの方だそうで、そっち系の依頼がひょいひょい来るんだとか。
その依頼の中の話を1つ聞かせてくれたんで投下する。
去年の夏休み。Aがバイトのお手伝いさんをやっていると、一人の老人がやって来た。
お手伝いのAは老人をA祖父のもとへ案内し、なんとなく流れで老人の話を部屋で一緒に聞く事に。
:09/05/18 04:08
:W56T
:lZ.mDEXk
#66 [エリンギ◆EriNgiy2dQ]
A祖父「どうされましたか?」
老人「はい…あの、家に幽霊が居るんですよ…本当に居るんです…。毎日外出先から戻ると、閉めていたはずの障子が開いてるんです。間違いじゃなく。これを見てもらった方が早いですね。」
そう言うと老人の男性はA祖父にビデオカメラを出してみせた。
初め、泥棒が入ったのではと疑った老人は外出時にビデオカメラを部屋に置いてみる事を考えたそう。
Aがビデオカメラをテレビに接続、準備完了。
:09/05/18 04:16
:W56T
:lZ.mDEXk
#67 [エリンギ◆EriNgiy2dQ]
ビデオカメラの再生ボタンを押すと、テレビには和室が映し出された。正面奥には障子もしっかり映っている。
老人 A祖父 Aで映像を見始めて少しすると、何1つ微動だにしなかった映像に変化が見られた。
ゆっくりと、障子が開き始めた。
:09/05/18 04:22
:W56T
:lZ.mDEXk
#68 [エリンギ◆EriNgiy2dQ]
ゆっくりスーと開いたかと思うと、開ききらないうちに閉まり出した。
スー… パタン
スー… パタン
スー… パタン
スー… パタン
これの繰り返し。
:09/05/18 04:24
:W56T
:lZ.mDEXk
#69 [エリンギ◆EriNgiy2dQ]
ビデオを停止させ老人の話を聞くと、このビデオが撮影されたのは1週間近く前の事で、このビデオを毎日見てくうちに、障子のそばに人影が見えるようになったという事がわかった。
日に日に濃くなっていく人影は、白い着物を来た女の人だと老人は言う。Aにはまったく見えなかったそうだけど、A祖父はしっかり白い着物の女性が見えていたみたいで。
話を全て聞いたA祖父は、ビデオを燃やす事にしたそうだ。
その日は老人に帰ってもらう事になり、連絡先を聞いて帰した。
そして早速、ビデオカメラ燃やし!!お炊き上げだっけ?を開始!
A祖父が慣れた雰囲気で作業を進めてく中、Aは 本当にこれでいいのか… と内心不安だったらしい。
とは言ってもやはりベテランな祖父の事だから、素人の自分が心配する事はないのだろうと考えた。
ビデオカメラ、燃やしきって終わり!
何かあればまた連絡するように言ってあるので、安心してその日は終わった。
:09/05/18 04:33
:W56T
:lZ.mDEXk
#70 [エリンギ◆EriNgiy2dQ]
老人の依頼を受け、ビデオカメラを燃やしてから3、4日。
老人からは連絡もないし、きっと霊の件も大丈夫になったろうと思いながら、一応確認をとりたいのでA祖父が老人宅に電話したんだそう。
そしたら、電話に出た相手は老人の親戚の人で、なんと老人が亡くなった事を知らされた。
それ聞いてAはもちろんA祖父もびっくり。亡くなった事と、亡くなったのがあの依頼の翌日だったという事の両方に。
Aは未だに、A祖父がビデオカメラを燃やした事がいけなかったんじゃないかって思ってる。
以上、長くなっちゃいましてすみませんでした。
:09/05/18 04:44
:W56T
:lZ.mDEXk
#71 [エリンギ◆EriNgiy2dQ]
:09/05/18 04:44
:W56T
:lZ.mDEXk
#72 [エリンギ◆EriNgiy2dQ]
うへ、話書き終わったの4:44だったのか
:09/05/18 04:49
:W56T
:lZ.mDEXk
#73 [透]
エリンギさん ありがとう
聞きたいって言った後でオチちゃってごめんなさい
:09/05/18 09:37
:W31K
:tvPKqpks
#74 [七氏]
誰もいない台所から鈴の音が聞こえる
:09/05/18 10:23
:D904i
:oRjg4QKc
#75 [七氏]
>>65-71エリンギちゃんありがとう!!待ってるとかいってオチてごめんな
:09/05/18 16:51
:SH903i
:G2ES..fI
#76 [彗星カャボ◆/p.KAZU...]
あげようか
:09/05/28 00:34
:D705i
:KiTU0uLY
#77 [七氏]
:09/05/28 17:50
:W53T
:OlJxWf82
#78 [七氏]
80歳くらいのぼけたばあさんが何を思ったか料理しだしたらしい
嫁が止めたけどばあさんは笑い続けてるだけ。
そして嫁がまな板を見たらにんじんを切ってそのまま指まで切ろうとしてて指をおもいっきり包丁でゴリゴリって…
実話らしいけど怖くはないな
:09/05/28 19:50
:W62SH
:ZfWC8GKc
#79 [七氏]
今日体験した話。
さっき窓あけて網戸にして布団に寝転がってた。何気なく目覚まし時計見たら、7月30日0時00分だった。
いきなり女のキャハハハハっていう笑い声がして、ちょっとビビってたら、ほん怖で幽霊が出てくる時にながれる効果音(ウ

ウ

ウ

ってやつww分かりずらくてごめんよ)が何処からともなく流れ出して、めちゃくちゃびびってたら、その瞬間初めて金縛りになっちゃって体が動かなくなった。目だけ網戸の方に向けたら、白い服着た長い黒髪の女が口あけて網戸にへばりついてた。
俺(嘘だろ、こんなことってあんのかよ、頼む、夢であってくれ。)
って思ったら、目が覚めて夢だったwww
本当に夢で良かった…
部屋とかめちゃくちゃリアルで怖かったよ(;_;)
:09/07/29 00:53
:L01A
:gLCxbn42
#80 [七氏]
:09/07/29 00:56
:W51S
:p5ywdfbs
#81 [七氏]
>>797月30日やったら
明日やから...
明日その時間に
目覚めて(ry
(´・ω・`)怖いよ
:09/07/29 01:04
:W52SH
:kqwlnQSc
#82 [七氏]
>>81今日30日かと思ってた…
明日は家に帰らないでコンビニで夜明かすわ(;_;)
部屋に居たくないよ。
:09/07/29 01:29
:L01A
:gLCxbn42
#83 [uraganai]
:09/07/29 01:35
:SH906i
:MgWLQhY.
#84 [七氏]
:09/07/29 21:47
:W53K
:EQgPFg7s
#85 [七氏]
>>84今仕事終わって帰ってきた。めちゃくちゃ疲れたよ…
:09/07/29 22:05
:L01A
:gLCxbn42
#86 [俺は天才だぁ(´・ω・`)]
もうちょいだぜ???
:09/07/29 23:14
:F01A
:vfc8fuTs
#87 [七氏]
昨日…
12時ぴったりに
目覚まし鳴って焦ったよ――!!(。Д。)
:09/07/30 07:50
:W53K
:VQXIYokU
#88 [七氏]
レスを見てしまったあなた
今日あなたの夢の中に、
そうくんという男の子が出て来ます
すると、そうくんに
かくれんぼをしようと言われます
鬼はそうくんです
見付かってしまうと、夢から覚めることはありません
頑張って見付からないようにしてください
それでは
:09/08/03 00:02
:P703imyu
:DP63SJgQ
#89 [七氏]
そうくん、、、
イケメソだといいな(´・ω・`)
:09/08/03 00:08
:P904i
:FkMwPWHc
#90 [七氏]
:09/08/03 00:26
:SH906i
:6z7fDXbU
#91 [777]
爽「オレ爽(そう)。
一緒にかくれんぼ…する?笑
……………みーつけた(笑)
脳内再生かなりキュンとくるんだが←
:09/08/03 00:51
:N01A
:2qEnziLE
#92 [七氏]
もうひとつ。
そうくんに鬼ごっこをしようと言われます
鬼はそうくんです
決して追い掛けられても後ろを振り替えってはいけません
:09/08/03 00:59
:P703imyu
:DP63SJgQ
#93 [七氏]
何故後から付け足すのか。
:09/08/03 07:35
:SH906iTV
:.P.aXnow
#94 [七氏]
ふたつあるからです
:09/08/03 08:35
:P703imyu
:DP63SJgQ
#95 [七氏]
あっそう
:09/08/03 10:12
:D904i
:LI5QLxjE
#96 [七氏]
:09/08/03 11:59
:D905i
:KPVpEDfk
#97 [七氏]
あははは
:09/08/03 13:34
:P703imyu
:DP63SJgQ
#98 [七氏]
俺が大学生の頃の話なんやけど、
大学に通うためマンション借りなあかんかったから
できるだけ近くて安いマンションを探したんよ。
でまぁ場所も値段も手頃なマンションが見つかってそのマンションを借りることにしてん。
で引っ越して、部屋も片付けて、どんな感じかなーと思って部屋の中を見渡したんよ。
んじゃぁなんか壁に小さい穴みたいなもんが見えたから、なんやろ?と思って
その穴に指入れたらめっちゃ深くて、
もしかして隣の部屋と繋がってるんか?と思って覗いてみたら、
なんか隣の部屋真っ赤だったんよ。
なんか気持ち悪ぅ〜と思ったんやけどあんま気にせんかってん。
でまぁ夜になってちょっと気になってまた覗いてみたら、やっぱり真っ赤なんよ。
趣味悪いやつやな〜とか思って
まぁその日は寝た。
で次の日の朝も、学校から帰ってきた時とかも覗いてみても、やっぱり真っ赤なんよ。
さすがに気持ち悪いな〜と思って大家に
「隣の部屋て誰か住んでるんですか?」て聞いたら
「隣の部屋?あぁ、女性が一人住んでますよ」と大家が言うの。
それからまた大家が
「でも今その女性病気なんやって」て付け加えるから
「何の病気なんですか?」て聞いたら
「なんか目?眼球が真っ赤になる病気らしいわ」て………………………
それ聞いた瞬間鳥肌ヤバかったし、泣きそうになった。
:09/08/03 15:25
:SH706i
:sCRz1ubk
#99 [七氏]
:09/08/03 15:41
:SH03A
:EO1RtOAE
#100 [ワックなMC◆T6akiKejPk]
:09/08/03 15:51
:W52SH
:whBAafHs
#101 [七氏]
>>98それは…あかん
自分の話のようにしたら
あかん
:09/08/03 17:00
:N906imyu
:dW0wC3f.
#102 [その1]
東京のとある15階建てのマンションがあった。そのマンションは自殺が多い事で有名だった。
まぁそんなこんなでよく'出る'ことでもよく知られていた。
そんな中、一番出ると言われている部屋があった。その部屋はあまりに出るため、住んでも一週間もたないという。
そしてその部屋に一人の男が住み始めた。理由は安いから。多少不安に思っていたがあえて不動産に理由は聞かなかった。
そして住み始めて1日で早くも異変が起きた。家に仕事から帰ってくると部屋中散らかり放題。泥棒が入ったと思っていたが、なにも取られていなかった。ただの嫌がらせにしては悪質なものだがその日は片付けて寝ることにした。
そして次の日も家に帰ったら部屋中散らかっている。さすがに警察に連絡したが廊下の防犯カメラにもなにも映ってなく、指紋も一切無い。その男は防犯カメラを部屋の中につけることにした。
そして次の日に帰ってきたら案の定部屋中散らかっいる。
早速防犯カメラを確認することにした。
:09/08/03 17:36
:W62SH
:izV.4YVM
#103 [その1]
あーーーーーーーーーーー
途中でミスって全部消えたーーーーーーーーー
続き書く気失せたーーーーーーーーーーーーーーーーーー
:09/08/03 17:53
:W62SH
:izV.4YVM
#104 [七氏]
ちょwww
楽しみにしてたのにー!
ふえてるからwktkして見たのにー
:09/08/03 17:55
:SH906i
:8zJZXiVM
#105 [その1]
またやる気出たら書くことにします
今日はもう寝ますさようなら
:09/08/03 17:58
:W62SH
:izV.4YVM
#106 [七氏]
:09/08/03 18:59
:SH706i
:sCRz1ubk
#107 [七氏]
:09/08/03 19:42
:SH706i
:sCRz1ubk
#108 [名無]
僕の友達の父から聞いた話です。
その日は雨が降っていて友達の父は少し急いで家に帰っていました。
家に帰る途中に電柱があって、ふと目をやると人影があったそうです。
時間帯が夜ということもありあまりよくその人が見えなかったらしいのですが、うっすらと見えたらしいです。
その人はとにかく真っ黒で、見てしまった友達の父は気持ち悪くて急ぎ足でその人の前を通り過ぎようとしましたが、ドンッとその人にぶつかってしまいました。
ぶつかってしまったので、『すいませんでした』と謝ろうとして後ろを振り向くとなにもいなかったそうです。
急いで家に帰り塩などをまいてお清めをして、その日はなにもなかったそうなのですが2、3日して近所のひとに聞いたらしいのですが、全焼の火事が近くのアパートでおきていたらしいです。
文章下手ですいません。
:09/08/05 01:47
:W63H
:PnBpMpqk
#109 [七氏]
防犯カメラて簡単に手に入らないでしょ
かなり高いじゃん
:09/08/05 06:16
:SH706i
:sVrio7Q6
#110 [七氏]
警察に借りるんだよ
:09/08/05 06:20
:W62SH
:j.gr/Z7A
#111 [匿名]
夜中にいきなり
体が動かなくなった
助けて助けてって
言っても声がでない
そのまま朝になって
鏡で自分を見てみると
そこには
壁とベッドのすき間に
はさまってる自分の姿が
恐怖っっW
:09/08/05 08:22
:SH01A
:uoDxqCCc
#112 [七氏]
誰か怖い話作ってよm(__)m
:09/08/07 02:14
:L01A
:NfAs1aE2
#113 [七氏]
怖い話聞きたい´Д`
:09/08/07 02:15
:SH903i
:☆☆☆
#114 [パッタちゃん]
私の名前はバッタ。
女の子なのにバッタ。
みんなからバッタちゃんと呼ばれている。
かわいそうだと思いませんか?
私はバッタが嫌い。
なのにバッタ。
誰か私と同じ気持ちの人はいないですか?
名前にコンプレックスがある人はいないですか?
もしいるなら私と一緒に…
:09/08/07 05:09
:SH706i
:t5mY.Blg
#115 [秘密]
本当にあった話です。
京都と滋賀の境目にある家で一家4人で自殺をしてしまいました。それを聞いた高校生がバイクで6人で行きました。家に着いたら1人のやつがタンスを開けました。そこには一家の楽しそうな写真がありました。怖くなったそのやつがその写真を破ってタンスに戻しました。帰りにそのやつが事故で死んでしまいました。死んだやつと一緒に行った他の5人が気になって行ったら昨日死んだやつが破った写真が元に戻っていました。怖くなった1人のやつがライターで写真を燃やしました。そしたらそいつは行方不明で現在も行方不明で捜索中なのです。
:09/08/10 21:49
:F01A
:TZCgafV.
#116 [死神]
090
2372
1115
:09/08/11 00:26
:D905i
:thBXAIDs
#117 [七氏]
友達のおじいちゃんが
まだわかいときに、心霊スポットに行った。その帰りに、友達のおじいちゃんだけに耳鳴りと変な声が聞こえた。朝方に家について、玄関入るまえに塩を持ってきてもらい、自分で体にかけていた。そのときまた耳もとで声がした。
「塩なんてきかねーよ」
:09/08/11 00:47
:SH906i
:KygTDecE
#118 [七氏]
私の父親の話しです。
地元で有名な心霊スポットがあり、そこは小さな廃墟の遊園地があったそうです。
そこは丘の上にあり、父は男友達5人で面白半分で行ったそうです。
そこはやはり不気味で気持ち悪くて…しかし、何もなさそうです。
父親以外は。
父親にはハッキリと
遊園地の真ん中でかごめかごめで遊んでいる子供達が見えていたのです。
そんなに怖くないかな…でも実話!
:09/08/14 17:10
:W55T
:Sj42pYew
#119 [七氏]
↑日本語おかしくなった(T_T)
:09/08/14 17:11
:W55T
:Sj42pYew
#120 [七氏]
一昨年のこの時期、毎日部活で学校にいました
うちは吹奏楽部で先輩の思い付きでいつもは音楽室で練習しているのにその日は4階にある2年1組の教室でやりました
前その教室を1年だけで使っていた時
黒い影を同じパートの子と見てしまい
教室は嫌だったのですが先輩が言ってるからしかたないと我慢しました。
練習が終わって音楽室に戻る時
使っていた教室をでて廊下を歩いていると
2年3組の教室の前を通る時教室に男の人が視界に入ったので
だれ先生だろう…と思って後ろのドアから覗くと誰もいませんでした
気のせいか!と思って忘れました
それから2年生になり私は2年1組になりました
ある日授業中にドアの近くを人影がありました
隣のクラスの先生じゃないかと思い
「先生、誰かきてます」
と言ってみました。でも
「だれも居ないぞ集中しろ」
と言われ気のせいだと思ってまた忘れようとしました
ですがその後、何度も掃除中や授業中に男性の人影を見ました
4階には何かがいると思いました
そして3年になった今教室は3階になったので人影を見ることはなくなりました
友達の話しによると、昔亡くなった生徒思いの男の先生らしいです
:09/08/14 18:31
:SH902iS
:uU620wYg
#121 [七氏]
>>120長くなっちゃった…
すみません(´・ω・`)
:09/08/14 18:33
:SH902iS
:uU620wYg
#122 [七氏]
幽霊(笑)
:09/08/14 18:48
:W53S
:SEC.tgFc
#123 [七氏]
ある大学のサークル仲間の4人で海外旅行に行くことになった。
旅行先のホテルで運良く100階に泊まることができたが、なんとその日にエレベーターが故障、しかたなく4人は階段を使うことに。
そこで1人が
「せっかくだから1階上がるごとに怖い話をしよう」と提案した。
60階ほどで順番がまわってきた男が
「いいか、俺が今から話すのはとてつもなく怖い話だ。よく聞けよ」
「1階に…鍵を忘れた。」
:09/08/17 09:19
:SH906iTV
:OTOAx3Kw
#124 [七氏]
:09/08/17 13:38
:SH001
:9Y4Q9WzE
#125 [七氏]
:09/08/17 14:10
:SH05A3
:OH69Vc0U
#126 [魑魅魍魎]
:09/08/17 15:42
:930SC
:Vx4RVeCU
#127 [魑魅魍魎]
有名な話ですが。
ある二人のカメラマンが雪山で雪崩にあって遭難してしまい、Aは無事だったのですが、Bはかなり重傷を負ってしまいました。助けがくるまでテントを張り待つことにしたのですが、雪崩で荷物をほとんど無くしてしまい、食料もほとんどありませんでした。そこでAはBが怪我して動けないことをいいことに、Bに食料は雪崩で全部無くしたと伝え、外の様子を見て来ると言ってはAは外で一人食料を独り占めして食べていました。
:09/08/17 15:55
:930SC
:Vx4RVeCU
#128 [魑魅魍魎]
Bは何も食べることもできずに、案の定息を引き取ってしまいました。
Aはテントに死体を置いておくわけにはいかずに、雪山に穴を掘り、Bを埋めてしまいました。
Aは一人で助けを来るのを待っていました。
そして次の日、朝起きると隣に埋めたはずの死体が横たわっていたのです。Aは怖くなって再び雪の中に埋めてしまいました。
しかし次の日もその次の日も起きると必ず、死体がテントの中に横たわっているのです。
:09/08/17 16:02
:930SC
:Vx4RVeCU
#129 [魑魅魍魎]
Aは何が起きているのか、突き止めようと思い、寝る前に持って来ていたカメラを回しながら眠りにつきました。
翌朝、いつものように死体がテントの中に横たわっていました。
Aは早速カメラを見ました。するとそこにはA自分自身がBを掘り起こし、テントの中に連れて来ていたのでした。その後Aは無事に助かりましたが、あの日のことが未だに夢となって出てくるそうです。
:09/08/17 16:08
:930SC
:Vx4RVeCU
#130 [七氏]
>>126そうだったっけ…
うろ覚えだったからなあ
指摘どもっ(^O^)
:09/08/17 16:11
:SH906iTV
:OTOAx3Kw
#131 [魑魅魍魎]
:09/08/17 16:13
:930SC
:Vx4RVeCU
#132 [七氏]
>>131ですよね-(・ω・`;)
ってか今思い出した!
この話、確か100階で言うのもあったような…ι
「あ、もう一つとっておきのやつ話し忘れてた」みたいになるやつ
:09/08/17 18:40
:SH906iTV
:OTOAx3Kw
#133 [ゆんちゃん]
先週の実体験の話…
この前、男4人と女2人で
深夜0時からBBQを
する事になりました。
近くの浜辺に到着し浜辺の前には
展望台のある高い山がありました。
浜辺でするか展望台でするか
車で2箇所見に行った結果
展望台には廃車?のような薄気味悪い
ボロボロになった車が止まっており
運転席と助手席のガラスには
べったりと窓を密封するように
その車にはガムテープがたくさん張られていました。
もちろん人が乗っている様子もなく…
気持ちが悪かったのでBBQは浜辺でする事に☆
お腹もいっぱいになりその後は花火を
楽しみ時間は午前3時頃。
メンバーの1人が「肝試ししない?」と
言うので皆賛成しあるゲームをして
勝ち2人が展望台へ車で行き物を
隠し負け2人が歩いて山の上まで登り
その隠されたものを摂りに行くという
ルールでした。
続く…
:09/08/19 14:55
:PC
:hNA/g08A
#134 [ゆんちゃん]
私はそのゲームに勝ちもう一人の人と
車で展望台へ…
そこで事件はおきました。
展望台に止まっていたと言う
あの妙な車…
人が乗っています…
しかも運転席側でハンドルに手と頭を付け
ぐったりと男の人が…
私たちは気味が悪くなりそのまま下山。
下山途中に友達が
「一酸化炭素中毒で死ぬとき
窓ガラス、ガムテープとかで密封するよね?」
なんて言うんです…
まさか死んでる…?
慌てて皆のいる場所へ戻り報告!!!
続く…
:09/08/19 14:55
:PC
:hNA/g08A
#135 [ゆんちゃん]
みんなにその一連を
話すと誰も信じてくれません。
確かに初め皆で行った時は
誰も乗ってなかったし
ましてや誇りの被ったような車…
皆は私達の話を信じようとしませんでした。
すると浜辺で待機していた男2人が面白がって
「俺等2人が見に行ってくる」と展望台へ
車を走らせました。そして数分後…
帰ってきた2人の話を聞いて
私は絶句しました…
続く…
:09/08/19 15:09
:PC
:hNA/g08A
#136 [ゆんちゃん]
「人なんて乗ってなかったぞ?」
「確かに車はあったが人おらんだ」
と2人してそう言いました。
でも確かにいました!!!
私と一緒に行った友達と
後から行った友達の証言が全く違う…
最初行った友達と後から行った2人と
4人で見に行くことに…
すると人は乗っていませんでした。
しかしよく見ると私達が見た最初の
体制と違う形で男の人がぐったりシートを
倒して寝ている状態でした。
私達は勇気をだし車のクラクションを
鳴らして生きているか確認!!
起きません…
何度もしつこく鳴らしたり
叫んだり死んでてほしくないと言う気持ちで…
私たちの成果もでたのか
こちらの「大丈夫ですか?」の返事に
「おう…」と返答が!!!!
生きていると解ればその場は退散。
気持ちが悪くあとの2人が待っている浜辺へ。
話をして落ち着きを取り戻した後…
続く…
:09/08/19 15:28
:PC
:hNA/g08A
#137 [ゆんちゃん]
浜辺近くの公園で話をしていた直後
その車が私達の前をスーっと
通りすぎたのです!!!
あんな廃車のようないつの時代の車か
わからないような動くはずもない車が…
音も立てず静かに通りすぎて行きました。
6人はその光景を見た後
暫く無言になり全員で青ざめました……END
:09/08/19 15:32
:PC
:hNA/g08A
#138 [七氏]
誰か怖い話してくださいm(__)m
:09/08/25 01:46
:L01A
:0w9jIfSU
#139 [七氏]
みんな怖いし
ブリゴキとか
まじやばいし
よく絶叫しずにいられたな神だよ
:09/08/25 07:17
:D905i
:2x5kGO3c
#140 [七氏]
:10/06/06 11:03
:S001
:AjTPUglU
#141 [七氏]
生活に余裕があるわけではない。
仕事探さなきゃアパートの家賃払えず、追い出されてしまう。
毎日朝から求人雑誌片手にあちこちの企業に電話をするが、全て断られた。
運転免許証もなければ、パソコンも使えない。
年齢25歳の女だけど、若さだけで転職も難しくなった。
前の会社はノルマが厳しすぎて辞めてしまった。
全く仕事が続かないのも、断られる原因かもしれない。
追い討ちをかけるように、不景気…というのを実感したくらい、その日も全滅だった。
:10/08/12 03:10
:W56T
:hLmSbAeo
#142 [七氏]
【続き】
公園のベンチで座ってると、ベンチの横に設置されたゴミ箱に最新号の求人雑誌が捨てられていた。
捨てられていたのは有料の求人雑誌。
無料に比べると有料はジャンルも多いし、大企業が圧倒的に多い。
ラッキー、と思いながらゴミ箱から拾った。汚いとかそんな事を気にする余裕もなかった。
パラパラめくりながら電話をするが、相変わらず断られた。
ハァ…と溜め息をつきながら見るのを止めて、横に置くと、風でページが勝手にめくれていく。
動きが止まり、横目でちらっと見て、思わず求人雑誌を手にとって握りしめた。
:10/08/12 03:12
:W56T
:hLmSbAeo
#143 [七氏]
【続き】
“期間限定、3食付き、住み込み可、時給1500円、露天風呂無料で利用可能”
「これだぁーっ!」
あまりの好条件に迷いもなく、何としてでも働きたいと思いながら電話をした。
「はい、ありがとうございます。A旅館です」
若い女の声だった。
「もしもし。立花と申します。求人見て電話したのですが」
「ちょっとお待ちください…ガ…イガ…ガガ…ガ…」
電波が少し悪いが、電話の向こうでは何か話してるようだった。
:10/08/12 03:14
:W56T
:hLmSbAeo
#144 [七氏]
【続き】
受話器を握りしめ、待ってたら今度はおじさんが電話に出た。
「もしもし。A旅館です。いつから来れますか?」
「明日には行けます」
「明日から来てください。何時になってもいいから必ず来てください。名前は?」
「立花です」
「立花さんだね。お待ちしてます」
電話を切った途端、何か急に違和感を感じた。
突然面接決まって嬉しいはずなのに、嬉しさは全くなくて、むしろ後悔してる。
理由は分からないけど、すごく後悔してる。
お金がないので、行く気がなくても働かなきゃいけない。夜のうちに準備をして寝た。
:10/08/12 03:16
:W56T
:hLmSbAeo
#145 [七氏]
【続き】
朝になり、起きようとするけど、全く体が動かない。足も重いし、体の筋肉ないんじゃないかと思うくらい、体中がダルい。
何とかして洗面所に這っていき、顔を洗えばマシになるかと鏡で顔を見た瞬間、ビックリした。
目の下のクマがはっきりしてて、頬はこけ、目は死んだように肌も生気もなかった。
「これ…が…私…?」
酷くダルいのは風邪をひいたせいかもしれない。
プルプル…
電話が鳴った。受話器を取ると、旅館からだった。
「A旅館です。立花さん、今日は来れますよね?」
「あ…はい。大丈夫です」
「声が変ですが、風邪ですか?絶対に来れますか?」
「あ…大丈夫です。」
「お待ちしてます」
夜のうちに準備をしたし、電話で行くと言った以上、不自由な体を無理矢理動かし、傘を杖のようにしながら駅まで歩いて行った。
まるで老人になったように、体中がシワだらけのような感覚。
駅まで歩いて5分なのに、45分もかかった。
やっと駅に着いた時は、全身汗でぐっしょり。ゼイゼイ言いながらホームのベンチに座った。
何とか行けそうだ。
:10/08/12 03:19
:W56T
:hLmSbAeo
#146 [七氏]
【続き】
電車がきた。乗り込もうとすると、すでに乗って降りようとするオバサンに突き飛ばされた。
頭は打たなかったけど、尻餅はついた。普段ならよろめくくらいの軽いぶつかりなのに、全く踏ん張れなかった。
突然オバサンは怒鳴り込んだ。
「乗るんじゃないっ!」
「乗らなきゃいけないのよ。面接に行くんだから…」
「乗ったらアンタ死ぬよ!」
駅員が来て、話してる最中、電車は走っていった。
「あ…」
走りすぎる電車を見送り、見えなくなった。
すると、さっきまでの体の疲れが嘘のようになくなった。もしかしたら行かないほうがいいのかもしれない。
オバサンが言った。
「さっきは突き飛ばしてごめんなさい。アンタ死にかけなくらい生気なかったから危なかったわ。」
そう言えば、電話を切った途端に“おかしい”って感じてた。
やっぱり断ろう。
家に帰る途中で公衆電話があるので、そこから旅館に電話した。
:10/08/12 03:22
:W56T
:hLmSbAeo
#147 [七氏]
【続き】
「…おかけになった電話番号は現在使われておりません。番号をお確かめのうえ…」
え? そんなはずはない! かけ間違えたのかと、慎重に番号を見ながらもう一度かけると結果は同じだった。
「お客様がおかけになった電話番号は…」
電話を切ると、その場に座り込んでしまった。
「…いったい、どういう事? どうなってんの? あ、そーだ! 携帯に録音してたんだった!」
聞き間違えてはいけないと思い、念のために携帯電話に録音していた。調べて聞いた。
『…ガガガ…』
あれ? リセットしてまた聞いた。
『はい、ありがとうございます。A旅館です』
『もしもし。立花と申します。求人見て電話したのですが』
『ちょっとお待ちください…ガ…イガ…ガガ…ガ…』
『もしもし。A旅館です。いつから来れますか?』
『明日には行けます』
『明日から来てください。何時になってもいいから必ず来てください。名前は?』
『立花です』
『立花さんだね。お待ちしてます』
特に変わった所はないけど、もう一度聞いた。
『はい、ありがとうございます。A旅館です』
『もしもし。立花と申します。求人見て電話したのですが』
:10/08/12 03:24
:W56T
:hLmSbAeo
#148 [七氏]
【続き】
『ちょっとお待ちください。……、さびしいよ…暗いよ…一緒においで…』
『もしもし。A旅館です。いつから来れますか?』
『明日には行けます』
『明日から来てください。何時になってもいいから必ず来てください。名前は?』
『立花です』
『立花さんだね。ずーっとお待ちしてます』
2回目を聞いたらゾクッとした。1回目に入ってなかった声が入っていたから。
朝かかってきた電話の録音も聞いてみる事にした。
『死ね苦しめ死ね苦しめ死ね苦しめ死ね苦しめ』
『あ…はい。大丈夫です』
『死ね苦しめ死ね苦しめ死ね苦しめ死ね苦しめ』
『あ…大丈夫です。』
『死ね苦しめ死ね苦しめ死ね苦しめ』
「いやーっ!」
思わず耳をふさいで携帯電話を投げつけた。かなり丈夫な携帯電話は傷がついた。
カバンから求人雑誌を取り出して募集広告を見ると、旅館は上が完全に崩れ、ガレキの山だった。
とても営業が出来るとは思えないくらい、崩れた建物にツタが巻き付いていた。
:10/08/12 03:28
:W56T
:hLmSbAeo
#149 [七氏]
【続き】
最初見たのと違う写真に変わってたから、思わず求人雑誌を公園のゴミ箱に捨てた。
これで終わったと思ってた。
いまだに旅館から電話がかかってきていた。
まだ電話に出ていない。もし、電話に出てしまったら…今度こそ連れて行かれるかもしれない。
携帯電話番号も変更したのに、今でもかかってくる…。
終わり
:10/08/12 03:29
:W56T
:hLmSbAeo
#150 [七氏]
「終わらない鬼ごっこ」
これは俺が小学校6年の時に、同じクラスのSって言う奴との間に起こった出来事です。
コイツはいつも挙動不審でわけのわからない奴だった。
授業中はいつも寝ていて
給食だけ食べていつも帰っているだけという感じだった。
もちろんクラスでは馬鹿にされていたし俺も馬鹿にしていた。
今にして思えば軽い知的障害があったのかもしれない
小学校の3年か4年の頃も一緒のクラスで、このSも含めて数人で鬼ごっこをやった事がいちどあった
チャイムがなった後にイスに座ったら終了と言うルールだった。
つまりチャイムがなった後に、鬼を残して全員が席についたら鬼が負けという事だ。
最初は俺がじゃんけんに負けて鬼になった。Sは一人だけトボトボ歩いていたのですぐにSにタッチした。
:10/08/12 03:47
:W56T
:hLmSbAeo
#151 [七氏]
Sは鬼になっても走らないでトボトボ歩いていた。チャイムがなってもそれは変わらなかった。
チャイムがなるとみんないっせいに教室に向かい自分の席に着いた。S以外は全員自分の席についた。
『あいつ追いかけてこないからつまんねーな』『あいつなんなんだよ』
などとみんなでSの文句をいっていた。そしてまもなくしてSは教室に入って来た。
そしてなぜか泣いているふうに見えた。Sはイスに座っている俺にまっすぐ向かってきた。
そしてあろうことか俺に殴りかかってきた。どうやらイスから無理やり立たせようとしてきたのだった。
それとほぼ同時に担任が教室に入って来たのでそのまま喧嘩にもならないまま終わってしまった。
:10/08/12 03:48
:W56T
:hLmSbAeo
#152 [七氏]
Sのやった行動はクラスの奴が全員みていたのでSと遊ぶ奴はもちろん、話す奴もいなくなってしまった。
そしてSの半径5m以内に近づかないゲームというのがクラスで流行りだした。
これはSと同じクラスの間中ずっと続いた。
・・そういえばSが授業中に寝るようになったのもこの頃からだったような気がする。
小学校6年の7月くらいに席替えでSと同じ班になった。
これは狭い会議室を一緒に掃除する事を意味していた。
さすがに近づかないゲームは終わっていたが関わりたくなかった。
この会議室は先生が見ていない場所なので、だれも真面目に掃除をするものがいないところだった。
俺は手のひらの上にホウキを乗せてバランスをとって遊んでいた。
他のやつらも適当にホウキを振り回して時間を潰していた。Sだけが糞真面目に掃除していた。
:10/08/12 03:50
:W56T
:hLmSbAeo
#153 [七氏]
掃除の終わりを告げるチャイムが鳴った。
みんなそれと同時にホウキを掃除箱に放り込んで逃げるように会議室をでていった。
俺はほうきでバランスを取る遊びの途中だったので、
バランスを崩して終わったらホウキをしまおうと思っていた。
俺はバランスを崩しゲームが終わった時
会議室にSと二人きりということに気づいたので、すぐにほうきをしまって教室から出ようと思った。
そして同時にしまったと思った。Sが掃除箱の前で仁王立ちしているのだった。
今思えばホウキをその辺にほっぽり出して教室から出ればよかったのだが。
ホウキが出ていると怒られると思ったので、
Sに言った『そこ邪魔だからどけよ・・』
Sは言った『あの時タッチされてない』
そういうと猛ダッシュでSは俺から逃げていった。
:10/08/12 03:54
:W56T
:hLmSbAeo
#154 [七氏]
教室に帰ってからもSは追いかけてもいないのに俺から勝手に逃げ回っていた。
自分のイスに座るとSはニヤニヤして勝ち誇った顔で俺を見てきた。
あの時の続きをやっているのだろうか??
そしてこれは、この日から毎日続いた。
最初は呆れていたし相手にしていなかったが、まえに突然殴られたときやり返していなかった事なども
あってか、凄くムカつくようになった。
しかし、タッチでもしようものならこの馬鹿と鬼ごっこをすることになると思ったのでこらえた。
相手にしなければ勝手に止めると思っていたが、Sの行動はエスカレートしていった。
トイレに行くのにもイスに座ったまま引きずりながら行くようになったのだ。
そして勝ち誇った顔で俺を見てきた。俺はSがムカついてしょうがなくなっていた
:10/08/12 03:56
:W56T
:hLmSbAeo
#155 [七氏]
そして俺はある事を思いついた。
終業式の日に俺がタッチして逃げれば学校が始まるまであいつはずっと
鬼になるのだから、もの凄く悔しがるに違いないと思ったのだ。
もちろんSは俺の住んでいるところを知らないし。教えてくれる友達もいない。
あいかわらずSは俺から逃げ回っていたが、タッチされた時の悔しがるさまが想像できて
逆に笑えるようになって来た。
そして、とうとう終業式の日がやってきた。俺はSが運動靴に履き替える為に上履きを脱いだ時に
タッチして逃げると言う作戦を立てていた。
終業式が終わり帰りの会も終わった。俺はSを相手にしていないふりをしてそそくさと教室をでた。
Sは馬鹿なので学校で使う道具をこまめに持って帰っていなかったので、Sの机だけ荷物が
凄いことになっていた。俺は逃げやすいように手ぶらで済むようにしていた。
:10/08/12 03:59
:W56T
:hLmSbAeo
#156 [七氏]
俺は運動靴をはいて、隠れてSが来るのをワクワクしながら待った。
30分くらいして、パンパンのランドセルを背負ったSが、荷物をひきずりながら歩いてきた。
Sが上履きを脱いだ。俺はその瞬間うしろからSの頭をおもいっきりはたいて、『タッチーw』と
憎々しい声で言ってその場から全速力で逃げた。
Sは想像以上のもの凄い反応をした『ををぉーおー』ともの凄い大声で叫んだのだ。
俺は笑いながら走った。必死で悔しがりながら走ってくるSを見てやろうとふり返った。
この時はあの大荷物じゃ走って追いかけてきてないかもしれねーつまんねーのなどと思っていた。
しかしSは靴下のまま、荷物もほっぽり出して俺を追いかけてきていた。Sの必死さに俺は大笑いしながら走った。Sは『殺す!』『呪う!』『待て!』を
もの凄い声で叫んでいた。最後のほうは喉が変になっているのに無理やり出しているような声だった。
俺は家に帰ってからも笑いが止まらなかった。あーせいせいしたと心から思った
:10/08/12 04:01
:W56T
:hLmSbAeo
#157 [七氏]
夕方頃、家でテレビを見ていると、『をおうー』という人間とはおもえないような声が聞こえた。
Sが殺すといっている声だと直感的に感じ冷や汗がでてきた。
あいつ、まだ探してるのかよ・・俺・みつかったらどうなるんだよ・・と
その日の夜、家に緊急電話連絡網が、回って来た。
Sが死んだからだ。
トラックに跳ねられたらしい・・
後で知った事だが信号を無視して道路に飛び出してきたらしい
そして靴を履いておらず足の裏と喉がズタズタだったそうだ。
そして、Sが事故にあった時間は丁度おれがあの声を聞いた時間だった。
Sが大荷物で教室から出てくるのが遅いせいか、俺が関っている事は誰にもばれなかった
もしかしたら死ぬ直前まで、Sは叫びながら走り続けていたのかもしれない・・
あの不気味な声だけで終わればどんなに幸せだった事か・・
:10/08/12 04:03
:W56T
:hLmSbAeo
#158 [七氏]
その夜、Sが死んだ日に聞いたあの声が聞こえてきた。
今度は追いかけられる番なのかもしれないと思った。
それからというもの、俺は毎日イスに座って過ごしている。
イスに座っていれば安全かもしれないと思っているからだ。
今はまるであの時のSのマネをしているような生活をしている。
イスに座って寝ている様など、授業中に寝ていたSそのものだ。 今ではSのように他人が突然追いかけてくるようにおもえて近づくことができない
また半径5m以内に近づけないゲームをやることになるとは、何と言う皮肉だろう。
:10/08/12 04:04
:W56T
:hLmSbAeo
#159 [七氏]
「ある葬儀屋の話」
ある小さな町でAという身の丈190cmの大男が死んだ。彼は乱暴で粗雑、しかも何ごとも根に持ち
ささいな子供のいたずらにも酷い仕返しをするので皆から嫌われていた。
彼を変人呼ばわりした近所の小学生を捕まえ、顔が紫色に腫れ上がるまで平手で打ち付け暴行罪で逮捕された経歴まである。
身寄りもおらず、日雇いの汚い仕事で稼いでは酒を飲んでいたので、肝臓でもやられたのだろう。
町で唯一の葬儀店Bの店主もこの男が大嫌いだったが
役場からのたっての頼みでしぶしぶ安い葬式をあげることになった。
適当に死体を洗い、一番安い棺桶に押し込め、売れない坊主を無理矢理説得してお経をあげさせた。
異変が起きたのは葬儀が終わり棺桶を火葬場に運ぶときだった。
他に葬儀が重なってしまったせいもあり、霊きゅう車が手配できなかった店主は
軽トラックの荷台に積んでAの亡骸を運ぶことにした。
それほど遠い距離ではなかったが、大事をとって店主自らが荷台で棺桶が落ちないよう見張ることになった。
:10/08/12 04:12
:W56T
:hLmSbAeo
#160 [七氏]
特に坂道や悪路もなく店主が荷台に乗ったのはあくまでも念のためだった。
が、しばらく行くと石でも踏んだのか急に棺桶が大きく揺らぎ、 店主は荷台の外枠と棺に足を強く挟まれた。
すぐに病院に運ばれたが、店主はスネから下を酷く複雑骨折しており
仕方なく切断することとなった。
しばらくして、「葬儀店Bの店主は自業自得だ」という声が町に出始める。
坊主がこんな事実を暴露したためだ。
あいつはAのサイズに合う棺桶を作るコストをケチって、
普通のサイズの棺桶に無理やりAの亡骸を納めたんだよ。
どうやったかって?
もちろんスネから下をノコギリで切断したのさ。
:10/08/12 04:13
:W56T
:hLmSbAeo
#161 [七氏]
「喪失」
ある日から変な夢を見始めたんです。
ノコギリを持った男に追い掛け回されて最後は腕を切られちゃうっていう。
何故か夢の中だと進もうと思っても前に進めず、壁を登ろうにも壁に手が引っかかり
登れませんでした。
切り落とされたところでハッと目が覚めて腕を確認。ちゃんとついてる。
夢だったんだとわかった時は心底ホッとしました。
それくらい生生しい夢だったから。
もうあんな夢見たくないなぁと思いながらその日は憂鬱な気分に苛まれてました。
でも次の日もまた夢であの男に追い掛け回されたんですよ。
今度は反対の腕をガリガリガリガリ切られました。
噴き出す血とか物凄くて、夢の中で何度も何度も叫びました。
夢だからか痛みは無いんですけど、そのリアルさで気が狂いそうでした。
:10/08/12 04:26
:W56T
:hLmSbAeo
#162 [七氏]
夢の中の僕はこれで両腕が無くなったわけです。でも不思議と喪失感はありません
でした。
その次の日からは脚でした。
腕の時同様、付け根辺りからノコギリでゴリゴリガリガリ、切り落とされます。
やっぱり夢の中では抵抗どころか動く事も満足に出来ず、されるがままでした。
もうこんな夢は見たくないと強く願ったんですけど、その翌日まで夢は続きました。
残った一本の脚を男は躊躇無く僕の体から分離させました。
もう体には腕も脚もない。ダルマのような状態になってしまいました。
でもやっぱり喪失感はありませんでした。
そこでやっと夢が醒めたんです。ホント変な夢だったなぁって思います。
長い夢だなぁとも思いました。
だって僕は生まれた時から両腕も両脚も無かったんですから。その日からもうそんな夢は見なくなりました。
:10/08/12 04:27
:W56T
:hLmSbAeo
#163 [七氏]
「怖いmixi」
友人から聞いた実話。
mixiって知ってるよね?
中には何百人もマイミク作っている人もいるかも知れない。
実際に体験したのは友人のマイミクなんだけど、
そのマイミク氏(以下X氏)もミクシィを毎日のように活用して徐々に友達を増やしていった。
ある日、X氏のマイミクの一人が突然、失踪したらしい。
そのマイミク(以下Y氏)は職場に行くと告げたきり、誰にも言わず失踪した。
それをX氏が知ったのは一週間後。
ただし間接的に聞いただけだったし、さして仲がよかった訳でもない。
彼のトップページを覗いてももちろん更新されていないし、
Y氏について話題にする者も特にいなかったので、
X氏はいつしか失踪のことは忘れていた。
そんな、ある日。
mixiでY氏の日記が更新されていた。
:10/08/12 04:45
:W56T
:hLmSbAeo
#164 [七氏]
X氏は彼が帰還したのだと思い、暇つぶしにY氏の日記を閲覧する。
他愛のない内容だが、日記だからそんなものだろうと思っていた。
マイミクが数人程度のY氏にコメントをつける者もいない。
失踪以前と変わったといえば、日記をほぼ毎日つけるようになった事だ。
一ヵ月後、X氏が何気に新聞を開く。
お悔やみ欄にはY氏の名前が記入されていた。
まだ三十代前半。珍しい名前なので間違いないという。
X氏は慌ててmixiにアクセスしたら、
なんと死んだはずのY氏の日記が更新されていた。
タイトルは「まぬけ」
X氏は戦慄した。コイツは一体誰なんだ?
あまりに怖くてX氏はそのままmixiを退会したのだと言う。
友人はX氏の突然の退会を不審に思って、
彼のケータイに電話して、この話を聞いたらしい。
:10/08/12 04:47
:W56T
:hLmSbAeo
#165 [七氏]
その内、X氏とも縁がなくなった友人だが、
噂によれば、そのX氏も数日後に原因不明の失踪をしてしまったらしい。
それ以降は知らない。
ミクシィはそんな都市伝説なんかより、
名前だけでOR写真や何気ない日記から、読んでけば住んでる場所、職業、勤め先、家族構成まで、すべてが他人にバレるのが怖い。
知り合いが「家建てました。お金かかりましたのよ、建物だけで7千万ですの、おほほ」ってゆー日記書いて写真うPしたら、
ちゃねらーのネットウォッチ住人の何人かが家まで行って、
「玄関に、日記にあったフラワーバスケット発見!」とか、
「旦那さん〇〇の社員なのねー」とか書いてて寒気した…
:10/08/12 04:48
:W56T
:hLmSbAeo
#166 [七氏]
「詳しくはこのURL」
このお話はとあるサークルの飲み会からはじまります。
僕は大学の友達・鈴木君に誘われ、男10:女10の飲み会に人数あわせでお呼ばれされました。
鈴木君は仲間内での飲み会だったのであろう、大変はしゃいでいました。
僕は彼ら彼女らと共通の話題もなく、どんどん端に追いやられていきました。
そこには周りとは違う雰囲気のT君が座っていました。僕も黙って飲むのはあまり好きじゃなかったのでT君と会話をしてみることにしました。
T君は話してみると、ごく普通の「よくいるよそんな暗めなヤツ」でした。
彼もまた人数あわせの一人。彼の趣味はインターネットで有名な巨大掲示板の閲覧・書き込み、
そして、まとめることだそうです。
そこで、こんな話を聞きました。
:10/08/12 04:55
:W56T
:hLmSbAeo
#167 [七氏]
それは、ごくごくまれに板違いで同じIDが存在するとの内容で、今、それを彼は集めているとの事でした。
一つIDを適当に作り、その IDをひたすら探し回ってどんな発言しているか閲覧、時にはまとめたそうです。
彼が言うにはこのIDは掲示板上での名前であり、同姓同名の人を探すのと同じだという。
最近見つけたIDの書き込みは、独り言?の書き込みが
多く、でも誰かと会話している様な書き込みだそうです。
そして、決まって最後は「詳しくはこのURL」しかし、
そのURLはいつもサーバが見つからなかったが、二日前に始めてジャンプできたそうです。
とんだ先は何も書かれてない真っ黒なページだったそうです。
:10/08/12 04:56
:W56T
:hLmSbAeo
#168 [七氏]
時間も随分とたち、終電を逃した僕は、比較的ウチが近かった、T君のウチに泊めてもらうことにしました。
そこでも再び二人で飲みなおし、いつしか眠ってしまいました。
ふと目を覚ますと部屋は暗く、T君がPCのディスプレイに向かって座っていました。
僕はまだ眠かったので再び眠りにつこうと思い目を瞑りました。
すると、
「クスクス・・・ ククク・・・」
「アハ・・・ ハハハ・・・」 笑い声に似た音が聞こえました。
そーっとT君を見てみると先ほどとは違う表情のT君が居ました。
ディスプレイに目を移してみると、真っ暗なバックに赤い鳥居が描かれていました。何か嫌なものを見てし
まったような気持ちになり眠ったふりをすることにしました。
次の瞬間
「うひゃひゃ」
「うひゃひゃひゃひゃひゃ」
「うひゃ」
「うひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ」
「死ね〜、死ね死ね〜〜」
「何処までも着いて行くからな〜〜」
僕は気を失い、T君の眠った顔を横目に逃げるように帰宅しました。
URLは自己責任でお願いします。
:10/08/12 04:58
:W56T
:hLmSbAeo
#169 [七氏]
「何故だ」
昔、まだ俺が小学生だった頃。
夏休みに入っていて、一日中家でゴロゴロしていた。
しかし、その日は家の近くのヨーカドーで母親と服を買いに行く予定だったので、準備を整えて家を出た。
ヨーカドーまでは徒歩では長く、自転車で行った。
その途中、歩道を自転車こいでいると向こうからよぼよぼの爺さんがふらふらと自転車をこいでいた。
俺は歩道の右側をこいでいたが、爺さんのふらふらな運転のせいで俺の自転車と危うくぶつかりそうになった。
俺がブレーキをかけたので間に合ったようなものだ。
「危ねえジジイだな…」
と思ってその場から立ち去ろうとしたが、爺さんが急に俺の腕を掴んで
「何故避けられなかったーーーーーーーーーー!!!」
と叫んだ。
「何故左に避けようとしなかったーーー!!!」
と何回も繰り返し叫んだ。
俺は
「爺さんの運転がいけないんだろ・・・」
と思ったが、頑固な年寄りにそんなことを言っても時間の無駄なので、とりあえずひたすらに謝った。
:10/08/12 05:18
:W56T
:hLmSbAeo
#170 [七氏]
「何故だーーーー!!!何故避けられなかったーーーー!!!!」
「すいません。これから気をつけます。」
「危ねぇだろーーー!!!!!」
「すいませんでした。」
とりあえず謝ったので先に進もうとしたら、爺さんがまた俺の腕を引っ張ってくる。
「何故だーーーーーー!!!」
いい加減ウザくなったので、無理やりに腕を払い、一目散にその場から逃げた
ヨーカドーで仕事帰りの母親と合流し服を二、三点買った。
母親は食料品も買いたいから先に帰ってて、とのこと。
俺は一人で出入り口に向かい、駐輪場に入った。 すると、さっきの爺さんが駐輪場のど真ん中に立っていて、俺のほうを睨み付けていた。
さすがに気味が悪くなり、俺の自転車へは向かわずにそのまま店へ戻った。 食品売り場に行くと、丁度会計を終えた母親がいた。
事のあらましを説明すると、母親も「うーん」と首をかしげた後に一緒に駐輪場に戻ることにした。
:10/08/12 05:20
:W56T
:hLmSbAeo
#171 [七氏]
怖くないし時間の無駄だったよ
:10/08/12 05:23
:W64SH
:gsSZj3YQ
#172 [七氏]
「ほらあそこ。」
店の角のところ(駐輪場からは見えない)から、駐輪場の様子を二人で覗き込んだ。
すると、さっきの爺さんはもういなかった。
俺が「よかったー」と安堵の声を漏らす一方で、母親はまだ首をかしげていた。
そして駐輪場―――俺の自転車が置いてある場所―――に戻ると、俺は絶句した。
俺の自転車のタイヤが、前輪後輪共に穴を開けられ、パンクしていた。
しかも、サドルが誰かの手によって無理やり切断されている。
俺は、すぐ近くで自分の自転車を取り出していた母親のところに泣きついた。
俺が自分の自転車を指差すと、母親と俺は一緒にそこまで戻った。
母親は俺の自転車を見て、しずかに
「交番に行きましょう。」
と言った。
ヨーカドー近くの交番へ、二人で行った。俺は怖くて、まだ震えながら泣いていた。
交番へ着くと、そこには優しそうな40くらいのおじさん警官が一人だけいた。
警官は、俺が泣いているのを見てただごとではないと思ったらしく、
「どうされたんですか?」
と驚き顔で尋ねた。
母親は、今までの全てのことを話した。
:10/08/12 05:23
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:hLmSbAeo
#173 [七氏]
すると警官が、
「なるほど・・・。じゃあ僕さ、そのおじいさんの特徴とか、覚えてるかな?」
と俺に話しかけてきた。
俺はそのときパニックで何も思い出せなかったが、しばらく交番にいるうちに落ち着いてきて特徴を話し始めた。
茶色い服を着ていたこと、顔が細長かったこと、タモリのようなグラサンをかけていたこと。などを。
「どういう自転車に乗ってたか、って覚えてるかな?」
と警官は尋ねてきた。自転車・・・
「やたらに前カゴが大きい自転車に乗ってました。」
警官は何かを考える素振りを見せ、俺に
「店から一人で出たきたときには・・・自転車はもう壊されていたの?」
と尋ねた。そういえば。あのときはあの爺さんに夢中で、自転車のことなど気にしてなかった!
「分かりません。その人に見られてる、ってことでパニックになっちゃって・・・」
すると警官が、母親に
「ちょっといいですか・・・」
と言って交番の奥に行ってしまった。
十分くらいして母親と警官が戻ってきた。
母親が、警官に
「いろいろとありがとうございました。」
と言って礼を言い、深々とおじきをした。
交番からは徒歩で家へ帰った。
:10/08/12 05:25
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:hLmSbAeo
#174 [七氏]
母親と警官がどういう話をしたかが気になったが、何度訊いても
「大した話じゃないわよ」
としか答えてくれなかった。
そしてその夜。もう少しで眠るか・・・と夢うつつだった時。
家の玄関をバンバンと叩く音が聞こえた。
時間は夜中の1時。
しかも、「何故だーーーーー!!!」という叫び声と共に。
俺は震え上がった。家がバレてる・・・
しかし、ふと疑問に思うことがあった。
俺は、母親と一緒の部屋で寝ている。
なのに、母親が一切起きない。
バンバン。
「危ねぇだろーーーーーー!!!」
こんなに大きな音を立てているのに。母親は起きてこない。
俺は母親を起こした。
「何よ、こんな時間に・・・」
「何じゃないよ!ほら、音!!爺さんが玄関で!!」
まだ音は聞こえる。しかし、母親は眉間にしわを寄せて
「あなた・・・やっぱり・・・」
と言って泣き出してしまった。
翌日。ピンポーン。と呼び鈴が鳴った。
「はーい」
と母親が玄関を開ける。
「ああ、いらしてくれたのね。」
玄関の前には、若い男が私服姿で二人立っていた。
男たちは家に入り込み、リビングでくつろいでいた俺のところに来た。
:10/08/12 05:28
:W56T
:hLmSbAeo
#175 [七氏]
男の一人が俺をひょいと持ち上げ、そのまま外へ連れ出そうとした。
俺は何が何だか分からず、母親のほうを見た。
すると母親は、俺のことを何かおぞましい物をみているかのような目で見てきた。
「え・・・?」
俺を担いでいた男がその手を離し、俺を床に落とした。
「痛てぇぇぇぇぇ!!」
俺は叫んだ。
俺はまた母親のほうを見たが、途端に視線を逸らされた。
もう一人の男が、床に仰向けに転がっている俺の腹に向かって思い切り頭突きしてきた。
「グエッ」
俺は声にもならぬ声を出した。
その男は一度のみならず、何度も頭突きしてきた。
俺は完全に意識を失ったが、
意識を失う直前に全てを理解した。
いつの間にか部屋から出てきた父親の笑顔を見た瞬間に・・・・
:10/08/12 05:29
:W56T
:hLmSbAeo
#176 [七氏]
暇潰しだからね
:10/08/12 05:29
:W56T
:hLmSbAeo
#177 [七氏]
:10/08/12 06:33
:F906i
:zlHAcnI2
#178 [七氏]
:10/08/12 06:48
:auSH3G
:sndxN6R.
#179 [タラスパ(^-^)]
:10/08/12 07:01
:P08A3
:nbYeA6Xs
#180 [七氏]
長々と読む気せんわw
:10/08/12 07:08
:SH03B
:.GJgqYMY
#181 [七氏]
すまん抜けてたこれ↓
116 本当にあった怖い名無し sage 2007/08/02(木) 13:59:08 ID:TtjLUWUa0
【設定】
主人公は、ちょっと精神がおかしい子で、両親は世話に疲れていた。
それでも、普通に生活ができるようになるまでは・・・と思っていた。
主人公は、実は自転車など持っていなかった。
なのに「自転車が〜」などというから首をかしげた。
その夜、ありもしない音に怯える息子を見て 完全に理性を失った、と思った母親は、夫と相談して
障害者である息子を殺害することを決めた。
しかし、我が子を自らの手で殺すのはためらわれたので
殺し屋に頼むことにした。どうせ幻覚を見ているのだから痛みも
感じずに死ねるだろう、と両親は思った。
母親は、完全に頭がイッちゃった息子を見て愛情のかけらも失っていた。
父親も、もうこれで障害者の世話をしなくて済むと思い、安堵した。
:10/08/12 08:46
:W56T
:hLmSbAeo
#182 [七氏]
:10/08/12 12:12
:940P
:IjouId82
#183 [観客さん]
オカルトのカだけデカイ
オカルト板に入る前ね
既出だったらスマン
:10/08/12 19:46
:P07A3
:dcipioQA
#184 [観客さん]
ん?
ルもデカイなww
スレ違いか
:10/08/12 19:55
:P07A3
:dcipioQA
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