怖い話総合
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#101 [七氏]
>>98
それは…あかん
自分の話のようにしたら
あかん

⏰:09/08/03 17:00 📱:N906imyu 🆔:dW0wC3f.


#102 [その1]
東京のとある15階建てのマンションがあった。そのマンションは自殺が多い事で有名だった。
まぁそんなこんなでよく'出る'ことでもよく知られていた。
そんな中、一番出ると言われている部屋があった。その部屋はあまりに出るため、住んでも一週間もたないという。
そしてその部屋に一人の男が住み始めた。理由は安いから。多少不安に思っていたがあえて不動産に理由は聞かなかった。
そして住み始めて1日で早くも異変が起きた。家に仕事から帰ってくると部屋中散らかり放題。泥棒が入ったと思っていたが、なにも取られていなかった。ただの嫌がらせにしては悪質なものだがその日は片付けて寝ることにした。
そして次の日も家に帰ったら部屋中散らかっている。さすがに警察に連絡したが廊下の防犯カメラにもなにも映ってなく、指紋も一切無い。その男は防犯カメラを部屋の中につけることにした。
そして次の日に帰ってきたら案の定部屋中散らかっいる。
早速防犯カメラを確認することにした。

⏰:09/08/03 17:36 📱:W62SH 🆔:izV.4YVM


#103 [その1]
あーーーーーーーーーーー

途中でミスって全部消えたーーーーーーーーー

続き書く気失せたーーーーーーーーーーーーーーーーーー

⏰:09/08/03 17:53 📱:W62SH 🆔:izV.4YVM


#104 [七氏]
ちょwww
楽しみにしてたのにー!
ふえてるからwktkして見たのにー

⏰:09/08/03 17:55 📱:SH906i 🆔:8zJZXiVM


#105 [その1]
またやる気出たら書くことにします

今日はもう寝ますさようなら

⏰:09/08/03 17:58 📱:W62SH 🆔:izV.4YVM


#106 [七氏]
>>101
確かに聞いた話ですw

⏰:09/08/03 18:59 📱:SH706i 🆔:sCRz1ubk


#107 [七氏]
>>98怖かったですか

⏰:09/08/03 19:42 📱:SH706i 🆔:sCRz1ubk


#108 [名無]
僕の友達の父から聞いた話です。

その日は雨が降っていて友達の父は少し急いで家に帰っていました。
家に帰る途中に電柱があって、ふと目をやると人影があったそうです。
時間帯が夜ということもありあまりよくその人が見えなかったらしいのですが、うっすらと見えたらしいです。
その人はとにかく真っ黒で、見てしまった友達の父は気持ち悪くて急ぎ足でその人の前を通り過ぎようとしましたが、ドンッとその人にぶつかってしまいました。
ぶつかってしまったので、『すいませんでした』と謝ろうとして後ろを振り向くとなにもいなかったそうです。
急いで家に帰り塩などをまいてお清めをして、その日はなにもなかったそうなのですが2、3日して近所のひとに聞いたらしいのですが、全焼の火事が近くのアパートでおきていたらしいです。

文章下手ですいません。

⏰:09/08/05 01:47 📱:W63H 🆔:PnBpMpqk


#109 [七氏]
防犯カメラて簡単に手に入らないでしょ
かなり高いじゃん

⏰:09/08/05 06:16 📱:SH706i 🆔:sVrio7Q6


#110 [七氏]
警察に借りるんだよ

⏰:09/08/05 06:20 📱:W62SH 🆔:j.gr/Z7A


#111 [匿名]
夜中にいきなり
体が動かなくなった
助けて助けてって
言っても声がでない
そのまま朝になって
鏡で自分を見てみると
そこには
壁とベッドのすき間に
はさまってる自分の姿が

恐怖っっW

⏰:09/08/05 08:22 📱:SH01A 🆔:uoDxqCCc


#112 [七氏]
誰か怖い話作ってよm(__)m

⏰:09/08/07 02:14 📱:L01A 🆔:NfAs1aE2


#113 [七氏]
怖い話聞きたい´Д`

⏰:09/08/07 02:15 📱:SH903i 🆔:☆☆☆


#114 [パッタちゃん]
私の名前はバッタ。
女の子なのにバッタ。
みんなからバッタちゃんと呼ばれている。
かわいそうだと思いませんか?
私はバッタが嫌い。
なのにバッタ。
誰か私と同じ気持ちの人はいないですか?
名前にコンプレックスがある人はいないですか?
もしいるなら私と一緒に…

⏰:09/08/07 05:09 📱:SH706i 🆔:t5mY.Blg


#115 [秘密]
本当にあった話です。

京都と滋賀の境目にある家で一家4人で自殺をしてしまいました。それを聞いた高校生がバイクで6人で行きました。家に着いたら1人のやつがタンスを開けました。そこには一家の楽しそうな写真がありました。怖くなったそのやつがその写真を破ってタンスに戻しました。帰りにそのやつが事故で死んでしまいました。死んだやつと一緒に行った他の5人が気になって行ったら昨日死んだやつが破った写真が元に戻っていました。怖くなった1人のやつがライターで写真を燃やしました。そしたらそいつは行方不明で現在も行方不明で捜索中なのです。

⏰:09/08/10 21:49 📱:F01A 🆔:TZCgafV.


#116 [死神]
090
2372
1115

⏰:09/08/11 00:26 📱:D905i 🆔:thBXAIDs


#117 [七氏]
友達のおじいちゃんが
まだわかいときに、心霊スポットに行った。その帰りに、友達のおじいちゃんだけに耳鳴りと変な声が聞こえた。朝方に家について、玄関入るまえに塩を持ってきてもらい、自分で体にかけていた。そのときまた耳もとで声がした。

「塩なんてきかねーよ」

⏰:09/08/11 00:47 📱:SH906i 🆔:KygTDecE


#118 [七氏]
私の父親の話しです。

地元で有名な心霊スポットがあり、そこは小さな廃墟の遊園地があったそうです。
そこは丘の上にあり、父は男友達5人で面白半分で行ったそうです。

そこはやはり不気味で気持ち悪くて…しかし、何もなさそうです。


父親以外は。

父親にはハッキリと
遊園地の真ん中でかごめかごめで遊んでいる子供達が見えていたのです。




そんなに怖くないかな…でも実話!

⏰:09/08/14 17:10 📱:W55T 🆔:Sj42pYew


#119 [七氏]
↑日本語おかしくなった(T_T)

⏰:09/08/14 17:11 📱:W55T 🆔:Sj42pYew


#120 [七氏]
一昨年のこの時期、毎日部活で学校にいました
うちは吹奏楽部で先輩の思い付きでいつもは音楽室で練習しているのにその日は4階にある2年1組の教室でやりました
前その教室を1年だけで使っていた時
黒い影を同じパートの子と見てしまい
教室は嫌だったのですが先輩が言ってるからしかたないと我慢しました。
練習が終わって音楽室に戻る時
使っていた教室をでて廊下を歩いていると
2年3組の教室の前を通る時教室に男の人が視界に入ったので
だれ先生だろう…と思って後ろのドアから覗くと誰もいませんでした
気のせいか!と思って忘れました
それから2年生になり私は2年1組になりました
ある日授業中にドアの近くを人影がありました
隣のクラスの先生じゃないかと思い
「先生、誰かきてます」
と言ってみました。でも
「だれも居ないぞ集中しろ」
と言われ気のせいだと思ってまた忘れようとしました
ですがその後、何度も掃除中や授業中に男性の人影を見ました

4階には何かがいると思いました

そして3年になった今教室は3階になったので人影を見ることはなくなりました

友達の話しによると、昔亡くなった生徒思いの男の先生らしいです

⏰:09/08/14 18:31 📱:SH902iS 🆔:uU620wYg


#121 [七氏]
>>120
長くなっちゃった…
すみません(´・ω・`)

⏰:09/08/14 18:33 📱:SH902iS 🆔:uU620wYg


#122 [七氏]
幽霊(笑)

⏰:09/08/14 18:48 📱:W53S 🆔:SEC.tgFc


#123 [七氏]
ある大学のサークル仲間の4人で海外旅行に行くことになった。
旅行先のホテルで運良く100階に泊まることができたが、なんとその日にエレベーターが故障、しかたなく4人は階段を使うことに。

そこで1人が
「せっかくだから1階上がるごとに怖い話をしよう」と提案した。


60階ほどで順番がまわってきた男が
「いいか、俺が今から話すのはとてつもなく怖い話だ。よく聞けよ」





「1階に…鍵を忘れた。」

⏰:09/08/17 09:19 📱:SH906iTV 🆔:OTOAx3Kw


#124 [七氏]
>>123
こわーーwwwww

⏰:09/08/17 13:38 📱:SH001 🆔:9Y4Q9WzE


#125 [七氏]
>>123

やばいww

⏰:09/08/17 14:10 📱:SH05A3 🆔:OH69Vc0U


#126 [魑魅魍魎]
>>123
それ99階で言ったはず

⏰:09/08/17 15:42 📱:930SC 🆔:Vx4RVeCU


#127 [魑魅魍魎]
有名な話ですが。
  
ある二人のカメラマンが雪山で雪崩にあって遭難してしまい、Aは無事だったのですが、Bはかなり重傷を負ってしまいました。助けがくるまでテントを張り待つことにしたのですが、雪崩で荷物をほとんど無くしてしまい、食料もほとんどありませんでした。そこでAはBが怪我して動けないことをいいことに、Bに食料は雪崩で全部無くしたと伝え、外の様子を見て来ると言ってはAは外で一人食料を独り占めして食べていました。

⏰:09/08/17 15:55 📱:930SC 🆔:Vx4RVeCU


#128 [魑魅魍魎]
Bは何も食べることもできずに、案の定息を引き取ってしまいました。
Aはテントに死体を置いておくわけにはいかずに、雪山に穴を掘り、Bを埋めてしまいました。
Aは一人で助けを来るのを待っていました。
そして次の日、朝起きると隣に埋めたはずの死体が横たわっていたのです。Aは怖くなって再び雪の中に埋めてしまいました。
しかし次の日もその次の日も起きると必ず、死体がテントの中に横たわっているのです。

⏰:09/08/17 16:02 📱:930SC 🆔:Vx4RVeCU


#129 [魑魅魍魎]
Aは何が起きているのか、突き止めようと思い、寝る前に持って来ていたカメラを回しながら眠りにつきました。
翌朝、いつものように死体がテントの中に横たわっていました。
Aは早速カメラを見ました。するとそこにはA自分自身がBを掘り起こし、テントの中に連れて来ていたのでした。その後Aは無事に助かりましたが、あの日のことが未だに夢となって出てくるそうです。

⏰:09/08/17 16:08 📱:930SC 🆔:Vx4RVeCU


#130 [七氏]
>>126
そうだったっけ…
うろ覚えだったからなあ

指摘どもっ(^O^)

⏰:09/08/17 16:11 📱:SH906iTV 🆔:OTOAx3Kw


#131 [魑魅魍魎]
>>130
でもあの話違う意味で怖いですよね

⏰:09/08/17 16:13 📱:930SC 🆔:Vx4RVeCU


#132 [七氏]
>>131
ですよね-(・ω・`;)

ってか今思い出した!
この話、確か100階で言うのもあったような…ι
「あ、もう一つとっておきのやつ話し忘れてた」みたいになるやつ

⏰:09/08/17 18:40 📱:SH906iTV 🆔:OTOAx3Kw


#133 [ゆんちゃん]
先週の実体験の話…

この前、男4人と女2人で
深夜0時からBBQを
する事になりました。
近くの浜辺に到着し浜辺の前には
展望台のある高い山がありました。
浜辺でするか展望台でするか
車で2箇所見に行った結果
展望台には廃車?のような薄気味悪い
ボロボロになった車が止まっており
運転席と助手席のガラスには
べったりと窓を密封するように
その車にはガムテープがたくさん張られていました。
もちろん人が乗っている様子もなく…
気持ちが悪かったのでBBQは浜辺でする事に☆
お腹もいっぱいになりその後は花火を
楽しみ時間は午前3時頃。
メンバーの1人が「肝試ししない?」と
言うので皆賛成しあるゲームをして
勝ち2人が展望台へ車で行き物を
隠し負け2人が歩いて山の上まで登り
その隠されたものを摂りに行くという
ルールでした。

続く…

⏰:09/08/19 14:55 📱:PC 🆔:hNA/g08A


#134 [ゆんちゃん]
私はそのゲームに勝ちもう一人の人と
車で展望台へ…
そこで事件はおきました。
展望台に止まっていたと言う
あの妙な車…
人が乗っています…
しかも運転席側でハンドルに手と頭を付け
ぐったりと男の人が…
私たちは気味が悪くなりそのまま下山。
下山途中に友達が
「一酸化炭素中毒で死ぬとき
窓ガラス、ガムテープとかで密封するよね?」
なんて言うんです…
まさか死んでる…?
慌てて皆のいる場所へ戻り報告!!!

続く…

⏰:09/08/19 14:55 📱:PC 🆔:hNA/g08A


#135 [ゆんちゃん]
みんなにその一連を
話すと誰も信じてくれません。
確かに初め皆で行った時は
誰も乗ってなかったし
ましてや誇りの被ったような車…
皆は私達の話を信じようとしませんでした。
すると浜辺で待機していた男2人が面白がって
「俺等2人が見に行ってくる」と展望台へ
車を走らせました。そして数分後…
帰ってきた2人の話を聞いて
私は絶句しました…

続く…

⏰:09/08/19 15:09 📱:PC 🆔:hNA/g08A


#136 [ゆんちゃん]
「人なんて乗ってなかったぞ?」
「確かに車はあったが人おらんだ」
と2人してそう言いました。
でも確かにいました!!!
私と一緒に行った友達と
後から行った友達の証言が全く違う…

最初行った友達と後から行った2人と
4人で見に行くことに…
すると人は乗っていませんでした。
しかしよく見ると私達が見た最初の
体制と違う形で男の人がぐったりシートを
倒して寝ている状態でした。
私達は勇気をだし車のクラクションを
鳴らして生きているか確認!!
起きません…
何度もしつこく鳴らしたり
叫んだり死んでてほしくないと言う気持ちで…
私たちの成果もでたのか
こちらの「大丈夫ですか?」の返事に
「おう…」と返答が!!!!
生きていると解ればその場は退散。
気持ちが悪くあとの2人が待っている浜辺へ。
話をして落ち着きを取り戻した後…

続く…

⏰:09/08/19 15:28 📱:PC 🆔:hNA/g08A


#137 [ゆんちゃん]
浜辺近くの公園で話をしていた直後
その車が私達の前をスーっと
通りすぎたのです!!!
あんな廃車のようないつの時代の車か
わからないような動くはずもない車が…
音も立てず静かに通りすぎて行きました。
6人はその光景を見た後
暫く無言になり全員で青ざめました……END

⏰:09/08/19 15:32 📱:PC 🆔:hNA/g08A


#138 [七氏]
誰か怖い話してくださいm(__)m

⏰:09/08/25 01:46 📱:L01A 🆔:0w9jIfSU


#139 [七氏]
みんな怖いし


ブリゴキとか



まじやばいし



よく絶叫しずにいられたな神だよ

⏰:09/08/25 07:17 📱:D905i 🆔:2x5kGO3c


#140 [七氏]
>>1-150
>>151-300
>>301-450
>>451-600
>>601-750
>>751-900
>>900-1000

⏰:10/06/06 11:03 📱:S001 🆔:AjTPUglU


#141 [七氏]
生活に余裕があるわけではない。
仕事探さなきゃアパートの家賃払えず、追い出されてしまう。

毎日朝から求人雑誌片手にあちこちの企業に電話をするが、全て断られた。

運転免許証もなければ、パソコンも使えない。
年齢25歳の女だけど、若さだけで転職も難しくなった。
前の会社はノルマが厳しすぎて辞めてしまった。

全く仕事が続かないのも、断られる原因かもしれない。


追い討ちをかけるように、不景気…というのを実感したくらい、その日も全滅だった。

⏰:10/08/12 03:10 📱:W56T 🆔:hLmSbAeo


#142 [七氏]
【続き】

公園のベンチで座ってると、ベンチの横に設置されたゴミ箱に最新号の求人雑誌が捨てられていた。

捨てられていたのは有料の求人雑誌。
無料に比べると有料はジャンルも多いし、大企業が圧倒的に多い。

ラッキー、と思いながらゴミ箱から拾った。汚いとかそんな事を気にする余裕もなかった。

パラパラめくりながら電話をするが、相変わらず断られた。

ハァ…と溜め息をつきながら見るのを止めて、横に置くと、風でページが勝手にめくれていく。

動きが止まり、横目でちらっと見て、思わず求人雑誌を手にとって握りしめた。

⏰:10/08/12 03:12 📱:W56T 🆔:hLmSbAeo


#143 [七氏]
【続き】


“期間限定、3食付き、住み込み可、時給1500円、露天風呂無料で利用可能”


「これだぁーっ!」
あまりの好条件に迷いもなく、何としてでも働きたいと思いながら電話をした。


「はい、ありがとうございます。A旅館です」

若い女の声だった。

「もしもし。立花と申します。求人見て電話したのですが」

「ちょっとお待ちください…ガ…イガ…ガガ…ガ…」

電波が少し悪いが、電話の向こうでは何か話してるようだった。

⏰:10/08/12 03:14 📱:W56T 🆔:hLmSbAeo


#144 [七氏]
【続き】

受話器を握りしめ、待ってたら今度はおじさんが電話に出た。
「もしもし。A旅館です。いつから来れますか?」

「明日には行けます」

「明日から来てください。何時になってもいいから必ず来てください。名前は?」

「立花です」

「立花さんだね。お待ちしてます」

電話を切った途端、何か急に違和感を感じた。
突然面接決まって嬉しいはずなのに、嬉しさは全くなくて、むしろ後悔してる。

理由は分からないけど、すごく後悔してる。

お金がないので、行く気がなくても働かなきゃいけない。夜のうちに準備をして寝た。

⏰:10/08/12 03:16 📱:W56T 🆔:hLmSbAeo


#145 [七氏]
【続き】

朝になり、起きようとするけど、全く体が動かない。足も重いし、体の筋肉ないんじゃないかと思うくらい、体中がダルい。

何とかして洗面所に這っていき、顔を洗えばマシになるかと鏡で顔を見た瞬間、ビックリした。

目の下のクマがはっきりしてて、頬はこけ、目は死んだように肌も生気もなかった。

「これ…が…私…?」

酷くダルいのは風邪をひいたせいかもしれない。

プルプル…

電話が鳴った。受話器を取ると、旅館からだった。

「A旅館です。立花さん、今日は来れますよね?」

「あ…はい。大丈夫です」

「声が変ですが、風邪ですか?絶対に来れますか?」

「あ…大丈夫です。」

「お待ちしてます」

夜のうちに準備をしたし、電話で行くと言った以上、不自由な体を無理矢理動かし、傘を杖のようにしながら駅まで歩いて行った。

まるで老人になったように、体中がシワだらけのような感覚。
駅まで歩いて5分なのに、45分もかかった。
やっと駅に着いた時は、全身汗でぐっしょり。ゼイゼイ言いながらホームのベンチに座った。

何とか行けそうだ。

⏰:10/08/12 03:19 📱:W56T 🆔:hLmSbAeo


#146 [七氏]
【続き】

電車がきた。乗り込もうとすると、すでに乗って降りようとするオバサンに突き飛ばされた。
頭は打たなかったけど、尻餅はついた。普段ならよろめくくらいの軽いぶつかりなのに、全く踏ん張れなかった。

突然オバサンは怒鳴り込んだ。
「乗るんじゃないっ!」

「乗らなきゃいけないのよ。面接に行くんだから…」

「乗ったらアンタ死ぬよ!」

駅員が来て、話してる最中、電車は走っていった。

「あ…」

走りすぎる電車を見送り、見えなくなった。
すると、さっきまでの体の疲れが嘘のようになくなった。もしかしたら行かないほうがいいのかもしれない。

オバサンが言った。

「さっきは突き飛ばしてごめんなさい。アンタ死にかけなくらい生気なかったから危なかったわ。」

そう言えば、電話を切った途端に“おかしい”って感じてた。

やっぱり断ろう。
家に帰る途中で公衆電話があるので、そこから旅館に電話した。

⏰:10/08/12 03:22 📱:W56T 🆔:hLmSbAeo


#147 [七氏]
【続き】

「…おかけになった電話番号は現在使われておりません。番号をお確かめのうえ…」

え? そんなはずはない! かけ間違えたのかと、慎重に番号を見ながらもう一度かけると結果は同じだった。

「お客様がおかけになった電話番号は…」

電話を切ると、その場に座り込んでしまった。

「…いったい、どういう事? どうなってんの? あ、そーだ! 携帯に録音してたんだった!」

聞き間違えてはいけないと思い、念のために携帯電話に録音していた。調べて聞いた。

『…ガガガ…』
あれ? リセットしてまた聞いた。

『はい、ありがとうございます。A旅館です』

『もしもし。立花と申します。求人見て電話したのですが』

『ちょっとお待ちください…ガ…イガ…ガガ…ガ…』

『もしもし。A旅館です。いつから来れますか?』

『明日には行けます』

『明日から来てください。何時になってもいいから必ず来てください。名前は?』

『立花です』

『立花さんだね。お待ちしてます』

特に変わった所はないけど、もう一度聞いた。
『はい、ありがとうございます。A旅館です』

『もしもし。立花と申します。求人見て電話したのですが』

⏰:10/08/12 03:24 📱:W56T 🆔:hLmSbAeo


#148 [七氏]
【続き】

『ちょっとお待ちください。……、さびしいよ…暗いよ…一緒においで…』

『もしもし。A旅館です。いつから来れますか?』

『明日には行けます』

『明日から来てください。何時になってもいいから必ず来てください。名前は?』

『立花です』

『立花さんだね。ずーっとお待ちしてます』

2回目を聞いたらゾクッとした。1回目に入ってなかった声が入っていたから。

朝かかってきた電話の録音も聞いてみる事にした。

『死ね苦しめ死ね苦しめ死ね苦しめ死ね苦しめ』

『あ…はい。大丈夫です』

『死ね苦しめ死ね苦しめ死ね苦しめ死ね苦しめ』

『あ…大丈夫です。』

『死ね苦しめ死ね苦しめ死ね苦しめ』

「いやーっ!」
思わず耳をふさいで携帯電話を投げつけた。かなり丈夫な携帯電話は傷がついた。

カバンから求人雑誌を取り出して募集広告を見ると、旅館は上が完全に崩れ、ガレキの山だった。
とても営業が出来るとは思えないくらい、崩れた建物にツタが巻き付いていた。

⏰:10/08/12 03:28 📱:W56T 🆔:hLmSbAeo


#149 [七氏]
【続き】

最初見たのと違う写真に変わってたから、思わず求人雑誌を公園のゴミ箱に捨てた。

これで終わったと思ってた。

いまだに旅館から電話がかかってきていた。

まだ電話に出ていない。もし、電話に出てしまったら…今度こそ連れて行かれるかもしれない。

携帯電話番号も変更したのに、今でもかかってくる…。

終わり

⏰:10/08/12 03:29 📱:W56T 🆔:hLmSbAeo


#150 [七氏]
「終わらない鬼ごっこ」

これは俺が小学校6年の時に、同じクラスのSって言う奴との間に起こった出来事です。

コイツはいつも挙動不審でわけのわからない奴だった。
授業中はいつも寝ていて
給食だけ食べていつも帰っているだけという感じだった。

もちろんクラスでは馬鹿にされていたし俺も馬鹿にしていた。

今にして思えば軽い知的障害があったのかもしれない


小学校の3年か4年の頃も一緒のクラスで、このSも含めて数人で鬼ごっこをやった事がいちどあった

チャイムがなった後にイスに座ったら終了と言うルールだった。
つまりチャイムがなった後に、鬼を残して全員が席についたら鬼が負けという事だ。

最初は俺がじゃんけんに負けて鬼になった。Sは一人だけトボトボ歩いていたのですぐにSにタッチした。

⏰:10/08/12 03:47 📱:W56T 🆔:hLmSbAeo


#151 [七氏]
Sは鬼になっても走らないでトボトボ歩いていた。チャイムがなってもそれは変わらなかった。

チャイムがなるとみんないっせいに教室に向かい自分の席に着いた。S以外は全員自分の席についた。

『あいつ追いかけてこないからつまんねーな』『あいつなんなんだよ』

などとみんなでSの文句をいっていた。そしてまもなくしてSは教室に入って来た。

そしてなぜか泣いているふうに見えた。Sはイスに座っている俺にまっすぐ向かってきた。

そしてあろうことか俺に殴りかかってきた。どうやらイスから無理やり立たせようとしてきたのだった。

それとほぼ同時に担任が教室に入って来たのでそのまま喧嘩にもならないまま終わってしまった。

⏰:10/08/12 03:48 📱:W56T 🆔:hLmSbAeo


#152 [七氏]
Sのやった行動はクラスの奴が全員みていたのでSと遊ぶ奴はもちろん、話す奴もいなくなってしまった。

そしてSの半径5m以内に近づかないゲームというのがクラスで流行りだした。
これはSと同じクラスの間中ずっと続いた。

・・そういえばSが授業中に寝るようになったのもこの頃からだったような気がする。


小学校6年の7月くらいに席替えでSと同じ班になった。
これは狭い会議室を一緒に掃除する事を意味していた。
さすがに近づかないゲームは終わっていたが関わりたくなかった。

この会議室は先生が見ていない場所なので、だれも真面目に掃除をするものがいないところだった。
俺は手のひらの上にホウキを乗せてバランスをとって遊んでいた。
他のやつらも適当にホウキを振り回して時間を潰していた。Sだけが糞真面目に掃除していた。

⏰:10/08/12 03:50 📱:W56T 🆔:hLmSbAeo


#153 [七氏]
掃除の終わりを告げるチャイムが鳴った。
みんなそれと同時にホウキを掃除箱に放り込んで逃げるように会議室をでていった。

俺はほうきでバランスを取る遊びの途中だったので、
バランスを崩して終わったらホウキをしまおうと思っていた。
俺はバランスを崩しゲームが終わった時
会議室にSと二人きりということに気づいたので、すぐにほうきをしまって教室から出ようと思った。

そして同時にしまったと思った。Sが掃除箱の前で仁王立ちしているのだった。


今思えばホウキをその辺にほっぽり出して教室から出ればよかったのだが。

ホウキが出ていると怒られると思ったので、
Sに言った『そこ邪魔だからどけよ・・』
Sは言った『あの時タッチされてない』

そういうと猛ダッシュでSは俺から逃げていった。

⏰:10/08/12 03:54 📱:W56T 🆔:hLmSbAeo


#154 [七氏]
教室に帰ってからもSは追いかけてもいないのに俺から勝手に逃げ回っていた。

自分のイスに座るとSはニヤニヤして勝ち誇った顔で俺を見てきた。
あの時の続きをやっているのだろうか??
そしてこれは、この日から毎日続いた。

最初は呆れていたし相手にしていなかったが、まえに突然殴られたときやり返していなかった事なども
あってか、凄くムカつくようになった。

しかし、タッチでもしようものならこの馬鹿と鬼ごっこをすることになると思ったのでこらえた。

相手にしなければ勝手に止めると思っていたが、Sの行動はエスカレートしていった。


トイレに行くのにもイスに座ったまま引きずりながら行くようになったのだ。

そして勝ち誇った顔で俺を見てきた。俺はSがムカついてしょうがなくなっていた

⏰:10/08/12 03:56 📱:W56T 🆔:hLmSbAeo


#155 [七氏]
そして俺はある事を思いついた。
終業式の日に俺がタッチして逃げれば学校が始まるまであいつはずっと
鬼になるのだから、もの凄く悔しがるに違いないと思ったのだ。

もちろんSは俺の住んでいるところを知らないし。教えてくれる友達もいない。

あいかわらずSは俺から逃げ回っていたが、タッチされた時の悔しがるさまが想像できて
逆に笑えるようになって来た。

そして、とうとう終業式の日がやってきた。俺はSが運動靴に履き替える為に上履きを脱いだ時に
タッチして逃げると言う作戦を立てていた。

終業式が終わり帰りの会も終わった。俺はSを相手にしていないふりをしてそそくさと教室をでた。

Sは馬鹿なので学校で使う道具をこまめに持って帰っていなかったので、Sの机だけ荷物が
凄いことになっていた。俺は逃げやすいように手ぶらで済むようにしていた。

⏰:10/08/12 03:59 📱:W56T 🆔:hLmSbAeo


#156 [七氏]
俺は運動靴をはいて、隠れてSが来るのをワクワクしながら待った。
30分くらいして、パンパンのランドセルを背負ったSが、荷物をひきずりながら歩いてきた。

Sが上履きを脱いだ。俺はその瞬間うしろからSの頭をおもいっきりはたいて、『タッチーw』と
憎々しい声で言ってその場から全速力で逃げた。
Sは想像以上のもの凄い反応をした『ををぉーおー』ともの凄い大声で叫んだのだ。

俺は笑いながら走った。必死で悔しがりながら走ってくるSを見てやろうとふり返った。

この時はあの大荷物じゃ走って追いかけてきてないかもしれねーつまんねーのなどと思っていた。

しかしSは靴下のまま、荷物もほっぽり出して俺を追いかけてきていた。Sの必死さに俺は大笑いしながら走った。Sは『殺す!』『呪う!』『待て!』を

もの凄い声で叫んでいた。最後のほうは喉が変になっているのに無理やり出しているような声だった。

俺は家に帰ってからも笑いが止まらなかった。あーせいせいしたと心から思った

⏰:10/08/12 04:01 📱:W56T 🆔:hLmSbAeo


#157 [七氏]
夕方頃、家でテレビを見ていると、『をおうー』という人間とはおもえないような声が聞こえた。
Sが殺すといっている声だと直感的に感じ冷や汗がでてきた。

あいつ、まだ探してるのかよ・・俺・みつかったらどうなるんだよ・・と

その日の夜、家に緊急電話連絡網が、回って来た。
Sが死んだからだ。
トラックに跳ねられたらしい・・

後で知った事だが信号を無視して道路に飛び出してきたらしい
そして靴を履いておらず足の裏と喉がズタズタだったそうだ。
そして、Sが事故にあった時間は丁度おれがあの声を聞いた時間だった。
Sが大荷物で教室から出てくるのが遅いせいか、俺が関っている事は誰にもばれなかった

もしかしたら死ぬ直前まで、Sは叫びながら走り続けていたのかもしれない・・
あの不気味な声だけで終わればどんなに幸せだった事か・・

⏰:10/08/12 04:03 📱:W56T 🆔:hLmSbAeo


#158 [七氏]
その夜、Sが死んだ日に聞いたあの声が聞こえてきた。

今度は追いかけられる番なのかもしれないと思った。


それからというもの、俺は毎日イスに座って過ごしている。
イスに座っていれば安全かもしれないと思っているからだ。

今はまるであの時のSのマネをしているような生活をしている。
イスに座って寝ている様など、授業中に寝ていたSそのものだ。 今ではSのように他人が突然追いかけてくるようにおもえて近づくことができない

また半径5m以内に近づけないゲームをやることになるとは、何と言う皮肉だろう。

⏰:10/08/12 04:04 📱:W56T 🆔:hLmSbAeo


#159 [七氏]
「ある葬儀屋の話」

ある小さな町でAという身の丈190cmの大男が死んだ。彼は乱暴で粗雑、しかも何ごとも根に持ち
ささいな子供のいたずらにも酷い仕返しをするので皆から嫌われていた。

彼を変人呼ばわりした近所の小学生を捕まえ、顔が紫色に腫れ上がるまで平手で打ち付け暴行罪で逮捕された経歴まである。

身寄りもおらず、日雇いの汚い仕事で稼いでは酒を飲んでいたので、肝臓でもやられたのだろう。

町で唯一の葬儀店Bの店主もこの男が大嫌いだったが
役場からのたっての頼みでしぶしぶ安い葬式をあげることになった。

適当に死体を洗い、一番安い棺桶に押し込め、売れない坊主を無理矢理説得してお経をあげさせた。

異変が起きたのは葬儀が終わり棺桶を火葬場に運ぶときだった。
他に葬儀が重なってしまったせいもあり、霊きゅう車が手配できなかった店主は
軽トラックの荷台に積んでAの亡骸を運ぶことにした。

それほど遠い距離ではなかったが、大事をとって店主自らが荷台で棺桶が落ちないよう見張ることになった。

⏰:10/08/12 04:12 📱:W56T 🆔:hLmSbAeo


#160 [七氏]
特に坂道や悪路もなく店主が荷台に乗ったのはあくまでも念のためだった。
が、しばらく行くと石でも踏んだのか急に棺桶が大きく揺らぎ、 店主は荷台の外枠と棺に足を強く挟まれた。

すぐに病院に運ばれたが、店主はスネから下を酷く複雑骨折しており
仕方なく切断することとなった。

しばらくして、「葬儀店Bの店主は自業自得だ」という声が町に出始める。
坊主がこんな事実を暴露したためだ。


あいつはAのサイズに合う棺桶を作るコストをケチって、
普通のサイズの棺桶に無理やりAの亡骸を納めたんだよ。

どうやったかって?
もちろんスネから下をノコギリで切断したのさ。

⏰:10/08/12 04:13 📱:W56T 🆔:hLmSbAeo


#161 [七氏]
「喪失」

ある日から変な夢を見始めたんです。
ノコギリを持った男に追い掛け回されて最後は腕を切られちゃうっていう。

何故か夢の中だと進もうと思っても前に進めず、壁を登ろうにも壁に手が引っかかり
登れませんでした。
切り落とされたところでハッと目が覚めて腕を確認。ちゃんとついてる。

夢だったんだとわかった時は心底ホッとしました。

それくらい生生しい夢だったから。
もうあんな夢見たくないなぁと思いながらその日は憂鬱な気分に苛まれてました。

でも次の日もまた夢であの男に追い掛け回されたんですよ。
今度は反対の腕をガリガリガリガリ切られました。
噴き出す血とか物凄くて、夢の中で何度も何度も叫びました。

夢だからか痛みは無いんですけど、そのリアルさで気が狂いそうでした。

⏰:10/08/12 04:26 📱:W56T 🆔:hLmSbAeo


#162 [七氏]
夢の中の僕はこれで両腕が無くなったわけです。でも不思議と喪失感はありません
でした。

その次の日からは脚でした。

腕の時同様、付け根辺りからノコギリでゴリゴリガリガリ、切り落とされます。

やっぱり夢の中では抵抗どころか動く事も満足に出来ず、されるがままでした。
もうこんな夢は見たくないと強く願ったんですけど、その翌日まで夢は続きました。

残った一本の脚を男は躊躇無く僕の体から分離させました。
もう体には腕も脚もない。ダルマのような状態になってしまいました。

でもやっぱり喪失感はありませんでした。
そこでやっと夢が醒めたんです。ホント変な夢だったなぁって思います。
長い夢だなぁとも思いました。

だって僕は生まれた時から両腕も両脚も無かったんですから。その日からもうそんな夢は見なくなりました。

⏰:10/08/12 04:27 📱:W56T 🆔:hLmSbAeo


#163 [七氏]
「怖いmixi」

友人から聞いた実話。
mixiって知ってるよね?
中には何百人もマイミク作っている人もいるかも知れない。

実際に体験したのは友人のマイミクなんだけど、
そのマイミク氏(以下X氏)もミクシィを毎日のように活用して徐々に友達を増やしていった。
ある日、X氏のマイミクの一人が突然、失踪したらしい。
そのマイミク(以下Y氏)は職場に行くと告げたきり、誰にも言わず失踪した。

それをX氏が知ったのは一週間後。
ただし間接的に聞いただけだったし、さして仲がよかった訳でもない。
彼のトップページを覗いてももちろん更新されていないし、

Y氏について話題にする者も特にいなかったので、
X氏はいつしか失踪のことは忘れていた。

そんな、ある日。

mixiでY氏の日記が更新されていた。

⏰:10/08/12 04:45 📱:W56T 🆔:hLmSbAeo


#164 [七氏]
X氏は彼が帰還したのだと思い、暇つぶしにY氏の日記を閲覧する。

他愛のない内容だが、日記だからそんなものだろうと思っていた。
マイミクが数人程度のY氏にコメントをつける者もいない。

失踪以前と変わったといえば、日記をほぼ毎日つけるようになった事だ。


一ヵ月後、X氏が何気に新聞を開く。
お悔やみ欄にはY氏の名前が記入されていた。
まだ三十代前半。珍しい名前なので間違いないという。

X氏は慌ててmixiにアクセスしたら、
なんと死んだはずのY氏の日記が更新されていた。
タイトルは「まぬけ」
X氏は戦慄した。コイツは一体誰なんだ?
あまりに怖くてX氏はそのままmixiを退会したのだと言う。

友人はX氏の突然の退会を不審に思って、
彼のケータイに電話して、この話を聞いたらしい。

⏰:10/08/12 04:47 📱:W56T 🆔:hLmSbAeo


#165 [七氏]
その内、X氏とも縁がなくなった友人だが、
噂によれば、そのX氏も数日後に原因不明の失踪をしてしまったらしい。

それ以降は知らない。

ミクシィはそんな都市伝説なんかより、
名前だけでOR写真や何気ない日記から、読んでけば住んでる場所、職業、勤め先、家族構成まで、すべてが他人にバレるのが怖い。

知り合いが「家建てました。お金かかりましたのよ、建物だけで7千万ですの、おほほ」ってゆー日記書いて写真うPしたら、
ちゃねらーのネットウォッチ住人の何人かが家まで行って、
「玄関に、日記にあったフラワーバスケット発見!」とか、
「旦那さん〇〇の社員なのねー」とか書いてて寒気した…

⏰:10/08/12 04:48 📱:W56T 🆔:hLmSbAeo


#166 [七氏]
「詳しくはこのURL」

このお話はとあるサークルの飲み会からはじまります。

僕は大学の友達・鈴木君に誘われ、男10:女10の飲み会に人数あわせでお呼ばれされました。
鈴木君は仲間内での飲み会だったのであろう、大変はしゃいでいました。

僕は彼ら彼女らと共通の話題もなく、どんどん端に追いやられていきました。

そこには周りとは違う雰囲気のT君が座っていました。僕も黙って飲むのはあまり好きじゃなかったのでT君と会話をしてみることにしました。

 T君は話してみると、ごく普通の「よくいるよそんな暗めなヤツ」でした。
彼もまた人数あわせの一人。彼の趣味はインターネットで有名な巨大掲示板の閲覧・書き込み、
そして、まとめることだそうです。

 そこで、こんな話を聞きました。

⏰:10/08/12 04:55 📱:W56T 🆔:hLmSbAeo


#167 [七氏]
それは、ごくごくまれに板違いで同じIDが存在するとの内容で、今、それを彼は集めているとの事でした。

一つIDを適当に作り、その IDをひたすら探し回ってどんな発言しているか閲覧、時にはまとめたそうです。

彼が言うにはこのIDは掲示板上での名前であり、同姓同名の人を探すのと同じだという。

 最近見つけたIDの書き込みは、独り言?の書き込みが
多く、でも誰かと会話している様な書き込みだそうです。

そして、決まって最後は「詳しくはこのURL」しかし、
そのURLはいつもサーバが見つからなかったが、二日前に始めてジャンプできたそうです。

とんだ先は何も書かれてない真っ黒なページだったそうです。

⏰:10/08/12 04:56 📱:W56T 🆔:hLmSbAeo


#168 [七氏]
時間も随分とたち、終電を逃した僕は、比較的ウチが近かった、T君のウチに泊めてもらうことにしました。

そこでも再び二人で飲みなおし、いつしか眠ってしまいました。



 ふと目を覚ますと部屋は暗く、T君がPCのディスプレイに向かって座っていました。
僕はまだ眠かったので再び眠りにつこうと思い目を瞑りました。

すると、
「クスクス・・・ ククク・・・」
「アハ・・・ ハハハ・・・」 笑い声に似た音が聞こえました。

そーっとT君を見てみると先ほどとは違う表情のT君が居ました。
ディスプレイに目を移してみると、真っ暗なバックに赤い鳥居が描かれていました。何か嫌なものを見てし
まったような気持ちになり眠ったふりをすることにしました。

次の瞬間
「うひゃひゃ」
「うひゃひゃひゃひゃひゃ」
「うひゃ」
「うひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ」
「死ね〜、死ね死ね〜〜」
「何処までも着いて行くからな〜〜」

僕は気を失い、T君の眠った顔を横目に逃げるように帰宅しました。

URLは自己責任でお願いします。

⏰:10/08/12 04:58 📱:W56T 🆔:hLmSbAeo


#169 [七氏]
「何故だ」

昔、まだ俺が小学生だった頃。
夏休みに入っていて、一日中家でゴロゴロしていた。

しかし、その日は家の近くのヨーカドーで母親と服を買いに行く予定だったので、準備を整えて家を出た。

ヨーカドーまでは徒歩では長く、自転車で行った。
その途中、歩道を自転車こいでいると向こうからよぼよぼの爺さんがふらふらと自転車をこいでいた。

俺は歩道の右側をこいでいたが、爺さんのふらふらな運転のせいで俺の自転車と危うくぶつかりそうになった。

俺がブレーキをかけたので間に合ったようなものだ。
「危ねえジジイだな…」
と思ってその場から立ち去ろうとしたが、爺さんが急に俺の腕を掴んで
「何故避けられなかったーーーーーーーーーー!!!」
と叫んだ。
「何故左に避けようとしなかったーーー!!!」
と何回も繰り返し叫んだ。
俺は
「爺さんの運転がいけないんだろ・・・」
と思ったが、頑固な年寄りにそんなことを言っても時間の無駄なので、とりあえずひたすらに謝った。

⏰:10/08/12 05:18 📱:W56T 🆔:hLmSbAeo


#170 [七氏]
「何故だーーーー!!!何故避けられなかったーーーー!!!!」
「すいません。これから気をつけます。」
「危ねぇだろーーー!!!!!」
「すいませんでした。」
とりあえず謝ったので先に進もうとしたら、爺さんがまた俺の腕を引っ張ってくる。
「何故だーーーーーー!!!」

いい加減ウザくなったので、無理やりに腕を払い、一目散にその場から逃げた


ヨーカドーで仕事帰りの母親と合流し服を二、三点買った。

母親は食料品も買いたいから先に帰ってて、とのこと。

俺は一人で出入り口に向かい、駐輪場に入った。 すると、さっきの爺さんが駐輪場のど真ん中に立っていて、俺のほうを睨み付けていた。

さすがに気味が悪くなり、俺の自転車へは向かわずにそのまま店へ戻った。 食品売り場に行くと、丁度会計を終えた母親がいた。

事のあらましを説明すると、母親も「うーん」と首をかしげた後に一緒に駐輪場に戻ることにした。

⏰:10/08/12 05:20 📱:W56T 🆔:hLmSbAeo


#171 [七氏]
怖くないし時間の無駄だったよ

⏰:10/08/12 05:23 📱:W64SH 🆔:gsSZj3YQ


#172 [七氏]
「ほらあそこ。」
店の角のところ(駐輪場からは見えない)から、駐輪場の様子を二人で覗き込んだ。

すると、さっきの爺さんはもういなかった。
俺が「よかったー」と安堵の声を漏らす一方で、母親はまだ首をかしげていた。

そして駐輪場―――俺の自転車が置いてある場所―――に戻ると、俺は絶句した。

俺の自転車のタイヤが、前輪後輪共に穴を開けられ、パンクしていた。
しかも、サドルが誰かの手によって無理やり切断されている。

俺は、すぐ近くで自分の自転車を取り出していた母親のところに泣きついた。
俺が自分の自転車を指差すと、母親と俺は一緒にそこまで戻った。
母親は俺の自転車を見て、しずかに
「交番に行きましょう。」
と言った。

ヨーカドー近くの交番へ、二人で行った。俺は怖くて、まだ震えながら泣いていた。

交番へ着くと、そこには優しそうな40くらいのおじさん警官が一人だけいた。
警官は、俺が泣いているのを見てただごとではないと思ったらしく、
「どうされたんですか?」
と驚き顔で尋ねた。
母親は、今までの全てのことを話した。

⏰:10/08/12 05:23 📱:W56T 🆔:hLmSbAeo


#173 [七氏]
すると警官が、
「なるほど・・・。じゃあ僕さ、そのおじいさんの特徴とか、覚えてるかな?」
と俺に話しかけてきた。

俺はそのときパニックで何も思い出せなかったが、しばらく交番にいるうちに落ち着いてきて特徴を話し始めた。
茶色い服を着ていたこと、顔が細長かったこと、タモリのようなグラサンをかけていたこと。などを。

「どういう自転車に乗ってたか、って覚えてるかな?」
と警官は尋ねてきた。自転車・・・
「やたらに前カゴが大きい自転車に乗ってました。」
警官は何かを考える素振りを見せ、俺に
「店から一人で出たきたときには・・・自転車はもう壊されていたの?」
と尋ねた。そういえば。あのときはあの爺さんに夢中で、自転車のことなど気にしてなかった!
「分かりません。その人に見られてる、ってことでパニックになっちゃって・・・」
すると警官が、母親に
「ちょっといいですか・・・」
と言って交番の奥に行ってしまった。
十分くらいして母親と警官が戻ってきた。
母親が、警官に
「いろいろとありがとうございました。」
と言って礼を言い、深々とおじきをした。
交番からは徒歩で家へ帰った。

⏰:10/08/12 05:25 📱:W56T 🆔:hLmSbAeo


#174 [七氏]
母親と警官がどういう話をしたかが気になったが、何度訊いても
「大した話じゃないわよ」
としか答えてくれなかった。
そしてその夜。もう少しで眠るか・・・と夢うつつだった時。
家の玄関をバンバンと叩く音が聞こえた。
時間は夜中の1時。
しかも、「何故だーーーーー!!!」という叫び声と共に。
俺は震え上がった。家がバレてる・・・

しかし、ふと疑問に思うことがあった。
俺は、母親と一緒の部屋で寝ている。
なのに、母親が一切起きない。
バンバン。
「危ねぇだろーーーーーー!!!」
こんなに大きな音を立てているのに。母親は起きてこない。
俺は母親を起こした。
「何よ、こんな時間に・・・」
「何じゃないよ!ほら、音!!爺さんが玄関で!!」
まだ音は聞こえる。しかし、母親は眉間にしわを寄せて
「あなた・・・やっぱり・・・」
と言って泣き出してしまった。
翌日。ピンポーン。と呼び鈴が鳴った。
「はーい」
と母親が玄関を開ける。
「ああ、いらしてくれたのね。」
玄関の前には、若い男が私服姿で二人立っていた。
男たちは家に入り込み、リビングでくつろいでいた俺のところに来た。

⏰:10/08/12 05:28 📱:W56T 🆔:hLmSbAeo


#175 [七氏]
男の一人が俺をひょいと持ち上げ、そのまま外へ連れ出そうとした。
俺は何が何だか分からず、母親のほうを見た。
すると母親は、俺のことを何かおぞましい物をみているかのような目で見てきた。
「え・・・?」
俺を担いでいた男がその手を離し、俺を床に落とした。
「痛てぇぇぇぇぇ!!」
俺は叫んだ。
俺はまた母親のほうを見たが、途端に視線を逸らされた。
もう一人の男が、床に仰向けに転がっている俺の腹に向かって思い切り頭突きしてきた。
「グエッ」
俺は声にもならぬ声を出した。
その男は一度のみならず、何度も頭突きしてきた。
俺は完全に意識を失ったが、
意識を失う直前に全てを理解した。
いつの間にか部屋から出てきた父親の笑顔を見た瞬間に・・・・

⏰:10/08/12 05:29 📱:W56T 🆔:hLmSbAeo


#176 [七氏]
暇潰しだからね

⏰:10/08/12 05:29 📱:W56T 🆔:hLmSbAeo


#177 [七氏]
>>175
なにを理解したんだ…

⏰:10/08/12 06:33 📱:F906i 🆔:zlHAcnI2


#178 [七氏]
>>175
どういう意味?

⏰:10/08/12 06:48 📱:auSH3G 🆔:sndxN6R.


#179 [タラスパ(^-^)]
>>175意味が理解できない

⏰:10/08/12 07:01 📱:P08A3 🆔:nbYeA6Xs


#180 [七氏]
長々と読む気せんわw

⏰:10/08/12 07:08 📱:SH03B 🆔:.GJgqYMY


#181 [七氏]
すまん抜けてたこれ↓

116 本当にあった怖い名無し sage 2007/08/02(木) 13:59:08 ID:TtjLUWUa0
【設定】
主人公は、ちょっと精神がおかしい子で、両親は世話に疲れていた。
それでも、普通に生活ができるようになるまでは・・・と思っていた。
主人公は、実は自転車など持っていなかった。
なのに「自転車が〜」などというから首をかしげた。
その夜、ありもしない音に怯える息子を見て 完全に理性を失った、と思った母親は、夫と相談して

障害者である息子を殺害することを決めた。

しかし、我が子を自らの手で殺すのはためらわれたので
殺し屋に頼むことにした。どうせ幻覚を見ているのだから痛みも
感じずに死ねるだろう、と両親は思った。
母親は、完全に頭がイッちゃった息子を見て愛情のかけらも失っていた。

父親も、もうこれで障害者の世話をしなくて済むと思い、安堵した。

⏰:10/08/12 08:46 📱:W56T 🆔:hLmSbAeo


#182 [七氏]
>>1-100
>>101-200
>>201-300
>>301-400
>>401-500

⏰:10/08/12 12:12 📱:940P 🆔:IjouId82


#183 [観客さん]
オカルトのカだけデカイ


オカルト板に入る前ね


既出だったらスマン

⏰:10/08/12 19:46 📱:P07A3 🆔:dcipioQA


#184 [観客さん]
ん?
ルもデカイなww



スレ違いか

⏰:10/08/12 19:55 📱:P07A3 🆔:dcipioQA


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