【トイレの上から】怖いコピペ総合【誰か覗いてる】
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#521 [(・´ω`・)]
また、あのオッサンの事も知っていて、名前をSと言い
「うちの家系も古いが、Sの家も古くからある筈。」
と言っていた。
そんな話を聞いていると、家の電話が鳴った。
Nの母からだった。
なんと失踪二日目にして、Nがあの池の近くにいるところを警察に保護されたと言うのだ。
もう夜も遅いという事で俺は家に残され、両親がNの家に向かった。
次の日。
両親から聞かされた話だと、Nはかなり疲れた様子だったらしく、事実一ヶ月間学校を休んだ。
その間、俺はNと面会させてもらえなかった。
その後も俺と母は三回ほど警察署に呼ばれた。
しかし当然新しい証言などなく、繰り返し同じ事を説明するだけだった。
俺の感じた限り、俺達を疑っているとか、そういった感じには見えなかった。
俺はその都度
「何か、分かった事はない?」
と、警察に聞いてみたが、子供に詳しい話しをしてくれる筈はなかった。
ただ、母は少し教えてもらったらしい。
しかし警察が言うには、男の家からNの滞在した痕跡も、例のビデオテープも見つからなかったと言う。
一ヶ月後。
学校に復帰したNは、外見上は特に変わった様子もなかった。
:10/03/01 18:27 :SH001 :6XMgYWU2
#522 [(・´ω`・)]
ちょいROMってくる
ここまでの安価貼ってきますね〜
>>511ー522
:10/03/01 18:29 :SH001 :6XMgYWU2
#523 [(・´ω`・)]
:10/03/01 18:30 :SH001 :6XMgYWU2
#524 [七氏]
気になる
:10/03/03 03:49 :F01B :RrZJMvPU
#525 [(・´ω`・)]
ただ、クラスが違うから実際は目にしてはいないけど、こんな事があった。
保健の授業中にNが急に号泣し、教室を飛び出した事があったらしい。
それが原因ではないだろうけど、あの失踪事件以後Nに対して心無い憶測や中傷があった。
結局Nは、六年生に上がる前に転校する事になった。
登校再開後、すぐにNに直接あのビデオのナレーションについて聞いてみた。
「あのオッサンは本当に無関係なのか?」
と。
するとNは猛烈に興奮し、聞き取れないほどの罵声を浴びせられた。
そういう事があり
「今は時期が悪いみたいだ…。」
と、Nとは距離を置いていた。
その後、ほどなくしてNの母は離婚し、NとTを連れて俺の住んでる地区から出て行った。
結局、Nとはそれっきりになってしまった。
大学生になった俺は、部落の「組合」に話を聞きに行った。
「『郷土史の中の部落差別』を調べているので、その話を聞かせて欲しい。」
と電話すると、快く承諾してくれた。
電話で聞いた住所に行くと、初老の男性の自宅で、その人が話をしてくれると言う。
親切な応対に少し気が引けたが
「Nの失踪とSと言う男は関わっていないのか。」
:10/03/03 04:28 :SH001 :8FC51JUU
#526 [(・´ω`・)]
「そもそもSとは何者で、今どこにいるのか。」
単刀直入に問い質した。
応対してくれた初老の組合員は困惑していたが、話してくれた。
『N君の失踪とSさんは関係ない。』
『Sさんの転居と、Sさんに対する警察の不当な家宅捜査が同時期だったのは偶然。』
『Sさんは行政保護を受けられない為、組合が生活の手助けをしていた高齢知的障害者。』
『転居先は遠くの施設だが場所は教えられない。』
『すでにSさんは亡くなっている。』
と言うもので、期待したものは何も得られなかった。
しかし無礼を詫びた後の、帰り際の事だった。
五年ほど前、組合事務所にNの母が怒鳴り込みに来たらしい。
宥めるのに大変だった、という話を聞かされた。
あの事件からはもう、何年も経っているのに。
その事からも俺は、今でもNの失踪にSという男が関わっていると思っている。
今、Nがどこにいるか分からない。
でも俺の幼馴染のNは。
あのビデオのナレーションとして、未だ捕らえられたままでいるかも知れない。
そんな事を、最近よく考えてしまう。
−END−
以上「ナレーション」でした(^O^)幽霊的なものじゃないからあんま怖く感じる人いなかったかも(^^;)
:10/03/03 04:32 :SH001 :8FC51JUU
#527 [七氏]
ありがとう(*´д`*)
ドキドキしたあ〜!
:10/03/03 10:13 :D905i :XTEu0DNg
#528 [あふろ]
:10/03/03 13:40 :P906i :Y0xPl3GQ
#529 [(・´ω`・)]
>>527そう言ってもらえるとホッとする(*´ω`)
:10/03/03 14:21 :SH001 :8FC51JUU
#530 [(・´ω`・)]
三年前の話で、あるアパートで暮らしていた時の事です。
そのアパートは一階建てで、部屋が横に三部屋並んでいます。
一号室、二号室、三号室といった具合です。
大きな交差点が近くにある為、騒音になかなか慣れず、車が少なくなる十二時過ぎにしか眠りにつけませんでした。
引っ越してきて十日程して、ある事に気がつきました。
毎晩十一時半を少し過ぎると、決まって誰かがドアをノックするのです。
よく聞いてみると一号室から順に三号室まで
コンコン コンコン コンコン
各部屋に二回ずつ。
しかし、このノックも放っておけば何事もなく、ただ通り過ぎるだけでした。
しかし、毎晩毎晩の事で気になって仕方がありません。
それにノックの最中に人の足音がないという事も気になって、直感で霊と判断し、ある霊能者に相談しました。
直感は当たっていて、ノックをしているのは、すぐ近くの大きな交差点で事故に遭った四歳の男の子で。
成仏しきれずに話し相手を探しているのだとか。
実際に新聞で事故の事が載っていて、確かに四歳の男の子が事故にあってます。
霊能者によれば
「ノックを止めさせるには、誰かが話し相手になってあげて話を聞いてやれば良い。」
:10/03/03 14:22 :SH001 :8FC51JUU
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