>>105続き
A「…ねぇ、何かBの様子がおかしくない…?」
そう言われてBを見ると、うつむいたまま震えていた。
俺は肩を揺らして声をかけるが返事はない。
B「………い」
俺「あ?」
B「さ‥むい‥寒い‥」
触れて気づいたがBの体温は異常に熱い。
今は真夏だ。
暑いのに寒いわけがないし、熱いのに寒いわけもないはずだ。
Dに言われた言葉を守らず、俺たちはコンビニの駐車場に車を止める。
俺「B?」
そこで先ほどまで触れていたBの体がぴたりと止まる。
すると無言のまま車からおりてしまう。
コンビニに入っていくのかと思っていたのだが、違った。
フラフラとおぼつかない足取りでどこかへ歩いて行く。
何か異変を感じて俺とCはすぐさまあとを追いかけ、Bを止めた。
俺「おい、テメェどうしたんだよ!?」
C「ふざけてんのか?」
Bを見ると虚ろな目で焦点が合っていない。
明らか様子が変だ。
B「お前らのせい…お前らが悪い…」
俺「は?何言って…」
B「お前らのせい…お前ら…お前らの…女…」
意味が分からないことをぶつぶつと何度も繰り返し、歩んでいた足を止める。
Bは車の方へと振り返り、それに向かって急に走り出す。