怖い話総合
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#137 [ゆんちゃん]
浜辺近くの公園で話をしていた直後
その車が私達の前をスーっと
通りすぎたのです!!!
あんな廃車のようないつの時代の車か
わからないような動くはずもない車が…
音も立てず静かに通りすぎて行きました。
6人はその光景を見た後
暫く無言になり全員で青ざめました……END

⏰:09/08/19 15:32 📱:PC 🆔:hNA/g08A


#138 [七氏]
誰か怖い話してくださいm(__)m

⏰:09/08/25 01:46 📱:L01A 🆔:0w9jIfSU


#139 [七氏]
みんな怖いし


ブリゴキとか



まじやばいし



よく絶叫しずにいられたな神だよ

⏰:09/08/25 07:17 📱:D905i 🆔:2x5kGO3c


#140 [七氏]
>>1-150
>>151-300
>>301-450
>>451-600
>>601-750
>>751-900
>>900-1000

⏰:10/06/06 11:03 📱:S001 🆔:AjTPUglU


#141 [七氏]
生活に余裕があるわけではない。
仕事探さなきゃアパートの家賃払えず、追い出されてしまう。

毎日朝から求人雑誌片手にあちこちの企業に電話をするが、全て断られた。

運転免許証もなければ、パソコンも使えない。
年齢25歳の女だけど、若さだけで転職も難しくなった。
前の会社はノルマが厳しすぎて辞めてしまった。

全く仕事が続かないのも、断られる原因かもしれない。


追い討ちをかけるように、不景気…というのを実感したくらい、その日も全滅だった。

⏰:10/08/12 03:10 📱:W56T 🆔:hLmSbAeo


#142 [七氏]
【続き】

公園のベンチで座ってると、ベンチの横に設置されたゴミ箱に最新号の求人雑誌が捨てられていた。

捨てられていたのは有料の求人雑誌。
無料に比べると有料はジャンルも多いし、大企業が圧倒的に多い。

ラッキー、と思いながらゴミ箱から拾った。汚いとかそんな事を気にする余裕もなかった。

パラパラめくりながら電話をするが、相変わらず断られた。

ハァ…と溜め息をつきながら見るのを止めて、横に置くと、風でページが勝手にめくれていく。

動きが止まり、横目でちらっと見て、思わず求人雑誌を手にとって握りしめた。

⏰:10/08/12 03:12 📱:W56T 🆔:hLmSbAeo


#143 [七氏]
【続き】


“期間限定、3食付き、住み込み可、時給1500円、露天風呂無料で利用可能”


「これだぁーっ!」
あまりの好条件に迷いもなく、何としてでも働きたいと思いながら電話をした。


「はい、ありがとうございます。A旅館です」

若い女の声だった。

「もしもし。立花と申します。求人見て電話したのですが」

「ちょっとお待ちください…ガ…イガ…ガガ…ガ…」

電波が少し悪いが、電話の向こうでは何か話してるようだった。

⏰:10/08/12 03:14 📱:W56T 🆔:hLmSbAeo


#144 [七氏]
【続き】

受話器を握りしめ、待ってたら今度はおじさんが電話に出た。
「もしもし。A旅館です。いつから来れますか?」

「明日には行けます」

「明日から来てください。何時になってもいいから必ず来てください。名前は?」

「立花です」

「立花さんだね。お待ちしてます」

電話を切った途端、何か急に違和感を感じた。
突然面接決まって嬉しいはずなのに、嬉しさは全くなくて、むしろ後悔してる。

理由は分からないけど、すごく後悔してる。

お金がないので、行く気がなくても働かなきゃいけない。夜のうちに準備をして寝た。

⏰:10/08/12 03:16 📱:W56T 🆔:hLmSbAeo


#145 [七氏]
【続き】

朝になり、起きようとするけど、全く体が動かない。足も重いし、体の筋肉ないんじゃないかと思うくらい、体中がダルい。

何とかして洗面所に這っていき、顔を洗えばマシになるかと鏡で顔を見た瞬間、ビックリした。

目の下のクマがはっきりしてて、頬はこけ、目は死んだように肌も生気もなかった。

「これ…が…私…?」

酷くダルいのは風邪をひいたせいかもしれない。

プルプル…

電話が鳴った。受話器を取ると、旅館からだった。

「A旅館です。立花さん、今日は来れますよね?」

「あ…はい。大丈夫です」

「声が変ですが、風邪ですか?絶対に来れますか?」

「あ…大丈夫です。」

「お待ちしてます」

夜のうちに準備をしたし、電話で行くと言った以上、不自由な体を無理矢理動かし、傘を杖のようにしながら駅まで歩いて行った。

まるで老人になったように、体中がシワだらけのような感覚。
駅まで歩いて5分なのに、45分もかかった。
やっと駅に着いた時は、全身汗でぐっしょり。ゼイゼイ言いながらホームのベンチに座った。

何とか行けそうだ。

⏰:10/08/12 03:19 📱:W56T 🆔:hLmSbAeo


#146 [七氏]
【続き】

電車がきた。乗り込もうとすると、すでに乗って降りようとするオバサンに突き飛ばされた。
頭は打たなかったけど、尻餅はついた。普段ならよろめくくらいの軽いぶつかりなのに、全く踏ん張れなかった。

突然オバサンは怒鳴り込んだ。
「乗るんじゃないっ!」

「乗らなきゃいけないのよ。面接に行くんだから…」

「乗ったらアンタ死ぬよ!」

駅員が来て、話してる最中、電車は走っていった。

「あ…」

走りすぎる電車を見送り、見えなくなった。
すると、さっきまでの体の疲れが嘘のようになくなった。もしかしたら行かないほうがいいのかもしれない。

オバサンが言った。

「さっきは突き飛ばしてごめんなさい。アンタ死にかけなくらい生気なかったから危なかったわ。」

そう言えば、電話を切った途端に“おかしい”って感じてた。

やっぱり断ろう。
家に帰る途中で公衆電話があるので、そこから旅館に電話した。

⏰:10/08/12 03:22 📱:W56T 🆔:hLmSbAeo


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