うたた寝に

胃が気持ち悪い、喉を掻き毟りたい。何がとも言えぬ、全てが絡み合ったが故の苦しさ。胸糞悪さ。吐き捨てて、切り刻んで、燃やして、無の物としてしまいたい。

毎朝毎朝此れだけ気持ちが悪いと、何だか其の内胃に穴が開きそうね。私の身体なんて如何でも良いけれど。

今日はまだ情緒は安定している。良かった。
何となく、先生って甘やかして下さるわよねぇ、と安定した頭で思ったりして居たわ。今日まで、と先生が仰った業務が終わらなくて期日を延ばして下さったり、代わりにやって下さったり、手伝って下さったり。
あと此処最近更に思うけれど、帰る時間を合わせて下さる。みつさんいつ終わる？とか、何時までには終わらせて帰ろうな、とか仰って。私が其れを超えてしまいそうになると手伝って下さったり、先生も作業を延長して行って待って下さったり。先に帰ろうとされないと云うか。本当に、待って下さる。先生が先に帰られた最後って、きっとかなり前よねぇ。

昨日だったかしら。「みつさんもう仕事は終わりですか？もう帰る？帰るなら俺も帰ろうかと思って」と仰って居たわねぇ。まぁ全然終わっては居なかったので其の後も残って居たのだけれど。

私が其れで良いのだと、構わないのだと言って居るのだから、外野に嗚呼だ斯うだと言われたくは無いわね。放っておいて欲しい。私の事に関しては、私がルールでしょう。私が決めて良い筈よ。

いい加減本当に気持ち悪いから、喫煙所に居て此方を見て居るの辞めてくれないかしら。帰路の中で絶対に通る所だから、避けられもしない。気持ち悪い。

今日もまた先生が作業を手伝って下さって。本当に、面倒見が良くて優しい方よねぇと思ったり。次回の日程まで決めて下さって、スケジュールに ''データ入力みつ" と記入されて居て、嗚呼三回目も付き合って下さるのねぇと思ったわ。

今日は先生はお休みなのねぇ。先生が出て来た変な夢を見たから、話の種にお話したかったわねぇ。

のそのそと一人で残って居たら、殆ど話したことのない他部署の方が飲み物を差し入れて下さったわ。吃驚した。また改めてお礼を伝えたいわねぇ。