人づてならで

さっきまで彼と電話して居たわ。メールを返したら電話が掛かって来て、47分くらい話して居たかしらね。飲み会で沢山飲んだらしくて、口調が凄く酔ってた(笑)たまに何を言って居るのか分からなくて、「ああ本当に酔っ払いだわ」と思ったり。
何だか、思って居たよりも元気そうだったけれど、あれはお酒の力なのかどうなのか。まぁでも彼は、どうにか乗り越えて来そうね。嗚呼、私も頑張らなければ。どうにか、どうにか。

この期間が始まってから、しんどくて宮さんに電話でぼやいたことをちらりと話したら、「出た、まーた宮さんだ」と小さくため息を吐きながら言われたわ。何だか少し棘を感じたのだけれど、気の所為かしら。「あの人は電話し放題だから、電話代が掛からなくて良いのよ」と話したら、「俺も今これ、俺から掛けてるよ？」と言われて。甘えた声で何言ってるのよ、酔っ払い、と思って。

物凄く単純だけれど、矢張り声を聞くと安心する。何だか気持ちがホッとした自分が居るわ。日々四面楚歌状態ですしねぇ。電話をくれてありがとうね。

今日は比較的楽しかった。いいえ、分かっては居るの。日々何だかんだ辛いだけではないと云うことも。
早く、環境に慣れられれば。

知って居る、分かって居る、つもりなのだ。誰と居れば一番幸せなのかなんて。

彼は矢張りいつも自分が話すばかりで、私の話は聞いてくれないわね。私は貴方の話を聞いて居るのに。

死ぬと、誰か好いてくれて居る者の記憶の中で生き続けるとは、よく言ったものね。寂しくないなんて言うと、真っ赤な嘘になるけれど。会いたい、けれど。