人づてならで

そうやって調子良く、都合良く、周りの人を利用して。それで生きて来たんでしょうね、貴方は。簡単な人生だったでしょう？

美味しい珈琲が飲みたいわねぇ。眠気覚ましの為じゃなくて、味わう為の、美味しい珈琲を。

愛されたいし、愛したいの。睦まじく想い合って居たいの。きっとそれが叶うのは、彼じゃなくて。

あの人に会いたい。顔を見たい。笑顔を見たい。声を聞きたい。その瞳に映して欲しい。
触れたいなんて贅沢は言わないから。話したいなんて欲張りも言わないから。私を見るのなんて一瞬で良いから。姿を見たい。会いたい。

今日は唯一私の性質を御存知の方と話して居て、30分くらいずぴずぴと泣いてしまって。泣き疲れてしまったわ。この期間が始まってから、ずっと堪えて居たものだから、全然止まらなくて。優しい言葉を掛けられて、余計に止まらなくて。今も気を抜けば涙が出て来てしまう。
自分の不甲斐なさだとか情けなさに嫌になる。こんな所に居て「つらい」と感じる自分が嫌になる。温ま湯にしか浸かって来なかった甘ったれが。

「貴方はよくやってる方だと思う」とか、「自分にそんなにバツをつけないで良いの、色々かさないで良いの」とか、「自己肯定感が低過ぎる。もっと許して良いの。そうして居てしんどいのは自分よ」とか、「普段派手に着飾って居るから、この子の殻は凄く固いんだろうな、中身はどれだけ繊細なのだろうと思った」とか、「つらかったら電話して」とか、色々言って頂いて。自分を傷つけてしまう話とか、疑り深い話とか、ぶん殴られて生きてた話とかを少し溢して。
似た者同士で分かち合って居たわ。

またしても一度心を診て頂くことを勧められたり。貴方は多分、軽い安定剤くらいは必要だと思うわよ、と。お相手は、そう云うのの経験者だから、何となく分かるのでしょうね。
けれど、身近に居る人がそう云うのを嫌うから。だから、行けない。嫌われてしまうかもしれないから。
私の自己肯定感を奪って居るのも、その人達だけれど。それでも。

褒められてもね、それを疑ってしまうのよ。「そんな訳ない」「心の中ではきっと反対のことを思ってる」「きっと呆れてる」と。素直に褒められたと感じられない。自分で自分を認めないから。「こんな駄目な自分が褒められる訳がない」と思ってしまうのよ。
だから、物事を終えるときに「ここまでやったもの。よくやった方だと思うわ」と、口先だけでは肯定出来ても、心の底では「これだけしか出来なかったなんて本当にクズでしかない」と自分を貶して居て。
生きづらい性質をして居る、と。その自覚はあるのだけれど、ねぇ。