人づてならで

今日は、彼と二人で門前で少し他愛もない話をして。色々あったけれど、変わらない関係だなぁと思ったわ。良いけれど。彼はどう思って居るのかしらね。

あとあれ、某殿方は矢張り、まだ。と思った。もうね、私と接する時の態度が、関係が拗れる前と本当に似通って居て。
どうすれば良いか模索して居る。

あと、最近漸く薄々気付き出して纏まり出したこと。多分、顔と声と話し方と匂いと雰囲気と名字が好き。中身は違う。
だから、長続きはしない。

無気力だわぁ。何か虚しい感じがする。多分色々と切羽詰まって居る所為ねぇ。はー。どうしましょうねぇ。何だかもう。

分からない。誰にどう接すれば良いのか、もう。
好きなのは？仲良くしたいのは？一緒に居たいのは？誰、なのかしら。ああもう。これでは駄目だと、分かって居るのに。

宮さんと駅まで一緒に帰って来たわ。道中色々話して居たけれど、…うん。
私が友人に、身の回りのゴタゴタを大体話して居たのだけれど、その話がどうやらその友人の彼氏にも通じて居たみたいで。宮さんから、「（友人の彼氏と）この間ご飯に行ったときに、貴女とのことを言われた」と言われたわ。ああもう、どうしてまた話が広がって居るのよ。どうして今更、そこの話を蒸し返すのよ。そして貴方はどうしてそれを私に言うのよ。

他にも話を聞いたのだけれど。私と彼とがそう云う間柄になったあと、そのことを彼から聞いた某主婦さんが、宮さんとエレベーターでたまたま二人きりになったときに「みつちゃんのこと、良いの？」って聞いたらしくて。それに対して「付き合ったんだから、まぁ…良いんじゃないですかね」って返した、らしいのだけれど。…だから、貴方は今更何故それを私に言うのよ。
某主婦さんに関しては、彼と仲が良いから、彼の気持ちとか、その他の話は聞いて居たでしょうけれど。…矢張り、宮さんの気持ちにも気付いて居たのね。と云うか、恐らく、私が泊まったことも知って居るものね。本当に、もう。

あの空間の中で、一体どれだけの人が私の周りのゴタゴタを知って居るのかしら。何だか、意外に多いような気がしてきたのだけれど。少なくとも、私含めた当事者三人と、私が話した三人と、私と宮さんに関わる恐らく二人と、友人の彼氏と、彼が話した五人（内一人は某主婦さん、内一人は宮さんからも聞いてゴタゴタを知って居る）かしら。
……結構多いわね。彼が他の人にどれだけ話して居るのか、その人達が周りに話して居ないかが分からないけれど、取り敢えず「少なくとも」でその人数。…これ、あの空間の中の1/3くらいいって居るんじゃないかしら。