とばかりを

と云うか、右足が尋常じゃないレベルで重いのだけれど、これ大丈夫かしら。血でも溜まって居るのかしら…。駅のホームで軽く滑った時に足着いたのがまずかったのかしら…
でもなんか今日は、足が凄く熱を持って居て、腫れて居るような感じがずっとあるのよねぇ…。雨の所為か、足に負担を掛けてしまったか。

うう、カラオケ行きたい…。近々行くつもりだったのに、骨折してしまったからねぇ…。眼科とか歯医者とか美容院とかも、行くつもりだったのになぁ。

あの子とデートして来たわ。ううん、話し足りない…し、肝心な話が一番聞けて居ない…。駄目駄目ね。力及ばず。そんなでも少しでも、心が軽くなってくれて居ればなぁ。少しでも、笑えるようになってくれて居ればなぁ。

私の事はいいのよ。私は、どうにかして、どうにでも、生きるから。
ただ、あの子が心配で。

一つ返事で答えられないのは、要するに迷って居るからで。何故迷って居るのかと言えば、多分、関係が変わってしまうのではないかと云う恐れがあるからで。私は今のままで居たくて、お友達で在りたくて。此処から何かが変わってしまうことが、怖い。

もしも此れが熊さんからのお誘いだったら、私は恐らく二つ返事で頷いて居た。だから矢張り、私はきっと。

まぁ矢張り違うような気もするのですけれどね。

あの人を想いながら歌を口ずさんでばかり。
もう本当に、あれほど素敵な方に出会ってしまっては、他の人になかなか目が向かないわ。一生の、揺るがない一番はあの人なのだろうなと、日々思う。

ふたりわらいあったさいごのひ、なにもしらせずいてくれてありがとう。
あなたのめにうつるさいごのわたしが、しあわせにわらうわたしでよかった。

私の性格を、彼で受け止めきれるのかを考えると、きっと無理だろうなとしか思えない。そして未来は望めない。彼の理想の未来を、私では築けない。では、手を退くのが最善。けれどそれが出来ない。

あああああもう、もう、どうしましょう。大丈夫よね。きっと大丈夫よね。
上手に断る術を、知らないのよ。情けないことに。

貴方では、駄目。駄目なのよ。安心感と、タイプが足りない。だから、駄目。お願いだから、以上にはならないで。しないで。このままで居て。

「朝まで72時間」を観ていた。やはり私は、この番組が好きだわ。人生を見詰めていて、どのように生きどのように散るのかを考えさせられる。一人一人の生き様が、そこにはあって。生と死の狭間を揺れ動く命の尊さよ。全うせねばと、思い知らされる。

明けましたわね。
どうか良き一年と成りますように。

今年こそあの人に御逢い出来ますように…だなんて。もう、本当に。

私からは連絡してやらない。その話に触れてやらない。だってまるで、私が必死みたいになるんですもの。そんなのって、些か癪じゃなくって？
別に焦がれて居る訳ではないし、どうしてもと云う訳でもないもの。
私が焦がれて居るのは、一途に想って居るのは、あの人だけだから。

そんな事をして居る間に、手元をするりと抜けて行っても、知らないわよ。
素直じゃないとか、照れ屋とか、関係無いわ。今、此の時に於いて其れは、浅慮の要因としか成り得ない。

足が治れば、もう貴方の傍には居なくなる。分かって居るでしょう、それくらい。

駄目、風邪を引いたみたい。最悪だわ。喉の痛みと少しの熱と、ぐわんぐわんする頭痛と。もうほんと、どうして私ってこうなの…。

正月早々トイレに駆け込んで戻したわ…。三波来て、少し鼻からまで出るし、もう最悪よ…。

初夢に、我が家の大切な大好きな家族が出て来たような気がして、きっと良い一年になるんじゃないかと思って居た矢先のこれよ。もう、何なのよ…。足は折れてるわ、風邪は引くわ、トイレに駆け込んで戻すわ、もう…本当に何なの…。今年は駄目な年なの？それとも此れから？此れからなのね？

初夢は、「出て来たような気がする」程度のとてもあやふやな記憶だから、もしかしたら起きた後の私の妄想だったのかもしれないのだけれど、出て来てくれて居たらとても幸せだから、そう云うことにしておくの。そう云うことにしておいて、幸せと愛おしさと恋しさを噛み締めて、生の尊さと儚さを思い知る。
大好きよ。だから、いつでも夢に出ておいで。

ああ、一人旅に出たい。あの人に会いたい。会ってもどうしようもないのでしょうけれど、会いたい。

日の過ぎるのは、本当に早いわねぇ。もう新年六日目だなんて。信じたくないわぁ……

新年一発目から眼鏡だし徹夜明けなのだけれど、頑張りましょうか。いつものように、元気に、おちゃらけた感じで。

今日はカラコン。これ凄く気に入って居るのだけれど、近場の店にもう売って居ないのよね…。どこかにないかしら…(´･ω･｀)

最近のカラコンって、ナチュラルなものばかりで面白くないわぁ。

友人、話し合いは終わらなかったらしいわ。それでも決定的な一言は突き付けられてしまったみたいで、そんな事を言われてしまったらもう頑張る気力とかやる気なんて出ないよ、って。諦めの気持ちが殆どで、次の春は共には迎えられないかもしれない、って。でも話を聞いて居ると、多分相手の胸の内では結論が出て居るのだろうな…と思って、とても悲しかった。この子はこんなに頑張って居るのに、って。
お正月の間の話を、昨日今日と、皆の前で少し面白可笑しく話していたけれど、今日二人で話して居る時にぽつりと、泣きながら大掃除をした、と言って居てね。
私はどうすればこの子の靄を晴らせるのだろう、どうすれば助けられるのだろう、どうすれば支えになれるのだろう、どうすれば共に頑張っていけるのだろう、と、あの子に影が差し始めた辺りからずっとぐるぐる思い悩んで居るわ。

何だか、心の中と頭の中がぐちゃぐちゃだわ。
あの子のことと、自分のことと、精一杯。

病院、結構混んでるわ。本とか持って来れば良かったかしらねぇ。

寝不足の状態での病院の待合室って駄目ね。すっっごく眠い。今にも寝てしまいそうよ…

うぐぅ…次また二週間後と言われましたわ。まだギプスは取れず。というか、巻き直されたギプスきつい。つらい(´･ω･｀)

精一杯で、切羽詰まって居る。どうしようもなく苦しい。

しあわせになりたい。

ああ嫌だわ。行きたくない。夢のような時間はいつもあっという間に過ぎ行くのよねぇ。嫌だわ。全くと言って良い程、気分が乗らない。

山形に行きたい。ただ、只管に。

会いたいです。堪らなく。貴方以上に恋い焦がれられる相手など居ようものか。

雪がとても綺麗で、楽しくて、それなのに心の大半は黒い靄に覆われて居るなんて。本当に、精一杯で苦しくて、言い様のない焦燥に駆られて居る。爆ぜてしまいそう。

ぐったりするわ。

私と貴方じゃ駄目なのよ。其処にきっと幸せな未来なんて無い。そんなことは、分かって居る、筈なのに。

恥を知れ。そんなことしてると、御里が知れるわよ。

体たらくな命の消費はしたくないのよ

居なくなってしまう、の、
そんなの、絶対に、嫌よ。まだまだ共に過ごして居たい、笑い合いたい。
だって貴方が、私の一番仲の良い人で、馬鹿な話で笑い合えて、過去のことさえも、話せる相手なのに。一番心を許せて、一番大好きな相手なのに。嫌よ、そんなの。嫌。

元気っぽさを保つ。どうにか、どうにか。それらしく、いつもの私らしく。でもどう足掻いても空元気。心の底から笑えない。駄目ねぇ。

もう、どうにもならないのよね。決まってしまった、のよね。ああ。

塩パン美味しい…ほんと好き…

このまま、氷になったら、怒る？

澄みわたる梅酒を一瓶飲んで、なんだか微酔い。飲み易いから、どんどん進むわね。気持ち良いわ。
あの子が手紙をくれたあの日から、連日お酒を飲んで居るわね、私。無意識だけれど、ある種の自棄酒かしら。駄目ねぇ。

嗚呼。会いたい。恋しくて堪らない。私だって、

私と彼とじゃ無理でしょうね。長くは続かない。性格が相容れないもの。考え方も、どうにも相反して居ると感じる時があるし。御互いにまだまだ中身が子供だし、ね。

ちくしょう、馬さんの前で泣いてしまったわ。周りの人にも悟られたわね。ちくしょう。少し喋り過ぎたわ。後悔。ちくしょう。

優しくされるの嫌いなのよ。気にしないで、私の事なんて。優しくしないで。気を遣わないで。嫌いなのよ、そういうの。

あの空間に帰ったら優しくされそうで怖い。気遣われそうで怖い。嫌い。

あー…早く戻って荷物詰めて、お昼ご飯食べて病院行かなきゃいけないのに、戻れない。戻りたくない。
どんな顔しよう。どんな声出そう。どんな事言おう。
弱い所、弱って居る所なんて、絶対に見られたくなかったし知られたくなかったのに。そんな所、見せたくなかったのに。ちくしょう。悔しい。

熊さんと宮さんとを比較して、何で私が熊さんを選ぶのか、一つ分かった。
宮さんの優しさが嫌なんだ。優しいのが宮さんの良い所で、それに甘えてしまう事も間間あるのだけれど、その優しさが苦手で嫌いなんだわ。優しくされるのが嫌いな私は。とてつもなく我儘な話だけれどね。

どうして私はこんなに、優しくされるのが苦手で嫌いなのかしらね。育ち？

他人の前で弱るだなんて、なんと恥ずかしいことを。本当に、後悔だわ。

自分の足で歩けることが、こんなにも嬉しいなんて。涙が出そうよ。本当に。
この一ヶ月で筋肉が落ちて、足はガリガリだし、普通には歩けないし、ちょっと歩いただけで筋肉が痛くなるし、関節も思うように動かないけれど、両手が空いてるし、不格好じゃないし、両足を着いて歩ける幸せ。五体満足、健康、の大切さを噛み締めているわ。しあわせ。
ほんの一月程前までは、疑うこともなく「当たり前」だった幸せ。

優しくしないで。貴方は、そんなに優しくない人の筈、でしょう。

「これから」の身の振り方を考える。どうしましょうね。
またもう一度戻らなければならないのは分かって居るのだけれど、戻りたくないのも事実で。と云うか寧ろ、そんな事をしている場合ではないのよね。そんな事をしている間に、今以上の置いてきぼりを食らって、もう付いていけなくなるわ。そうなったら、どうするつもりなのかしらね？

熊さんの優しい言葉に戸惑う。貴方、そんな台詞を言うような人じゃなかったじゃない。どうしてそんな事を言うの。宮さんからは電話掛かってくるし。お風呂入ってたから出てないし、折り返しもメールもして居ないけれど。きっと宮さんは馬さんの差し金でしょうね。

ああもう、優しくしないで。お願いだから気遣わないで。それで余計に私は曇っていくのよ。苦しくなるのよ。

優しくされると、逃げたくなる。避けたくなる。
私の事なんて、気にしないで。気遣わないで。

やだ。居心地の悪い空間。本当に、息苦しくなる程、居心地が悪い。今すぐにでも逃げ出してしまいたい。

熊さんが優しくしてくれて居る、気遣ってくれて居るのが節々で分かって、なんだか…こう言うと非道く失礼だけれど、気持ち悪かった。貴方そう云う人じゃないじゃない。優しくしたり気遣ったりしない人じゃない。
そんな人にまで気を遣わせてしまった自分が非道く情けなくて不甲斐ない。
馬さんや宮さん、馬さんのお相手にまで気を遣わせてしまったしね。本当に、情けない。消えてしまいたいわ。私、今、そんなに酷く見えるのかしら？

熊さんが駅まで送ってくれたわ。駅付近の行き付けのラーメン屋でご飯を食べるから、って。大体いつも途中の道で別れるのに、今日は駅の出口の所まで送ってくれたわ。きっと気遣わせて居るのね、色々と。
熊さんとこうして帰るのは凄く久し振りで、…何だか、嬉しかったり、して。

他愛もない話をしたりしたわ。こうして帰るのは久し振りだね、とか、行き付けのラーメン屋に最後に行ったのは私と一緒に行った9/1だったな、とか。よく日付覚えて居たわね。あと名字の話とか、誕生日の話もしたわね。私は熊さんの誕生日を覚えて居たのに、熊さんは私の日付間違うし、熊さんは私の年齢覚えて居るのに、私は熊さんの年齢覚えて居ないし(笑)「誕生日プレゼント期待してるわね」って言ったら、「その前のバレンタイン期待してるからな」って。「アルフォートあげよう」って言ったら「そんなん俺でも買えるし」って(笑)
それと、歩いて居るうちに足が痛くなって、それをぼやいたら、「俺そういうの甘やかさんし」って言いながら「お姫様抱っこでもしてあげようか？笑」って言うもんだから、「それより肩車が良いなー(笑)」って言ったら「良いけど、それして恥ずかしいのはみつちゃんやからな」って(笑)「私は手で顔隠すもーん」って言ったら「名前呼びまくって話し掛けまくるからな」なんて会話をしたり(笑)本当に、他愛もない。

あと、たまに無性にパフェ食べたくなるって話をして居て。「分かる！食べたことないけど」って言ったら「えっ」って言われて、「途中で胃もたれしそうで頼めないのよ」って答えたら「彼氏と食べたりしなかったの？」って。「あんまりそう云う、甘いものが好きな人と付き合ったことがない」って言ったら「えっ、今まで付き合ってきた人っておじさん…？」とか言われて(笑)「そんなに年の差ある人と付き合ったことないわよ」って答えたら、「一番離れてて何歳くらい？」って突っ込まれて、「多分、いま相手はきっと宮さんくらいの歳だと思う」って答えて。……それから、どうだったかしら。忘れたわ。
あとは、怪我して居る間に出会った不審者の話をしたら「本当に気を付けないと駄目だよ」って念を押されたり(笑)ああそうそう、いつも別れる道で、「あれ、こっちに行かなくて良いの？」って聞いたら「いつどこで何があるか分からないからね」って(笑)ほんと、優しいのか優しくないのかよく分からない人ね。

そして道中で、あの子の事に言及されて。「あんまり聞かないで」って言ったら「聞いたら駄目？」って食い下がられて。「今ここで泣いても良いなら話すけど？」って言ったら、私の顔を見てから「もー泣かんでよー」って言われて。私、そんな泣きそうな顔をしていたのかしら？「今泣かれても、汗拭いたタオルしかないからー」って言われて、「じゃあその上着で拭かせて貰うわ(笑)」って言ったら「いやこれ革やしなー」「じゃあそのマフラーで良いわよ」なんて話をして。……まぁ、これでもう察しが付いたでしょう。だから今は、それ以上聞かないで。
それで、「この間泣いてたのは、やっぱりそれ？」って聞かれて。「そうね、」とだけ返しておいたわ。
本当に、今は、私の口からは話せない。話して良いのかさえ分からないし。

ああ本当に、情けないし不甲斐なくて仕方がない。何をして居るのかしら。

今日は宮さんに駅まで送って頂いたわ。本当にこの人は、優しい。優しすぎるわ。どうしてなの。夕方には、温かい飲み物とおにぎりを奢って頂いたりしてしまったしね。
そして帰り道、今日もあの子のことに言及されて。貴方には悪いことをした、背負わせてしまったことを反省している、と。寧ろ私の方が謝らないといけないのにね。宮さんも馬さんも悪くないのよ。二人に言われたことは、私も何となく分かって居て、だからこそ、私がどうにかしなければならなかったのよ。だから、私が謝るべきなの。
宮さんにも馬さんにも、心配を掛けてしまって居るみたいだし、本当に情けないわ。「俺ですら貴方に電話を掛けてしまうくらい、今の貴方は心配」って、言われてしまったしねぇ…。ああもう。あまり思い詰めないように、とか、言われたわ。
宮さんと馬さんと、馬さんのお相手と、熊さんと。色んな人に心配されてしまって居る。駄目ね。

馬さんには「家嫌い？」とか聞かれたし。最近帰るの遅いから、って。「俺は家嫌いやけどな」なんて言って、誘導しようとしてきたり(笑)別に嫌いではない、と、思う。けれど、今は、何だか帰る気がしないのよ。皆と居たいのかしら。不安、だから？

そう言えば今日、友人とハグをしたのだけれど、「女の子らしい良い匂いがするー」って言われて。「えーそうかなー？」って言いながら、もう一人、この間ペアを組んで居た別の友人とハグをしたのだけれど。「良い匂いするよね！前ペア組んでたときに、いつも思ってた！」って言われて。
自分じゃ匂いなんて全く分からないから、友人達がどんな匂いを感じて居るのか分からないけれど、良い匂いだと思われて居るなら良かった…とちょっと安心したり。本当に、どんな匂いがするのかしら。

バイク再開(笑)本当に、恋しかったわ。

一昨日話して居た事が実現して、熊さんのお家へ行くことになったわ。勿論友人達と、ね。私含めて五人でお邪魔させて頂くわ。…なんだか緊張、する、わ。二人きりじゃないんだから、そんなに緊張する必要もないのに。

ちょっと、うん、失敗したわねぇ…。近付き過ぎた感が否めない。間違えたわ。

昨日はなんか、なんやかんやあって、皆でご飯を食べに行って、食後にアイスを食べに行って、なんか、流れで、宮さんの家に泊まることになって。思わず宮さんの優しさに甘えてしまったのだけれど、流石に、浅慮だったと後悔。家で一対一はまずかったわよねぇ…本当に。何も、間違いなんてものは、起きていないけれど。でもやっぱり、踏み込んで、踏み込ませてしまった訳で。近付いてしまった訳で。こう云う反省、わたし何回繰り返すのかしら。馬鹿だわ。

私に、友情以上のものを抱いて居るのではないだろうかと薄々感付いて居た相手の家に、一人で泊まったのは、本当に浅はかだった。悪いことをしたわ。悪いことを、した。
薄々感付いては居たけれど、でも、確証は得られて居ないから、私の勘違いの可能性も大いに拭い切れなくて。仲の良い友達だと思って居るし、そうあって欲しいと思って居るし、きっと周りもそう思って居るから。だから、大丈夫だと、甘えてしまおうと、思ってしまったの。でもそれが、いけなかったのね。浅慮だった。

言葉や態度の節々から、確証に非道く近いものを、得てしまった。

何気無く話の流れで、好きな人が居ると聞いてしまったあとに、「俺こういうのはちゃんと言いたいタイプの人間なのに、こんな風に言ってしまった」とか、一人で呟いて居て、聞こえない振りしか出来なかった。そこには突っ込めなかった。そんなことが、幾度もあったの。
熊さんと私って、周りでそういう噂が立ったりもして居たみたいで、だから「熊さんとは「何か」はあったの？」って言及されて、でも本当に何も無かったから、何もないと返して。その後も、熊さんのことは好きなのかとか、熊さんの態度から自分に対する好意を感じたことはないのかとか、熊さんに関することを聞かれてね。あと、熊さんの話題を出したり熊さんの方を気にすると何だかほんの僅かに態度が変わったり、熊さんのお家行きたかったなーって言ったら「あいつの家行くのか」とか「あいつの家も泊まるのか？」とか言ったり、してて。
これは、やっぱり、ただの友達ではない気がする、と、確信してしまった。

あとスキンシップが多くて、焦ったわ。頭撫でるのとか、肩軽く揉むのとか、あと脇腹擽られたのは流石にびびった。でも私そこ平気だから、「別に大丈夫」って言ったら、「首は？」って言って首筋擽られたり。流石に、びびるわ、これは。なかなか他人に触られないし、触らない所よ？
あと何だか、私のことも聞いてきたけれど、宮さん自身の話を沢山してて、ね。あー…と。

あー…自分で自分の首を絞めたわね、これ完全に。

そういえば、一昨日、お昼ご飯を熊さんと宮さんと三人で食べに行ったことを思い出したわ。「何この状況」みたいな。熊さんと宮さんが一緒に居るって、なかなか珍しい組み合わせよね。別に話すし仲悪い訳ではないけど、一緒にはあまり居ないわよね。
あと、晩御飯を食べに行くときに、熊さんの自転車の後ろに乗せてもらって。最初座るところを掴んで居たのだけれど、「ちょっと肩とかに掴まって」って言われて、肩に手を置いたのだけれど置きづらくて。「肩じゃないと駄目？」って聞いたら他のとこでも良いって言うから、腰に手を回して抱き着いてやったわ。何か、うん、やっぱり私は熊さんなんだろうなって思った。宮さん相手にこんなのしないし、多分したところであんなに心臓五月蝿くならない。ああもう本当に。私はどうしたいのかしら。

熊さんなんだろうなとは思うけれど、熊さんは多分私と居たら幸せになれない。幸せに、出来ないのよ。私では、きっと。だからもう、どうすれば良いのか。

取り敢えず今日、どんな顔して会うか、ね。
熊さんには完全に怪しまれて居るみたいだし、弁明、かしら。どうして私は、熊さんに勘違いされることをこんなに阻止しようとして居るのかしら。手を引くべきなのに手を引けないのは、何故。

ただ、ただ。一つだけ絶対に勘違いして欲しくないのは、私はびっちではないと云うこと。そこは本当に、勘違いしないで。

うー…なんか、いつもより、素っ気ない、気がする…。

どう、思われて居るのだろうか。お願いだから、離れて行かないで。

今日、宮さんに対して、いつも以上に、異常なくらいに、素っ気ない態度しか取れなかった。ごめん、本当に、ごめんね。
今、あんまり、宮さんに近付きたくなくて、これ以上距離を縮めたくなくて。その為にはどういう態度を取れば良いのか、分からなくて。差し入れまでくれたのに、ごめん、ね。

あまり近付くと、もう今までの友達関係に戻れない気がして、そして熊さんの誤解を更に深めてしまいそうで。それが、嫌で。我儘であまりに自分勝手だと、分かって居るけれど、宮さんをきっと傷付けたと、分かって居るけれど、そうすることしか出来なくて。本当に、ごめん。

どうして友達のままで居てくれないの。どうして。
今のこのパターンは、私が好きになれなかった元彼の時と凄く似て居て、嫌な予感しかしなくて。
宮さん、私に、「結構いま貴方に依存してる」って言ってた。この、私に依存してくる感じ、本当に元彼とそっくりで。
本当に好きなら私から好きって言うから、だから、何も言わないで。関係を壊さないで。ここの関係が壊れたら、ただでさえ狭い私の居場所が、狭くなるから。関われる人間が、仲の良い相手が少なくなるから。お願いだから、何も言わないで。

選択を間違えた。間違えてしまった。きっともう、元には戻れないような。ああ、時が戻れば。
あの人に会いたい。

取り敢えず動く。兎に角動く。傍らに諦観を添えつつ。

なんか、これ、足、本当に大丈夫なのかしら。普通に痛みが走ったりするし、腫れて居るのだけれど。

愛しい場所に来て居る。嗚呼、本当に愛おしい。戻りたいと、何度思ったことか。何度願ったことか。

いつまでも振り返ってばかりではいけないと、分かっては居るのだけれど、ね。

本当に、私の人生を豊かにしてくれた場所だから。色鮮やかにしてくれた場所だから。「私」を確立してくれた場所だから。

あ、これ駄目、きっつ。泣けてくるわ、本当に。こうして今凄く苦しいってことは。泣いてしまうのは。吐きそうなのは。もう、そういうことでしょう。それしかないでしょう。取り返しのつかないことをした。浅はかだった。自分で蒔いた種だし、私が悪いのだけれど。私には、拒否する権利も否定する権利も、ないのだけれど。
ああ、二つの確信を得てしまった。鈍い私でも気付いてしまった、二つの確信。でも、だからって、何も出来ないのよ。何も、出来ない。だって、どちらでも、誰も、幸せには、なれない。