【　　　　　　名言　　　　　　】

言葉の贈り物
7月12日
女の子は、結婚がなによりもお好きだが、たまにちょっと失恋するのも、わるくないと見えるね。

→ オースティン
　 └富田彬訳
→ 『高慢と偏見』（上）
　 └岩波文庫赤222-1

言葉の贈り物
7月13日
身体を訓練しない者は身体を使う仕事をなし得ないごとく、精神を訓練しない者はまた精神の仕事を行なうことができない。

→ クセノフォーン
　 └佐々木理訳
→ 『クセノフォーン　ソークラテースの思い出』
　 └岩波文庫青603-1

言葉の贈り物
7月14日
万(ヨロヅ)の事は頼むべからず。愚かなる人は、深く物を頼む故に、恨み、怒る事あり。

→ 兼好法師
　 └西尾実・安良岡康作校注
→ 『新訂　徒然草』
　 └岩波文庫黄112-1

言葉の贈り物
7月15日
一番大切なことは単に生きることそのことではなくて、善く生きることである。

→ プラトン
　 └久保勉訳
→ 『ソクラテスの弁明・クリトン』
　 └岩波文庫青601-1

言葉の贈り物
7月16日
幸福な家庭はどれも似たものだが、不幸な家庭はいずれもそれぞれに不幸なものである。

→ トルストイ
　 └中村融訳
→ 『アンナ・カレーニナ』（上）
　 └岩波文庫赤617-1

言葉の贈り物
7月17日
人が四十三歳にもなれば、この世に経験することの多くがあこがれることと失望することとで満たされているのを知らないものもまれである。

→ 島崎藤村
→ 『夜明け前』第二部（下）
　 └岩波文庫緑24-5

言葉の贈り物
7月18日
隠れて、生きよ。

→ エピクロス
　 └出隆・岩崎允胤訳
→ 『エピクロス』
　 └岩波文庫青606-1

言葉の贈り物
7月20日
哲学者たちにとってもっともむずかしい仕事の一つは、思想の世界から現実的な世界のなかへおりてゆくことである。

→ マルクス、エンゲルス
　 └古在由重訳
→ 『ドイツ・イデオロギー』
　 └岩波文庫白124-3

昨日忘れてたっけ？ｗ

言葉の贈り物
7月22日
男はしばしばひとりになりたいと思う、女もひとりになりたいと思う、そしてその二人が愛しあっているときは、そういう思いをたがいに嫉妬するものだ。

→ ヘミングウェイ
　 └谷口陸男訳
→ 『武器よさらば』（下）
　 └岩波文庫赤326-3