第９５回全国高校野球選手権大会第１１日は１８日、甲子園球場で３回戦が行われ、第３試合では初出場の前橋育英（群馬）が春夏合わせて５度全国制覇している強豪・横浜（神奈川）を７―１で下して８強入りを果たした。

前橋育英は初回１死一、三塁から荒井が右前適時打。４番の甲子園初安打で先制すると、小川が右越え適時二塁打で続き２点を先取。１―２の４回には１番・工藤が右越えソロ、２番・田村が左越えソロと２死から２者連続本塁打で２点、６回には１死三塁からスクイズで１点を加え、７回には２死から敵失と四球で一、二塁とし高橋光の右翼線二塁打で２点を奪って横浜を突き放した。

先発メンバー９人中８人が２年生の横浜は２回１死一、三塁から伊藤の左前適時打で１点を返したが、３回以降は走者を出しながらも無得点に終わった。

前橋育英　２００２０１２００−７
横浜高校　０１０００００００−１

【投手】
前橋育英：高橋光
横浜：伊藤→小田→中島
（※朝日甲子園速報）

完全な力負けでしたね。
３年生の皆さんはお疲れ様でした。
特に長谷川主将は新チーム結成直後にＯＢや学校関係者から『史上最弱世代』とまで罵られ、「２年生が試合に出て、３年生が試合に出れない」という難しい環境の中、良くチームをまとめ上げたと思います。
他にも中本牧シニア時代から天才と言われながらも最後まで雑務に徹してくれた小林君、伝令で渡辺監督の物真似を披露してチームを和ませてくれたムードメーカーの中島君etc…彼らが脇役に徹してくれたからこそ掴んだ甲子園でした。
今一度、３年生には拍手を送りたいです。
そして、彼らのためにも必ずＡＴ世代で史上初同一校二度目の春夏連覇を成し遂げましょう！