【トイレの上から】怖いコピペ総合【誰か覗いてる】
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#524 [七氏]
気になる
:10/03/03 03:49 :F01B :RrZJMvPU
#525 [(・´ω`・)]
ただ、クラスが違うから実際は目にしてはいないけど、こんな事があった。
保健の授業中にNが急に号泣し、教室を飛び出した事があったらしい。
それが原因ではないだろうけど、あの失踪事件以後Nに対して心無い憶測や中傷があった。
結局Nは、六年生に上がる前に転校する事になった。
登校再開後、すぐにNに直接あのビデオのナレーションについて聞いてみた。
「あのオッサンは本当に無関係なのか?」
と。
するとNは猛烈に興奮し、聞き取れないほどの罵声を浴びせられた。
そういう事があり
「今は時期が悪いみたいだ…。」
と、Nとは距離を置いていた。
その後、ほどなくしてNの母は離婚し、NとTを連れて俺の住んでる地区から出て行った。
結局、Nとはそれっきりになってしまった。
大学生になった俺は、部落の「組合」に話を聞きに行った。
「『郷土史の中の部落差別』を調べているので、その話を聞かせて欲しい。」
と電話すると、快く承諾してくれた。
電話で聞いた住所に行くと、初老の男性の自宅で、その人が話をしてくれると言う。
親切な応対に少し気が引けたが
「Nの失踪とSと言う男は関わっていないのか。」
:10/03/03 04:28 :SH001 :8FC51JUU
#526 [(・´ω`・)]
「そもそもSとは何者で、今どこにいるのか。」
単刀直入に問い質した。
応対してくれた初老の組合員は困惑していたが、話してくれた。
『N君の失踪とSさんは関係ない。』
『Sさんの転居と、Sさんに対する警察の不当な家宅捜査が同時期だったのは偶然。』
『Sさんは行政保護を受けられない為、組合が生活の手助けをしていた高齢知的障害者。』
『転居先は遠くの施設だが場所は教えられない。』
『すでにSさんは亡くなっている。』
と言うもので、期待したものは何も得られなかった。
しかし無礼を詫びた後の、帰り際の事だった。
五年ほど前、組合事務所にNの母が怒鳴り込みに来たらしい。
宥めるのに大変だった、という話を聞かされた。
あの事件からはもう、何年も経っているのに。
その事からも俺は、今でもNの失踪にSという男が関わっていると思っている。
今、Nがどこにいるか分からない。
でも俺の幼馴染のNは。
あのビデオのナレーションとして、未だ捕らえられたままでいるかも知れない。
そんな事を、最近よく考えてしまう。
−END−
以上「ナレーション」でした(^O^)幽霊的なものじゃないからあんま怖く感じる人いなかったかも(^^;)
:10/03/03 04:32 :SH001 :8FC51JUU
#527 [七氏]
ありがとう(*´д`*)
ドキドキしたあ〜!
:10/03/03 10:13 :D905i :XTEu0DNg
#528 [あふろ]
:10/03/03 13:40 :P906i :Y0xPl3GQ
#529 [(・´ω`・)]
>>527そう言ってもらえるとホッとする(*´ω`)
:10/03/03 14:21 :SH001 :8FC51JUU
#530 [(・´ω`・)]
三年前の話で、あるアパートで暮らしていた時の事です。
そのアパートは一階建てで、部屋が横に三部屋並んでいます。
一号室、二号室、三号室といった具合です。
大きな交差点が近くにある為、騒音になかなか慣れず、車が少なくなる十二時過ぎにしか眠りにつけませんでした。
引っ越してきて十日程して、ある事に気がつきました。
毎晩十一時半を少し過ぎると、決まって誰かがドアをノックするのです。
よく聞いてみると一号室から順に三号室まで
コンコン コンコン コンコン
各部屋に二回ずつ。
しかし、このノックも放っておけば何事もなく、ただ通り過ぎるだけでした。
しかし、毎晩毎晩の事で気になって仕方がありません。
それにノックの最中に人の足音がないという事も気になって、直感で霊と判断し、ある霊能者に相談しました。
直感は当たっていて、ノックをしているのは、すぐ近くの大きな交差点で事故に遭った四歳の男の子で。
成仏しきれずに話し相手を探しているのだとか。
実際に新聞で事故の事が載っていて、確かに四歳の男の子が事故にあってます。
霊能者によれば
「ノックを止めさせるには、誰かが話し相手になってあげて話を聞いてやれば良い。」
:10/03/03 14:22 :SH001 :8FC51JUU
#531 [(・´ω`・)]
との事で、早速話し相手になってあげる事に決めました。
ただし霊能者曰く
「絶対にドアは開けるな。」
との事。
その日の夜、いつも通りノックが来ました。
一号室。
二号室。
そして私の部屋…。
勇気を出して「コンコン」というノックの後に
コン
と返しました。
その後、私とその子、二人の間でルールを決めました。
『YES=ノック一回』
『NO=ノック無し』
『数字=ノックの回数』
そして私は、その幽霊の子に色々と話し掛けました。
「可哀相に、交通事故だって?」
「コン…。」
「いくつ?」
「コン、コン、コン、コン。」
「四つか…お父さんやお母さんとは一緒?」
「……。」
「そっか…一人か…お兄ちゃんが供養してやるから、成仏してくれるか?」
「…………。」
『…ちょっとピンチだな。』
「あ、そうそう友達はできたか?」
「コン。」
「それは良かったじゃん!」
「今、来てるの?」
「コン。」
「ふぅん、そっか。」
「何人いるの?」
「ドン!ドン!ドン!ドン!ドン!ドン!ドン!ドン!ドン!ドン!ドン!ドン!ドン!ドン!ドン!ドン!!」
:10/03/03 14:24 :SH001 :8FC51JUU
#532 [(・´ω`・)]
私は、あまりの怖さに布団に包まってしまいた。
しかし、この日を境にノックはされなくなったのです。
少年は、成仏したくないと言ったはずなのに…。
END
「うあ゙ぁぁ」な顔 [jpg/11KB]
:10/03/03 14:27 :SH001 :8FC51JUU
#533 [七氏]
あげとこ
:10/03/04 18:13 :831SH :8pYB/td.
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