【トイレの上から】怖いコピペ総合【誰か覗いてる】
最新 最初 🆕
#501 [レスストッパー斉藤]
安価もうしてたんだなwww

⏰:10/02/20 10:27 📱:L01A 🆔:m1577OzA


#502 [七氏]
あげる

⏰:10/02/21 23:02 📱:W61SH 🆔:s9Qraa0U


#503 [ドイハ(*∂д6)◆L7hydevh8U]
あげま

⏰:10/02/22 03:07 📱:W64SA 🆔:ylBf7N0g


#504 [七氏]
あげます。

⏰:10/02/28 12:14 📱:831SH 🆔:RkXC.F2I


#505 [(・´ω`・)]
うーん、

読んだことある人もいるんじゃないかと思うけど貼ります

⏰:10/03/01 15:18 📱:SH001 🆔:6XMgYWU2


#506 [(・´ω`・)]
大学の同級生の近所で、有名な心霊スポットがある。
高校時代に、友達と行ったらしい。
その場所は、深夜二時にとある電話ボックスで子供が一人で母親に電話かけてるというもの。
よくある怪談話だが、確かめてみようと、深夜二時にその電話ボックスに行った。
案の定、誰もいない。
拍子抜け半分と変な安心感で、暫くの間うろうろしていたが、そろそろ帰ろうとした時。
ふと、子供が現れた。
自転車に乗った、小学校低学年で目が細めで半袖を着た、色の白い子供。
友人達は金縛りに遭ったように動けず、子供が電話ボックスに入っていくのを見届けるだけだった。
その子供は電話をかけ、数分電話した後、普通に電話ボックスから出てきて、来た方向に戻っていった。
何故か友人達の事は目に入らないらしく、目も合わさず、闇に消えていったらしい。
この話を、大学時代に実際にその心霊スポットに行った友達に聞いた。
俺は
「それは幽霊じゃなくお前らの錯覚か、本当に実在する男の子が母親に電話しただけだろう。」
と言った。
しかし友達は
「この話を聞いた友人も皆、お前と同じ事を言うよ。」
「俺も最初は、そう思おうとしていたよ。」

⏰:10/03/01 15:19 📱:SH001 🆔:6XMgYWU2


#507 [(・´ω`・)]
「だが、皆が同じ事を言う度にあれは錯覚ではないと思うようになる。」
「本当に皆、同じ事を言うんだよ。」
「お前、もう分かってるだろう。」
「お前も想像してしまっているんだよ、その光景を。」
「今までの皆も、お前と同じ答えを言うんだよ。」






「『男の子が話してただけだろう』と…。」

⏰:10/03/01 15:22 📱:SH001 🆔:6XMgYWU2


#508 [七氏]
>>507
???

⏰:10/03/01 16:38 📱:P905i 🆔:sYLJG4mI


#509 [七氏]
>>509

なんで男の子だと思ったの?

⏰:10/03/01 16:40 📱:N07A3 🆔:VdNwZxWg


#510 [(・´ω`・)]
>>509
そうそう。
「子供」としか言ってないのに、聞いた全員が「男の子が話してただけだろ」と言った

っていう『奇妙な一致』というタイトルのコピペでした〜〜〜

⏰:10/03/01 17:10 📱:SH001 🆔:6XMgYWU2


#511 [(・´ω`・)]
もういっちょ。


小学五年生の頃、アメリカでワールドカップが開催された。
だからと言う訳じゃないけど、幼馴染のNとよく近所の公園でサッカーをしていた。
ある日
「たまには別の公園でやろう。」
という話になった。
自分達の行動範囲外で、まだ行った事のない公園。
「そこに公園がある」という事だけは知っている所に行ってみる事にした。
その公園は昼間でも薄暗くジメジメしていて、なんとなく神社の敷地を思い起こさせた。
俺もNもその薄気味悪い雰囲気が大変気に入った。
かなり遠い場所にもかかわらず、自転車で度々遊びに行くようになった。
その公園に行った何度目かのある日。
Nとその二歳下の弟のTとその公園で遊んでいると、五十歳くらいのオッサンが近寄ってきた。
髪は長く、黒々としていたけど、シワが深くて歯がボロボロ。
涎の臭いをさせていたのを覚えている。
そのオッサンと何を話したのかは忘れてしまったけど、その日三人でオッサンの家に行く事になった。
オッサンの家は公園のすぐ側で、通された部屋の窓からは、さっきまでいた公園が見えた。
部屋にはテレビがあって、勝手にNがスイッチを入れてチャンネルを変えたりしていた。

⏰:10/03/01 17:25 📱:SH001 🆔:6XMgYWU2


#512 [(・´ω`・)]
俺はオッサンの事をその雰囲気から知的障害者だと思っていた。
それはNも同じで、後日
「あのオッサンは、知的障害者だよな。」
と言っていた。
オッサンは
「ビデオがあるから、見よう。」
と言い出した。
Nからリモコンを受け取ると、画面を切り替えた。
テープは予めセットしていたらしく、すぐに再生された。
それはかなり古いビデオで、内容は東京オリンピックにまつわるドキュメンタリーだった。
会場の建設風景や土地の区画整理、交通網の見直し作業などの様子をナレーションが説明していた。
昔の事だから、そのビデオの断片しか覚えていない所が多い。
ただ、競技やその結果も盛り込んだ内容だった。
だからオリンピック終了後、数年してから当時を振り返る形のドキュメンタリーだったのではないかと思う。
しかし、それであってもそれが古いビデオであるのは、ナレーションの語り口からしても間違いないと思う。
最初、そのナレーションは普通の男性の声だった。
二十分くらい経つと音が飛んで暗転し、暫くして画面が正常に戻った。
するとナレーションが子供の声になっていた。
後から無理やり加工したものだとすぐに分かった。
子供の声も素人臭かった。

⏰:10/03/01 17:26 📱:SH001 🆔:6XMgYWU2


#513 [(・´ω`・)]
「これ、オッチャンの子の声。」
そうオッサンが嬉しそうに俺やNを見て言う。
「へ〜。」
とか
「そうなんだ。」
とか、俺達は当たり障りのない返事をした。
しかし、この古いドキュメンタリーを編集して自分の息子の声に変えるという無意味さと、その気色の悪さに鳥肌が立った。
Nも弟のTもそう思ったのか、オッサンに話しかけられた顔が引きつっていた。
なおもビデオは続き、結局一時間半くらい見ていたと思う。
おっさんはビデオを熱心に見ているフリをしている俺達の顔を、終始満足気に眺めていた。
もう辺りも暗くなったという事で
「親が心配している。」
などと言って、半ば逃げるように帰った。
帰り道
「もう、あの公園には行けないかもなぁ。」
と話した。
数日後事件が起きた。
Nが夜の八時を過ぎても帰って来ないと言うのだ。
Nの母から
「心当たりはないか?」
と聞かれ、真っ先にあの公園とオッサンが浮かんだが、あれ以来俺もNも公園には近づいていない。
その証拠に失踪当日NはTと二人で近くの池にザリガニ釣りに行き、Tに
「先に帰れ。」
と言ったきり、行方不明になったらしい。

⏰:10/03/01 17:28 📱:SH001 🆔:6XMgYWU2


#514 [七氏]
うんうん。続き貼りお願いします

⏰:10/03/01 17:34 📱:P905i 🆔:sYLJG4mI


#515 [(・´ω`・)]
普通に考えれば水難事故だが、その池は天気次第ですぐに干上がるような水溜り程度の池だった。
当日もやはり、膝下以下の水位しかなかったと言う。
即日、池浚いが行われたがやはり何も見つからなかった。
俺は
「絶対にあのオッサンが関係している。」
と思ったが、大人達には言い出せなかった。
「もし関係がなかったら、あのオッサンは知的障害者だから差別だなんだと大問題になる…。」
なんて事を考えたからだ。
N失踪の次の日。
意を決して、オッサンの家に向かった。
あまりの緊張の為、どういう経緯でオッサンの家に上がれたか、実の所よく覚えていない。
しかし、とにかくオッサンの家に着いた俺は、目論んだ通り家に入る事に成功した。
そして予想はしていたが、やはり
「ビデオを見よう。」
と言う。
満面の笑みでリモコンをいじっているオッサンに
「Nは来てない?」
とさり気なさを装って聞いた。
「前、一緒に来てたヤツなんだけど。」
「知らない、来てない。」
オッサンは心底無関心な顔で答え、画面が切り替わると、パッと笑顔になった。
そして
「お待ちかねのものが、始まったぞ。」
と、ばかりに画面を指差す。

⏰:10/03/01 17:54 📱:SH001 🆔:6XMgYWU2


#516 [(・´ω`・)]
やはり、前回と同じ薄気味悪いドキュメンタリーが始まった。
「またあの子供のナレーションを聞くのは憂鬱だなぁ…。」
と思いながら、ビデオを見ていた。
そして前回と同じ所で、音が飛んだ。
画面が潰れ、暗転。
「そろそろ、ナレーションが切り替わる。」
と身構えていたにも関わらず、心臓が飛び出るかと思った。
この前見た時の子供のナレーションが


Nの声に変わっていたのだ。

⏰:10/03/01 17:56 📱:SH001 🆔:6XMgYWU2


#517 [(・´ω`・)]
なんかまだ続くけどいいですかね?
予想外に長かったこれ(*_*)

⏰:10/03/01 18:00 📱:SH001 🆔:6XMgYWU2


#518 [七氏]
気になる!気になる!

⏰:10/03/01 18:03 📱:D905i 🆔:9vTSJTPs


#519 [(・´ω`・)]
意味不明の出来事に、パニックになった。
Nの声が、少し震えているようだったのが忘れられない。
とにかく早く逃げようと、震える腰を浮かした俺にオッサンが嬉しそうな顔で
「これ、オッチャンの子。」
と言うのだ。
もう俺は限界を超え、小便を垂れ流しながら玄関まで走った。
走って自転車に飛び乗って、立ち漕ぎで逃げた。
しかし最短距離で家に向かわず、迂回して家を目指した。
恐怖で混乱しつつも
「あの男に家がバレるのはマズイ。」
と思ったからだったかも知れない。
家に着くと即、母親に事の顛末を話した。
しかし、いまいち懐疑的な顔をする母親。
仕方ないからNの家に電話した所、Nの母がうちに飛んできた。
公園でオッサンに話しかけられ家に行った事。
家でビデオを見せられた事。
そのビデオのナレーションが、オッサンの子供であるらしい事。
そして今日見せられたビデオのナレーションが、Nの声に上書きされていた事。
Nの声を聞いて、オッサンが「自分の息子」と言った事。
全てを説明し
「Nはあの家にいたかも知れない!」
と涙ながらに訴えた。
Nの母も興奮状態で泣きながら聞いてくれた。

⏰:10/03/01 18:22 📱:SH001 🆔:6XMgYWU2


#520 [(・´ω`・)]
俺の母が受話器を取り
「とりあえず、うちの人に電話してみる。」
と言い出した。
するとNの母が
「先に警察に電話して!」
と泣きながら叫んだ。
躊躇する母から子機を奪い、俺に
「今の話、ホントやね?」
と念を押し、俺が頷くのを見て110番通報した。
ただ興奮状態だった為、Nの母は俺の家じゃなくNの家の住所を警察に告げてしまった。
仕方なく、とりあえず三人でN家に移動する事になった。
母は
「やっぱり、お父さんに連絡する。」
と言って、俺達に先に行くように言い、家に戻った。
途中Nの母は「チッ」と舌打ちし
「捜査員のEさんにも電話しなきゃ。」
と、一人呟いていた。
パトカーがやって来て、その中で話を聞かれた。
しかし結局俺とNの母、遅れて来た母と三人、警察署に連れて行かれ繰り返し話をする事になった。
その日、警察署から解放され、家に帰って今日あった事を父に説明した。
すると父が言うには
「あそこは部落だ。」
という事だった。
ただ、他の部落と違ってある意味保守的で、独自の組合である互助会を作っているそうだ。
昔はよく、近隣の集落と揉め事を起こしていたと言う。

⏰:10/03/01 18:24 📱:SH001 🆔:6XMgYWU2


#521 [(・´ω`・)]
また、あのオッサンの事も知っていて、名前をSと言い
「うちの家系も古いが、Sの家も古くからある筈。」
と言っていた。
そんな話を聞いていると、家の電話が鳴った。
Nの母からだった。
なんと失踪二日目にして、Nがあの池の近くにいるところを警察に保護されたと言うのだ。
もう夜も遅いという事で俺は家に残され、両親がNの家に向かった。
次の日。
両親から聞かされた話だと、Nはかなり疲れた様子だったらしく、事実一ヶ月間学校を休んだ。
その間、俺はNと面会させてもらえなかった。
その後も俺と母は三回ほど警察署に呼ばれた。
しかし当然新しい証言などなく、繰り返し同じ事を説明するだけだった。
俺の感じた限り、俺達を疑っているとか、そういった感じには見えなかった。
俺はその都度
「何か、分かった事はない?」
と、警察に聞いてみたが、子供に詳しい話しをしてくれる筈はなかった。
ただ、母は少し教えてもらったらしい。
しかし警察が言うには、男の家からNの滞在した痕跡も、例のビデオテープも見つからなかったと言う。
一ヶ月後。
学校に復帰したNは、外見上は特に変わった様子もなかった。

⏰:10/03/01 18:27 📱:SH001 🆔:6XMgYWU2


#522 [(・´ω`・)]
ちょいROMってくる
ここまでの安価貼ってきますね〜
>>511ー522

⏰:10/03/01 18:29 📱:SH001 🆔:6XMgYWU2


#523 [(・´ω`・)]
ミスた
>>511-521

⏰:10/03/01 18:30 📱:SH001 🆔:6XMgYWU2


#524 [七氏]
気になる

⏰:10/03/03 03:49 📱:F01B 🆔:RrZJMvPU


#525 [(・´ω`・)]
ただ、クラスが違うから実際は目にしてはいないけど、こんな事があった。
保健の授業中にNが急に号泣し、教室を飛び出した事があったらしい。
それが原因ではないだろうけど、あの失踪事件以後Nに対して心無い憶測や中傷があった。
結局Nは、六年生に上がる前に転校する事になった。
登校再開後、すぐにNに直接あのビデオのナレーションについて聞いてみた。
「あのオッサンは本当に無関係なのか?」
と。
するとNは猛烈に興奮し、聞き取れないほどの罵声を浴びせられた。
そういう事があり
「今は時期が悪いみたいだ…。」
と、Nとは距離を置いていた。
その後、ほどなくしてNの母は離婚し、NとTを連れて俺の住んでる地区から出て行った。
結局、Nとはそれっきりになってしまった。
大学生になった俺は、部落の「組合」に話を聞きに行った。
「『郷土史の中の部落差別』を調べているので、その話を聞かせて欲しい。」
と電話すると、快く承諾してくれた。
電話で聞いた住所に行くと、初老の男性の自宅で、その人が話をしてくれると言う。
親切な応対に少し気が引けたが
「Nの失踪とSと言う男は関わっていないのか。」

⏰:10/03/03 04:28 📱:SH001 🆔:8FC51JUU


#526 [(・´ω`・)]
「そもそもSとは何者で、今どこにいるのか。」
単刀直入に問い質した。
応対してくれた初老の組合員は困惑していたが、話してくれた。
『N君の失踪とSさんは関係ない。』
『Sさんの転居と、Sさんに対する警察の不当な家宅捜査が同時期だったのは偶然。』
『Sさんは行政保護を受けられない為、組合が生活の手助けをしていた高齢知的障害者。』
『転居先は遠くの施設だが場所は教えられない。』
『すでにSさんは亡くなっている。』
と言うもので、期待したものは何も得られなかった。
しかし無礼を詫びた後の、帰り際の事だった。
五年ほど前、組合事務所にNの母が怒鳴り込みに来たらしい。
宥めるのに大変だった、という話を聞かされた。
あの事件からはもう、何年も経っているのに。
その事からも俺は、今でもNの失踪にSという男が関わっていると思っている。
今、Nがどこにいるか分からない。
でも俺の幼馴染のNは。
あのビデオのナレーションとして、未だ捕らえられたままでいるかも知れない。
そんな事を、最近よく考えてしまう。


−END−

以上「ナレーション」でした(^O^)幽霊的なものじゃないからあんま怖く感じる人いなかったかも(^^;)

⏰:10/03/03 04:32 📱:SH001 🆔:8FC51JUU


#527 [七氏]
ありがとう(*´д`*)
ドキドキしたあ〜!

⏰:10/03/03 10:13 📱:D905i 🆔:XTEu0DNg


#528 [あふろ]
>>1-100
>>100-200
>>200-300
>>300-400
>>400-500
>>500-600
>>600-700

⏰:10/03/03 13:40 📱:P906i 🆔:Y0xPl3GQ


#529 [(・´ω`・)]
>>527
そう言ってもらえるとホッとする(*´ω`)

⏰:10/03/03 14:21 📱:SH001 🆔:8FC51JUU


#530 [(・´ω`・)]
三年前の話で、あるアパートで暮らしていた時の事です。
そのアパートは一階建てで、部屋が横に三部屋並んでいます。
一号室、二号室、三号室といった具合です。
大きな交差点が近くにある為、騒音になかなか慣れず、車が少なくなる十二時過ぎにしか眠りにつけませんでした。
引っ越してきて十日程して、ある事に気がつきました。
毎晩十一時半を少し過ぎると、決まって誰かがドアをノックするのです。
よく聞いてみると一号室から順に三号室まで
コンコン コンコン コンコン
各部屋に二回ずつ。
しかし、このノックも放っておけば何事もなく、ただ通り過ぎるだけでした。
しかし、毎晩毎晩の事で気になって仕方がありません。
それにノックの最中に人の足音がないという事も気になって、直感で霊と判断し、ある霊能者に相談しました。
直感は当たっていて、ノックをしているのは、すぐ近くの大きな交差点で事故に遭った四歳の男の子で。
成仏しきれずに話し相手を探しているのだとか。
実際に新聞で事故の事が載っていて、確かに四歳の男の子が事故にあってます。
霊能者によれば
「ノックを止めさせるには、誰かが話し相手になってあげて話を聞いてやれば良い。」

⏰:10/03/03 14:22 📱:SH001 🆔:8FC51JUU


#531 [(・´ω`・)]
との事で、早速話し相手になってあげる事に決めました。
ただし霊能者曰く
「絶対にドアは開けるな。」
との事。
その日の夜、いつも通りノックが来ました。
一号室。
二号室。
そして私の部屋…。
勇気を出して「コンコン」というノックの後に
コン
と返しました。
その後、私とその子、二人の間でルールを決めました。
『YES=ノック一回』
『NO=ノック無し』
『数字=ノックの回数』
そして私は、その幽霊の子に色々と話し掛けました。
「可哀相に、交通事故だって?」
「コン…。」
「いくつ?」
「コン、コン、コン、コン。」
「四つか…お父さんやお母さんとは一緒?」
「……。」
「そっか…一人か…お兄ちゃんが供養してやるから、成仏してくれるか?」
「…………。」

『…ちょっとピンチだな。』

「あ、そうそう友達はできたか?」
「コン。」
「それは良かったじゃん!」
「今、来てるの?」
「コン。」
「ふぅん、そっか。」
「何人いるの?」


「ドン!ドン!ドン!ドン!ドン!ドン!ドン!ドン!ドン!ドン!ドン!ドン!ドン!ドン!ドン!ドン!!」

⏰:10/03/03 14:24 📱:SH001 🆔:8FC51JUU


#532 [(・´ω`・)]
私は、あまりの怖さに布団に包まってしまいた。

しかし、この日を境にノックはされなくなったのです。

少年は、成仏したくないと言ったはずなのに…。

END

「うあ゙ぁぁ」な顔 [jpg/11KB]
⏰:10/03/03 14:27 📱:SH001 🆔:8FC51JUU


#533 [七氏]
あげとこ

⏰:10/03/04 18:13 📱:831SH 🆔:8pYB/td.


#534 [七氏]
あげとこ

⏰:10/03/07 11:27 📱:831SH 🆔:B7AfV/zQ


#535 [七氏]
あげとこ 

⏰:10/03/10 00:44 📱:831SH 🆔:Lfi/CEVw


#536 [七氏]
あげとくぜ(屮°□°)屮

⏰:10/03/10 01:14 📱:D905i 🆔:/Cg0GWuQ


#537 [七氏]
あげー

⏰:10/03/10 22:22 📱:831SH 🆔:Lfi/CEVw


#538 [(・´ω`・)]
暇だしコピってくる

⏰:10/03/10 22:23 📱:SH001 🆔:lbmyBtVs


#539 [(・´ω`・)]
  『元彼に気をつけて』

今の彼女と付き合いだしたばかりの頃の話。
当時俺は学生で、彼女は就職して一人暮らしをしていた。
当然のように彼女の部屋に上がり込み半同棲状態に。
彼女には俺の前に付き合っていた元彼がいた。
その元彼は今でも彼女の事を引きずっているようで、しつこく電話を掛けてきたり、部屋の前で待ち伏せをする事もあった。
「俺がそいつと話そうか?」
と、進言するも
「ダメダメ、あいつ体大っきいし何するか分かんないよ。」
「警察に言った方が良いんじゃない?」
「んー、一応前付き合ってた人だし、私のせいで犯罪者にするのもね。」
彼女に危害を加える様子はないとの事なので、それ以上無理強いはしなかった。
お盆休み、彼女は実家に一週間帰省した。
「私のいない間、部屋にいて良いよ。」
そう言われてた。
俺も実家に戻れば良いのだが、まるで自分が一人暮らしをしているようで嬉しかった。
それと、ゲーム機を彼女の部屋に持ってきていた事もあり、遠慮なく寝泊りさせてもらう事にした。
その日は彼女の誕生日の前日だったが、帰省中と重なる為お祝いできない。
せめてメールだけでもと、十二時にお祝いメールを送る事にした。

⏰:10/03/10 22:27 📱:SH001 🆔:lbmyBtVs


#540 [(・´ω`・)]
夜までずっとゲームをしていた。
暑かったのでエアコンをつけ、電気はテレビの明かりだけだった。
かなりゲームに熱中していた時
ピンポーン
突然チャイムが鳴った。
時計を見ると十一時半。
『誰だ、こんな時間に?』
そう思ったが、世帯主でない俺は当然居留守を使う。
ピンポーンピンポーンピンポーン
『常識のない奴だな、何時だと思ってんだ?』
ピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピンポーン
『しつこいな、誰もいないんだよ!』
ドン!ドン!ドン!ドン!ドン!
「おい、オレー!いるんだろ!?」
『あ!元彼の奴だ!!』
『しまった!彼女の誕生日だからお祝いに来たんだ!』
『見つかるとどうなるか分からない、とにかくここはやり過ごそう。』
ゲームのポーズボタンを押しコントローラーを握ったまま、まんじりともせず諦めて帰るのを待った。
奴はかなり粘ったが、十二時を過ぎた頃
コツコツ
と、足音が遠ざかって行くのが聞こえた。
多分、日付が変わると同時にお祝いしたかったのだろう。
もう大丈夫と思い、彼女にメールするつもりで携帯を手にした。

⏰:10/03/10 22:28 📱:SH001 🆔:lbmyBtVs


#541 [(・´ω`・)]
ギシギシ ギシギシ
窓の方から、なにやら軋む音が聞こえる。

俺はぞっとした。
『嘘だろ?ベランダに登ってくる気か!』
この部屋は二階なので、雨樋を登れば簡単に登れる。
とっさにテレビを消し、ベットの影に隠れた。
その直後
タン
という音と共に、シルエットがカーテンに写る。
シルエットはうろうろと動き回り、カーテンの隙間から中を覗こうとしているようだった。
ドン!ドン!ドン!
「居るんだろ?開けてくれよ!」
奴は小声で呼び掛けてきた。
『何故居るって分かるんだ?ああ!エアコン入れっぱなし!』
ベランダでは室外機がブンブン回っている筈だ。
何度も何度も窓を叩き呼び掛けてきたが、こちらが一向に出てくる気配のない事に痺れを切らしたのか
ガタガタ!
と、サッシを持ち上げ始めた。
それ位で外れる筈はないと思いつつも、心臓はバクバクだった。
いくらやっても開かないので諦め
ドン!
と窓を叩き、奴は再びギシギシと雨樋を下りていった。
束の間の静寂だった。

⏰:10/03/10 22:30 📱:SH001 🆔:lbmyBtVs


#542 [(・´ω`・)]
ベランダまで登ってくる奴の事、これ位で帰る筈がない。
そっと玄関へ行き、ドアスコープを覗いた。
心臓が止まるかと思った。
レンズには男の横顔がどアップで映っていたからだ。
奴はドアに耳を当てて聞き耳を立てていた。
微動だにできず、レンズから目を離す事もできなかった。
奴は暫く中の様子を伺った後、屈み込んだ。
パタン
という音と共に郵便受けが開いた。
『やばい!』
『いくら郵便受けに傘が付いているとは言え、真正面は見えなくても下側は覗き見る事ができる。』
気付かれないよう、見えるであろう片足を慎重に上げそっと壁に着いた。
すると今度は郵便受けから
グググ
と、ごつい手が出てきた。
どこから持ってきたのか手には曲尺が握られている。
『そいつでどうするつもりだ?』
その手を凝視した。
手は器用に動かされ、曲尺は鍵に向かって伸ばされた。
その様子から目が放せなかった。
曲尺は何度も鍵をかすめ、ペチペチと音を立てた。
俺の体はフルフルと震えていた。
息を殺し、変な格好をし続けたせいで体力は限界だった。

⏰:10/03/10 22:32 📱:SH001 🆔:lbmyBtVs


#543 [(・´ω`・)]
『鍵も開けられるかも知れない、時間の問題だ。』
『どうする?どうすれば良い?』
俺は必死に考えた。
『警察に電話する?警察がきたらどう説明するんだ?』
『奴は捕まる?いや奴は俺が不審者と言うに決まってる。』
『奴は逃げる?俺は奴を知っている。』
『警察に突き出す?彼女はどう思うだろう。』
『いっそ戦うか?奴は俺を見るときっと怒り狂う。』
『俺が勝てるか?台所に包丁がある。』
『そんな事したら、絶対刺さなきゃいけない状況になるんじゃ?』
『どうする?どうする?』
パニックになった。
考えても考えても、最善と思える策が思いつかない。
何度も盲牌を繰り返した曲尺は、確実に鍵を捕らえている。
焦りと恐怖と疲労がピークに達し、決断せざるを得なかった。
ガン!
俺は思いっきり曲尺を持った手を上から蹴り下ろした。
それと同時に、掛かっていなかったチェーンロックを速攻で掛けた。
奴は慌てて郵便受けから手を引き抜いた。
辺りはシーンと静まり返った。
が、次の瞬間
ドーン!
という凄まじい音が、マンション中に響いた。
奴は怒り、ドアを蹴りだしたのだ。
俺は呆然と玄関に座り込み、ドーンと振動するドアを見続けた。

ドーン!

⏰:10/03/10 22:35 📱:SH001 🆔:lbmyBtVs


#544 [(・´ω`・)]
音がする度、体がビクついた。
けたたましい喧騒の中、どこかのドアが開く音が聞こえた。
住人が何事かと出てきたのだろう。
その瞬間、奴が廊下を駆け出し階段を下りて行くのが分かった。
ドアスコープを覗いてみると、もうそこには誰もいなかった。
あれだけの音を立てたのだ、不審者がいれば誰かが通報するだろう。
奴もそう思うに違いない。
きっと今日はもう来ない。
俺はぐったりとベットに倒れ込んだ。
帰ってきた彼女に事情を説明し、早急に引っ越すよう頼んだ。
ただ彼女の気持ちを考え、昨夜の出来事の全ては話さなかった。
引越しと同時に彼女は携帯も変えた。
元のマンションとは違う町に引っ越したが、何らかの方法で新居を見つけ出すかも知れない。
どこかで偶然出会う事があるかも知れない。
人混みに出かける時は怖いが、今のところは鉢合わせはしていない。

⏰:10/03/10 22:37 📱:SH001 🆔:lbmyBtVs


#545 [(・´ω`・)]
>>539-544

以上が『元彼に気をつけて』でした

⏰:10/03/10 22:38 📱:SH001 🆔:lbmyBtVs


#546 [毛CHARAー◆.LbsyLBJ9s]
うわぁああああぁぁあぁぁああああぁああああぁぁあぁぁああああぁああああぁぁあぁぁああああぁああああぁぁあぁぁああああぁん

⏰:10/03/10 22:39 📱:W54S 🆔:sV6oPSLQ


#547 [七氏]
怖かった(>_<)

⏰:10/03/11 00:26 📱:D905i 🆔:uawYzB3g


#548 [七氏]
あげとこ

⏰:10/03/11 19:04 📱:831SH 🆔:09cD4mRc


#549 [(・´ω`・)]
貼る貼る(^ω^)

⏰:10/03/11 19:19 📱:SH001 🆔:dGS8W6x.


#550 [(・´ω`・)]
仕事が休みで山に一人で釣りに行って変な物を見た。
去年、一昨年と何回か友人や嫁と遊びにその川へ行ったんだけど、昨日は暇を持て余してる友人もいなかった。
なので一人で逝く事に。
朝十時に家を出て昼頃から釣り開始。
夕方からかなり釣れ始めて、嫁には五時には帰るって言ってたんだけど、夢中になりすぎて気づいたら六時過ぎだった。
山奥なので木が生い茂り、薄暗くなってきたので
『帰り支度を始めようかなー。』
と思ってたら、急な寒気に襲われて
『やっぱり山は寒いわー。』
とか思って、脱いでた上着を着ようとした瞬間。
上流の方に気配を感じ、目を向けると小学生くらいの子供?
よく分からないが、とにかく人っぽい感じのものが立ってた。
俺は思わず目を擦って確認したけど、やっぱりいた。
服を着てないのか真っ白で、山林の風景に対して異様に浮いて見えた。
俺は幽霊とか信じてないし、その物体をそういう類の物と思いたくなかった。

⏰:10/03/11 19:19 📱:SH001 🆔:dGS8W6x.


★コメント★

←次 | 前→
↩ トピック
msgβ
💬
🔍 ↔ 📝
C-BoX E194.194