あの日から、ずっと…
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#52 [七氏]
何故またこの夢を?
ただの夢で終わるのか?

いろんな思いが頭を巡る。

そして悲劇は始まった。


「貴方は…ですか?」

⏰:08/12/12 13:15 📱:SH906i 🆔:OVMyvRK2


#53 [七氏]
血の気が引くのを感じた。
何故こんなにもリアルなんだ?

この前のように機械的な声と共にひとりの女性が震えはじめた。

辺りをよく見まわすと老婆はもういなかった。

⏰:08/12/12 13:18 📱:SH906i 🆔:OVMyvRK2


#54 [七氏]
そして決まっているかのように事は進んでいく。

「貴方も地獄行きいいぃいい」

狂ったように笑いながら、さも楽しそうに響く男の声。

機械特有の低く粘着のある声は、忘れられるはずなかった。

⏰:08/12/12 13:21 📱:SH906i 🆔:OVMyvRK2


#55 [七氏]
そこで先程震えていた女性が泣きはじめ、悲願し始めた。

「いやだああぁあ!!」

…なんだ?
この声どこかで…

嫌な予感がした。

⏰:08/12/12 13:23 📱:SH906i 🆔:OVMyvRK2


#56 [七氏]
頭が真っ白になったのは、これが初めてだった。

あれは…姉貴?

少し距離があってよく見えないが、それは確実に姉貴だった。

助けたいのに体が動かない。
呼びたいのに声がでない。

俺は無力だ。

⏰:08/12/12 13:27 📱:SH906i 🆔:OVMyvRK2


#57 [七氏]
微かに出た声。

「姉貴…」

それは弱くて小さくて、情けなくなる程震えた声だった。

切り刻まれる瞬間、姉貴と目が合った。

「生きて、」

涙を流して消えた姉貴。


「貴方は…ですか?」

⏰:08/12/12 13:30 📱:SH906i 🆔:OVMyvRK2


#58 [七氏]
目が覚めると涙が出ていた。
嫌な汗が尋常じゃないほど体を濡らしていた。

少し呆然としたあと、思い出して急いで姉貴の部屋へ走った。

どうか、生きていてくれ―

⏰:08/12/12 13:33 📱:SH906i 🆔:OVMyvRK2


#59 [七氏]
「姉貴!!」

半ば叫ぶように呼び、勢いよくドアを開けると姉貴が寝ていた。

「なーに?こんな夜中に。」

姉貴は生きていた。

俺は安堵しそこで泣き崩れた。

⏰:08/12/12 13:36 📱:SH906i 🆔:OVMyvRK2


#60 [七氏]
姉貴に笑いながら馬鹿にされた。いつまでも子供だなあって、そう言いながら背中を叩かれた。

いつもの姉貴だ。
あれはただの夢だった。

俺は照れ笑いしながらいつもは言わない「おやすみ」を言った。

姉貴からの「おやすみ」を背中で聞いて再度眠りについた。

⏰:08/12/12 13:40 📱:SH906i 🆔:OVMyvRK2


#61 [七氏]
んで起きたら姉貴死んでたオチだろ

⏰:08/12/12 13:45 📱:W61P 🆔:enzdycZg


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