オカルト的なことは信じてなかったけれど
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#1 [巳]
信じるようになった。
読みにくいかもしれないが、俺の経験談を聞いてくれ。
信じる人だけ信じてくれればいいから。
:11/11/16 03:05
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#2 [巳]
去年、俺は二十歳になった。
幼いころに両親が離婚し、母子家庭で育ったということ以外は平凡な人生を歩んできた。
しかし二十歳の誕生日を機に自分に変化が表れはじめた。
:11/11/16 03:06
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#3 [巳]
まず若気の至りで吸っていたタバコが急に大嫌いになり、吸うのをやめた。
最初は不思議だったけれど禁煙しようと思っていたしちょうど良かったなと思っていたが、次第に俺のタバコ嫌いはエスカレートして他人の煙さえも避けるようになっていた。
:11/11/16 03:07
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#4 [巳]
身体にも変化が出ていた。
足の痛み、肌荒れ、視力の低下。
食欲もあまり無くなり、元々大食いではなかったけれど、さっき書いた身体の症状もあり心配した母に色々と病院に連れていかれたが、これといった病名は出なかった。
:11/11/16 03:07
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#5 [巳]
皮膚科で処方された薬を塗っても肌荒れは良くならず、皮膚がぼろぼろ剥けて治って剥けて治っての繰り返しだった。
足は常に痛く、重くて歩くのがだるく感じるようになりはじめた。
視力はコンタクトで調整したのであまり気にはしなかった。
:11/11/16 03:08
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#6 [巳]
半年ほど経ち、俺は体調が原因で大学をやめることにした。休学するほどお金に余裕は無いし、仕方なかった。
この頃から半引きこもりのようになっていたが、ある日親戚の葬式があり、母と自分で行くことになった。
:11/11/16 03:09
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#7 [巳]
葬式には離婚した父も来ることを知り、俺は父があまり好きではなかったので気が進まなかったが、まぁ仕方ないかと思っていた。
:11/11/16 03:10
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#8 [巳]
葬式当日。
駐車場で父と再会した。
実はここからの自分の記憶が抜けている。
気付いた時は、母の実家の布団に横になっていた。
何が起きたかわからない俺に母が説明した。
俺は父の首を絞めようと暴れ、そのあと気を失ったらしい。
周りにいた母、母の両親、そして父の両親がみんな険しい顔をしていた。
:11/11/16 03:11
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#9 [巳]
数十分後、スーツをきたおっさん(40歳前後?)が来た。
おっさんは加藤(仮名)という名前で、自称霊媒師らしい。
霊なんてものはまったく信じてなかった俺はわけがわからなかったが、母から自分の体調などを聞いた父の両親が呼んだみたいだった。
:11/11/16 03:11
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#10 [巳]
どこにでもいそうなおっさんの加藤さんは、俺に主に体調のことなどを色々と質問してきた。
俺は胡散臭いなと思いながらも、正直に話した。
加藤さんは頷きながらメモをとって、両親に話を聞きたいということで、母を別室に呼び、父も呼んだらしく話し合いを始めた。
:11/11/16 03:12
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#11 [巳]
ここからは、母から聞いた話。
加藤さんは父にいきなり「蛇を殺したことはあるか?」と聞き、父は少し考えたあとで「小学生の頃、山に遊びに行ったとき蛇を見つけて頭を踏みつぶして小便をかけたことがある」と答え、加藤さんは呆れた感じで、「原因はそれですね」と言い、三人の話し合いは終わったらしい。
:11/11/16 03:13
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#12 [巳]
しばらくして俺の寝ている部屋に、何て言うのかわからないけれどいかにも霊媒師らしい服をきた加藤さんが入ってきた。
俺はかなりびっくりしたが、そして加藤さんは自分に服を脱ぎ、パンツ一丁になるように笑いながら言ってきた。
まじ?と思ったがまじらしい。
:11/11/16 03:14
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#13 [巳]
そして加藤さんに酒を一杯飲まされ、加藤さんの話が始まった。
俺の身体は父が殺した蛇の親の祟りであること。
その蛇は山の神であり、後継の子を殺された怨みで父の子(長男)である俺を祟ったこと。
二十歳まで人間として生かし、そこから自分を蛇の神に育てあげようとしていること。
蛇はとにかくしつこいこと。
つまり、このままだと死ぬってこと。
:11/11/16 03:15
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#14 [巳]
俺は加藤さんが言ってることの意味がまったくわからなかった。
そういう祟りだとか神だとか信じてなかったから。
加藤さんは「山の神社に白いまん丸の石が4つあるはずだから、それもっておいで、お祓いするから」とまた笑顔で言った。
:11/11/16 03:15
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#15 [巳]
嫌だとも言えず、加藤さんに渡された白い変な服を来て、母と車で山に向かった。
山と言っても木がいっぱい生えてるみたいな感じの場所だ。そこにちっちゃい神社がある。
一人で車を降りて神社に向かった。
そこには白いまん丸の石がたしかに4つあった。
俺は急に怖くなり、加藤さんやばくね?と思い始めた。石を拾い大急ぎで母の待つ車に戻り、また家へと向かった。
:11/11/16 03:16
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#16 [巳]
家へ着き、加藤さんに石をわたした。
暑くもないのに変な汗でびしょびしょだった俺に加藤さんは新しい白いをわたし、シャワー浴びてこれに着替えてさっきの部屋においでとまたまた笑顔で言った。
:11/11/16 03:16
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#17 [巳]
シャワーを浴び終え、部屋に入ると部屋はまさにお祓いしますって感じになっていた。
俺がみてわかるものは、御札、石、塩、水、卵、酒。
部屋の真ん中には父が目をつぶって座っていた。
その隣に俺も座り、加藤さんが何か唱え始めた。
加藤さんが唱え始めて数十秒後、俺は父の首を絞めた。
もの凄い力で絞めているのに父は嫌がらないし、加藤さんは何か唱え続けていた。
:11/11/16 03:18
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#18 [巳]
何分間も絞めていたはずなのに、気づくと俺は父の隣に座っていた。
父はもちろん生きている。
加藤さんに酒を一口飲まされ、よく頑張ったねと言われ、父のほうをみると父は泣いてすまなかったと謝ってきた。
:11/11/16 03:18
:F06B
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#19 [巳]
何が何だかまったくわからなかったが、お祓いは終わったらしい。
たしかに体がすっと軽くなった気はした。
:11/11/16 03:19
:F06B
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#20 [巳]
それから体調はみるみる良くなり、以前の俺に戻っていくのがわかった。
タバコは嫌いなままだが、それは問題ないから良しとしよう。
そして今年、21歳の誕生日の1ヶ月前に、加藤さんが酒を持って家に来た。
:11/11/16 03:19
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:qq0nfi5c
#21 [巳]
加藤さんはこれから毎年、誕生日に酒を一杯飲むようにと言った。
俺の体はいま、半分蛇が潜んでいて、蛇に乗っ取られている状態らしい。
とにかく蛇はしつこいから、でもこちらから害を与えなければ大丈夫と加藤さんは笑いながら言い、何かあったら連絡してと帰っていった。
:11/11/16 03:20
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:qq0nfi5c
#22 [巳]
誕生日に、俺は言われたとおり酒を飲んだ。
まったく信じてなかったはずなのに。
これからは蛇とうまくやっていかなくちゃいけないみたいだ。
ちなみに父とはあれ以来会っていない。
会ったら絞め殺してしまいそうだ。
:11/11/16 03:21
:F06B
:qq0nfi5c
#23 [七氏]
蛇の神になれるチャンスやったのに…
つかまだ蛇さん残ってるんスか
:11/11/16 07:03
:N906imyu
:CS7xzoMU
#24 [ラリックマ/ベックマン]
蛇の神に育てようとしてるのに殺されんの?
蛇神様になれるチャンスが…
:11/11/16 07:13
:Android
:2OV3OuPg
#25 [はらぐっち]
きっしょー
はよ死ねや〜
:11/11/16 12:45
:Android
:nAG8t5Go
#26 [uraganai]
>>24 蛇の目的は自分が育つことではなくて、昔自分を殺した男を怨んでるから、その息子の身体をのっとって殺す って意味ですよ。
:11/11/16 13:02
:840N
:4UII3goY
#27 [七氏]
うちの義父はまむしをこないだ殺した
首をとってた
義父に復讐してくれないかなぁ
:11/11/16 17:27
:SH01B
:B437sB7Y
#28 [uraganai]
リアル読んだばかりだから信じてしまう
:11/11/16 17:48
:N07B
:7HALqx0k
#29 [七氏]
HNが巳っていうのがなんだか…
:11/11/17 20:59
:F03B
:kZyUrodw
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