白い足
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#3 [匿名@どうなの!?]
32型の重いテレビを原チャリの足下に載せ走るのは至難の技だった。
何度もテレビを落としそうになりながらもなんとかアパートにたどり着き、二階の部屋まで運び込んだ。
おばちゃんは
「壊れてても保証はしませんよ、それでよければサインして。」
と、話していたから不安だったが普通に映り、画質も綺麗で相当良い買い物をした。
俺「デカいテレビで見るテレビは良いな♪」
などと独り言を喋っていると
携帯「プルルルルルル」
プルルルルルル
着信[Sさん]
:10/08/05 22:26
:F02B
:aBlh4E3s
#4 [七氏]
S「プルルルルルルルルルルル」
:10/08/05 22:28
:SH01A
:☆☆☆
#5 [七氏]
鼻糞食べたい まで読んだ
:10/08/05 22:33
:SH001
:i4mlQxY.
#6 [匿名@どうなの!?]
俺「モシモシ」
S「暇してんだろ?」
俺「TV買ったんでテレビ見てました」
S「そっか、心霊スポット行かね?」
俺「…誰がいんすか?」
S「いつものメンバー」
俺「嫌いだけど行きますよ」
S「分かった下ついたら電話するわ。」
このSさん
ギャングではないが同じ悪さをしてたメンバーで当時22歳の人間だ。
唯一車持ちでありチームの柱であった。
しかしこの男、心霊スポットが大好きで年がら年中心霊スポット巡りをしていた。
けっして何かが見えるわけではなく感じる力もない。
ただ雰囲気を楽しむだけの男であり迷惑な趣味をしている。
:10/08/05 22:34
:F02B
:aBlh4E3s
#7 [匿名@どうなの!?]
プルルルルルル
玄関を出て階段を降りた
俺「こんちゃす」
5人乗りの車に既に6人乗っており俺は無理やり車に乗り込んだ。
たわいのない会話。
その日の武勇伝。
カーステから流れるジッタリンジン。
何もかもいつもと変わらぬものだった。
何やら心霊スポットは隣町のT町らしい。
とてつもない田舎で何もなく、薄気味悪い場所だ。
しばらく車を走らせると景色が変わった。
林のようだ。
林を抜け墓が見えてきた。
かなりでかい墓のようだ。
:10/08/05 22:40
:F02B
:aBlh4E3s
#8 [匿名@どうなの!?]
キッ
墓のど真ん中あたりで車を止めた。
ガチャッ
「あ〜!!疲れたー!!まじせめぇ!!」
暗くて目があまり見えなかったが目がなれてきたとき、真ん中のオブジェの中に洞窟が有るのが見えた。
俺「ここっすか?」
S「そう、早く行くよ。」
他「っしゃー!!」
俺「無理っす」
S「待ってる?」
俺「無理っす」
頭「いいっすよSさんこいつ可愛そうだから俺が先頭に立ちますから間に何人か入れて真ん中にしてあげましょ。」
さすが寛大な頭だ、当時どこにも属さずピンで暴れていた俺がついて行きたいと思わせた男なだけある。
S「しゃあねえなエロ和尚このやろう」
一気に場が和やかになった。
:10/08/05 22:51
:F02B
:aBlh4E3s
#9 [匿名@どうなの!?]
中はかなり広く、いくつもの小部屋に分かれており、夏にもかかわらずひんやりした空気に包まれていた。
全員が懐中電灯を持っているため中はかなりの明るさになった。
迷いそうなくらい複雑な作りであり、それは防空壕だった。
俺「なんだかつまらないですね」
頭「そうだな〜」
俺「Sさん帰…
S「うわー!!!!!」
俺「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!」
他「何だよー!!わー!!!!!」
俺は誰よりも早く逃げた。
何が起きたか理解できない状態での叫び声は相当な恐怖だ。
一同「ハァハァハァハァ」
俺「ハァハァハァハァどうしたんすか?ハァハァハァハァ」
S「背中誰かに触られた…。」
有り得ない。
一番最後尾にいた人間だ。
触られるわけがない。
しかもこの男前記のように雰囲気を楽しむだけで人を脅かすような嘘もつかない。
:10/08/05 23:00
:F02B
:aBlh4E3s
#10 [中村◆uVv9X5q426]
T町一瞬自分の地元かと思った
:10/08/05 23:00
:P02B
:xlBS3q9A
#11 [七氏]
ワクテカあげ
:10/08/05 23:02
:SH904i
:S16KWwms
#12 [匿名@どうなの!?]
みな無言で車に乗り込み、無言のまま帰路についた。
俺の家は一人暮らしだったため自然にたまり場になっていた。
黙ったまんま部屋の各のポジションに座った。
静寂を切り裂いたのはSだった。
S「あれ?これが例のテレビ?」
俺「そうっす、安くないすか?」
頭「安いねかなり得じゃん」
他「まーた悪いことしたんじゃないの?」
みんなあれを忘れるかのように無理に騒いで見せた。
俺「映りも最高すからね」
テレビをつけた。
頭「いいじゃん、俺にくれよ」
バッチン・・・・バッチン・・・・・バッチンバッチン
頭「なんだよ勝手にテレビ消えて壊れてんじゃん」
俺「さっきまでは何もなかったんすよ…」
みんな気持ち悪がり帰ろうとしていた。
俺「俺も行きます。」
家から脱出して一週間ぐらい家を空けた。
【第一部(終)】
【第二部呪いのビデオ】は明日から。
:10/08/05 23:13
:F02B
:aBlh4E3s
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