ぞっ‥とする怖い話

これは実話なんけどちょっと聞いて

俺ちっこい島に住んでたんだけどさ
夜とか街灯とか何にもなくて懐中電灯がないと夜出歩けないような暗いとこなんだよな

コンビニも何にもなくて夜１２時ぐらいには開いてる店すらない

それで遊び盛の俺たちは毎日夜暇してたんだよ

ある日夜３人ぐらいで集まって暇持て余してたんよ

俺「暇潰しに心霊スポット行こうか？」
Ｔ君「そうやね行こっか」

普段はビビりで絶対嫌がるＴ君が……
とか思いながら嫌な気はしたけどとりあえず行くことにした

俺とＹ君とＴ君

俺とＹ君は学生で免許持ってなかったからＴ君に車出してもらった

場所は地元民なら昼でも近づかない所
観光スポットでもある漢字忘れたけど
「サキョウバナ」

海の中にぽつんと突き出た岩
崖に面していて自殺や事故が多く
漁師たちも不思議がるほど崖の下は激しい渦がある
潮の流れ的にありえないとか……

もうひとつは「三角スポット」
誰が名付けたかは知らないが昼間でも暗く森の中にあるためめちゃめちゃ見るからに怖い場所
不可思議な地元住民の事故や何も知らない観光客が近づいて変死するため絶対入れないように枷がかかっている

これら二つの距離は歩いて５分くらいである

車の中で俺は助手席Ｔ君は運転
Ｙ君は後ろ
といった感じだった
ドライブ気分でみんなで着くまでワイワイ騒ぎながら行ってた

そして30分ぐらい車走らせて目的地に近づいてきたら急に空気が重くなった…
誰一人喋らなくなった………

後ろのＹ君は無理矢理寝ようとしていた………

すまん続きは後で

見てる人いたらコメ
よろしく

ちょっと最後いろいろ聞いてもらいたいことあるんで

それでその重い空気のまんまついについてしまったんだよ…
サキョウバナ…

内心めちゃめちゃビクビクしてびびってたけど強がって
みんなで「たいしたことねーなあー」
みたいなこと言いながら車から見てたんだ

けど誰も車から降りようとわしなかった……

そのくらい重い空気の中みんなやせ我慢してたんだよな…

それから一時サキョウバナ見ながら何も起こらんし
次行こうかってなったんだ

ですぐ先にある三角スポットに行ったんだよ
そこはさらに空気重くてさ…
なんか痺れる感じかな…
とにかく異様な感じ

そこも車から見ながら別に大したことも起きなかったんだよ
しいて言うなら狸の置物がなんかニヤニヤしながらこっち向いてたぐらい…

ほんと呆れるぐらい何も起こらんやったんよ

まぢ期待はずれみたいな感じでさ

くそ何も起きない過ぎてみんな何かがっくり来てたんよ

最初は…………