>>182続き
ぴらぴらとページを捲っていくと、何故かだんだんと湿っている感覚になりました。
おかしいと思いながらもページを進めると、あるページだけが開きません。
のりか何かでびっちりとくっつけられているようでしたが、むしゃくしゃしていた私は、力任せに引っ張ったのです。
べりべりと音を立てながら現れたページは、
最近好きになったゲームの特集ページでした。
これは確実に従姉妹のせいだと踏んだ私は、部屋を出て行くように言いました。
従姉妹がいたずら出来ないように鍵をかけて、私は気分の悪いまま眠る事にしました。