>>181続き
夜中、私は何故か目が覚めてしまいました。同じ部屋で眠っていた従姉妹の女の子も、寝付けないようだったので、すこし話をする事にしました。
そこで私は、ふと気付いたのです。
「ちょっと、あんた○○の顔に落書きしたでしょ」
私のベッドのすぐ横に貼られている、以前大好きだったキャラのポスターの顔に、変な模様がありました。
目から顎にかけて、黒いペンでよれよれの線が入っていたのです。
いくら問い詰めても、従姉妹は知らないの一点張りでした。
雰囲気の悪くなった私達は、互いに別行動を取り始めたのです。
私は近くにあった乙女ゲームの雑誌に手を伸ばしました。