私立織愛学園＊81

[寮/食堂]

吉岡くん

･･････だ、だい、きらい･･････
(今までの人生でその言葉を直接はっきりと言われたことが無かったので相当なショックだったのか、相手から言われた言葉を繰り返し呟いて)

ご･･･ごめんよ。で、でも！わ、わたしはどっちかっていうと吉岡君のこと大好きだもんね！！！
(怒りを露にしている相手に少ししゅんとして小さく謝罪すれば、先ほどのショックからまだ立ち直れていないのか唐突に相手に張り合うように大きな声で告白まがいなことを言い出して)

〔寮/談話室〕
葉牙先生

….…。
(ハンカチを返された後、頭を撫でられ優しい微笑みを浮かべこちらを見る相手を見つめ、ぷるぷると肩を震わし体を捻り背もたれにがばりとしがみ付いたあとダンっと、力一杯叩き)

イケメンかっ！←

大路

[寮/談話室]

は？(いきなり突拍子もない所からの言葉と叩きについていけず目を細めて訝しげに相手を見て)

とうとう出血が酷すぎて頭イカれたか？
病院行くか？(あまりにも理解出来ず心配になって相手に聞いてみて)

（寮/食堂）

天草

…ちょっと！…声がでかいな、何時だと思ってるの。あと気持ち悪い。←
（大ダメージを受けた相手を大して気にもせずそっちのけで食事を黙々と進めていたが、突然の大声にびくっと肩揺らしそちら見て、呆れたように言うが、少し考え込んだ後言いづらそうにぼそり呟いて。）

嘘だよ、本当に嫌いだったら、こんな風に話したりしない、から。

〔寮/談話室〕
葉牙先生

大丈夫！私は、正常！
(病院行くか？と、言われりと相手の顔の前に手のひらを出し正面に向き直ると大丈夫だと返答し、濡れた床を拭かねばとティッシュを手にとって)

先生ってさ
彼女何人いるの？

大路

[寮/談話室]

？？(大丈夫と言われれば首を傾げるがそれ以上は突っ込まず相手がティッシュで床を拭きはじめれば少しその水溜まりになってる場所から離れて足をあげて靴下を脱ぎ彼女と言われれば目線をしたにし)

今はいないよ
それに俺そんなにとっかえひっかえ23の時からしてねーよ(片方の靴下を脱げばもう片方の足に手を伸ばし)

[寮/食堂]

吉岡君

･･･！
うふ、うふふふふ！そっかー！嫌いじゃないのかー！うへへ
(気持ち悪いと言われたことにはさほど気にせずスルーすれば、そのあとに続いた予想外の言葉に目をぱちくりとさせれば先程までの落ち込みはどうしたのかというくらいのにやけ面で嬉しそうに相手の言葉を繰り返し呟いて)

あ、でもあれね！さっきの本当だからね！私、嘘つかないから
(先ほどの告白まがいなセリフを思い出せば、ぱくぱくとハンバーグを口に運びながら恥ずかし気もなくそう言い放ち)

〔寮/談話室〕
葉牙先生

へぇ
じゃあ、先生は一途なタイプなんだ？なんか意外！
(靴下を脱ぎながらの相手から返ってきた答えに、少し目を丸くするもふふっと小さく笑い床をティッシュでどんどん拭いて行き)

あ！先生…
ちょっとソファ持って！下まで濡れてる
(粗方拭き終わったがちょいちょいと手招きをして)

大路

[寮/談話室]

意外、か…
だから俺はもう恋愛はしないんだ
俺に惚れても無駄だからな？(靴下を脱ぎ終われば先に相手に牽制をするかのように言っては相手の座っていたソファーに近寄って)

よっと
こんなもん？(ソファーを軽々と持ち上げればそのまま少し後ろに下がって相手が拭くのを待ち)

（寮/食堂）→

天草

好きでもないけどね。←
（こちらの言葉を嬉しそうに受け止める相手にほんの少しだけ表情綻ばせるがすぐにぴしゃり言葉被せるように言い放てば箸を進めていって、完食して。ごちそうさまでしたと始めと同じように小さく合掌すると食事中の相手残し席を立ち一言声をかけてすたすたと返却口へ歩いて行って。）

そういうことは誰彼構わず言うものじゃないよ、じゃあ、先に行くから、おやすみなさい。

【落ちます！！！ありがとう！！！】

〔寮/談話室〕
葉牙先生

ふっふっふっ
惚れる時はそんなの関係ねえもーん。

(牽制され首を傾げるがちっちっと人差し指をふり、恋愛感情にコントロールは不可能だよと、どこか得意気に言いつつ上げてもらったソファの下を拭き。)

ん、ありがとう先生！
(拭き終わると礼を述べゴミを纏めてゴミ箱へと捨て、にひっと悪戯っぽい笑みを浮かべた後、勢いよく相手へ突進しガバッと抱きついたあと急いで離れ扉に走り)

水、ありがとう！台無しにしてごめんね！さらばっ！←

(早口で言い切り脱兎のごとく自室へ走りさり)

【ありがとう！
落ちますー】

[寮/食堂]

吉岡くん

･･････え、好きでもないし嫌いでもないってどういう･･･って、え！もう食べ終わったの！はやっ！
(好きか嫌いかの極端な考え方のせいか相手の言葉に納得できず反論しようとするも、きっちりとご飯を食べ進め完食して立ち去ろうとしている相手に気づき驚いたのか思わずツッコミを入れて)

･･･なにも置いてくことないじゃん、ばか。
(よくわからない言葉を残してスタスタと食堂からいなくなってしまった相手の後ろ姿を呆然と見送れば、しんと静まり返った食堂が妙に寂しく感じボソリと小さく呟いて)

【こちらこそ！楽しかった！おやすみ！】

大路

[寮/談話室]

まぁお前が惚れても
俺が惚れなければいいんだがな(相手のめげない強さに苦笑いしてはソファーを持ち上げたまま相手がテキパキと掃除をしてる姿を微笑ましく見ていればいきなり怪しい笑みを浮かべた相手に首を傾げてみてはいきなり突進の如く抱きつかれさすがにソファーを持っていたのと予測していなかったので少しよろけては態勢を立て直し相手が謝りながら自室へと戻っていく姿を見届けて)

忙しい奴だな…
大路…真尋か
何の因果だ…(ソファーを定位置に戻せば一人意味深に呟いて悲しげに表情を曇らせて元の時位置に戻したソファーに座り頭を抱えて)

【意味深で締めてみた絡みありがとーおやすみーﾉｼ】

［学園/教室］

深町「ねぇななちゃん！あたし、ななちゃんといるから好きな人とか出来ないのかな？？」

………………は？
なに、秋恵好きな人欲しいの？

深町「欲しいかどうかって聞かれるとわかんないけどさー」

いいんじゃない？別に急がなくても
出来るときは出来るよ

深町「そおー？ななちゃんは？いるの？？」

………………。
さあ？

深町「えぇー！？！？教えてよー！！ねぇー！！！」

（窓際の自席に座りぼーっと外を見ていれば急に深町が目の前に立って話し掛けてきて予想外の質問に一瞬固まるが相手の方へ視線を向ければあくまでも興味が無い風を装って対処し自分のことを聞かれるとじーっと相手を見つめたあと軽く鼻で笑って濁してみて）

【練習あげ！落ち！】

[学園/食堂]

「あ、黒瀬くんだ！相変わらずかっこいいー…」

「ほんとだ！本当に王子様みたーいっ」

…………はぁ。((そんなの見た目だけだろ、つまんない奴ら))
(珍しく食堂で昼食を食べていれば、自分のほうを見て黄色い声をあげている女子生徒達の声が耳に入り、小さくため息をつけばちらりと相手の方を向きいつもの営業スマイルを浮かべれば、心のなかでは悪態をついて)

【休憩時間あげ！(笑)落ち！】

〔学園/食堂〕

….…？
(きゃいきゃいと色めき立つ女の子達を不思議そうに眺め、視線を辿りその先の男を見ればなるほど！と頷き、まじまじと黒瀬を眺め)

王子かー
うん、確かにかっこいい。が！解せぬっ！みんなー！私にもきゃっきゃしてよー優しくするよ？ね？
(色めき立つ女の子達に近寄り1人を抱き寄せ頬を優しく撫でながら優しく微笑んでお馬鹿な発言を繰り広げ)

「えっ！あ……っその…」
「……あ、三年生の…;」

【あげ】

若菜結月(わかなゆづき)

年齢…17歳

性別…女

身長…168

体重…50

高等部2年

容姿…腰まで伸びるロングストレートで黒髪
いわゆり和美人の雰囲気をかもしだし
目鼻立ちはくっきりで
花魁化粧等が似合う
スラッと制服から伸びる手足は綺麗で巨乳モデル体型並
制服はスカート短めだが標準で着用している

性格…母親がサバサバしているせいか
本人もサバサバしていて見た目とは裏腹に姉御肌
自分が女だという事をあまり自覚しておらず寮内では刺激的な格好で歩く事もしばしば
それで寮内に住んでいる男達は裏で鼻血をだしているとかないとか
基本大ざっぱざっくばらんの性格のため片付けや掃除等が苦手でよく自分の回りが知らず知らず物が散乱している
そんな本人だが意外と情に脆い一面も…
教師の葉牙とは幼い頃から面倒を見てもらったていたからか懐いている

【若葉リセでこちらの確認お願いします！】

［寮/談話室］

…………はぁ
目立ちたくない
（ソファーに座って定期演奏会の為の譜面を製本しパラパラとめくって見ていれば自分のソロの部分が数多くあり部屋に一人きりなため周りを気にせず大きくため息を吐いて）

【ちょっと待機！】

〔寮/談話室〕
七島

へい、ベイビー
浮かない顔してどーしたんだい？
(遅い夕飯を終え食堂からの帰りに談話室に立ち寄るとため息を吐くタイミングで入室したようで、不思議そうに首を傾げたあと、某アニメの花○くん口調で話しかけ流れるように隣へと腰をかけ背もたれに腕をかけて)

［寮/談話室］

大路

ずばり、なんでもないでしょーう
（隣に座った相手を見ればパタンと譜面を閉じ右手の人差し指を立てながら非常にやる気のなさそうな顔と口調で某学級委員の真似をして）

〔寮/談話室〕
七島

ぶっ、似合わねぇ
(丸○くんの真似をする相手を前に吹き出し口元を押さえクックッと笑い、何もないと言われるとジッと見て)

そ？
まあ、何もないならいいけど
….…そういや部活、吹奏楽だっけ？

［寮/談話室］

大路

うん、吹奏楽
（所属する部活を尋ねられるとこくりと頷いてから答え携帯の振動を感じポケットから出して画面を確認すると立ち上がって相手へ断りを入れてから談話室から出て行き）

あ、ごめん
ちょっと行くね
おやすみー

【ごめん！落ちます>_<】

〔寮/談話室〕
七島

あ、うん？
おやすみー
(携帯を手に立ち上がり部屋から出て行く相手を目で追い、ひらひら手を振りながら電話かな？と、そのままソファでぼんやりし)

【またねー】

（寮/ランドリー）

………。
（衣類を乾燥機にかけている間椅子腰掛け仏頂面で単語帳を睨み付ける様に黙々と目を通していて。）

【あげてみたよ！】

[寮/ランドリー]

君島先輩

ふぁーあ…、ねむ。
(ここ何日か溜め込んでいた洗濯物を処理するためにランドリーへやってくれば、先客がいたようでペコリと頭を下げていつもの様に愛想よく笑顔を振りまけば)

あ、どうも。
えっと…君島先輩？だっけか。こんばんは。

【ちょい絡ませあげ】

（寮/ランドリー）

黒瀬

（ドアの開く音がして人の気配すれば顔上げ部活以外の下級生とは関わる機会が少ないのか名前が曖昧のまま声をかけられ一瞥するが胡散臭い笑みを見てけっとあまり面白くないのか再び視線を伏せて。）

おまえ昼間食堂にいただろ。

【ありがとん！！】

[寮/ランドリー]

君島先輩

…あらら、俺ってそんなに有名人でしたっけね
(目的である洗濯物を洗濯機の中へと放り込みスイッチを押せば、後ろから聞こえてきた言葉に少し予想外だったのかぴくりと反応するもまたいつもの余裕な笑みを浮かべればくるりと振り返りとぼけた様子で答えて)

先輩に知っててもらえて光栄だなー、ホント。感激。

〔寮/コインランドリー〕

all

～♪

はっ！！！
(乾燥機は止まったかとコインランドリーにやってくれば、昼間見かけた二年生のイケメンと同級生の爽やかイケメンにハッと目を輝かせ)

やーやー！
実に眼福ですなー

（寮/ランドリー）

黒瀬

女子がすげーうざかった。その顔やめろむかつくくそ。←
（噂はよく耳に入るのか本人は相手の顔だけは知っており、昼間食堂での女子たちの黄色い声を思い出せば眉間に皺を寄せ、憎たらしい程綺麗な笑みと棒読み気味の台詞に頭怒りマーク付けながら舌打ち混じりに言い放ち。）

（寮/ランドリー）

大路

…なんだおまえか。そういえば、おまえも昼間食堂いたよな。セクハラ紛いなことしてたけど、←

（再び扉開き目をやると面倒臭い同級生の登場に呆れた表情向け昼間の相手の言動思い出し無愛想に声をかけて。）

【わーい！！】

[寮/ランドリー]

大路先輩

………。
どうもこんばんはー先輩。発情期ですか？こんな時間に騒いじゃって。
(今までの静まっていたランドリーをひっくり返すような騒がしい登場の仕方をした相手に内心、なんか変なやつ来た。と思いつつもなんとかいつもの笑みを作り貼り付けてゆっくりと振り向けばわざと相手を煽るような言葉を返して)

【やったね！】

〔寮/コインランドリー〕
君島

え？
ああ！ナンパだよ！
可愛い女の子達に騒がれたくてさ！あ！みどりんも、私に黄色い声おげてもいいんだぜ？←

(無愛想に昼間セクハラ紛いな事をしていたと言われハテ？と、少し思い返し首を傾げ。思い出したと笑顔で返し乾燥機へと足を向けながら相手をバキュンっと指差し)

〔寮/コインランドリー〕
黒瀬

イケメンにはいつでも発情期だぜ☆昼間は王子王子って言われてたね！一瞬、私が呼ばれてると勘違いしちゃったよ！
(君島に続き相手にもバキュンっと指差しウィンクし、乾燥機を開けて中を確認しながら王子はあだ名かな？とへらへらし)

[寮/ランドリー]

君島先輩

ああなるってわかってるんで、普段は食堂には行かない様にしてるんですけどねー。
ほら。俺、顔が良いじゃないですか？
(昼間の食堂での出来事を思い出したのか一瞬困った様に眉毛を下げるも、すぐにまたいつもの調子に戻れば自分の顔を指差してにっこにっこと爽やかな笑顔を相手に向けて)

[寮/ランドリー]

大路先輩

あはは、なにこの人。すげー無駄にポジティブ思考。
(相手の独特のテンションと最後の勘違いな発言に思わずはっと鼻で笑えば笑顔でさらりと毒を吐き、得意の王子様スマイルを浮かべて相手に近寄れば閉じていた目をすっと開ければ相手を目を合わせるように下から覗き込み)

俺、王子って言われるのあんまり好きじゃないんだ。
だから名前で呼んでよ。センパイ？

〔寮/コインランドリー〕
黒瀬

人間明るく生きた方が楽しいからね！
(無駄にポジティブと言われちっちっと人差し指を振り笑い、置いておいた籠に乾いた洗濯物を力一杯突っ込んでいき)

え？下の名前は？あ！教えてくれなくても調べるからいいよ！
私は真尋！おおじまひろ
だよ！お好きにお呼びよ！

じゃ、また教室にでも遊びに行くね！おやすみプリンス！←
(王子呼びは好きじゃないと聞くと何故だろう？と首を傾げるもにっと笑い洗濯物の入った籠を抱え自分の名を名乗った後、投げキスをして退室していき)

（寮/ランドリー）

………。
（そろそろ乾いたであろう衣類取りに君島と入れ違いでやってくれば人がいると思っていなかったのか、先客のふたり視界に入りその場で足竦ませ。その内のひとりが黒瀬だと分かれば真顔でくるり素早く回れ右して部屋を出て行って。）

【絡ませあげおち！またね！（笑）】

〔寮/コインランドリー〕
吉岡

(黒瀬に投げキスをした後、籠を抱えコインランドリーから出て来ればコインランドリーから去る吉岡の姿が目に入り首を傾げ。)

そこのかわい子ちゃん
今から私の部屋で一緒に遊ばない？損はさせないよ！←
(と、背後からスタスタ近寄って肩をポンと叩き、なんてね。おやすみーっとヒラヒラ手を振り吉岡を追い越し去っていき)

【落ち】

[寮/ランドリー]

真尋先輩

……嵐かよ。
(マシンガンのようにペラペラとしゃべり続け、挙句の果てには勝手に名前を名乗って投げキッスをして走り去っていった相手の後ろ姿を呆然と眺めたあとぼそりと呟けば、誰もいないのを良いことにひとりでくつくつと笑い)

大路真尋、ね。面白い人発見っと。

【おやすみ！ありがとー！】

[寮/自室]

ふーここぐらいまでかな？(書類作成していたからか今では滅多に見れないシルバーフレームの眼鏡をかけておりパソコンをパタンと閉じれば体を伸ばしながら椅子から立ち上がりドアのほうに歩けば携帯の着信音が鳴り訝しげにワイシャツのポケットから携帯を取り出して液晶を見てふっと笑みを溢せば昔の友人で通話ボタンを押してイヤホンマイクを装着し接続して)

よぉ
久しぶりだな？
元気…そうだな
あぁこっちは相変わらずだ(イヤホンからも漏れそうなぐらいに元気の良い声が聞こえて静かに微笑めば近況の報告をしてきだした相手の話を大人しく聞いて)

あっそう
ふーん
んーんー(相槌を打ちながら自分の作業机に戻れば煙草の箱を取り中から一本出して手慣れた感じで煙草をくわえ火をつけて深く吸い紫煙を吐き出し話が止まらない相手に苦笑いしはじめて)

なぁ
お前寝なくていいのか？
明日もぐーたらしてっと怒られるぞ娘に…(ふっと腕時計の盤面が視線に入れば気になり相手の家事情も知っており心配して尋ねれば慌てだした相手が電話口で軽く愛してるよ、慧威ーと言ってきてなんとも言えない表情を一瞬するがすぐに愛おしげに低く掠れた甘い声で)

あぁ俺も愛してるよ
(囁いては通話終了ボタンを押して視線は天を仰ぎ目を瞑り髪をかきあげてはどことなく儚げで今にも消えて無くなりそうでその横のテーブルで煙草が落ちそうになってるのにも気づかず思案して)

【長文練習あげー】

〔学園/校舎裏〕

(校舎裏のコンクリートの段差に腰掛け、スマホから伸びるイヤフォンを耳に付け目を閉じ壁に寄りかかっていて)

八尋「やっぱりここに居た
……1限目からサボってたんだろ？そろそろ出なよ。」

……。

八尋「……。」

….……。

八尋「だあああああっ！」
(八尋の声は耳に届いていない様で眉を寄せブチッとイヤフォンを真尋の耳から引き抜き、耳元に顔を近づけ大声で叫びイヤフォンを投げつけ)

ーーーっ！？
っ、な！八尋なんだよっ！

八尋「……昼だぞ。ご飯行くよ」

あ…、そんな時間？気づかなかった

(キーンと耳の奥に響く大声にパッと目を見開き、八尋に気づくと怪訝そうにするも不貞腐れたような相手の言葉に苦笑いを浮かべ立ち上がり八尋についていくように食堂へと向かって)

【お昼のあげ】

[学園/中庭]

(スタスタと仕事を早く切り上げれば寮へ歩きその顔は寝不足で少し白く目の下にはうっすらクマが出来ておりそんな中三人の女の子が近寄ってきて)

女生徒A「あの、葉牙先生…好きです。付き合ってください！」

(生徒の一人がそう言えば堰を切ったように私も、私もと頬を赤らめながらいたいけな少女達が告白してきてそれを大人しく聞いてれば妖しく微笑んで)

お前らじゃ俺を満足させてくれないだろ？
俺絶倫らしいからさ(そう言えば女生徒達が色気に当てられ顔を真っ赤にして呆然と立ち尽くすのを見届けてそのまま寮に帰っていき)

【あげあげは】

〔中庭〕
葉牙先生

絶○ですって、やらしー
(3人の女の子達を残し寮に向かう相手の背後からぷぷっと口に手を当て茶化すように声をかけ、ちらっと立ち尽くす女の子達を見た後、ぱたぱたと相手を追い越すように少しかけて)

【あげ、絡ませw】

大路

[学園/中庭→寮]

っ！！！！(相手が背後から話しかけてくれば思わず後退りそうなぐらい驚き困惑してだが自分より前にかけていった相手に一瞬表情を曇らせれば笑って)

大路か

〔→寮/敷地内〕

葉牙先生

初めて人の告白見ちゃった。
かわいい子達だったけどよかったの？
(勿体無い。と、首を傾げ相手に向き直り後ろ向きで歩いて行き。ずったかばんを肩にかけ直しながらちらちらと葉牙の後ろを見て)

〔寮/敷地内→〕
葉牙先生

っと！
やばっ！今日から実装変わるんだ！ログインしなきゃ！

先生、お先っ！まったね～
(ハッと何か思い出したようで慌てだし、ひらひら手を振ると足早に寮内へと入って行き)

【また絡もう！御飯落ち】

〔学園/四階廊下〕

(トイレからの帰り自分の教室に向かい歩いており、ふと窓の外へ目を向けるとそよそよとそよ風に揺れる新緑の色と澄み渡った青空が目に入り小さくため息をつき)

これから暑くなるのか……やだなぁ。

【あげ待機】

［学園/四階廊下］

大路

夏は海ですなぁ
（突如相手の隣に現れれば気持ち良さそうに目を閉じて風を受けつつ暑いという言葉を聞いてか早々と次の季節の話をして）

〔学園/四階廊下〕
深町

Σ……っ？！
(突如として現れた相手の声が耳に入るとびくっと肩を揺らし目線の低い相手へ視線を向け、びっくりしたな…と内心思いながらじっと相手を見て)

……海…は嫌いじゃないかな。
深町、夏が似合うよね。

［学園/四階廊下］

大路

アイラブサマー！
ヘイヘイ！
夏いいよね！みんなで海行きたい！
（夏が似合うと言われれば嬉しそうにニヤニヤとし両手の拳を握って上下に動かしトントンと右足だけ軽く足踏みをして謎のダンスを踊り）

〔学園/四階廊下〕
深町

夏はやだ。暑いもん…
みんなで海か…俺パラソルの下で荷物番しとく。
(夏はいいよね！っと言われ首を横に振り少し不満そうに返し、謎の踊りを始めた相手を見て口元を綻ばせ)

…夏を呼ぶ舞か何か？

［学園/四階廊下］

大路

え、ダメだよ！泳ぐよ！
泳げないなら秋恵先生が教えてあげる！
（海に入る気のない相手に真面目な表情を向ければポンと肩に手を置いてニヤリと笑い、踊りを指摘されると何も考えずに踊ったため恥ずかしくなってきて視線を泳がせ）

いっ、意味はないの！いいの！

深町先輩

大路先輩

[学園/四階廊下]

(颯爽と長い髪を揺らしながら歩けば髪を耳にかけては前方に二人の先輩を見つけてうっすらと笑みを浮かべ二人の前で立ち止まりペコリと頭を下げて)

先輩方こんにちは

［学園/四階廊下］

若菜

あ、ヤッホー
（相手に気付くとへらへらと何も考えて無さそうに笑いながら右手を相手に向けてヒラヒラと振り）

〔学園/四階廊下〕
深町

いや、泳げるよ。水を得た魚のようだよ！だけど泳がない。人がいるとこは泳がない←
(肩に手を置きニヤリと笑う相手にムッと言い返し、額に軽く当てるようにチョップを繰り出し。恥ずかしさに目を泳がす相手にぷっと吹き出して)

若菜

……ん？
ああ、こんちゃ
(長い黒髪をさらりと揺らしやってきた相手の挨拶が耳に入ると深町にチョップを繰り出しながらそちらへ視線を向け、首を傾げるもぺこりと会釈し挨拶を返し)

深町先輩

[学園/四階廊下]

先輩っていつも明るいですよね
羨ましいです(ｸｽﾘと上品に笑みを溢せば首を傾げてそういえばと思い)

先輩方はこちらで何していらっしゃるのですか？(この廊下に二人で談笑していたのは分かるが何か用があるのかと思い問いかけてみて)

［学園/四階廊下］

大路

あ、絶対泳げないやつだ
こうやってレクチャーしてあげるよ！
（いててとチョップを受けた頭をさすれば相手の両手を取ってにんまりと笑い、相手に笑われると眉を寄せて口を尖らせ）

なに笑ってんのさー

［学園/四階廊下］

若菜

毎日楽しいからね！
（自分のことを褒められると少し照れくさくなってへへっと歯を見せて笑いなにをしていたかと問われるとぐっと右手の親指を立てて答え）

夏の予定について！

大路先輩

[学園/四階廊下]

えぇ、
…ところで女性の頭をそんなに叩いては良くないかと(深町先輩に対して乱暴な扱いをしている相手を見ては悲しげにするがすぐにキッとした目になり)

それで被害届け出されたら先輩負けますよ？

深町先輩

[学園/四階廊下]

そうだったのですか
先輩は何か予定あるんですか？(ニコニコ笑う相手につられてこちらもニコッとし夏の予定と聞けばあぁーと納得した様子でところでと続ければ相手が大路先輩にチョップされてるのを見れば心配そうにし)

痛くないですか？
大丈夫ですか？

〔学園/四階廊下〕
深町

……やだ！
(両手を取りにんまりと笑う相手を見て、悪い話ではない….だけどっと少し考えてみるも相手からプイッと顔をそらし返して)

ん？
恥ずかしがる深町可愛いなーって←

〔学園/四階廊下〕
若菜

え？
……ああ、うん。ごめん。
(キッと鋭い視線を向けられると深町の額から手を退かし、力入って無いんだけどなと内心思いながら素直に謝って)

傷害罪？
……その時は刑に服すよ？仕方ないし←

大路

[学園/四階廊下]

いぇ
男性が女性に対して暴力振るうとこを見るのは好まないので先輩に対して失礼かとは思いましたがすみません(相手が素直に謝りもう一人の先輩から手を離してくれればこちらも素直に謝罪して)

いぇ私は被害者ではないですし
深町先輩が大丈夫であればいいとは思いますが

［学園/四階廊下］

若菜

まだないけど、みんなで海行きたいねーって！
（大路の両手を取りゆらゆらと左右に揺らしながら答え頭の心配をされるとそんな大事だとは思っていなかったためきょとんとして）

え？全然大丈夫だよ
心配しすぎー！

大路

いいじゃんいいじゃん
けってーい！今年は脱金槌くん！
（楽しそうに相手と繋いだままの両手を左右にゆらゆらと揺らしながら喋り、可愛いと言われると言われ慣れていないためピタッと動きを止めて）

な？なな！？

深町先輩

[学園/四階廊下]

海ですか…クラゲとか怖いですよね(気持ち悪いしと続ければ思い出したのか首をフルフルとさせて嫌々をし)

そうですか
早とちりしてしまってすみません
まさかお邪魔でした？
深町先輩と大路先輩って付き合ってたんですね(頭を叩かせるなんて信頼関係がないと出来ないと話が大きくなり勘違いをして)

〔学園/四階廊下〕
若菜

んー
深町なら気にしないと思うけど
若菜が謝ること無いよ。俺の行動が軽率だったんだし……
優しいね。
(相手から謝罪を聞けば眉尻を下げ柔らかく微笑み、深町に両手を取られたまま気にし無いようにと声をかけ)

［学園/四階廊下］

若菜

早めに行けばクラゲいないよ！
大丈夫大丈夫！
（自信有り気に背筋をピンと伸ばせばガッツポーズをして言えば若菜ちゃんも行こうねと首を少し横に倒しながら誘って）

えぇぇ！？
付き合って無いよ！
（大路と付き合っているという勘違いをされれば七島以外とそんなことを言われたことが無かったちめ目を丸くして驚けばケラケラと笑って否定し）

大路先輩

[学園/四階廊下]

余程お互いに気を許してるんだなと思いました
付き合ってるなんて羨ましいです！(深町先輩にも同じような事を言えば相手にも言って何故かこちらが頬を赤くさせキャーと言っては嬉しそうで)

〔学園/四階廊下〕
深町

……金槌じゃないってほんと
….水着にはならないからね←
(楽しそうにする相手に眉をひそめるも仕方ないなと、小さくため息をつき行ってもいいよと続け。ぴたりと動きを止め動揺したような声に首を傾げ)

ん？どした？

深町先輩

[学園/四階廊下]

水着…着るんですよね？(早く行けばと聞き少しホッとして今度はハッとして恐る恐る相手に聞いて)

いぇ大丈夫です
わかってますから！
いやぁん羨ましいー(自分の頬に手を当てて興奮しはじめ今にも跳び跳ねそうなぐらいで)

〔学園/四階廊下〕
若菜

………？
え、付き合ってる？
(頬を赤らめ嬉しそうにする相手からの言葉にきょとんと首を傾げ、不思議そうに聞き返し深町と相手を交互に見て)

ん？誰が？←

［学園/四階廊下］

大路

水着じゃないとだめだよ！
みんな水着だよ！一人だけ浮いちゃう！
（海に行ったら水着は当たり前でしょと言わんばかりに真面目な顔をし相手が周りから浮いてしまうことを本気で心配して、相手の反応から可愛いと言ったのは冗談だったのかと思えば急に恥ずかしくなり赤くなった顔を下を向いて隠し）

なんでもない！

〔学園/四階廊下〕
深町

浮いてもいい
だから、水着にはならない！断固としてっ！←
(本気で心配する相手を前にしても意地を張るようにふるふると首を横に振り、そこだけは譲らないと主張して。俯いてしまった相手をきょとんとした表情で見つめ、ぽんと頭部に軽く触れ)

え？
気分悪いの？

大路先輩

[学園/四階廊下]

え？それは…勿論
大路先輩と深町先輩ですよー
恋人同士の蜜月を邪魔してごめんなさい！(首を傾げてキョトンとこちらも不思議そうに見返して考えはどんどん飛躍しキャッキャッと嬉しそうにすればハッとして恐る恐る相手に謝罪しながら見て)

〔学園/四階廊下〕
若菜

……？
(深町と自分が？と、相手の言葉を耳にしても未だ理解が追いついていないようできょとんとし続け、突然ハッと謝罪をする相手にようやく理解したようでぷふっ！と、盛大に吹き出し)

勘違いだよ？それ
俺、彼女いない。深町は知らないけど

大路先輩

[学園/四階廊下]

えっと…もしかして付き合ってるの秘密でした？
すみません
でももう見てしまったので記憶は消せないです
はい、すみません(プフッと相手が吹き出せばますます不思議げに見ては否定するような相手の言葉で間違った方に解釈をしてはあわあわとしながら相手に謝れば髪が思いっきりバサッといいながら頭を下げて)

〔学園/四階廊下〕

若菜

….…うん。
秘密だから、そっとしといてね？←
(さらに勘違いが進む相手に少し諦めたようで、面倒くさくなったのか固定するように返しばさりと髪を勢いよく振り頭を下げた相手をじっと見つめ)

貞子…
….…と、引き換えに若菜の秘密教えてよ←

大路先輩

[学園/四階廊下]

はい！任せてください！(言わない自信があるのか胸に手を当ててそう言い切ればガバッと頭を上げてそれは恐ろしい姿になっていて貞子と言われて自分のスカートをめくって下着が見えるか見えないかのギリギリラインまでスカートの裾を上げれば手を入れてゴソゴソと内腿に巻き付けてあるベルトに何やら一杯小道具がありその中から鏡を出して)

みっともない姿をお見せしてすみません
秘密…ですか…人の秘密は一杯知っているのですが自分のとなるとーうーん
そうですね！あれです！
胸がまた大きくなってGカップになりました！

〔学園/四階廊下〕
若菜

うん。ありがとう。
….…
(相手の無防備な姿を目の当たりにし、目の置き場に困ったのか苦笑いを浮かべながら顔をそらし)

….…G…
(予想の斜め上から降ってきた相手の秘密に対する返答に眉を寄せ、復唱しながらチラリと目線が胸を捉えハッと慌てて目をそらし少し頬を赤らめ)

あ、あーそうなんだ。
うん、そういうことじゃないけど、うん。そっか←

大路先輩

[学園/四階廊下]

(相手の反応等気にせずにそのまま目的のものを取ったからスカートを下ろしては鏡をパカッとあけて指で髪の毛を整えはじめ)

はい！Gです
もうどんどんと大きくなっちゃって嫌なんですよー(にゃははと笑って見せれば自分の唇に人差し指を当てて色香が漂うかに笑み)

先輩しか知らないので
私と先輩のひ、み、つ！ですよ？

［学園/四階廊下］

若菜

うん、着るよ？
（相手の様子に反してにっこり微笑めばパチパチと瞬きをしながら答え、興奮し始めた相手に両手を向けて制しながら必死に否定して）

ほんとに！ほんとに違うの！
私も彼氏いない！

大路

なんでー？
なんで嫌なのー？？
（相手がそんなにも拒否する理由がわからず眉を下げて少し拗ねたような顔をして尋ね頭に手を乗せられればチラッと相手に視線を送って）

ちがーう！
もう気にしないでクダサイ！

【超遅くなったーーT_T】

〔学園/四階廊下〕
若菜

….…う、うん。
(胸が大きいのは周知の事実だし、見る人が見ればいい当てられそうだなと思いながらも、恥ずかし気もない様子の相手に困惑しつつ頷いて)

真尋の前では胸の話はやめたげてね←

深町先輩

[学園/四階廊下]

うー
水着苦手なんですよ
中々合うサイズがなくて(眉尻下げながら微笑んでる相手を見れば大路先輩を指さし)

大路先輩は認めましたよ？
恥ずかしがる事ないですよー
秘密にしますし(諦めてそういう事にした大路先輩を指さしたまま胸を張って大丈夫です！と言って)

［学園/四階廊下］

若菜

確かにそれは死活問題！
若菜ちゃん、海外のやつとか似合いそう！
（ハッとして相手の胸を見た後眉間に力を入れて考えれば自分なりに解決策を見つけて提案し、焦りながら若菜と大路を交互に見れば困った顔をし）

え？？？ええ？？？
ほんと大路のこと好きな子に怒られるってばぁー

大路先輩

[学園/四階廊下]

(相手の考えてる事等露知らず鏡で髪の毛を整えれば最終チェックをしてよし！と小さく呟いて)

真尋さん…あっ！真尋先輩ですね？
楽しい人ですよね！
なんでですか？(真尋と聞けば記憶を辿り噂を聞いた事あるのか喋った事はなく疑問点を口にして)

〔学園/四階廊下〕
深町

……秘密。
(色白ガリガリな体型を見られたくないなんて言えるわけがないと拗ねる相手からバッと顔をそらし、チラリと目線を向け不満気な返答をされればきょとんとするも、ハイハイと諦めたように頷いて)

［学園/四階廊下］

大路

ええーーーー！？！？
気になる！気になるから海行こ！プールでもいいよ！流れよう！
（秘密と言われればどうしても知りたくなり相手の腕を掴めば前後に思い切りガンガン揺すって駄々をこね）

〔学園/四階廊下〕
若菜

単なる馬鹿なだけだよ。
……意外と気にしてるんだよ、胸。
(相手の言葉に苦笑いで返し、自分の胸を指差しあまり変わらないんだ俺と、と小さく続け。哀れんだような表情を浮かべて)

深町先輩

[学園/四階廊下]

そうなんですよ…
海外のは綺麗目なのが多くて可愛らしいといったら日本なんですよ
可愛らしい水着が来たくて(眉尻を下げながら相手に名案を言われるが首を横にふり否定して)

ん？
でも大路先輩は深町先輩が好きで、深町先輩は大路先輩好きなんですよね？
だったら言いたい人には言わせればいいし怒る人はシカトしていいと思います(怒られると言われればキョトンとして更に勘違いに気づかずそのま突っ走るかのように拳を握りしめまくし立てて)

大路先輩

[学園/四階廊下]

あっ…そうですよね
そういう事が悩みな人もいますし
そんな人の前で言ったら無神経ですもんね
ご忠告ありがとうございます(思いつきもしなかったのかあっと気まずそうにしては耳に再度髪の毛をかけては丁寧にお辞儀をしてお礼を言って)

気を付けますね

〔学園/四階廊下〕
深町

う、あ、ちょ！
………ぷ、プールは
塩素がちょっとアレルギーだから
(ガンガンと揺らされると眉をひそめ、アレルギーでは無いがプールでは服を着ていれないためありもしない嘘を言ってあからさまに吃り、目を逸らして)

［学園/四階廊下］

若菜

若菜ちゃんスタイル良いから綺麗なのすっごい似合うよ！
あたしなんかちんちくりんだから何着ても小学生みたいになるよー！
（後輩相手にも関わらず目を輝かせ憧れの視線を送ったあと自分の身体を見て豪快に笑い、盛大な勘違いをしている相手を前にして段々泣き出しそうな表情をしながらも真面目な性格なためうやむやには出来ず手のひらを顔の前で合わせてお願いし）

ほんっとに信じて！
違うの！好きな人も今まで一回も出来たことないの！

［学園/四階廊下］

大路

え！アレルギーなの！？
塩？塩入ってると食べられ無いの？
（アレルギーという言葉を聞けば揺らすのをやめ、あからさまな嘘であることに気付かずすっかり信じ込んで心配そうな表情で相手の顔を覗き込み）

〔学園/四階廊下〕
若菜

俺が言ったって内緒ね？
それと、ごめん。
深町と俺ほんとは付き合ってないんだ…、さっきのは嘘。
俺実は他に彼女いるから
(礼を言われるとクスッと笑い人差し指を自分の唇に当て、内緒にして欲しいと伝え。深町と相手のやりとりに深町が不憫に思え困ったように笑い。)

深町先輩

[学園/四階廊下]

妥協するしかないですかね…
でも水着着れないよりはマシですもんね！(少しふっ切れたのかそうしてみますと相手に告げれば段段と相手の表情が曇りはじめて言われた言葉に嘘をついてるようには見えなくなってきて首を傾げて)

え？えっ？じゃあ本当に付き合ってないんですか？でも、…大路先輩が…

大路先輩

[学園/四階廊下]

はい……(そう答えては少しずつ状況がわかってきたのか深町の真剣な否定と相手の言葉でに自分の勘違いだったのかと気付きはじめ恥ずかすぎて俯きはじめ涙が溢れそうになり沈黙になってしまい)

［学園/四階廊下］

若菜

そうそう！
似合うの着るのが一番！
（ふっきれた様子の相手に満面の笑みを送ればうんうんと力強く頷き、相手の確認にここぞとばかりに一歩近付き肯定しまくり）

そう！そうそう！
そうなの！絶対付き合ってないの！フリーです！あたしフリーなんです！！

〔学園/四階廊下〕
若菜

….…ごめんね。
俺が嘘言ってからかったせいで
(相手が返答ど黙り込み俯いてしまったのをじっと見つめ、困ったように眉尻を下げそろっと優しく頭を撫でて謝り)

深町先輩

[学園/四階廊下]

そう、だったんですか…

それは……すみ、ま…せんでした…(相手と再度否定した大路先輩の言葉にやっと状況を理解して自分が恥ずかしくなってしまい段段と涙声で謝罪しては俯き時折鼻をすする音が廊下に響き)

大路先輩

[学園/四階廊下]

いぇ、…あ、あ、あたしが…いけないです
すみません…(優しい相手の言葉と手のひらに遂には涙がバラッボロ出てしまい相手の手を避けるため一歩後ろに下がり)

本当にすみませんでした！！(恥ずかしさに耐えきれなくなりそのままくるっと方向転換すれば走っていき)