私立織愛学園＊81

[寮/食堂]

吉岡くん

･･････だ、だい、きらい･･････
(今までの人生でその言葉を直接はっきりと言われたことが無かったので相当なショックだったのか、相手から言われた言葉を繰り返し呟いて)

ご･･･ごめんよ。で、でも！わ、わたしはどっちかっていうと吉岡君のこと大好きだもんね！！！
(怒りを露にしている相手に少ししゅんとして小さく謝罪すれば、先ほどのショックからまだ立ち直れていないのか唐突に相手に張り合うように大きな声で告白まがいなことを言い出して)

〔寮/談話室〕
葉牙先生

….…。
(ハンカチを返された後、頭を撫でられ優しい微笑みを浮かべこちらを見る相手を見つめ、ぷるぷると肩を震わし体を捻り背もたれにがばりとしがみ付いたあとダンっと、力一杯叩き)

イケメンかっ！←

大路

[寮/談話室]

は？(いきなり突拍子もない所からの言葉と叩きについていけず目を細めて訝しげに相手を見て)

とうとう出血が酷すぎて頭イカれたか？
病院行くか？(あまりにも理解出来ず心配になって相手に聞いてみて)

（寮/食堂）

天草

…ちょっと！…声がでかいな、何時だと思ってるの。あと気持ち悪い。←
（大ダメージを受けた相手を大して気にもせずそっちのけで食事を黙々と進めていたが、突然の大声にびくっと肩揺らしそちら見て、呆れたように言うが、少し考え込んだ後言いづらそうにぼそり呟いて。）

嘘だよ、本当に嫌いだったら、こんな風に話したりしない、から。

〔寮/談話室〕
葉牙先生

大丈夫！私は、正常！
(病院行くか？と、言われりと相手の顔の前に手のひらを出し正面に向き直ると大丈夫だと返答し、濡れた床を拭かねばとティッシュを手にとって)

先生ってさ
彼女何人いるの？

大路

[寮/談話室]

？？(大丈夫と言われれば首を傾げるがそれ以上は突っ込まず相手がティッシュで床を拭きはじめれば少しその水溜まりになってる場所から離れて足をあげて靴下を脱ぎ彼女と言われれば目線をしたにし)

今はいないよ
それに俺そんなにとっかえひっかえ23の時からしてねーよ(片方の靴下を脱げばもう片方の足に手を伸ばし)

[寮/食堂]

吉岡君

･･･！
うふ、うふふふふ！そっかー！嫌いじゃないのかー！うへへ
(気持ち悪いと言われたことにはさほど気にせずスルーすれば、そのあとに続いた予想外の言葉に目をぱちくりとさせれば先程までの落ち込みはどうしたのかというくらいのにやけ面で嬉しそうに相手の言葉を繰り返し呟いて)

あ、でもあれね！さっきの本当だからね！私、嘘つかないから
(先ほどの告白まがいなセリフを思い出せば、ぱくぱくとハンバーグを口に運びながら恥ずかし気もなくそう言い放ち)

〔寮/談話室〕
葉牙先生

へぇ
じゃあ、先生は一途なタイプなんだ？なんか意外！
(靴下を脱ぎながらの相手から返ってきた答えに、少し目を丸くするもふふっと小さく笑い床をティッシュでどんどん拭いて行き)

あ！先生…
ちょっとソファ持って！下まで濡れてる
(粗方拭き終わったがちょいちょいと手招きをして)

大路

[寮/談話室]

意外、か…
だから俺はもう恋愛はしないんだ
俺に惚れても無駄だからな？(靴下を脱ぎ終われば先に相手に牽制をするかのように言っては相手の座っていたソファーに近寄って)

よっと
こんなもん？(ソファーを軽々と持ち上げればそのまま少し後ろに下がって相手が拭くのを待ち)

（寮/食堂）→

天草

好きでもないけどね。←
（こちらの言葉を嬉しそうに受け止める相手にほんの少しだけ表情綻ばせるがすぐにぴしゃり言葉被せるように言い放てば箸を進めていって、完食して。ごちそうさまでしたと始めと同じように小さく合掌すると食事中の相手残し席を立ち一言声をかけてすたすたと返却口へ歩いて行って。）

そういうことは誰彼構わず言うものじゃないよ、じゃあ、先に行くから、おやすみなさい。

【落ちます！！！ありがとう！！！】