私立織愛学園☆70

[寮/談話室]

→なっちゃん

うん、そうだよ。
Ｃくみの久条鈴でーす！

(嬉しそうな表情を浮かばせ元気よく名前を述べると"よろしくね"と付け足し、机に置かれた短冊とシャーペンを早速手にとってソファーに座り下唇を軽く噛みながら天井を見上げて考え)

う～ん…何がいいかな………、
なっちゃんは決まってる？

【談話室】

≫久条

そうだよな、凄え目立つから分かった。あたしは榊な。

(嬉しそうな様子を不思議そうに見た後に目立つ髪色を示しつつ僅かに安堵すると自分も名字のみを教え付け足しに対しては相槌を打って応じ、自分も続いてソファーに腰掛けると横から覗き)

どうだろ、二つほどあるし未だ決まってないな…。まあ適当に書いたら良いんじゃねえか？

[寮/談話室]

→なっちゃん

榊千夏ちゃんでしょ、知ってるよ！

(再び隣に来た相手に目を移しそう返せば髪を示されたことに首を傾げ"そんなに目立つかな？"と問いかけて微笑むが、次の言葉を聞くと今度は首を左右にふるふると振り頬を膨らませ)

テキトーなんてだめぇっ！！
ちゃんと書かないと織姫さまと彦星さまに怒られちゃうよ！

【談話室】

≫久条

まあ同じ学年だしな、大体は覚えてるもんか。……目立つっつうか個性的、似合ってるから違和感は無えけど。

(不意に勝手に相手の毛先を触れば思った事をそのまま伝えつつ視線を相手に向けて、膨らむ頬と台詞を聞いては思わず笑いが溢れるものの可愛いなどと思うと笑みを浮かべ頭をポンポン叩きながら/←/夢の無い事を呟き)

ごめんごめん、ちゃんと考えるって。
…織姫と彦星、一年に一度会う位で満足出来んのかな。普通気持ち冷めるだろ。←

[寮/談話室]

→なっちゃん

かっこいいお兄ちゃんいるよね？
…ふふ、ありがと！

(似合っていると言われ素直に喜ぶとにこにこ笑えばシャーペンを置いて両手で短冊を持ち再びうーんと唸り、夢の無い言葉が耳に入るとじろりと相手を睨んでみせ)

冷めないもん！本当に好きなら、ずっとずっと待てるもん！

【談話室】

≫久条

…格好良くはねえけど一応居る。知ってんのか？

(兄の話題が出ると相手の髪から手を離してから複雑そうに眉を寄せつつ首を傾けて、続いて睨まれてしまえば眉を下げて落ち着かせるように肩を軽く叩き付け)

あたしはそう言うの分からねえから思っただけだし、深い意味は無えよ。…あんたはずっと待てるような相手居んのか？

[寮/談話室]

→なっちゃん

前にお話したことあるの。でもちょっと怖かったな、

(短冊を置いてへへと頬を指で掻いて相手の複雑そうな表情にも気づかず単純にそう答え、次に問いかけられたことに関しては"えっ"と少し驚いた顔をし)

そんな人いないよ鈴！

【談話室】

≫久条

……………、…
怖いってまさか…彼奴に何かされた？

(会ったと聞けば"へえ"と声を漏らすものの続いた怖いと言う言葉を聞けば何やら勘違いしたらしくあからさまに表情が変わり声色低く問い掛け、返答を聞けば短冊をちらっと見て)

そっか、何か分かってるような言い方だったからさ。じゃあメルヘンなだけなんだな。←

[寮/談話室]

→なっちゃん

そ、そんな顔しないでよう！

(いきなり変わった表情を見て焦り困ったように眉を下げてそう返し、次の言葉はよく理解できないのか(←)ぽかんとして聞いていると"あ！"と閃きシャーペンを手に取りカチカチと芯を出して短冊に書き込み始め)

【談話室】

≫久条

……いや、怖いって言ってたし彼奴節操無しだから何かあったのかなって。悪い。

(焦られてしまうとふと我に返り調子を普段通りに戻せば深い溜め息を零し深く眉を寄せながらも謝罪を入れて、理解出来なさそうにポカンとする様子を見ると小さく噴き出すが/←/短冊に何を書くのかを眺めるよう横から覗き込み)