私立織愛学園☆70

【玲奈部屋】

≫玲奈

そんな事ないよ、俺が惚れた女なんだから。

(背けられる視線を目で追うもこちらを向かせる事はせずにいて、自分も珈琲を一口喉へと流し込むなり先ほどから欠伸ばかりの様子を見て気になったのか問い掛けて)

眠いんだろ。…もう寝る？眠るまでは居るから。

<自室>

千尋

…恥ずかしいからもうこの話おしまいね←
(相手を見ると困ったように眉を下げ眠いのかと聞かれると小さく頷き)

眠いんだけど…、せっかく会えたのに寝ちゃったらもったいないって思って。

【玲奈部屋】

≫玲奈

はいはい、…相変わらず照れ屋だなァ。

(困ったようにされては話しを終わらせるが余計な一言を残し軽くからかいように呟いて、続く言葉は矢張り嬉しく思い一瞬だけ視線を反らすが安堵させるように)

…可愛い事言っちゃって、暫くは休暇だし稽古もないから呼んでくれたらいつでも会えるよ。だから無理はしないで。

<自室>

千尋

んー…、
ごめん駄目、眠さが限界。
(目を擦ると再び欠伸をして布団に潜り込み、無意識に相手の服の裾を掴むと(←)目を閉じ静かに寝息をたて)

【長時間ありがとう(´∀｀)
落ちﾉｼ】

【玲奈部屋】

≫玲奈

ッと、…無理しなくて良いのに。
(布団に潜り込む様子を眺めるも服の裾を掴まれては身動きが取れず一瞬目を見張るが、小さく笑みを溢せば暫し寝顔を好き勝手眺め←)

【こちらこそ有り難う☆又ね(^q^)ﾉｼ】

〈寮/屋上〉

(ガッシャンと勢いよくフェンスにもたれかかり、はぁっと小さくため息を吐きながら空を見上げ)

………もう、一年か

【あげ】

[寮/→談話室]

さーさーのはーさ～らさら～…♪

(談話室に調子外れな歌を口ずさみながら楽し気な表情で入ってくれば、短冊が飾ってあるのを発見し駆け寄って書かれてある願い事を興味深そうに見た後窓の外へ目を移し空の様子をうかがい)

織姫さまと彦星さま、会えたのかなぁ。

【あげ(^p^)】

【→談話室】

≫久条

(担任に渡された何枚もの短冊とシャーペンを持って談話室に赴けば派手なピンク頭が目に入り、同級生だと分かるとおもむろにそちらへと歩み寄って短冊に目を通しつついきなり問い掛けて)

…あんたも書きてえか？短冊。

【絡ませ＼(^o^)／】

[寮/談話室]

→なっちゃん

……………！？

(いきなり声をかけられ驚いて声のする方を探せば同級生の姿を見つけ、てとてとと歩み寄り相手の手の中にある何枚もの短冊をじっと見つめてから顔を上げ)

…お願いすることいっぱいあるの？

【談話室】

≫久条

……久条、だったか？

(適当に机を引っ張り笹の近くに短冊とシャーペンを置けば目立つ為名字は覚えているものの一応確認し、こちらも僅かに視線を下げて相手を見つつ)

違う違う、これ持って行ってくれって頼まれたんだよ。だからあたしのじゃねえしあんたも書いて良いらしいよ。