>>847【続き】
年の瀬迫る2018年12月の東京・多摩地区と思わしき、でも日本のどこにでもあるような、ごく普通の家庭の朝の風景が映し出される。普通のサラリーマン家庭・生田家が住む新築一戸建て。主人公・浩介はまるでテレビドラマに出てくるようなマイホーム生活に秘かに憧れていた。
しかし「ダイニングテーブルの生活感問題」「ソファーもほぼ死んでいる問題」「毎朝フレッシュジュースを作る筈のジューサーが使われない問題」など、小さいけれど気になる人にはとっても気になる「家庭の問題」など、どんな家族の朝の時間にもある「あるある」を、独特のユーモア感覚で描き出していく。