相手が既婚者であると知りながら交際を続け、勤務日の休憩中などに、交番で不適切な行為をしたとして、愛媛県警は、警察官２人を懲戒処分にしました。

愛媛県警によりますと、停職や減給の懲戒処分を受けたのは、愛媛県内の警察署の地域課に勤務する３０代で既婚の巡査部長の男性と、２０代の巡査の女性の２人です。

処分を受けた２人は、上司と部下の関係で、去年９月ごろから、今年３月ごろまでの間、巡査部長の男性が既婚者にも関わらず不適切な交際をしていたということです。

さらに、交際期間中、勤務中の休憩時間などに、交番や警察署内の休憩室などで、不適切な行為を複数回行ったということです。

女性の巡査が、上司に相談したことから発覚しました。

女性の巡査は、同じ時期に、ほかの既婚者の男性とも不適切な交際をしていたということで、８日付けで依願退職しました。

男性の巡査部長は、巡査長に自主降任したということです。

愛媛県警は、「県民の皆様に深くおわび申し上げます。再発防止と信頼回復に努めます」とコメントしています。

交番で蛮行に及んだと