【ネタ板に住まう者達】

【プロローグ】
～ネタ板宮殿内部～

ゆいたω は宮殿の廊下に居た。
視認はできないが、ゆいたωが居る場所からさらに奥から会話が微かに聞き取れた。

ゆいたωは、声色から、なにかしら良からぬ事を話していた事を察し、
無意識のまま廊下で立ち止まり会話を聞いてしまった。

カオス「今のところ、決行の時期は変更無しだ。」

船橋「早過ぎないか？」

カオス「いや、タイミングさえ誤らなければ、早いにこしたことはない。」

船橋「大仕事だからな」

ゆいたωは、身を隠したわけではないが、二人からは死角にあたる場所で、不安を感じつつも二人の会話を聞いていた。

ゆいたωが聞いた会話は3分にも満たないものだったが、内容は充分に理解した。

どうやら
カオスと船橋は、ネタ板に何かしらの攻撃を仕掛けるということだけは明らかな内容だった・・・

と、
その宮殿には不釣り合いであろうかと思わせる金魚鉢が廊下の要所々々に配置されていることに気付いた者が呟いた。

ゆいたω は二人の計画に恐怖した。

聞き取れたわずかな会話から確信できた事は、
二人はネタ板を攻撃する事。
巨城であるネタ板を攻撃する前に、【話し合い板１】と【話し合い板２】を攻撃し、ネタ板攻撃への足掛かりにする事。

この二点であった。

ゆいたωは話し合い２板に住まう者。

ゆいたω「（なんて事・・話し合い２を攻める計画・・・）」

ゆいたωは来た道を引き返し、話し合い２板へと歩んだ。

古くからの旧友であり、ゆいたωの姉の様な存在であったドドイツに相談をする為である。

混沌と無秩序。
現在のC-boxでの現状である。

ゆいたωが独りで話し合い２へと帰るには、ひと月はかかる道程である。
ゆいたωにとって、話し合い２板に帰る事は、容易な事ではない。

ゆいたωはネタ板でスレを開いた。
とりあえず、スレを開いた。

サイババ「おっゆいたωじゃないか！」

～どうでも良い事を報告するスレ～

ゆいたωはホッとし、安堵した。
見慣れた顔であるサイババ氏に会えたからである。

ゆいたωは、あらゆる事を考えた結果、多くを語らないことにした。

それでいて、
早急に話し合い２板に帰り、ドドイツに会いたい事だけを要点として伝え、【どうでも良い事を報告するスレ】に居た者達に助けを求めた。

ゆいたω「急いでドドイツ様に伝えなければならない事があります･･･」

サイババ「話し合い２か･･･事情がありそうだな。」

ロバ☆パン「関わらない方がいいぞ」

サイババ「なぜ？」

ロバ☆パン「そいつが会いたがっているドドイツってのは【話し合い２】の正統な後継者だ。ゴタゴタに巻き込まれるのがオチよ」

サイババ「それでも、俺は手を貸すぜ？他の皆も手を貸すと思うがな」

卑猥「いいぜ。行こう。」

ぴちン「俺も行くよ。」

ロバ☆パン「バカ共ばっかだな」

sage嬢「オヤジさ、ネタ板に毎日来てた猛者だよな？経験もハンパない。ここに居るみんな知ってる。
その経験力は、話し合い２へゆいたωを安全に帰すのに使えるだろ？アタシからも頼むよ。」

ロバ☆パン「・・・。協力しろか･･･俺は只では動かないからな？」

sage嬢「ワルサーと穴と棒にシルバーギャルの女画像を用意させとくよ」

ロバ☆パン「・・・よかろう」

ネタ板の暖かさを初めて知り、
ゆいたωの瞳からは、自然と涙がこぼれ落ちた。

～ネタ板～

卑猥「話し合い２に行くとか楽勝だろwww」

ぴちン「余裕だよなwww」
サイババ「いや、そうでもない。」

ロバ☆パン「賢いな。そうだ、決して話し合い２への道程は容易なものではない。」

卑猥「【あざらし板】のことか？」

ぴちン「あそこ人なんか居ないだろ？」

サイババ「居るんだよ。廃墟と変わり果てたあざらし板に好んで巣くう輩がな。」

ロバ☆パン「あえてあざらし板に住まう選択をする者。ただ者ではない。手強いぞ？」

ぴちン「あの荒廃したあざらしに人が居るなんて･･･」

卑猥「ゆいたωは独りでネタ板に来たの？」

ゆいたω「はい。来るときは急ぎではなかったので、独りで来れました。」

卑猥「まあ、ゆいたωがネタ板に独りで来れるくらいだし？」

ぴちン「おまえwww 一番最初に死にそうだよなwwwww」

【旅立ち直前】
～ネタ板～

ぴちン「最後にネタ板でレスした事なに？」

ゆいたω「「ゆいたωだきどww」」

ぴちン「あれか」

卑猥「「しゃぶってはよしろ」」

ぴちン「うゎぁ･･･」

サイババ「「おっぱい」」

ぴちン「なんか慣れてきた･･」

ロバ☆パン「「胸が平らなオチンチンが生えてる女性が大好きです
その次に好きなのゎ…９歳～１０歳くらいの胸が膨らみ始める寸前で･･･」」

ぴちン「それ分かるから、全部言わなくていいよ」