優勝候補の東海大相模（神奈川）は戦後最長９年連続出場の聖光学院を圧倒し、３回戦に進んだ。

　初回２死から３番・杉崎成輝内野手（３年）が左越え二塁打で出塁すると、４番・豊田寛外野手（３年）がしぶとく中前に運ぶ先制打。さらに磯網栄登内野手（３年）、長倉蓮捕手（３年）が適時二塁打を放ち、一挙４点を奪った。

　三回も２死走者なしから、磯網が左翼線二塁打で出塁。竹内大貴外野手（３年）が中前に落ちる適時二塁打、長倉が左前へ適時打を放ち２点を加えた。

　先発の吉田凌投手（３年）は持ち味のスライダーを武器に凡打の山を築き、８回１／３を４安打１失点。最後はプロ注目の左腕・小笠原慎之介投手（３年）が登板し、２打者をピシャリ。最速１５１キロで球場をどよめかせた。

(後略)

※デイリースポーツ

まずは初戦突破、おめでとうございます。
予想通りの圧勝でしたね。
先発の吉田君には意表を突かれましたが、相手の能力を見極めて先発投手を決める門馬監督ですから、小笠原君を出すまでもない相手だと考えたのでしょう。
普通なら、初戦で相手は左打者7人なので手堅く小笠原君先発が妥当なのですが、ここら辺は流石ですよね。
次戦を考えて小笠原君を打者二人だけ経験させましたし、名将としか言い様がないです。
打線も磯網君や長倉君に当たりが出ましたし、あとは千野君に当たりが戻れば…といったところでしょうか。
彼が出塁すれば杉豊コンビが確実に返してくれますので、得点力も格段にアップします。
次戦の遊学館戦、勝つのは当たり前です。
二桁得点に期待しましょう！