最終便の観覧車
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#787 [匿 名]
遠くまで見渡せる目があればいいね。
そう言った彼の目は
もう何も
写してはいないのだろうけど
それでも二人で
遠くを見ているフリをした。
:13/09/14 02:12
:iPhone
:RydliK/I
#788 [匿 名]
『ねぇ。さっき朝顔をみたよ』
「夜なのに?」
『二度咲いたんだろうね』
「眠たくはないんだろうか」
『烏もまだ起きてこないのにね』
「寝るべきは俺達かもな」
『そうかもね
だけど眠りたくないんだ』
「だからここにいるんだろ」
『いつまでこうしてよっか』
「いつまでも」
:13/09/14 02:28
:iPhone
:RydliK/I
#789 [匿 名]
別れ道など
どこにもなかった。
:13/09/14 02:29
:iPhone
:RydliK/I
#790 [匿 名]
人間進むしか道はないよ、と
言われるけど
そうだとしても
立ち止まっていたいと思う
俺たちはなんなんだろうなぁ、と
:13/09/14 02:30
:iPhone
:RydliK/I
#791 [匿 名]
繰り返すべきかもしれない。
でも、酷く勿体無い気もするんだ。
:13/09/14 02:32
:iPhone
:RydliK/I
#792 [匿 名]
『右へ曲がろう』
「家は左だけど」
『知ってる』
「...」
『でも右なんだ』
「理由」
『黒い猫が右へ曲がった』
「そんな事だろうと思った」
『馬鹿だと』
「思ってるよ。勿論」
『だろうね。
もういいよ、帰る』
「…」
『なに』
「折れるとは思わなかった」
『茶化してる?』
「いや、至って真面目だよ」
:13/09/14 02:37
:iPhone
:RydliK/I
#793 [匿 名]
不安定な足場で呼吸を続ける事が
どれだけ難しく困難なことか
:13/09/14 02:43
:iPhone
:RydliK/I
#794 [匿 名]
誰もが知っているはずだ
:13/09/14 02:44
:iPhone
:RydliK/I
#795 [匿 名]
触れても触れられない
読めても話せない
同じ時間を場所を空を
こんなにも共有している筈なのに
声は届かない。
言葉に、文字に
どれだけの色彩が溢れ
思いが流れ出ているのかも
伝えられない。
:13/09/14 03:17
:iPhone
:RydliK/I
#796 [匿 名]
良いんだよ。
自分は何も見てないし
何も見えていないから。
:13/09/14 03:20
:iPhone
:RydliK/I
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