>>305【続き】
■鮎川誠さんの音楽は「影響力として命として生き続ける」
福山さんは「ただ、鮎川さんと同じギターを弾いても鮎川さんと同じ音にはなりません」と断言。
「これは、どんな楽器だってそうなんです」「どんな名器でも、その人が弾かないとその人の音にはならない」と、いくら素晴らしい楽器であっても、その人にしか出せない音があると言います。
しかし「それは無くなってしまうんだけど、こうやってレコードに吹き込まれてたり、CDとして残ってたり、永遠の命として音楽が、ミュージック、ロックンロールが残っています」と、鮎川さんの音楽は永遠に残り続けると語る福山さん。
さらに「鮎川さんが発明されたギターフレーズ、発明されたサウンドは、影響力として僕の中にはもちろん、他のミュージシャンにも影響力として命として生き続ける」と、鮎川さんの音楽はこれからも変わらずミュージシャンたちに影響を与え続けると言います。
最後に「これがやっぱり音楽の力なんだな、芸術の力なんだなっていう風に改めて思いました」「改めて深く音楽というものについて考える機会をいただきました」と力強い言葉で鮎川さんへの追悼と感謝の気持ちを伝えました。