>>152【続き】
「人は、みつが思うほどみつのことを考えていない。だから大丈夫。これはもちろんポジティブな意味で。人は人のことをそんなに気にしていないから」
そんなみつにさんに福山さんが選曲したのは、「1461日」。
ロンドンオリンピック(2012年)からリオデジャネイロオリンピック(2016年)までの日数がタイトルになっているこの曲は、奮闘するアスリートの姿を見ながら主人公が「自分がなりたい自分はどんなだったっけ?」と自問自答するところから始まります。
「ものすごく頑張っている人を見ると、それだけで感動して涙が出てくることってあるじゃないですか。それと同じように、言葉を超えて伝わるものって確実にあるんです。みつからいただいたメールを読む限りですけど、ちょっと考え過ぎてしまっているのかもしれない。無理に言葉でのコミュニケーションで解決しようと思わないで、何でもいいから自分のやっていることで示していくっていう方法だってあると思います。まさにアスリートの皆さんはそうやって多くの人を感動させているわけですから。