>>136【続き】
でも、転んでもただでは起きない――それは我々音楽の世界だけに限った話ではなく、どんな世界でもそうです。なんとかできることをひとつずつでもやらなければ! と、スタッフのみなさんが懸命になってくれている。僕も、スタッフのみなさんとずーっと打ち合わせをしてきました。いつ、どんなふうに、どうすれば『LIVE』を開催できるんだろう? と」
そこで、福山さんはある想いに突き動かされます。それは――。
「今、僕とリスナーのあなた、BROS.のあなたに必要なことは、“未来への目標”なのではないかと。そしてその目標を共有し、“未来への約束”を交わすこと。何よりもそのことが必要なんだと。その約束をあなたと交わすことによって、これまで過ごして来た日々、そして今日と言う1日が未来へとつながっていくのではないかと。
だから決めたんです。やります。11月から。けれど最優先で考えなければいけないのは、みなさまの安心と安全です。政府の要請、各自治体の意向、医療機関の状況などを鑑みながら、やむを得ない判断が必要になる場合もあるかもしれません。万が一の場合は、またご相談させてください」