ごめん超長文になった、嫌なら読まんでくれ　1/2
一緒に飯でも喰わんか？
入社して間もない俺を先輩が誘ってくれた
断る理由がなかったから、「いいですよぁ」って答えたら「○時に迎えに行くわぁ」とのこと
約束の時間に迎えに来てくれて、車に乗り込んだ
「鍋でも喰いに行こか？」と車を走らす先輩
しかし暫く走ると車はド田舎の住宅街に突入
こんなとこに鍋料理屋なんてあるんか？とか思ってたら普通の民家に到着
「ここ連れの家やねん、紹介するから」と家の中に
なんかおかしいなぁ、と思いながらも他に選択肢もなく中へ
中には二人のオッサンがおり、軽く紹介され席に着く
「メシの前にちょっと話があるんやけど」

先輩+知らんオッサン二人の三時間に渡る猛攻が始まった
集団で組体操をしてるビデオや久本が司会をしているよくわからんビデオをBGMがわりに夜の十一時位までメシも喰わしてもらえないまま三人掛かりで「学会に入れ」の連呼
帰りたくても見知らぬ土地で足がなく、送って貰わねば帰れんし、会社の先輩の顔もあるし無理には断わりにくい
次の日も仕事なので、嫌になったらいつでも辞めていい事を条件に入会する事を伝える

嫌になったらいつでも辞めていいことを条件に入会する事を伝えると、先輩は何処かに電話をし始める
そして一言「よし、入会式するから会館に行こか！」
マジかよっ！っと思ったが三人に連れられ会館とやらに
「無理言って開けて貰ってん」とか言ってたが
俺は内心逃がしたくなくて必死か？と思ってた
会館には全く知らない爺さん婆さんやオッサンオバサンが十数名あつまっており
皆口々に「おめでとうございます」を俺と先輩になげかけ
儀式が終わったのが十二時をまわっていた
その時点で帰りたかったが、当然の如く「帰って鍋でも食べよか！」やって
それからその会社を辞めるまでの数年間はホンマしんどかったなぁ
まだ色々話したいが、そのどれもが超長文になりそうだわ
また機会があれば聞いてくれよ