【トイレの上から】怖いコピペ総合【誰か覗いてる】
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#65 [疾]
128 :本当にあった怖い名無し:2008/10/26(日) 03:54:07 ID:yc1kFRhM0
20時過ぎに集まって、0時過ぎまで外の公園(広場)で缶けりをしたり 
花火をしたりして遊び、時間を潰した。 
0時過ぎに一度Sと俺ともう一人の友人でSの家に儀式に必要なものを 
取りに行った。 
儀式に必要なものは2つ。塩と酒。 
それとは別に懐中電灯も持って行く事に。 
結局1時過ぎになり、全員で13階建ての1階のエレベーターホールへ。 
まずは、エレベーターに乗り7階へ行く事で始まる。 
その為エレベーターを呼ぼうとボタンを押すも作動しない。 
何度押しても作動せずにエレベーターは全く動かない。 
「あれ?なんで?」と思っていると、エレベーターの横の紙に注意書きで 
【1時から5時までの間は鍵を使ってエレベーターを作動してください】 
といった感じのものが。 
鍵を回して呼ぶとの事なので10階の方の鍵でも合うか試してみると、鍵は入った。 
そのままエレベーターを呼ぶ。 
3基のエレベーターのうち左側の1基が動き始めた。 
都合よくそのエレベーターだけがドアの部分がガラスで出来ている為に 
向こう側を見ることが出来る。
:08/11/28 18:31 
:PC 
:daFjXRoc
#66 [疾]
129 :本当にあった怖い名無し:2008/10/26(日) 03:55:52 ID:yc1kFRhM0
到着と同時に7人が乗り込みSはドア付近に。 
まずは、7階を押して上へ上がる。 
エレベーターホールは電気がついてるところもあれば 
点滅しているところもあり、7階は電気が消えていた。 
少し気後れしながらもSに「おい、ついたぞ」と言う。 
先ずは、7階で 
「おーい、おーい。今から行くよ。」と囁きでも良いので話しかける。 
その後、言った本人が「はーい。追いかけておいで」と言う。 
次に5階へ向かう。5階も電気は消えている。 
5階に着いたら 
塩を撒く。そして酒を数滴エレベーターホールから下に垂らす。 
流石にSも怖がって、「おい、ついて来いよ。」と前の方に居た 
友人二人を連れて行く。その間俺を含めた4人はドアを開けて待っている。 
兎に角、怖い。S達はエレベーターを降りて前にある階段付近の 
スイッチを押す為に前に進む。 
少し経つとピ、ピン。と音がなり電気が点く。 
小走りで酒をたらす為に一度横の方へ。 
そしてS達が戻ってくる。 
彼らがのりこみ、3階のボタンを押して3階へ。
:08/11/28 18:31 
:PC 
:daFjXRoc
#67 [疾]
130 :本当にあった怖い名無し:2008/10/26(日) 03:57:11 ID:yc1kFRhM0
その瞬間。 
「ドーーーン・ドーン・トン」と遠くから音が聞こえる。 
エレベーターが4階付近を通る。 
流石に怖くて目を向けれない。外を見ることが出来ない。 
そしてウィーーンという音と共に3階へ。 
最後に、3階で降りたら 
「どこだー。上かな」と言って4階に階段で上れば 
全てが整う。 
ただ、Sが降りない。 
というか誰も降りれない。ここも電気が消えてて怖すぎる。 
誰もSに「いけよ。」とは言えない。 
その時、友人の一人(K)が 
「あのさー、気付いてる?」と言い出す。 
「何が?」と聞くと彼は真っ青になりながら 
「いや、気付いてない?」とさらにいう。 
そうするともう一人が「俺わかったかも・・・。」と言い出す。 
分からない俺やSや他の友人は少し攻めた口調で 
「何がかって?」と聞く。 
するとKは「俺らはじめに7階にいったやろ?」と言う。 
「俺らが7階に行くまでに通る階数は5やろ?んで、 
そのうちに電気が消えてるとこが何階あったと思う?」 
とKは今にも泣きそうな声で言う。 
正直もう聞きたくなかった。 
「えっとね、0やったんね。最後に4階にって言っとったやろ? 
それで3階も4階も5階も気にして外見とったけど、4階だけ点滅で 
他は全部点いとったんよ。」と言い出した。背筋が一気に伸びる。 
サーっと血の気が引きだす。
:08/11/28 18:31 
:PC 
:daFjXRoc
#68 [疾]
131 :本当にあった怖い名無し:2008/10/26(日) 03:59:04 ID:yc1kFRhM0
続けてKは「しかも・・。4階は点滅してたって言ったけど、 
何かスイッチの所に人影が見えた。連打して点けたり消したり 
を繰り返してるように見えた・。」と話す。 
「お前いい加減にしろって。怖がらすなや。」というも 
Kは青白い顔で首を振る。 
「もう一つ。ここ3階のはずなのに、2階にとまっとる。」 
とKが指をさす。表示を見ると2階で点滅してる。 
Sが「い、いや、間違えただけやって。ビビッて3階じゃなく2階押してしまった。」 
というも、他の友人が「いや、確かに3階押したのを俺見たよ・・・。」といった。 
その最中にSがいきなり、「ひっ」と声を漏らす。 
エレベーターホールに向かって誰かが来てる。 
トン、トン、トーン、トーン、と音が近づいてくる。 
怖くなり直ぐに閉めるボタンを押すも行き先を押してない為移動しない。 
怖くて誰もドアの外を見れない。 
「早く1階おせ!」と言うとSが焦ってボタンを押す。 
その瞬間 
ドーン!!!ポン。ドーン!ポン。ドーーーン!ポン。と音が大きくなり近づいてくる。 
エレベーターが動き始めたが心臓がバクバクして皆顔を見合わせるのみで外は見れない。 
1階に着いた瞬間に一斉に逃げるようにホールへ出る。 
でも何かおかしい。 
1階のはずなのに、何か違う。 
急いで降りたそこのホールのプレートは3階の表示。 
Sは「あれ?俺1階おしたよ。ねぇ、俺1階おしたって」と半泣き状態。 
KはKで「なんで?なんなん?」とパニック。
:08/11/28 18:32 
:PC 
:daFjXRoc
#69 [疾]
132 :本当にあった怖い名無し:2008/10/26(日) 04:02:11 ID:yc1kFRhM0
とりあえず、エレベーターを呼ぼうと鍵を差し込むも、エレベーターは上の階に 
行き始め、一度4階で止まったのか、4階の表示が長く続き再度上へ。 
そのため戻るのを待つはめに。他のエレベーターは動く気配なし。 
待っていたその瞬間、 
ドーーーーーン!!!ポン。ポン。ポーン。といきなりの音。 
階段付近から何かが音を鳴らして来てるような音。皆怖くて動けない。 
Sが「あーー、来るなー。来るなー」と気が狂った様に言い出す。 
俺は「おい、兎に角向こうの階段から逃げるぞ!」と言いSの肩を引っ張った後に 
走り始めると全員そこに向かい走る。 
3階から2階へ。 
そこで上から何かが落ちてきた。 
ヒュンと上から落ちてきたモノと目が合った。 
人だった。 
一瞬の事だったけど、全員が見た。 
ニヤっと笑ってるように見えた。 
そしてドーーーーン!!!!!!! 
と下で音がなった。 
もう動けなかった。 
下には行けない。上に行こうとは思わない。 
どうしようも無い状況で2階と3階の階段の間で 
立ち尽くしてた。
:08/11/28 18:32 
:PC 
:daFjXRoc
#70 [疾]
133 :本当にあった怖い名無し:2008/10/26(日) 04:04:48 ID:yc1kFRhM0
するとポーン。ポーーン。という音が2階の方から近づいてくる。 
再度パニックに。 
明らかに音は2階から近づいている為、急いで3階へ上り逆の棟の階段へ。 
そこから一気に降りて1階へ。 
1階に着いたら、すぐに明かりを求めて何故かエレベーターホールへ。 
そして出口へ向かおうとした瞬間、 
俺を含めて4人だけが見た。 
ホールの階段で人の生首の様なものを手毬のようにしながら 
グチャグチャの何かが降りてきてるのが見えた。直ぐに外へ逃げ出す。 
とりあえず走りコンビニへ逃げ込む。 
知り合いのバイトの兄ちゃんに 
「人が飛び降りたかもしれん。警察呼んだ方がいい?」と伝える。 
「おまえら高校生がこんな時間になにしよるかってなるぞ?」と言われる。 
「とりあえず、本当に落ちたか見たか?それとも落ちた後のか?」 
と言われると友人の一人が「もういいって。関わらん方がいいって」と 
全員に向かって言い、無視することに。 
その後明るくなるまでコンビニで漫画を読んだりしながら 
明るくなったと同時にSの家に向かう。 
その後昼過ぎまで寝て、起きた後、その話になった。 
「本当に怖かったわ。出口で見た奴が気持ち悪すぎた。」と話をしていると 
残りの3人は全く気付かなかったらしい。 
ただSが「あれ、ブサイクやし俺やったんかもしれん」と少し笑いながら言い皆を笑わせてた。 
その1年後の受験勉強真っ只中の時に13階建ての団地からSは自殺した。
:08/11/28 18:32 
:PC 
:daFjXRoc
#71 [疾]
134 :本当にあった怖い名無し:2008/10/26(日) 04:07:02 ID:yc1kFRhM0
Sの葬式にはいったけど、Sの母親は遺書に何か書いてあったのか 
俺たちにはとても冷たく、「アイサツしたら直ぐに帰りなさい」と言われた。 
他の人たちにもそのような様子だったが、Kは「アイサツって・・・。」と言いながら 
「俺らがSと仲良かったのに助けになれんかったのは悔しいな」と泣き崩れた。 
俺は高校卒業し大学進学でそこを離れ、大学2年の時に親はそこから引越したので 
高校卒業以来全くそこには近寄ってない。 
最近Kともう一人の友人に会った時にその話を思い出した。 
俺とKとその友人とSが、階段から降りてくるナニかを見ていた4人だった。 
そこで3人で話していると、4人が全く同じものを見ていたことを知った。 
Sは死ぬ前に「俺かもしれん。」と冗談のように言っていたが、 
俺を含めた3人も、ポーンポンと手鞠のようにつかれていた生首がSの顔に 
そっくりだったと思っていたようだ。 
結局遺書は見てないから何が原因かは分からないけども、 
Sは自殺する前日まで俺らと普通に遊んでるし何も変わったことは無かった。 
面白半分で始めた肝試しだけど、アレが原因だったならやるべきじゃなかった 
と思わずに居られない。 
それとあの時に上から落ちてきた人は本当に自殺だった。 
もしかしたら3階で逃げ出そうと思った時に、 
エレベーターが勝手に上がり4階で一度とまり再度上にいった 
エレベーターの中にその人が乗ってたのではないか。と思うと二度とあの場所には 
近づきたくない。 
長文失礼しました。 
もう少し文章書く能力があれば分かりやすくかけたのに 
分かりにくい+説明ベタで本当にごめん・・。
:08/11/28 18:33 
:PC 
:daFjXRoc
#72 [疾]
94 闇男爵。 sage 2006/07/08(土) 00:23:44 ID:kXRn28xCO 
穴 
暗い……。 
俺はどうしてこんな所にいるんだ? 
遡る事、数時間前…。〇〇山の法面保護工事に、 
新現場監督として、 
一人の男がやってきた。 
仮に、岩田とする。 
岩田は社長の甥で、 
新卒の割にいきなり、好待遇で、 
現場の指揮をする事になった。 
無知な彼は、 
土地を鎮める儀式を省き、(神主に祓いをしてもらう儀) 
工事を開始した。 
岩田が、 
設計図を片手に、 
掘削場所を下見していると… 
急に地面が下がり、 
岩田は古い穴に落ちてしまった。
:08/11/28 18:33 
:PC 
:daFjXRoc
#73 [疾]
95 闇男爵。 sage 2006/07/08(土) 00:46:25 ID:kXRn28xCO 
>94 の続き 
岩田は真っ暗な穴の中で、 
助けを求めたが、 
何故か、誰も助けに来ない。 
まわりに作業員もいたのに… 
数時間、叫び続けている。 
何の音も聞こえない。だが、、 
暫くすると…… 
「…ア ……ヨ」 
と微かだが人の声がした。 
やっと助かる! 
と安堵した瞬間!! 
「あつい〜〜!」 
「助けてくれ!」 
「いやだ!母さん〜!」 
「死にたくない」 
何十人もの人のうめき声、悲鳴、断末魔が聞こえてた。 
岩田は恐怖に震え、 
耳を塞いだ… 
その時、上から 
「大丈夫ですか〜」と作業員の声がした。 
助けられた岩田は、 
「何ですぐに助けなかった!」と怒る。 
「…すぐに助けたじゃないですか、監督落ちてから数秒しか経ってないですよ?」
:08/11/28 18:34 
:PC 
:daFjXRoc
#74 [疾]
96 闇男爵。 sage 2006/07/08(土) 00:48:07 ID:kXRn28xCO 
>95 の続き 
馬鹿な…確かに数時間は経っていたはずなのに… 
岩田は穴に落ちた時に、違う時間をさまよっていたらしい。 
後に、調査報告書に目を通すと… 
〇〇山は戦時中、焼夷弾の集中を受け、 
防空壕の中にいた人が何十人も蒸し焼きにされ、命を落としたという。 
すぐに神主を呼び、 
土地を鎮める儀式が行われた。 
一部、脚色、仮名を使用しましたが、これはノンフィクションで、この穴は北関東に実在します…。
:08/11/28 18:34 
:PC 
:daFjXRoc
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