【トイレの上から】怖いコピペ総合【誰か覗いてる】
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#81 [疾]
494 2/3 sage 2006/09/27(水) 14:51:16 ID:gDgXNai6O
キャンプ場から麓のスーパーまで往復でだいたい30分。
それまで彼女は不安に押しつぶされそうになりながら、黙々と手を動かし続けた。
…車がキャンプ場を出ていってもうすぐ2時間になろうかという時、1人の男がコテージに足を引きずりながら近付いてきた。
買い出しにでた男の片割れのAである。
なんと、買い出しの帰りに運悪く事故を起こしてしまい、ケガした足を引っ張りながらも必死にコテージまでやってきたのだ。
「おい、開けてくれ!」
彼は思い切り木の扉を叩く。
間もなく扉が開き、青ざめた表情の彼女が戸口に立って顔を出した。
「ねえ、どうしたの?」
「いいか、落ち着いて聞くんだ!実は…」
Aはさきほどのことを話した。
さらに一緒にいたBは出血がひどく、呼び掛けてもぐったりしたままだったと…
:08/11/28 18:41 :PC :daFjXRoc
#82 [疾]
495 3/3 sage 2006/09/27(水) 14:52:45 ID:gDgXNai6O
「とにかく携帯で助けを…」
…おーい。
まさか…はるか後ろから血まみれのBが手を振りながら走ってくる!
「そんな、あいつは死んだはずだ!に、逃げなよう!」
しかし、その言葉に反して2人の足は持ち上がることすらなかった。
不意に彼女はAにすがりついた。
すぐ近くまでBは迫ってくる。
B「おいおい、置いてくなよ!」
A「た、たのむ成仏してくれ…」
B「バカか、勝手に殺すなよ!確かにあの血の量には俺もビビったけど気ぃ失ってただけだよ!」
A「え」
B「縁起でもない誤解すん…」
Bが2人の目の前に立った瞬間に、絶叫しもときた道をころげるように走り出した。「ちょ、おいB‐?!」
彼女の回した手に力が入り、Aの体をきつく抱き締める形になる。
「く、苦しいだろ!こんな時にいったい…」
尋常ではない力がAの腰と骨を砕き、みぞおちから上と下の2つにわかつまでそう時間はかからなかった。
Bは蛙をひねりつぶしたような悲鳴を背中に聞きながら、溢れ落ちる涙も気にとめずにひたすら走った。
Bは確かに見た。
あの時2人の肩越しに見えた“彼女”のなれの果てを…
:08/11/28 18:41 :PC :daFjXRoc
#83 [疾]
説明
AとBは無事だったが、待っている間に彼女は何かに殺され、Aを殺したものがすりかわっていた、って感じにしたかったんです。
で、Bは彼女の死体を見て逃げ出したと…
:08/11/28 18:42 :PC :daFjXRoc
#84 [疾]
855 本当にあった怖い名無し sage 2006/11/11(土) 19:09:21 ID:knhknrlu0
自殺者だ。
いつもの散歩道で首吊り死体発見。
・・・と思ったら、その男はぶらさがったままでまだ生きていた。
「死なせてくれ」
と頼むので、足にぶらさがって体重をかけてやった。
・・・すると、ロープをかけた枝が折れてしまい、一緒に落ちてしまった。
とたんに怖くなり、男をほったらかしたまま帰宅。
・・・したつもりだったのだが、玄関ドア前にくだんの男が倒れているのを発見。
また「死なせてくれ」と頼まれる。
殺しても殺しても死なない男。
刃物でメッタ突きにしたあと、ノコギリでバラバラに切断しても、まだ生きている。
なんてやつだ。
「ちょっと君、いいかな」
声に振り向くと、警官が数人。
血の海の現場から強制連行。こんな時だけ、男は死んだ振りしていた。
時々、独居房の窓に男の首がちょこんと乗っていることがある。
「まだ死ねないんだよねえ」
・・・いや、あんた俺がちゃんと殺したから。
:08/11/28 18:43 :PC :daFjXRoc
#85 [疾]
961 【残念ですが】 sage 2006/11/24(金) 16:03:33 ID:0vOlgupLO
三人の女の子の写真を見せられた。
真ん中の、亡くなった女の子だけが、ミイラのような状態で写っている。
とても言いにくい事だが、母親は私の言葉を待っている。
『残念ですが、あなたの娘さんは地獄に落ちました。
病苦に耐え、短い生を全うした娘さんが、なぜ地獄などに落ちることになったのかは、わかりません。
皆様が手厚いご供養をなされば、きっと浄土への路が開けましょう』
母親は暫くうなだれていたようだったが、顔を上げ、笑顔でこう言った。
『娘は、地獄に落ちたのではありません。・・・落としたのです。』
:08/11/28 18:43 :PC :daFjXRoc
#86 [疾]
947 本当にあった怖い名無し sage 2006/11/21(火) 22:06:15 ID:tNOblJ230
「はあ〜い」
夕方遅く学校から帰ってくると、家の中が暗い。
「おかあさ〜ん」と呼ぶと、2階からか小さな声で「はあ〜い」と
応える声がする。もういっかい呼ぶとまた「はあ〜い」。
2階へ上がったところで、誰かが玄関の戸を開ける音が聞こえた。
「しゅんすけ、帰ってる〜?」母だ。
なあんだ。さっきの声は気のせいか。
下へ駆け下りると、誰も居ない。
「・・・おかあさん?」呼んでみると、「はあ〜い」。
風呂場の方だ。
洗面所をのぞいても、誰も居ない。
風呂の戸を開けて入る。「・・・おかあさん?」
「・・・はあ〜い」
すぐ後ろから声がした。
母の声じゃない。怖くて振り返ることが出来ない。
:08/11/28 18:44 :PC :daFjXRoc
#87 [疾]
987 【9】(埋めネタで、すみません。稲川淳二) sage New! 2006/11/27(月) 02:29:53 ID:1jFFLzbKO
実際ねぇ、マンホールの蓋ぁなんてぇ、
女の子が一人で持ち上げられるわけぁないんですよ〜。
えぇえぇ。多分ねぇ、はじめから蓋を開けておいたんじゃぁ、ないかとねぇ、思うんですよ。
最初の何人かを落とした時にはね。
それでもってねぇ、蓋の上で跳びはねながら、
落ちた人の数をねぇ、数えるんですよ。
『1 1 1 1 1・・・』ってねぇ・・・。
でねぇ、実際落とす所を見た人がいたもんでねぇ。
『8 8 8 8 8 8・・・』ってねぇ、跳びはねてるところへ、来たんですよ、別の女の子が。
でねぇ、その子と替わって、マンホールの上で、跳びはね始めたんです。
そしたらねぇ、元からいた女の子がねぇ、マンホールの蓋をねぇ、
・・・こう・・・『さっ』とねぇ、開けちゃったんですよぉ。
えぇ、軽々と持ち上げたそうですよ。
跳びはねてた女の子は、落ちちゃいまして。
結局、そこで見ていた人が警察に通報しましてねぇ。
9人もの女の子をねぇ、マンホールに落としてたことがわかったんですよ〜。
でもねぇ、なんで道具も使わずに、あんな重たい蓋が開いたのか・・・
警察も首をひねってましたねぇ。
でもねぇ、蓋を調べた時にねぉ、・・・こう、ね、ひっくり返すとねぇ・・・
蓋の裏に、手の跡がたぁ〜くさんついていたんだそうなんですよ。
先に落とされた女の子が、仲間を増やそうとして開けるのを手伝ったのか、
マンホールから出たかったのか・・・
えぇ、わかりませんけどねぇ
:08/11/28 18:44 :PC :daFjXRoc
#88 [疾]
950 【既出モ〜ロモロ】 sage 2006/11/22(水) 00:58:57 ID:Nyh9iGNeO
友人の体験した怖い話。巧く伝えられなかったら、ごめんなさい。
友人Aは、幽霊をよく見るんだって。
でも、有名な都市伝説やコピペみたいのばっかりで、全然怖くないんだよ。
『落ちていく人と目があった』とか
『外から自分ちのベランダをみたら、首吊りしてる人影が』とか
『隙間に人がいる』とか、そんなんばっかりね。
ありがちな怪談ばっかりで、全然怖くないって言ったらさ・・・
『オレの母親、先月自殺した』って。
(こっからマジ話だから、リアルに怖えよ)
『オレが家出てから、ずっと一人だった。
遺書には『夫と息子を恨みます。私は独りで逝きます。』って書いてあってさ。』
『自分の辛さ訴えたいのかさ。
オレが見る幽霊、全部母親なんだよね。』
ふと視線を感じると、箪笥と壁の隙間に、こちらを窺うAの母親の姿が・・・
虚ろな目付きでニヤニヤ笑いながら、包丁を首に当てた。
『目をあわすなよ。見ると母親は、死に様再現するから。
飯食えなくなるぞ。』
かなりやつれたAが、苦笑しながら言った。
ネタのヒントは、私自身の体験です。実際には、夢に見るだけなんだけど・・・。
:08/11/28 18:46 :PC :daFjXRoc
#89 [疾]
948 送り狼 ◆weJoc1mo9Y sage 2006/11/21(火) 22:56:52 ID:vzaOQodo0
【電池】
まだ小学校に上がる前の、ムシキング好きの男の子がいた。
ある日、その子が大切に育てていたカブトムシが死んでしまった。
男の子は動かなくなったカブトムシをじっと見ていたが、
おもむろにカブトムシのお腹を引き裂いた。
「何をやっているのっ!?」
息子の異様な行動に母親が鬼の形相で怒鳴る。
「動かなくなったから電池を換えようとしたんだ。」
母親は悲しい顔をして、もう死んでいるのだと言い聞かせた。
すると息子は不思議そうな顔で母親を眺めて言った。
「だってママはパパが動かなくなったときにお腹を切ってたでしょ?」
次の日母親は、警察に息子の捜索願いを出した。
:08/11/28 18:46 :PC :daFjXRoc
#90 [疾]
904 【おんぶ】 sage 2006/11/15(水) 16:59:19 ID:1KqIMWcPO
あれからちょうど1年。妻の命日に、証拠不十分で不起訴になった。
今日、妻の両親に預けた息子を迎えに行く。
髭をそり、顔を洗う。1年でずいぶんと老けた。
頬がこけて、目の下には青黒いくま、瞼が痩せていて、まるで病人のようだ。
・・・・・・・・・車で妻の実家へ行く。
息子は元気だろうか?
ピンポーン
『パパ?』
息子の顔をみて、安心した。元気そうだ。
『おじいちゃんとおばあちゃんから、きいたよ。パパは【むじつ】だから、もういっしょにいられるんだよね〜』
無邪気に笑う息子の頭をなでてやる。事件が終わったのを実感し、俺も自然と笑顔になった。
妻の両親は、家から出て来ないようだ。顔を合わせづらいのは、こちらも同じ。だか、挨拶はしておかなければ・・・。
窓から、無表情な目がこちらを伺っている。気が重いが・・・、行かないとな・・・。
『ママも“パパをゆるしてあげる”って。よかったね、パパ』
『!?』
肩が重みがかかり、目の端に腕が見える。ちょうど俺の肩に、おぶさっているような・・・。
左指には見覚えのある指輪。俺の左指にはまっいるのと同じ指輪。
交差された腕がほどかれ、指輪を外し、再び抱きしめられる。
ミシミシと肩の骨が軋む。
声が・・・でない・・・
ゆ・・・る・・・して・・・くださ・・・
『よかったね、パパ。ママわらってるよ』
息子の無邪気な笑顔が
:08/11/28 18:47 :PC :daFjXRoc
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