【トイレの上から】怖いコピペ総合【誰か覗いてる】
最新 最初 🆕
#609 [(・´ω`・)◆hF/FePK.YI]
「怖い」という感覚を失い、イライラと着信音を鬱陶しく感じるようになっていました。
両親と原因を話していても、埒があきませんでした。
霊感ゼロの私達は、それが霊的なものなのか、それ以外のものなのか全く検討がつきませんでした。
次の日も寝不足で仕事に向かい、お昼休憩。
不在着信があったので、確認すると父でした。
かけ直しても繋がらず、もう少ししてから、またかけ直す事にしました。
休憩が終わる少し前に、発信履歴から父にかけ直そうとしました。
すると、その下に昨夜「あの着信」があったと思われる時間に、発信履歴が。
日付と時間だけが表示され、番号の表示される部分は空白でした。
私は焦って焦って、過去の発信履歴を見直しました。
四日目、三日目の「あの時間」にも同じ履歴がありました。
本当に訳がわからなくなり、父に電話しました。
一日目と二日目の履歴は、件数の限界を超えて消えている事も伝えました。
帰宅後、母にも同じ事を伝え、発信履歴を見せました。
父の帰宅後、この空白の相手先にかけてもらったのですが、発信履歴の画面から移行しませんでした。

⏰:10/03/23 22:53 📱:SH001 🆔:☆☆☆


#610 [(・´ω`・)◆hF/FePK.YI]
その日の夜。

父の提案で、隣の市に住む祖父母の家に泊まりに行く事にしました。
携帯は電源を切って私の部屋に置いて行き、扉の鍵をかけて窓も閉め切って行きました。
何かあった時の為に、と母の携帯を持たされて祖父母の家へ。
私は「携帯が」と言うより、音に付き纏われているような感覚だったので
「どうせまた、じーちゃん家でも鳴るんだ。」
と思っていました。
なので、二人と同じ部屋に寝かせてもらいました。
翌朝。
何もなく目が覚め、驚きつつも報告しようと母の携帯を開きました。
すると朝五時頃、自宅からの着信履歴が。
私はかけ直して
「なんだった?」
と聞くと、母が泣きそうな声で

「あんたの部屋で、音が鳴ってたよ。」
と。
「ずっと朝方から鳴りっぱなしだった。」
「今は止んでいる。」
と言うのです…

⏰:10/03/23 22:54 📱:SH001 🆔:☆☆☆


#611 [中村◆TbjlUtTwCg]
何?これで終わり?
続き気になるんだが

⏰:10/03/25 07:04 📱:P02B 🆔:RJAkREZQ


#612 [(・´ω`・)◆hF/FePK.YI]
やべ
さーせん、貼っていきます

⏰:10/03/25 07:39 📱:SH001 🆔:n5OLy7jU


#613 [(・´ω`・)◆hF/FePK.YI]
どうやら私の携帯に原因あり?
という結論に至り、帰宅後、部屋に入り携帯と戸締りを確認しました。
戸締りは問題無し。
しかし発信履歴を確認して、体が固まりました。
発信履歴には昨日の父、その後にかけた友人。
そして、それ以降に例の空白の発信履歴が十五件ほど…。
一時間程、鳴りっぱなしだったようです。

午前四時頃〜午前五時十分くらいだったと思います。
母は怯えていて、それを見た私の兄弟は
「何があったの?なんなの?」
と騒いでいました。
私はすぐに携帯ショップへ行きました。
ショップの受付のお姉さんに発信履歴を見せると、困ったような顔で
「少々、お待ち下さい。」
と、裏へ行ってしまいました。

⏰:10/03/25 07:40 📱:SH001 🆔:n5OLy7jU


#614 [(・´ω`・)◆hF/FePK.YI]
結構、長い時間待たされた後
「故障で番号が表示されないのかも知れないから、預かります。」
と、言われました。
「いえ、掛けてないんですよ!」
と、私は言ったものの、受付のお姉さんは困ってるし、代用機を受取り帰る事にしました。

そしてその夜も同じ事が起こったので、寝る時は携帯を車に放置する事にしました。
その間、音は確認していません。
私は何故か
「霊的な何かではなく、心当たりはないけど、きっと誰かがやってんだ。」
「気が済むまで鳴らしてろ。」
という感覚に至っていました。
母も
「出掛ける時は、気をつけなさい。」
「会社に着いた時や会社から帰る時、逐一電話しなさい。」
と、神経質になりました。
私はそれを面倒に思っていたので、一度忘れてそのまま出掛けた事がありました。
その時は、母から
「何かあったの!?」
と泣きながら電話があったので、それからは心改めました。

⏰:10/03/25 07:41 📱:SH001 🆔:n5OLy7jU


#615 [(・´ω`・)◆hF/FePK.YI]
それから翌晩、翌々晩、朝、携帯を確認すると空白の履歴が。

最初の十五件から、十七、表示が限界の二十件と件数が増えていきました。

その後やっと携帯の修理が終わったと連絡が入り、ショップへ行きました。
「何らかの故障の為、中身を一新しておきました。」
と言われました。
番号、固体識別など何にも変わってないので
「なんだ…。」
という感じで受け取り、帰宅しました。
その日、一応携帯を側に置いて寝る事に。
母からこの話を聞いた、当時十七歳の弟が面白がって
「俺も、姉さんの部屋で一緒に寝る。」
と、言い出しました。
「ビビって、一人で寝れなくなっても知らないよー。」
なんて言いながら、少し心強かったので了承。

⏰:10/03/25 07:41 📱:SH001 🆔:n5OLy7jU


#616 [(・´ω`・)◆hF/FePK.YI]
そして、いい加減発狂してしまいそうになりましたが、例のごとく着信音が。
すると、弟も驚いたらしく私の携帯を見ながら固まっていました。
しかしフッと顔を上げて
「こっちから音がするよ。」
と言い出しました。
私にはいつもと変らず、「こっち」という感覚が持てなかったので
「え?どこ?」
と、弟に音源を探してもらいました。

弟が
「ここかも。」
と言って、耳を押し当てたのはベッドでした。

⏰:10/03/25 07:42 📱:SH001 🆔:n5OLy7jU


#617 [(・´ω`・)◆hF/FePK.YI]
私がベッドに耳をつけて聞いてみても、さっぱり理解できない状態でした。
でも弟は
「絶対、こん中だって!」
と言い張りました。
「なんで聞こえないの?」
と、二人で困惑してしまいました。
と、言うのも
「特に私が、聴覚の方向感覚が弱い。」
なんて言う事は、今までもなかったから。
そのうちに音は鳴り止み、ベッドが怖くなって二人でリビングへ行きました。
私が、なかなか寝られずにいると
「ベッドが鳴る訳、ないんだよ。」
「あれは、中に携帯があるんだよ。」
と、言う弟。
「あり得ない。」
「両親の部屋でも、着信音は鳴った。」
「だから、音源がベッドからなんて…。」
「でも、車に携帯を置いていた時も、このベッドで寝ていた。」
「と言う事は、音源は私の携帯からでもないし…。」
と思いました。
しかし、このベッド…。
中古で購入した物だった。
価格は、そこそこでした。
木の古い感じが気に入り、買い取った物です。

⏰:10/03/25 07:42 📱:SH001 🆔:n5OLy7jU


#618 [(・´ω`・)◆hF/FePK.YI]
そのベッドに、買ってきたマットレスをセットして使っていました。
と言っても、使い始めて二年は経っていましたが。
しかし、弟がそう言い張るのも気持ち悪く感じて、ベッドを手放す事に決めました。
ベッドを買い取ったショップに、買った時の三割程の値段で引き取ってもらう事になりました。
業者さんに来てもらいました。
私は仕事だった為、業者さんへの対応と支払いは母に頼んでいました。
夕方。
母より着信が入っていました。
仕事を終わらせた後、掛け直すと母は
「早く帰って来なさい。」
の一言だけ。
急いで帰って
「何かあった?」
と話を聞くと、母は
「ベッドがそのままでは運び出せなかったから、業者さんがバラしてくれていたの。」

「そうしたら、ベッドから携帯が出てきたんだよ。」

「折りたたみじゃない、傷だらけの古い携帯が出てきて、画面にヒビがあったの。」

「何より、電源が入らなくて。」

「本当に気味が悪かったから、携帯も業者に処分してもらうように頼んだよ。」
「あんたも、今、持っている携帯を処分しなさい。」
「今から携帯を新規契約しに行くよ。」
と言います。

⏰:10/03/25 07:43 📱:SH001 🆔:n5OLy7jU


★コメント★

←次 | 前→
↩ トピック
msgβ
💬
🔍 ↔ 📝
C-BoX E194.194