【トイレの上から】怖いコピペ総合【誰か覗いてる】
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#607 [(・´ω`・)◆hF/FePK.YI]
三日目。
心配した母が、私の部屋で一緒に寝ると言い出しました。
また変な音がして、私だけにしか聞こえていなかったら一度精神科に行こう、と。
母の顔が今までにないくらい真面目だったので、了承しました。
精神異常を疑われている事は、かなり不服でしたが…。
その夜、例の如く、着信音が鳴り響きました。
母は起こすまでもなく、着信音で目が覚めていたようです。
電気をつけ、私の携帯からではない事を確認してもらいました。
この時の時間は、朝方の四時頃。
以外と母は冷静でした。
着信音が鳴り止んでからも、部屋を丸ごとひっくり返す勢いで「携帯らしき物」を探していました。
しかし結局見つからず、突然部屋を出て行く母。
怖くなってついて行くと、他の家族の携帯の在りかを確認していました。
:10/03/23 22:52 :SH001 :☆☆☆
#608 [(・´ω`・)◆hF/FePK.YI]
家族の携帯は、それぞれ自室で充電中でした。
母は画面を開き、この時間帯に着信履歴のない事を確認していました。
翌朝、父にこの異常を母と二人で話しました。
父も大真面目な母の顔に、冗談だと笑う事も馬鹿にする事もなく、困惑していました。
四日目。
父が、一人で私の部屋で寝る事にしました。
私は両親の部屋で母と寝る事になったのですが、なかなか寝付けませんでした。
すると、今度は両親の部屋で同じ事が起こりました。
一瞬で覚醒した私は、もう怖くて怖くて仕方ありませんでした。
翌朝、父に報告した後、母が両親の部屋をひっくり返すようにして「携帯らしき物」を探していました。
家に帰っても安息の時がなくなってしまい、精神的にかなり辛かったです。
五日目の夜。
今度は父と私で、自室にて寝る事になりました。
この日は、布団に入ってすぐでした。
ウトウトする間もなく、連日と同じ事が起こり、もう私は半ノイローゼ状態でした。
:10/03/23 22:52 :SH001 :☆☆☆
#609 [(・´ω`・)◆hF/FePK.YI]
「怖い」という感覚を失い、イライラと着信音を鬱陶しく感じるようになっていました。
両親と原因を話していても、埒があきませんでした。
霊感ゼロの私達は、それが霊的なものなのか、それ以外のものなのか全く検討がつきませんでした。
次の日も寝不足で仕事に向かい、お昼休憩。
不在着信があったので、確認すると父でした。
かけ直しても繋がらず、もう少ししてから、またかけ直す事にしました。
休憩が終わる少し前に、発信履歴から父にかけ直そうとしました。
すると、その下に昨夜「あの着信」があったと思われる時間に、発信履歴が。
日付と時間だけが表示され、番号の表示される部分は空白でした。
私は焦って焦って、過去の発信履歴を見直しました。
四日目、三日目の「あの時間」にも同じ履歴がありました。
本当に訳がわからなくなり、父に電話しました。
一日目と二日目の履歴は、件数の限界を超えて消えている事も伝えました。
帰宅後、母にも同じ事を伝え、発信履歴を見せました。
父の帰宅後、この空白の相手先にかけてもらったのですが、発信履歴の画面から移行しませんでした。
:10/03/23 22:53 :SH001 :☆☆☆
#610 [(・´ω`・)◆hF/FePK.YI]
その日の夜。
父の提案で、隣の市に住む祖父母の家に泊まりに行く事にしました。
携帯は電源を切って私の部屋に置いて行き、扉の鍵をかけて窓も閉め切って行きました。
何かあった時の為に、と母の携帯を持たされて祖父母の家へ。
私は「携帯が」と言うより、音に付き纏われているような感覚だったので
「どうせまた、じーちゃん家でも鳴るんだ。」
と思っていました。
なので、二人と同じ部屋に寝かせてもらいました。
翌朝。
何もなく目が覚め、驚きつつも報告しようと母の携帯を開きました。
すると朝五時頃、自宅からの着信履歴が。
私はかけ直して
「なんだった?」
と聞くと、母が泣きそうな声で
「あんたの部屋で、音が鳴ってたよ。」
と。
「ずっと朝方から鳴りっぱなしだった。」
「今は止んでいる。」
と言うのです…
:10/03/23 22:54 :SH001 :☆☆☆
#611 [中村◆TbjlUtTwCg]
何?これで終わり?
続き気になるんだが
:10/03/25 07:04 :P02B :RJAkREZQ
#612 [(・´ω`・)◆hF/FePK.YI]
やべ
さーせん、貼っていきます
:10/03/25 07:39 :SH001 :n5OLy7jU
#613 [(・´ω`・)◆hF/FePK.YI]
どうやら私の携帯に原因あり?
という結論に至り、帰宅後、部屋に入り携帯と戸締りを確認しました。
戸締りは問題無し。
しかし発信履歴を確認して、体が固まりました。
発信履歴には昨日の父、その後にかけた友人。
そして、それ以降に例の空白の発信履歴が十五件ほど…。
一時間程、鳴りっぱなしだったようです。
午前四時頃〜午前五時十分くらいだったと思います。
母は怯えていて、それを見た私の兄弟は
「何があったの?なんなの?」
と騒いでいました。
私はすぐに携帯ショップへ行きました。
ショップの受付のお姉さんに発信履歴を見せると、困ったような顔で
「少々、お待ち下さい。」
と、裏へ行ってしまいました。
:10/03/25 07:40 :SH001 :n5OLy7jU
#614 [(・´ω`・)◆hF/FePK.YI]
結構、長い時間待たされた後
「故障で番号が表示されないのかも知れないから、預かります。」
と、言われました。
「いえ、掛けてないんですよ!」
と、私は言ったものの、受付のお姉さんは困ってるし、代用機を受取り帰る事にしました。
そしてその夜も同じ事が起こったので、寝る時は携帯を車に放置する事にしました。
その間、音は確認していません。
私は何故か
「霊的な何かではなく、心当たりはないけど、きっと誰かがやってんだ。」
「気が済むまで鳴らしてろ。」
という感覚に至っていました。
母も
「出掛ける時は、気をつけなさい。」
「会社に着いた時や会社から帰る時、逐一電話しなさい。」
と、神経質になりました。
私はそれを面倒に思っていたので、一度忘れてそのまま出掛けた事がありました。
その時は、母から
「何かあったの!?」
と泣きながら電話があったので、それからは心改めました。
:10/03/25 07:41 :SH001 :n5OLy7jU
#615 [(・´ω`・)◆hF/FePK.YI]
それから翌晩、翌々晩、朝、携帯を確認すると空白の履歴が。
最初の十五件から、十七、表示が限界の二十件と件数が増えていきました。
その後やっと携帯の修理が終わったと連絡が入り、ショップへ行きました。
「何らかの故障の為、中身を一新しておきました。」
と言われました。
番号、固体識別など何にも変わってないので
「なんだ…。」
という感じで受け取り、帰宅しました。
その日、一応携帯を側に置いて寝る事に。
母からこの話を聞いた、当時十七歳の弟が面白がって
「俺も、姉さんの部屋で一緒に寝る。」
と、言い出しました。
「ビビって、一人で寝れなくなっても知らないよー。」
なんて言いながら、少し心強かったので了承。
:10/03/25 07:41 :SH001 :n5OLy7jU
#616 [(・´ω`・)◆hF/FePK.YI]
そして、いい加減発狂してしまいそうになりましたが、例のごとく着信音が。
すると、弟も驚いたらしく私の携帯を見ながら固まっていました。
しかしフッと顔を上げて
「こっちから音がするよ。」
と言い出しました。
私にはいつもと変らず、「こっち」という感覚が持てなかったので
「え?どこ?」
と、弟に音源を探してもらいました。
弟が
「ここかも。」
と言って、耳を押し当てたのはベッドでした。
:10/03/25 07:42 :SH001 :n5OLy7jU
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