【トイレの上から】怖いコピペ総合【誰か覗いてる】
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#533 [七氏]
あげとこ

⏰:10/03/04 18:13 📱:831SH 🆔:8pYB/td.


#534 [七氏]
あげとこ

⏰:10/03/07 11:27 📱:831SH 🆔:B7AfV/zQ


#535 [七氏]
あげとこ 

⏰:10/03/10 00:44 📱:831SH 🆔:Lfi/CEVw


#536 [七氏]
あげとくぜ(屮°□°)屮

⏰:10/03/10 01:14 📱:D905i 🆔:/Cg0GWuQ


#537 [七氏]
あげー

⏰:10/03/10 22:22 📱:831SH 🆔:Lfi/CEVw


#538 [(・´ω`・)]
暇だしコピってくる

⏰:10/03/10 22:23 📱:SH001 🆔:lbmyBtVs


#539 [(・´ω`・)]
  『元彼に気をつけて』

今の彼女と付き合いだしたばかりの頃の話。
当時俺は学生で、彼女は就職して一人暮らしをしていた。
当然のように彼女の部屋に上がり込み半同棲状態に。
彼女には俺の前に付き合っていた元彼がいた。
その元彼は今でも彼女の事を引きずっているようで、しつこく電話を掛けてきたり、部屋の前で待ち伏せをする事もあった。
「俺がそいつと話そうか?」
と、進言するも
「ダメダメ、あいつ体大っきいし何するか分かんないよ。」
「警察に言った方が良いんじゃない?」
「んー、一応前付き合ってた人だし、私のせいで犯罪者にするのもね。」
彼女に危害を加える様子はないとの事なので、それ以上無理強いはしなかった。
お盆休み、彼女は実家に一週間帰省した。
「私のいない間、部屋にいて良いよ。」
そう言われてた。
俺も実家に戻れば良いのだが、まるで自分が一人暮らしをしているようで嬉しかった。
それと、ゲーム機を彼女の部屋に持ってきていた事もあり、遠慮なく寝泊りさせてもらう事にした。
その日は彼女の誕生日の前日だったが、帰省中と重なる為お祝いできない。
せめてメールだけでもと、十二時にお祝いメールを送る事にした。

⏰:10/03/10 22:27 📱:SH001 🆔:lbmyBtVs


#540 [(・´ω`・)]
夜までずっとゲームをしていた。
暑かったのでエアコンをつけ、電気はテレビの明かりだけだった。
かなりゲームに熱中していた時
ピンポーン
突然チャイムが鳴った。
時計を見ると十一時半。
『誰だ、こんな時間に?』
そう思ったが、世帯主でない俺は当然居留守を使う。
ピンポーンピンポーンピンポーン
『常識のない奴だな、何時だと思ってんだ?』
ピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピンポーン
『しつこいな、誰もいないんだよ!』
ドン!ドン!ドン!ドン!ドン!
「おい、オレー!いるんだろ!?」
『あ!元彼の奴だ!!』
『しまった!彼女の誕生日だからお祝いに来たんだ!』
『見つかるとどうなるか分からない、とにかくここはやり過ごそう。』
ゲームのポーズボタンを押しコントローラーを握ったまま、まんじりともせず諦めて帰るのを待った。
奴はかなり粘ったが、十二時を過ぎた頃
コツコツ
と、足音が遠ざかって行くのが聞こえた。
多分、日付が変わると同時にお祝いしたかったのだろう。
もう大丈夫と思い、彼女にメールするつもりで携帯を手にした。

⏰:10/03/10 22:28 📱:SH001 🆔:lbmyBtVs


#541 [(・´ω`・)]
ギシギシ ギシギシ
窓の方から、なにやら軋む音が聞こえる。

俺はぞっとした。
『嘘だろ?ベランダに登ってくる気か!』
この部屋は二階なので、雨樋を登れば簡単に登れる。
とっさにテレビを消し、ベットの影に隠れた。
その直後
タン
という音と共に、シルエットがカーテンに写る。
シルエットはうろうろと動き回り、カーテンの隙間から中を覗こうとしているようだった。
ドン!ドン!ドン!
「居るんだろ?開けてくれよ!」
奴は小声で呼び掛けてきた。
『何故居るって分かるんだ?ああ!エアコン入れっぱなし!』
ベランダでは室外機がブンブン回っている筈だ。
何度も何度も窓を叩き呼び掛けてきたが、こちらが一向に出てくる気配のない事に痺れを切らしたのか
ガタガタ!
と、サッシを持ち上げ始めた。
それ位で外れる筈はないと思いつつも、心臓はバクバクだった。
いくらやっても開かないので諦め
ドン!
と窓を叩き、奴は再びギシギシと雨樋を下りていった。
束の間の静寂だった。

⏰:10/03/10 22:30 📱:SH001 🆔:lbmyBtVs


#542 [(・´ω`・)]
ベランダまで登ってくる奴の事、これ位で帰る筈がない。
そっと玄関へ行き、ドアスコープを覗いた。
心臓が止まるかと思った。
レンズには男の横顔がどアップで映っていたからだ。
奴はドアに耳を当てて聞き耳を立てていた。
微動だにできず、レンズから目を離す事もできなかった。
奴は暫く中の様子を伺った後、屈み込んだ。
パタン
という音と共に郵便受けが開いた。
『やばい!』
『いくら郵便受けに傘が付いているとは言え、真正面は見えなくても下側は覗き見る事ができる。』
気付かれないよう、見えるであろう片足を慎重に上げそっと壁に着いた。
すると今度は郵便受けから
グググ
と、ごつい手が出てきた。
どこから持ってきたのか手には曲尺が握られている。
『そいつでどうするつもりだ?』
その手を凝視した。
手は器用に動かされ、曲尺は鍵に向かって伸ばされた。
その様子から目が放せなかった。
曲尺は何度も鍵をかすめ、ペチペチと音を立てた。
俺の体はフルフルと震えていた。
息を殺し、変な格好をし続けたせいで体力は限界だった。

⏰:10/03/10 22:32 📱:SH001 🆔:lbmyBtVs


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