【トイレの上から】怖いコピペ総合【誰か覗いてる】
最新 最初 全
#506 [(・´ω`・)]
大学の同級生の近所で、有名な心霊スポットがある。
高校時代に、友達と行ったらしい。
その場所は、深夜二時にとある電話ボックスで子供が一人で母親に電話かけてるというもの。
よくある怪談話だが、確かめてみようと、深夜二時にその電話ボックスに行った。
案の定、誰もいない。
拍子抜け半分と変な安心感で、暫くの間うろうろしていたが、そろそろ帰ろうとした時。
ふと、子供が現れた。
自転車に乗った、小学校低学年で目が細めで半袖を着た、色の白い子供。
友人達は金縛りに遭ったように動けず、子供が電話ボックスに入っていくのを見届けるだけだった。
その子供は電話をかけ、数分電話した後、普通に電話ボックスから出てきて、来た方向に戻っていった。
何故か友人達の事は目に入らないらしく、目も合わさず、闇に消えていったらしい。
この話を、大学時代に実際にその心霊スポットに行った友達に聞いた。
俺は
「それは幽霊じゃなくお前らの錯覚か、本当に実在する男の子が母親に電話しただけだろう。」
と言った。
しかし友達は
「この話を聞いた友人も皆、お前と同じ事を言うよ。」
「俺も最初は、そう思おうとしていたよ。」
:10/03/01 15:19 :SH001 :6XMgYWU2
#507 [(・´ω`・)]
「だが、皆が同じ事を言う度にあれは錯覚ではないと思うようになる。」
「本当に皆、同じ事を言うんだよ。」
「お前、もう分かってるだろう。」
「お前も想像してしまっているんだよ、その光景を。」
「今までの皆も、お前と同じ答えを言うんだよ。」
「『男の子が話してただけだろう』と…。」
:10/03/01 15:22 :SH001 :6XMgYWU2
#508 [七氏]
:10/03/01 16:38 :P905i :sYLJG4mI
#509 [七氏]
:10/03/01 16:40 :N07A3 :VdNwZxWg
#510 [(・´ω`・)]
>>509そうそう。
「子供」としか言ってないのに、聞いた全員が「男の子が話してただけだろ」と言った
っていう『奇妙な一致』というタイトルのコピペでした〜〜〜
:10/03/01 17:10 :SH001 :6XMgYWU2
#511 [(・´ω`・)]
もういっちょ。
小学五年生の頃、アメリカでワールドカップが開催された。
だからと言う訳じゃないけど、幼馴染のNとよく近所の公園でサッカーをしていた。
ある日
「たまには別の公園でやろう。」
という話になった。
自分達の行動範囲外で、まだ行った事のない公園。
「そこに公園がある」という事だけは知っている所に行ってみる事にした。
その公園は昼間でも薄暗くジメジメしていて、なんとなく神社の敷地を思い起こさせた。
俺もNもその薄気味悪い雰囲気が大変気に入った。
かなり遠い場所にもかかわらず、自転車で度々遊びに行くようになった。
その公園に行った何度目かのある日。
Nとその二歳下の弟のTとその公園で遊んでいると、五十歳くらいのオッサンが近寄ってきた。
髪は長く、黒々としていたけど、シワが深くて歯がボロボロ。
涎の臭いをさせていたのを覚えている。
そのオッサンと何を話したのかは忘れてしまったけど、その日三人でオッサンの家に行く事になった。
オッサンの家は公園のすぐ側で、通された部屋の窓からは、さっきまでいた公園が見えた。
部屋にはテレビがあって、勝手にNがスイッチを入れてチャンネルを変えたりしていた。
:10/03/01 17:25 :SH001 :6XMgYWU2
#512 [(・´ω`・)]
俺はオッサンの事をその雰囲気から知的障害者だと思っていた。
それはNも同じで、後日
「あのオッサンは、知的障害者だよな。」
と言っていた。
オッサンは
「ビデオがあるから、見よう。」
と言い出した。
Nからリモコンを受け取ると、画面を切り替えた。
テープは予めセットしていたらしく、すぐに再生された。
それはかなり古いビデオで、内容は東京オリンピックにまつわるドキュメンタリーだった。
会場の建設風景や土地の区画整理、交通網の見直し作業などの様子をナレーションが説明していた。
昔の事だから、そのビデオの断片しか覚えていない所が多い。
ただ、競技やその結果も盛り込んだ内容だった。
だからオリンピック終了後、数年してから当時を振り返る形のドキュメンタリーだったのではないかと思う。
しかし、それであってもそれが古いビデオであるのは、ナレーションの語り口からしても間違いないと思う。
最初、そのナレーションは普通の男性の声だった。
二十分くらい経つと音が飛んで暗転し、暫くして画面が正常に戻った。
するとナレーションが子供の声になっていた。
後から無理やり加工したものだとすぐに分かった。
子供の声も素人臭かった。
:10/03/01 17:26 :SH001 :6XMgYWU2
#513 [(・´ω`・)]
「これ、オッチャンの子の声。」
そうオッサンが嬉しそうに俺やNを見て言う。
「へ〜。」
とか
「そうなんだ。」
とか、俺達は当たり障りのない返事をした。
しかし、この古いドキュメンタリーを編集して自分の息子の声に変えるという無意味さと、その気色の悪さに鳥肌が立った。
Nも弟のTもそう思ったのか、オッサンに話しかけられた顔が引きつっていた。
なおもビデオは続き、結局一時間半くらい見ていたと思う。
おっさんはビデオを熱心に見ているフリをしている俺達の顔を、終始満足気に眺めていた。
もう辺りも暗くなったという事で
「親が心配している。」
などと言って、半ば逃げるように帰った。
帰り道
「もう、あの公園には行けないかもなぁ。」
と話した。
数日後事件が起きた。
Nが夜の八時を過ぎても帰って来ないと言うのだ。
Nの母から
「心当たりはないか?」
と聞かれ、真っ先にあの公園とオッサンが浮かんだが、あれ以来俺もNも公園には近づいていない。
その証拠に失踪当日NはTと二人で近くの池にザリガニ釣りに行き、Tに
「先に帰れ。」
と言ったきり、行方不明になったらしい。
:10/03/01 17:28 :SH001 :6XMgYWU2
#514 [七氏]
うんうん。続き貼りお願いします
:10/03/01 17:34 :P905i :sYLJG4mI
#515 [(・´ω`・)]
普通に考えれば水難事故だが、その池は天気次第ですぐに干上がるような水溜り程度の池だった。
当日もやはり、膝下以下の水位しかなかったと言う。
即日、池浚いが行われたがやはり何も見つからなかった。
俺は
「絶対にあのオッサンが関係している。」
と思ったが、大人達には言い出せなかった。
「もし関係がなかったら、あのオッサンは知的障害者だから差別だなんだと大問題になる…。」
なんて事を考えたからだ。
N失踪の次の日。
意を決して、オッサンの家に向かった。
あまりの緊張の為、どういう経緯でオッサンの家に上がれたか、実の所よく覚えていない。
しかし、とにかくオッサンの家に着いた俺は、目論んだ通り家に入る事に成功した。
そして予想はしていたが、やはり
「ビデオを見よう。」
と言う。
満面の笑みでリモコンをいじっているオッサンに
「Nは来てない?」
とさり気なさを装って聞いた。
「前、一緒に来てたヤツなんだけど。」
「知らない、来てない。」
オッサンは心底無関心な顔で答え、画面が切り替わると、パッと笑顔になった。
そして
「お待ちかねのものが、始まったぞ。」
と、ばかりに画面を指差す。
:10/03/01 17:54 :SH001 :6XMgYWU2
★コメント★
←次 | 前→
トピック
C-BoX E194.194