宇宙
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#187 [暴君ハバネロ]
■ダークエネルギー
1990年代に宇宙の質量密度の詳細な測定が行なわれると、宇宙のエネルギー密度全体に占める質量の割合は臨界密度の約30%であることが明らかになった。宇宙背景放射の観測が示すように我々の宇宙は平坦なので、残り70%のエネルギー密度が説明されないまま残されていることになる。現在、この謎はもう一つ別の謎と結び付いているように見える。それは、Ia型超新星の複数の独立した観測から、宇宙膨張が厳密なハッブルの法則に従っているのではなく、非線形な加速をしていることが示されているという点である。この加速を説明するためには、宇宙の大部分が大きな負の圧力を持つ成分からなっていることが一般相対論から要請される。このダークエネルギーがエネルギー密度の残り70%を担っていると現在考えられている。ダークエネルギーの正体はビッグバン理論の大きな謎の一つとして残されている。考えられる候補としてはスカラーの宇宙定数やクインテセンスなどがある。この正体を理解するための観測が現在続けられている。
:09/01/23 23:42 :821SH :fdoaZTww
#188 [暴君ハバネロ]
■ビックバン理論の問題点
ビッグバンがあったことを全く信じない、非標準的宇宙論 (non-standard cosmologies) の支持者も少数ながら存在する。彼らはビッグバン理論の標準的な問題に対する解決策は理論のその場しのぎ的な修正や補足に過ぎないと主張している。彼らにしばしば攻撃されるのは、標準的宇宙論のダークマターやダークエネルギー、インフレーションといった部分である。しかし、これらの特徴についての理論的説明は今なお物理学の探求の最前線にある話題であり、しかもビッグバン元素合成や宇宙背景放射、大規模構造、Ia型超新星といった独立した観測から示唆されているものである。これらの特徴が持つ重力的効果は観測的にも理論的にも理解されているが、素粒子物理学の標準模型にはまだうまく組み込まれていない。ビッグバン理論のいくつかの面は基礎物理学によって十分には説明されていないが、ほとんど全ての天文学者や物理学者はビッグバン理論と観測結果がよく合致していることによって、この理論の基本部分は全てしっかりと確立していることを受け入れている。
:09/01/23 23:45 :821SH :fdoaZTww
#189 [暴君ハバネロ]
■球状星団の年齢
1990年代の中頃、球状星団の観測結果がビッグバン理論と矛盾する可能性が指摘された。球状星団の恒星の種族の観測と一致するような恒星進化のコンピュータシミュレーションの研究から、球状星団の年齢は約150億年であるという結果が出た。これは宇宙年齢が137億年であるという見積もりと矛盾する。この問題は1990年代終わりになって、恒星風による質量放出の効果を考慮した新しいコンピュータシミュレーションによって、球状星団の年齢はもっと若いという結果が得られたことによって一般的には解決した。観測による球状星団の年齢の測定結果がどの程度正しいかについては依然として問題も残されているが、球状星団が宇宙で最も古い天体の一種であることは明らかである。
:09/01/23 23:47 :821SH :fdoaZTww
#190 [七氏]
ビックバーンって何ですか?
:09/02/08 22:37 :N706i :sLlIhUbo
#191 [るー☆那由鄲]
:09/02/08 23:25 :SH905i :F8Sgk2rg
#192 [エバァ量産機]
すべてはトモダチに聞いてみればわかるよ
:09/02/08 23:30 :SH905i :e.qij9c.
#193 [七氏]
>>185ダークマターてWW
カービィじゃまいかW
:09/02/08 23:38 :W51T :h7jWBiSU
#194 [七氏]
人工衛星同士が衝突
ケスラーシンドロームが現実になるかもしれん。
:09/02/13 09:21 :N904i :☆☆☆
#195 [七氏]
:09/02/13 11:21 :D903i :YI.ykgIY
#196 [七氏]
人類滅亡
:09/02/13 14:55 :P706imyu :LVEb5L7E
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