ブラックジョークV
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#292 [七氏]
そういえばBくんは、突然姿を消していた。4年生の2学期の終わりごろだて。ふつうの転校生であれば、あいさつぐらいはするだろう。ところがあいさつもなく、ある朝机ごと消えてしまったのだ。そして、誰もそのことを不思議がらない。覚えてすらない。そう、まるで最初からBくんがいなかったかのように振る舞うのだ!あるときKさんは、Tくんにこのことをたずねてみた。不思議そうに首をかしげるTくんは、こう言った。
「ぼくもずっと考えてたんだ。きみって3年生のとき、ある朝突然同級生になってたよね。まるで昔っからの友人みたいにさ」
:11/03/21 13:50
:SH906i
:eRyiUJ.A
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