本当にあった怖い話
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#286 [七氏]
いいよ
:14/05/29 22:33
:iPhone
:8hNBzYLA
#287 [七氏]
3日前、変な夢を見た。
俺は夢の中で自由自在に動ける、いわゆる明晰夢というやつ。物心ついたときから自然に出来るようになっていて、小さい頃からこれを使って空を飛んだり思春期には女の子とむふふなんてことをしてた。もちろん毎日夢を見るわけではないし、昔よりも大人になった今では夢を見る頻度は劇的に減ってきた。それでも夢を見れば確実に明晰夢になるんだけど。
夢を見る時って、例えばだけど、大人になってから知り合った人と自分の小学校で遊んでたりとか、ウルトラマンとアンパンマンが戦ってたりとか、現実であり得ていなかった突拍子もないことが起きてたりするでしょ。俺の夢もまさにそんな始まり方がデフォ。
:14/05/30 14:00
:PC
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#288 [七氏]
んで3日前、久しぶりに夢を見た。二ヶ月ぶりくらいだったかな。気付いた時には部屋にいた。それも知らない誰かの部屋。瞬間的に、「ああ、夢か」と自覚。とりあえず久しぶりだから何をしようかと考えていると、部屋のドアを外からノックされた。音の無い世界で思案している最中、急に無機質なコンコンという音で我に返る。今思うとここから既に異変が起きているんだけどそれは後で書く。「誰だ?」と思うも今はまだ自分の意識下で事をおこしていない、つまり明晰夢にはなっていない。ここでひとつ思いつく。「今日は夢に任せよう」と。これまでは夢を見るたびに自分の好きな事をしてきたけど、夢が作り出したシチュエーションに流されてみるとどうなるのか気になった。先にも書いたが、物心ついた頃から明晰夢を見る事が出来るので記憶の中ではこれが初めての本当の夢ということになる。そう思うとなんだかワクワクしてきた。文字にして書くと長く感じるが、ノックからこう考えるまで2〜3秒だったと思う。ドアに近づきノブを回す。開けるとそこには赤い服を着た知らない女が俺を見ていた。驚いた顔をした後に一瞬口角を上げる、ニヤァと。「なんだこいつは」と思うも、しかしすぐに表情は戻され話しかけられる。
:14/05/30 14:01
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#289 [七氏]
「初めまして…というのもおかしいか。私はずっとお前を見ていた。」
「誰ですか?」
「知らなくていい。」
「?????」
違和感があった。20代前半くらいと思われる赤い女は笑いもせず怒りもせず無表情。女を見ながら頭の中で思考を張り巡らす。会話の内容は不自然だけど夢というのはおかしいことが多々あるのは承知している。それではない違和感の原因を考えていた。その違和感に気付いたのは次に女が口を開けたときだった。
:14/05/30 14:01
:PC
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#290 [七氏]
「ついてこい。」
そう言うと反転して歩き出す。部屋の外は廊下ではなかった。街、自分の知らない街だった。そこには人が行き交い、車(?)は空を飛んでいた。
「やっぱりおかしい」他の人はどうか知らないが俺の見る夢というのは音は耳から聞こえない。もちろん感覚的なものなんだけど、脳に直接聞こえてくる感じ。だけどこのときは違っていて、最初のノックの音も、女の声も、目の前の街の喧噪も耳から聞こえてた。違和感の正体に気付いたもののあまり深く考えなかった。というのもせっかく新しい趣なのだし、その違和感は不安ではなく好奇心として変換されていた。赤い女は振り返りもせずどんどん進んでいくので俺は女の言うがままについていくことにした。女の後ろについて歩きながら辺りを見回す。大きいビルが立ち並び人はせわしなく動いている。道路にはカバのような動物が荷台をつけて荷物を運び、空をみれば晴天で。そこには車のようなものが高速で飛び交う。そんな様子を観察しながら10分くらい歩いただろうか。目的地に着いたらしい。そしてここでも違和感が。普段夢を見る際、時間というものは意識したことがなかったからだ。まあ今まで好き勝手やってきたから時間を感じる事もなかったのだろうが。
:14/05/30 14:02
:PC
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#291 [七氏]
目的地のそこはトンネルだった。入り口に止まり赤い女が言った。
「ここからはひとりで行け。私は入る事を許されていない。」
「この先になにがある?」
「知らなくていい。」
トンネルの先は見えなく、暗闇が続いていた。嫌な予感がする。夢のシチュエーションに任せようと思ったものの、この嫌な予感は紛れも無く自分が体感してるものだし、なにより明晰夢が出来る自分にこのような形で怖がらせる夢、そしてなにも教えないこの赤い女にもイライラしてきていた。「もうこれ続けるのやめよう」そう思い、赤い女に向け消えろと念じる。これはいつもの明晰夢でやるやり方で、桜の木を出てこいと念じれば出てくるし、自分が飛ぶと念じれば飛べるようになる。いつものように確かにそうやった。しかし赤い女は消えなかった。驚いたがもう一度念じる。やはり消えない。そのとき目の前の赤い女が最初のように口角を上げニヤァと笑い言った。
「ここはもうお前のものじゃない。××のものだ。」
:14/05/30 14:03
:PC
:oXJDQ5ME
#292 [七氏]
××のところは人に話すのは難しいんだけど、フィルターのようなものがかかり聞き取れなかった。今まで無表情だった赤い女は明らかに悪意に満ちた顔で笑い、俺の方に歩を進めてきた。「ヤバイヤバイヤバい」これまで夢を動かせなかったことがない俺は初めて恐怖した。とりあえず逃げようとするが足が動かない。どころか身体のどこも動かすことが出来ない。身動きの取れない俺の腕を赤い女が掴みトンネルに中に連れて行こうとする。何故かわからないが本能で「ここに入ったら死ぬ」と思った。入り口の際まで連れてこられもうおしまいだと思い目を閉じる。そのとき聞いた事のある音が。「これは…なんだったかな…」と考えていると急に赤い女が喚きだした。発狂しているといえばいいだろうか。そしていまだに身体を動かせない俺にこう言った。
「次はここから。次は逃げられない。お前は××と一心同体。私は助ける。お前は殺す。早く来い。待っている。」
言い終わった瞬間目が覚めた。枕元では携帯が鳴っていて友人からだった。内容は特になにも無かったんだけど、嫌な夢を見た俺は落ち着きたくてそのまま長話をした。
こんな感じです。現在進行形なのでオチもなにもありません。あの夢を見て以来夢はみてないし、身体の異変や身内の不幸等もいまのところありません。ただもし次にあの夢を見ると思うととても怖いです。夢を見ない方法とかってあるのでしょうか。
:14/05/30 14:03
:PC
:oXJDQ5ME
#293 [七氏]
たかが、夢 と思うしか...
夢の中で(これをしたら死ぬ)って思うのは自分も見たことあるけど、結局は夢だった。
トンネルに入っても死ぬとは限らないし。
:14/05/30 14:38
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:xR1LzUU.
#294 [七氏]
:14/06/03 11:07
:N03D
:8djOrIeo
#295 [七氏]
報告よろしいですか?
:14/08/23 11:47
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