ぞっ‥とする怖い話
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#399 [七氏]
>>394
三回読み返したが全然怖くない

⏰:10/06/06 23:10 📱:N905i 🆔:olzk480E


#400 [七氏]


⏰:10/06/06 23:27 📱:SH904i 🆔:IUmcyDg.


#401 [匿名さん.]
>>105

まぢ怖い

⏰:10/06/06 23:31 📱:F01A 🆔:.WqGS99o


#402 [タラスパ@鈴蘭(^-^)]
>>394
じゃあお辞儀するときは
背中そるのかな
想像したら吹いた

⏰:10/06/07 00:51 📱:P08A3 🆔:0OEMq2dY


#403 [七氏]
>>402
めっちゃ怖かったから和んだ
ありがとう

⏰:10/06/07 20:18 📱:F01A 🆔:.glKH5zY


#404 [七氏]
私が幼い頃に体験した話

ある日私は一人で近所の公園で遊んでいた。
いつも通り砂場でお団子を作ったりお山を作ったりして砂遊びを満喫していた。

夕方になり、もうそろそろ帰らなければ母に怒られてしまう時間になった。しかし、そこは子供。そんなことは気にもせず砂遊びに夢中。

すると、公園の入り口付近から声が。
『ちえちゃーん(仮名)、夕飯できたわよー』
お母さんだ、お母さんの声がする。私の帰りが遅いから迎えに来てくれたんだ。

⏰:10/06/08 06:13 📱:P905i 🆔:u8HtIPp.


#405 [七氏]
しかし私はもう少し遊んでいたくて、怒られるとは思いつつも母の方には目もくれず
『もうちょっとだけ遊んで帰るー』と言った。

すると
『すぐ帰ってくるのよ』と母の言う声が聞こえた。

私はあれ?と思った。何で怒らないんだろう。母は門限等といった時間のことにはうるさくて(就寝時間やゲームは1日何時間とか)少しでも時間が過ぎるとものすごい怒る人だった。
そんな母がまったく怒らなかったのだ。

不思議に思いつつも、私は遊び続けた。遊びながらも母の声がした公園の入り口付近に目をやると母の後ろ姿が見えた。

『あれ…お母さんあんなエプロンしてたっけ』
その日母はいつもしているエプロンとは違う、別の種類のエプロン(今思えばエプロンじゃなくて普通の洋服だったかも)をしていた。

⏰:10/06/08 06:22 📱:P905i 🆔:u8HtIPp.


#406 [七氏]
それから15分か20分くらい経った。
周りで遊んでいた子ども達もいなくなり、辺りも本格的に暗くなりだした。

お腹も空きはじめた私は家に帰ることにした。
『遊びすぎちゃった…お母さん絶対怒るだろうな』とビクビクしながら私は家路を急いだ。

家に着き、恐る恐る玄関を開け『ただいまー…』と言うと予想通り、
『何時だと思ってるの!こんな時間まで遊んでちゃダメでしょ!!』とカンカンな母がいた。

お説教を受けつつ、私はふと母のエプロンに目をやった。『あれ、さっきのエプロンじゃない…』
説教が終わり、私は母に聞いた。『お母さん、さっきのエプロンは?新しいエプロンは脱いじゃったの?』

⏰:10/06/08 06:30 📱:P905i 🆔:u8HtIPp.


#407 [七氏]
母『新しいエプロン?何のこと?』
私『さっき迎えに来てくれた時にしてた真っ白の…お母さんしてたじゃん』
母『何言ってるの!お母さんは白いエプロンなんて持ってないし、そもそも迎えになんて行ってません!』私『うそ!だって…』
母『変な事言ってないでサッサと手洗ってうがいしてきなさい!(怒)』

私は信じられなかった。だってその“母らしき人”はちゃんと私の名前(ちえ←仮名)と私を呼んだのだ。それに、その人物の呼び声に返事をし会話をしたのは私だけだったし、誰か他の子どもの母親とは考えにくい。

私はなんだか胸がモヤモヤしてすっきりしないままだった。
しかし当時幼かったので、一晩寝ればそんなことはすぐ忘れてしまった。

⏰:10/06/08 06:39 📱:P905i 🆔:u8HtIPp.


#408 [七氏]
それから数日後。
私は再び一人で公園遊んでいた。その日も夕方になっても一人で遊んでいた。
すると



『ちえちゃーん、ご飯できたわよー』



その声は、またしても私に向けての言葉だった。
その瞬間、私は忘れていたあの出来事を思い出した。そして同時に言いようのない恐怖にかられた。

『も…もうちょっと遊んでから帰る…』


『そう…早く帰ってくるのよー…』


私は冷や汗を尋常じゃない程ダラダラ流し、心臓はバコバコ鳴り、今にも泣き出しそうだった。

お母さんじゃない!

子どもながらに直感でそう感じると同時に、ものすごい嫌な感じでいっぱいになった。勇気を振りしぼり、ちらっとそちらに目を向けた。

公園を去るその後ろ姿…白いエプロンの女。

私は金縛りにあったかのように、その女から目を離せずにいた。すると、その女の足が止まった…自分の血の気が一気に引いていくのが分かった。

⏰:10/06/08 06:50 📱:P905i 🆔:u8HtIPp.


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