我が社では新年より巨漢同士のダイエットダービーが開催されており
およそこの熾烈極まりない脂で脂を洗う闘いは1年の月日を要するという。

まず一月度の計量結果は
互い接待に明け暮れ、自らもまんざらでもない様子で、と言うか酒席を愛してやまない為に一方は0.7kg増量し、一方は変わらずであった。

果たしてダイエットとはなんたるか？を考えさせられる結果となった。

何故ならばこの物語の登場人物である主役二人とも1グラム足りとも痩せてはいないではないか。
いやむしろ増えているのだ、どうかしている。

そうして誰一人痩せていない世界で勝者である我が上司は笑顔で高らかに勝利宣言をし、開口一番私に
肉食おうぜ！
といった。
私は耳を疑った、そうして気付いてしまった。

こいつらは痩せるつもりなど微塵もないのだ。
ただただ互いがいたずらに怠けたり暴飲暴食を繰り返す事だけを神に祈りながらまた自らも肉を喰らい酒を浴びると言うダメ人間同士の不摂生我慢大会なのである。

私は私で半分真剣に宮古島で鍛え上げられた最強の肝臓をどなたかとトレードし、移植し、酒を浴びる様に飲める営業マンになる
と言う夢を捨てきれずにいる。
半ば冗談ではあるが実際に誘われては二つ返事をしてしまいそうな私がそこにはいた。
その私はひどく肝臓が弱そうであった。

土佐の出来人がいれば
土佐の不出来人がいるのも然りである。

急に前触れも無く電話してくる女の子ほんと苦手だなぁ

わいの楽しいシネマタイムの邪魔しないでクレメンス

据え膳食わぬは男の恥

据え膳とは何か、我が社には様々な男がおり据え膳か捨て膳かの見境もなく食い散らかし、終いには性の病にかかり結局恥をかく男もいた。まさに恥の八方ふさがりである。

一方、据え膳、捨て膳、あるいは据えてもいない膳、または他人の膳までもを食い散らかす男もいたがこの男は抜かりなく護謨を付けていた、しかしある時捨て膳の鉢を舐めに舐め、喉を患った、やはり恥の四面楚歌である。

私も見習い据え膳を食らう様にしようとするがやはり一夜膳と言うものや弱っている状態の膳には中々箸が進まない。
全然、膳は食べたいがやはり意気地が無い、ヘタレの変態そのものだ。
たまに据え膳を食べると世の中には様々な膳があることを知る。

女、と言うものは淑やかに抱かれる者もいれば、苛烈に抱かれる者、艶やかに乱れる者、楽しそうに乱れる者もいる。

私はどうも楽しそうに乱れる者が好きな様だ、なんだか健康的で健全である。

石垣と宮古いくならどっちがいいかなぁ

やはり昔日の宮古だろうか、、

いやまて川平湾も捨てがたい

宮古はオトーリなんてものがあるから
やはり石垣にするか

しかし沖縄に来た本懐は宮古にある

離島物件は弊社では嫌われる仕事である。

搬入、打ち合わせ、調査、施工そのどれをとっても海を隔てた島になるからだ。

極め付けに単価も安い。


しかし、離島へ渡るまたとない大義名分を得るのだ。

健全に自然を楽しみ星を眺めようではないか。