私立織愛学園＊81

［寮/談話室］

葉牙先生

あ、先生すみません
俺魔法使いになる派なんで
（相手の下品な発言を受ければ急に真面目な表情をしてぺこりと頭を下げた後冗談っぽく言って）

黒瀬

[寮/談話室]

聞こえてんよ
お前聞かれたくないならこの寮でじゃなく外行って言え
じゃないと俺聞こえるから(ふーと溜め息をつけば七島の後ろに立ち見下ろしながら相手を見る事なく言っては相手のうさんくさい笑顔も見ておらず)

努力ねー
まぁなお前らから見たらおっさんかもしれんが50歳の人から見たら赤子同然だよ

七島

[寮/談話室]

そうなのか！？
今時魔法使い目指す奴がいるとは
頑張れよ
女は面倒だからな(相手の冗談をまに受けて心が入ってないエールを送ればジャージのチャックを開けてあちーと続け)

［寮/談話室］

葉牙先生

プラトニックな関係貫こうと思ってます
（意外にも相手が信じてくれたため完全に悪ノリしてグッと眉間に力を入れて深く頷き、相手が暑いと言うと自分もそんな気がしてきてパタパタと手で顔を扇ぎ）

随分暖かくなりましたね

七島

[寮/談話室]

まぁそんな自制心が働くうちは
恋愛じゃねーな？
いいんじゃね？恋愛に恋愛してても(経験談なのか淡々とした口調で言えばズボンのポケットに手を突っ込み眼鏡を取り出しては割れてないか確認して)

そうだな
こういう時はサウナで筋トレしてー

[談話室]

七島先輩

やだなー先輩、褒めてるんですよ。言葉の綾ですって。
(相手から指摘されれば、にんまりとした笑みを浮かべたままどこか楽しそうな口調でそう答え、先ほど購入したお茶を一口飲めば「そういえば」と続け)

先輩彼女いるんでしたっけ？

葉牙先生

…どんだけ地獄耳だよ
(まさか聞こえていると思っていなかったのか少し驚いた表情を見せるもすぐにいつもの余裕のある笑みを浮かべれば笑顔のまま思ったことをそのまま口に出して)

いやだな、別に変な意味じゃないっすよ？
先生の身体を労っての言葉っすから。ね、良い生徒でしょ？

黒瀬

[寮/談話室]

こんだけ地獄耳
ってか寮での生活音マジうるせーもん(どんだけと言われれば耳を触りながらこんだけと言って鬱陶しそうに言っては初めて相手の顔見て)

俺はお前らガキンチョに心配されるほど落ちぶれてねーし
まだ一晩に5回は出来るよ
お前らと鍛え方が違うの(切れ長の目を相手に向ければ相手の笑顔の裏を探るかのように見れば興味ないのか目を反らし珈琲を一口飲んで)

［寮/談話室］

葉牙先生

んー…まぁ、色んな形があるってことで
（眉尻を下げて僅かに寂しげな笑みを浮かべながら何かを考えるようにしたあとソファーに寄り掛かって）

スポーツマンっすね

黒瀬

ほんと口うまいよね
（疑うような視線を送りながら微笑しふぅと息を漏らしたあとソファーに寄り掛かって）

ん？いないよ

七島

[寮/談話室]

訳ありか
成る程な(相手の少し影を落とした表情を見ればそれ以上は突っ込まずに相手の頭を上からぐしゃっとしながら撫でて)

スポーツマン？
最近スポーツなんかしてねーな
ただ体鈍るのは嫌なんだよ

［寮/談話室］

葉牙先生

あ、なんかすごい教師っぽいですね、今の
（誰かに頭を撫でて貰うのは久しぶりで一瞬驚くもすぐに顔を上げて相手を見ながら軽く表情を和らげ）

筋トレしようって凄いですね
俺真逆です、楽器の腕鈍るのは嫌です