[寮/ランドリー]

大路先輩


………。
どうもこんばんはー先輩。発情期ですか？こんな時間に騒いじゃって。
(今までの静まっていたランドリーをひっくり返すような騒がしい登場の仕方をした相手に内心、なんか変なやつ来た。と思いつつもなんとかいつもの笑みを作り貼り付けてゆっくりと振り向けばわざと相手を煽るような言葉を返して)

【やったね！】

〔寮/コインランドリー〕
君島

え？
ああ！ナンパだよ！
可愛い女の子達に騒がれたくてさ！あ！みどりんも、私に黄色い声おげてもいいんだぜ？←

(無愛想に昼間セクハラ紛いな事をしていたと言われハテ？と、少し思い返し首を傾げ。思い出したと笑顔で返し乾燥機へと足を向けながら相手をバキュンっと指差し)

〔寮/コインランドリー〕
黒瀬

イケメンにはいつでも発情期だぜ☆昼間は王子王子って言われてたね！一瞬、私が呼ばれてると勘違いしちゃったよ！
(君島に続き相手にもバキュンっと指差しウィンクし、乾燥機を開けて中を確認しながら王子はあだ名かな？とへらへらし)

[寮/ランドリー]

君島先輩


ああなるってわかってるんで、普段は食堂には行かない様にしてるんですけどねー。
ほら。俺、顔が良いじゃないですか？
(昼間の食堂での出来事を思い出したのか一瞬困った様に眉毛を下げるも、すぐにまたいつもの調子に戻れば自分の顔を指差してにっこにっこと爽やかな笑顔を相手に向けて)

[寮/ランドリー]

大路先輩

あはは、なにこの人。すげー無駄にポジティブ思考。
(相手の独特のテンションと最後の勘違いな発言に思わずはっと鼻で笑えば笑顔でさらりと毒を吐き、得意の王子様スマイルを浮かべて相手に近寄れば閉じていた目をすっと開ければ相手を目を合わせるように下から覗き込み)

俺、王子って言われるのあんまり好きじゃないんだ。
だから名前で呼んでよ。センパイ？

〔寮/コインランドリー〕
黒瀬

人間明るく生きた方が楽しいからね！
(無駄にポジティブと言われちっちっと人差し指を振り笑い、置いておいた籠に乾いた洗濯物を力一杯突っ込んでいき)


え？下の名前は？あ！教えてくれなくても調べるからいいよ！
私は真尋！お お じ ま ひ ろ
だよ！お好きにお呼びよ！

じゃ、また教室にでも遊びに行くね！おやすみプリンス！←
(王子呼びは好きじゃないと聞くと何故だろう？と首を傾げるもにっと笑い洗濯物の入った籠を抱え自分の名を名乗った後、投げキスをして退室していき)

（寮/ランドリー）

………。
（そろそろ乾いたであろう衣類取りに君島と入れ違いでやってくれば人がいると思っていなかったのか、先客のふたり視界に入りその場で足竦ませ。その内のひとりが黒瀬だと分かれば真顔でくるり素早く回れ右して部屋を出て行って。）

【絡ませあげおち！またね！（笑）】

〔寮/コインランドリー〕
吉岡

(黒瀬に投げキスをした後、籠を抱えコインランドリーから出て来ればコインランドリーから去る吉岡の姿が目に入り首を傾げ。)

そこのかわい子ちゃん
今から私の部屋で一緒に遊ばない？損はさせないよ！←
(と、背後からスタスタ近寄って肩をポンと叩き、なんてね。おやすみーっとヒラヒラ手を振り吉岡を追い越し去っていき)



【落ち】

[寮/ランドリー]

真尋先輩


……嵐かよ。
(マシンガンのようにペラペラとしゃべり続け、挙句の果てには勝手に名前を名乗って投げキッスをして走り去っていった相手の後ろ姿を呆然と眺めたあとぼそりと呟けば、誰もいないのを良いことにひとりでくつくつと笑い)

大路真尋、ね。面白い人発見っと。


【おやすみ！ありがとー！】

[寮/自室]


ふーここぐらいまでかな？(書類作成していたからか今では滅多に見れないシルバーフレームの眼鏡をかけておりパソコンをパタンと閉じれば体を伸ばしながら椅子から立ち上がりドアのほうに歩けば携帯の着信音が鳴り訝しげにワイシャツのポケットから携帯を取り出して液晶を見てふっと笑みを溢せば昔の友人で通話ボタンを押してイヤホンマイクを装着し接続して)

よぉ
久しぶりだな？
元気…そうだな
あぁこっちは相変わらずだ(イヤホンからも漏れそうなぐらいに元気の良い声が聞こえて静かに微笑めば近況の報告をしてきだした相手の話を大人しく聞いて)

あっそう
ふーん
んーんー(相槌を打ちながら自分の作業机に戻れば煙草の箱を取り中から一本出して手慣れた感じで煙草をくわえ火をつけて深く吸い紫煙を吐き出し話が止まらない相手に苦笑いしはじめて)

なぁ
お前寝なくていいのか？
明日もぐーたらしてっと怒られるぞ娘に…(ふっと腕時計の盤面が視線に入れば気になり相手の家事情も知っており心配して尋ねれば慌てだした相手が電話口で軽く愛してるよ、慧威ーと言ってきてなんとも言えない表情を一瞬するがすぐに愛おしげに低く掠れた甘い声で)

あぁ俺も愛してるよ
(囁いては通話終了ボタンを押して視線は天を仰ぎ目を瞑り髪をかきあげてはどことなく儚げで今にも消えて無くなりそうでその横のテーブルで煙草が落ちそうになってるのにも気づかず思案して)


【長文練習あげー】