私立織愛学園＊８０

[寮一階/階段]

椎葉くん

………えっ。

(服の裾を掴まれそちらに目を向けた後もう一度相手に視線を戻して、先程は心配して問い掛けてみたものの動けないと助けを求められれば自分と大差ない背丈の相手を運ぶ←のは自信がないのかとりあえずと尻ポケットを漁り始め何個か飴を取り出し手を広げ)

…えっと、……食べる？←

<寮/階段>
常盤

…………あ、……飴か。
(あからさまにしょんぼりと落胆するが、掌から飴を数個とり、もごもご口含みぺこりとあたまをさげ)

ん、ありがとー
……と、用務員のおじ、お…兄さん？

(首をかしげ合ってるのかと確かめるような視線を送りつつ、自分の太ももを揉んで痛みを和らげようと試み)

[寮一階/階段]

椎葉くん

…ごめんね。……あっ、食堂行………って今僕お金ないや、…ごめん。←

(しょんぼりする相手を見て申し訳なさそうに眉を下げた後はっと思い付いたように食堂に行くことを提案するがポケットやらなんやらぺたぺたと触りお金を持ち合わせていないことを確認すればがくりと肩を落とし小さな声でもう一度謝罪し、そのまま下記の言葉を同じ調子で続けて)

…そっか、僕もうおじさんに見えるんだ……。←

[寮一階/階段]

………そーっと､そーっと｡慎重に
(口にはスルメをくわえ片手にﾍﾟｰﾊﾟｰﾅｲﾌ片手にエロ本を持ち袋綴じをあけていき)

【余裕あればお願いしやす(^q^)】

<寮/階段>
常盤

ぷっ。
(気遣ってくれる相手に少々申し訳なさを覚えるが、落ち込みように小さく吹き出し口をおさえてこらえようとして)

ごめ、ぐふっげふっ
…………ん゛ん゛、すみません。ちゃんとお兄さんに見えますよ？優しいお兄さん！よっ、日本一！

(笑うのをこらえていたが、飴を喉に詰めそうになり咳払いしたあと慌てて褒め？あげ)

<寮/階段>
伊織

ごめ、ぐふっげふっ…！
(常盤の様子に笑うのをこらえていたが、飴を喉に詰めそうになり突然咳き込み)

ん゛ん゛っ！

【へいへーい(*^^*)】

[寮/階段]

椎葉

…ああっ!!!!今､咳き込んだ奴誰だ？お前か？
(集中している中､咳き込む相手の声にびっくりし袋綴じ開けに失敗すると手から本とﾍﾟｰﾊﾟｰﾅｲﾌを落とし口角をぴくぴくさせて相手に詰め寄り)

[寮一階/階段]

椎葉くん

…なんで笑うの。

(吹き出す相手を不満そうに顔を上げて目を細め見つめるが次のお兄さんという言葉を聞けば単純なのか直ぐににっこりと表情を緩めて)

そっか、ならよかった。…優しいって、何の役にも立ってないけどね。

<寮/階段>
伊織

え？
あ、えっと、はい？
(口をおさえて眉間にシワを寄せ苦しそうにしていたが、詰め寄ってきた教師に困惑した表情で階段に座ったまま頷き返事して)

<寮/階段>
常盤

ん、いや。
飴もらえたし、空回りだけどおごってくれるつもりだったみたいだし？

(優しいし面白い理由？を素直に口にするとバリバリと飴を噛み砕き、小さく笑みを浮かべ)

用務員さんは名前何てゆーんすか？